レコード会社の役割を今さらで考えてみる(その2) 前回の記事に引き続いて、今の時代にレコード会社が出来るであろうと思われることや、そもそもレコード会社は必要なのだろうかといった疑問点等を、かなりテキトーに書いてみることに。 まず、レコード会社が担う役割で最も重要なものは何かを確認しておく。今回も前回同様に「古き良き時代のレコード会社の仕事リスト」で示してみるけれど、表の中で黄色い地で示した項目こそが、レコード会社のレコード会社たる所以ともいうべき仕事。 そう、レコードを作って売るということ。これに尽きる。 「レコード」というと、普通はアナログ盤のことを限定して指す言葉だと思いがちだけど、レコード会社にとってレコードとは音源を記録したものなら何でも全てがレコードとなる。だからカセットやCDもレコードだし、MP3みたいなデジタルデータも概念上はレコードの一種ということになる。一方で、ストリーミ