ギャラリーバックナンバーはこちら お知らせ R06.08.01 【ギャラリー:仁徳天皇陵と近代の堺】明治期以降の仁徳天皇陵では、宮内省諸陵寮が拝所等の整備を進めていくとともに、陵墓の濠水を周辺田畑への灌漑用水としても使用していました。周辺住民にとって欠かせない生活資源として、仁徳天皇陵は日常生活に溶け込みながら維持・管理されてきました。一方で、行幸・行啓など非日常的な営みのなかで、皇室と堺との新たな関係性が構築されるのも近代における特徴のひとつです。宮内公文書館には、仁徳天皇陵をはじめとする百舌鳥古墳群の陵墓の管理に関する文書・図面等が所蔵されています。そこで、今回のギャラリーでは宮内公文書館が所蔵する宮内省の公文書の中から、近代の皇室と堺との関係を示す史料を紹介します。 【参考】関連展示会の開催について 令和6年9月14日(土)から11月10日(日)までの間、堺市博物館を会場として宮内