大学生ぐらいからだろうか?昼飯をくったら眠くなるようになったのは。 三度の飯よりメシが好きだった僕は、一日3回しかない食事を誰よりも愛していた。 大学時代は朝の授業を受けながら昼ごはんにどこのレストランに何を食べに行くかを考える事が思考の80%を占めていたようなメシ狂いである僕は、死ぬ前にあと何回食事ができるかを思いふけり(ちなみに20歳の段階で残りわずか6万5千回しかなかったので泣いた)、そしてその貴重な1回を消耗する事を誰よりも恐れていた。 昼飯をくったら眠くなることなんて十分わかっていた。そしてその影響で大学の授業を( ˘ω˘)スヤァすることなんて日常茶飯事だ。正直なんの為に大学に行ってるのかさっぱりわからないような感じではあったが、それでも食べ物への執着を止めることはできなかった。 それが豹変したのは超ウルトラハイパー激務病院に勤務してからだった。 マズイめしを喰うことの辛さよ。