タグ

ブックマーク / blog.goo.ne.jp/ikedanobuo (39)

  • 長期的関係の呪い - 池田信夫 blog

    きのうの記事の続きだが、日の自殺率がなぜこれほど高いのかというのは、かなり深刻な問題だ。それが「失われた20年」に増えたことから考えても、いま日社会が直面している変化を象徴しているように思われる(テクニカルで長文)。 基的な原因として自殺を名誉ある行為とする文化があり、経済的な苦境や高齢化による病気が増えたことも事実だろう。しかし時系列データでみても、1990年から10年ほどの間に1.5倍にも激増したのは、ただの不況や失業の問題とは思えない。興味あるのは、主要国の中で韓国の自殺率が日と並ぶ高さになり、しかも同じように90年代以降、急増していることだ。以前の記事でも書いたように、日韓国は「双子国家」であり、両国には相違点が多いが共通点も多い。似ているのは、日の系列や韓国の財閥に代表される長期的関係によるガバナンスが崩壊しつつあることだろう。 囚人のジレンマから協力が発生する

    napsucks
    napsucks 2009/08/24
    まさしくそのとおり。「裏切りは絶対に許さない」という考え方は正しい。犯罪者データベースをフルディスクロージャして透明性を高め、さらに各人が自己防衛できるようにすべき。わるものデータベースの全人口版を!
  • 「安心・安全」はタダではない - 池田信夫 blog

    今週の経済財政諮問会議で配布された民間議員の提言は、これまでの成長重視路線から「安心保障政策」へと大きく舵を切っている。国民背番号(安心保障番号)や負の所得税(給付つき税額控除)の提案は注目されるが、全体として所得再分配の話ばかりで「活力との両立」に配慮された形跡はない。 安心・安全な社会にしようという話に反対する人はいないが、安心はタダではない。すべての失業者を安心させるのは、ある意味では簡単だ。在職中の賃金と同じ失業手当を、政府がすべての失業者に永遠に支給すればよい。これが問題の解決にならないことは明白だろう。重要なのは安心を最大化することではなく、そのメリットとコストのトレードオフの中から何を選ぶかという意思決定である。 「非正規等の失業者が経済危機の荒波を最も受けている」ことは事実だが、彼らの状況はこの提言にいう「生活支援給付」によっては解決しない。新卒で一括採用し、そこで失敗

    napsucks
    napsucks 2009/05/23
    生活の安全は技術的に解決できそう。住基ネットと組み合わせて町や道路の通行や電車の利用、店舗での購買も認証してしまえばいいのに。プライバシーが心配な高木先生はなんもない荒地にでも住めばいいよ
  • 小倉秀夫弁護士による名誉毀損について - 池田信夫 blog

    小倉秀夫弁護士は、今日のブログ記事で次のように書いている:池田信夫さんが今度また解雇されたときには研究者として大学や研究機関へ就職をするのではなくおいしいラーメン屋となる道を選ぶとか[・・・]彼が「また解雇されたときには」と書いているのは、私が「一度は解雇された」ことを前提にしているが、私は一度も解雇されたことはない。以前の記事にも書いたように、国際大学グローコムの公文俊平が私を含む3人に対して「雇用契約が存在しない」という荒唐無稽な通告(国際大学の文書ではなく公文の私的な手紙)をしてきたことはあるが、それは裁判所における和解で無効とされ、国際大学は通告が存在しないことを確認した。2004年12月21日付の和解事項は次のとおりである:件及び別件訴訟にかかる債権者[池田]と債務者[国際大学]の間の紛争が、平成16年12月21日、円満に解決したこと 債権者が平成16年4月1日から平成17年

    napsucks
    napsucks 2009/05/14
    池田氏がいわゆる「問題人物」であるのは誰の目にも明らかwだが、それを指摘することが氏の強力なキャラクターやひいては名誉などというちっぽけなものを損なうことにはつながらないと思われ
  • キンドルDX - 池田信夫 blog

    アマゾンのキンドルの大型版が発売された。これはもしかすると、絶滅危惧種の活字メディアを救うかもしれない。それなのに、日ではハードウェアもコンテンツも入手できない。他の電機メーカーもこういう商品をつくれない。もう日はだめなのか・・・

    napsucks
    napsucks 2009/05/09
    かつての日本のメーカーは、(例え失敗に終わったとしても)こういった大きなチャレンジができる力があった。いまはもうない。失敗したら後がない。ただひたすらに悲しい。
  • 会社に人生を預けるな - 池田信夫 blog

    最近の終身雇用をめぐる記事に対するウェブでの反応をみると、ほぼ9割以上が賛成という感じだ。サラリーパーソンにとっては、会社が当てにならないというのは、昨今の不景気で身にしみているのだろう。かりに会社が終身雇用を維持したとしても、その会社がつぶれたらどうしようもない。著者もいうように、今や外部労働市場でつぶしのきかない会社人間になりきることは、かえってリスクの高い生き方なのである。 しかし書の議論は、かなり荒っぽい。これまでにも書いたように、著者の批判する「終身雇用制」などというものは、制度としても実態としても存在しない。労働経済学や労働法の専門家は、このミスリーディングな用語を避けて、長期雇用という言葉を使うのが普通だ。またサラリーパーソンを奴隷と同一視して、南北戦争が「北部で奴隷を抱えるコストを雇用主が負担しきれなくなった」ために起こったというのもおかしい。 古代ローマで奴隷が解放

    napsucks
    napsucks 2009/05/07
    世間的にはまともな仕事に就いているはずの自分ですら終身雇用や年金というものを到底信じられないという現実。況や底辺をや。
  • 終身雇用という幻想を捨てよ - 池田信夫 blog

    元同僚から送ってもらったNIRAの緊急提言は、よくできている。内容はおおむね経済学者のコンセンサスだが、長期雇用だけを「正規雇用」として転職を悪とみなす労働行政を変えるべきだと明確に提言し、flexicurityの理念を掲げたことは注目に値する。 この表でもわかるように、終身雇用と呼べるような実態は従業員1000人以上の大企業の男性社員に限られており、その労働人口に占める比率は8.8%にすぎない。これは戦後ずっと変わらない事実であり、終身雇用が日の伝統だなどというのは幻想である。しかも次の図のように、この30年間で産業別の成長率は大きく差がついている。全産業で一律に雇用を守ることは不可能であり、労働市場の硬直性が労働生産性を(したがって成長率を)制約している。 図のように生産性格差が大きく開いている現状では、雇用政策は衰退産業から成長産業に労働力を移転する産業政策の役割も果たす。かつ

    napsucks
    napsucks 2009/05/03
    すでに負け組みの若者は終身雇用などという幻想は持っていない。だから車も買わないし、家も建てない / しかし一方で公務員は税金で終身雇用 / 公務員改革などをさらに推し進めないと不公平感はぬぐえないだろうねぇ
  • 偽の希望を売り歩く人々 - 池田信夫 blog

    不況についてのはたくさん出ているが、だめなを見分ける方法は簡単だ。他人に「市場原理主義」とか「清算主義」などという無内容なレッテルを貼るは、読まないほうがいい。書は山口二郎氏の主催した北大のシンポジウムの記録だが、「新自由主義」攻撃の大合唱だ(もちろんリンクは張ってない)。 山口氏は一応、政治学者だろう。小泉元首相が「私は新自由主義者です」といったことは一度もないのに、こういうレッテルを一方的に貼って「小泉・竹中の新自由主義が格差を生んだ」などと何の根拠もなく攻撃するのは、学者として恥ずかしくないか。この種のレトリックは「修正主義」とか「極左冒険主義」のように社会主義国で相手を攻撃するために使われたもので、このシンポジウムの一方的なつるし上げもスターリン裁判を思わせる。 雨宮処凜氏や湯浅誠氏の列挙する非正規労働者の悲惨な実態は、その通りなのだろう。しかし「ハケンがかわいそうだ」

    napsucks
    napsucks 2009/04/28
    "万年野党は戦後ずっと労働者の生活をよくすると約束してきたが、実際に労働者の生活を改善したのは資本主義による経済成長だった" 痛烈な指摘。日本を生かすのも壊すのも自民党なのか。民主主義の言葉が虚しすぎる
  • シリコンバレーの「核の冬」 - 池田信夫 blog

    Web2.0バブルが終わった。グーグルの大成功をみて多くの企業が参入したが、結局ものになったのはグーグルだけだった、とEconomist誌は総括している。それはビジネスとしては「2.0」なんかではなく、ドットコム・バブルと同じ広告モデルしかなかった。そして景気の影響をもっとも受けやすい広告ビジネスは金融危機で消滅し、また「核の冬」がやってきた。 資主義の条件は持続的に利潤を生み出すことだが、その基盤となっている市場メカニズムは利潤をいつぶす。マルクスもいったように、「商品経済は偉大なレヴェラー(水平主義者)」なのだ。利潤率は傾向的に低下し、国内で鞘が取り尽くされたあとは植民地から、そして植民地が独立するとグローバル資主義による「経済植民地」から、それも限界が来ると金融資主義によって・・・と絶えず新しい利鞘を追求する自転車操業が資主義の宿命だ。 しかし利潤は市場や情報の不完全性

    napsucks
    napsucks 2009/03/20
    よろしい、ならば戦争だ。人員を適度に消耗する局地戦などが望ましい。大規模な核戦争は破滅的だ。ニートを徴用して前線送りにしよう。
  • 不可能な経済政策 - 池田信夫 blog

    「100年に1度」の大不況には、それにふさわしい大胆な政策が必要だが、人為的インフレや政府紙幣などは(たとえ可能だとしても)短期的な対症療法にすぎない。それより経済の効率を高める抜的な政策をあげてみよう:法人税の廃止:高い法人税は資逃避による「空洞化」をまねき、所得税の負担増になる。Mankiwも指摘するように、法人税によるゆがみの大部分は労働者が負担しているのだ。 負の所得税:最近はやっている「ベーシック・インカム」は、実質的には負の所得税と同じ。民主党も「給付つき税額控除」を提案してい...

    napsucks
    napsucks 2009/03/11
    ある程度ドラスティックに世の中を変えないと若者の厭世観はなくならないだろうねぇ。「サイレントテロリスト」のコピペが支持されるわけだわ。
  • 新聞・テレビの没落 - 池田信夫 blog

    あす発売の週刊東洋経済の特集は「テレビ・新聞 陥落!」。私も「新聞・テレビ没落で始まるローコスト・メディアの時代」という4ページの原稿を書いた。似たような話を、先週のASCII.jpにも書いた。 私が1993年にNHKをやめたのは、まもなく地上波テレビは没落するだろうと思ったからだが、テレビ局は意外にしぶとく、政治家を使って電波利権を守り、数千億円の補助金を政府から引き出して延命してきた。しかし、ようやく悪運もつきたようだ。在京キー局(日テレ・テレ東)が昨年の中間決算で初めて赤字になり、3月決算では全キー局が赤字になる可能性もある。 東洋経済の特集で氏家斉一郎氏(日テレ議長)もいうように、これは不況による一時的な落ち込みではなく、マス媒体による広告という手法の効果が落ちたためなので、回復は見込めない。2011年をピークとしてテレビ(アナログ・デジタル計)の台数は減少に転じ、テレビ・新聞

    napsucks
    napsucks 2009/01/25
    新聞やテレビが没落するのは予想できるが、グローバルスタンダードな競争に晒され続けるインターネット業界では不当な利益は期待できない。さて悪党は悪知恵絞って次は何からうまい汁を吸おうとするんだろうか。
  • 失業は「自己責任」ではない - 池田信夫 blog

    派遣村をめぐる論争は、ますます過熱しているが、その争点が「失業は自己責任か」という点に集中しているのは困ったものだ。これは湯浅誠氏が強調する点だが、問題の的をはずしている。有効求人倍率0.76という状態では、どんなに努力しても4人に1人は職につけない。つまりマクロ的な経済現象としての失業は、労働の超過供給という市場のゆがみの結果であり、労働者の責任でも企業の責任でもない。 失業をもたらした最大の原因はもちろん不況だが、長期的な自然失業率を高めているのは正社員の過剰保護である。だから「ノンワーキング・リッチ」に責任があるのではなく、OECDも指摘するように、彼らを飼い殺しにするしかない労働法制と解雇を事実上禁止する判例に問題があるのだ。 民主党のように選挙めあてで派遣規制の強化を求める政治家の卑しさはいうまでもないが、もっと厄介なのは、派遣村の名誉村長、宇都宮健児氏のように善意で運動して

    napsucks
    napsucks 2009/01/16
    あれ「席が足りない」話は1年くらい前からそうだったとおもったけど、なんでいまさら? / パート込みや新規なら1を超えているんだから、やっぱり無職は自分の能力に値しない選り好みをしてる甘えなんじゃないの?
  • 民主党の合理的バイアス - 池田信夫 blog

    きのうの記事に対しては、いろんな人から「民主党は算数もできないのか」といったコメントがついたが、もちろん算数ができないはずはない。民主党の名誉のためにいうと、政策を発表する前には政調会で議論し、専門家も呼んで議論する(私も何度か呼ばれた)。官僚出身者や弁護士も多いので、政調会ではかなり専門的な議論が行なわれる。問題は、それを政策としてまとめるとき、選挙向けのバイアスが入ることである。 このバイアスは、必ずしも非合理的とはいえない。なぜなら、有権者も同じバイアスをもっているからだ。Caplanが行動経済学的な実験の結果として報告するように、アメリカの有権者には次のようなバイアスがある:反市場バイアス:市場メカニズムをきらう 反外国バイアス:輸入品をきらう 雇用バイアス:雇用の削減をきらう 悲観バイアス:経済状態を実際より悪く評価するこういう特徴は日でも同じであり、Rubinもいうように、

    napsucks
    napsucks 2009/01/10
    労組票をアテにすることによってその何倍もの浮動票を無駄にしている気がするのは同意。なぜ浮動票狙いの党がないのかは考察が必要かもしれない。小泉みたいに鮮やかに浮動票をかっさらった成功例もあるのにね
  • 「派遣村」の偽善 - 池田信夫 blog

    「年越し派遣村」なるイベントが、与野党のポピュリズムに利用されている。民主党の鳩山幹事長が代表質問で、派遣村にコメントした坂政務官の解任を要求したのには唖然とした。日政治には、もっと大事な問題がたくさんあるだろう。完全失業者は250万人もいるのに、なぜ日比谷公園に集まった500人だけを特別扱いするのか。木村剛氏はこう書いている:日比谷公園のテントでわざわざ年越しをする必要があるのだろうか、というそもそものところから、やや不自然なものを感じます。政治活動を主目的に活動している方がいるような気がしてなりません。故郷があるのなら、帰省のための交通費を貸してあげた方が親切なのではないでしょうか。もちろん「政治活動を主目的に活動している」ことは明らかだ。しかも、かなりメディアの扱いに慣れたプロがやっている。中核になっているのは労組や共産党の活動家だろうが、彼らは表に出ず、取材にはボランティアが

    napsucks
    napsucks 2009/01/07
    自己責任は確かにそのとおりだが、なので黙って死ねと言ったら日本各地で暴動に発展するのは目に見えている。最低限のベーシックインカム(=おにぎり3個の炊き出しレベル)はあってもいいのではないか。
  • 所有という幻想 - 池田信夫 blog

    零士氏がセリフの「盗用」をめぐって起していた裁判で敗訴した。彼がpro-copyright派の愚劣さを世の中に示した功績は大きいが、この事件もいろいろなことを考えさせる。 松氏の脳内では、すべての情報は作者が所有しているのだろうが、これは著作権という誤った制度が生み出した幻想だ。情報の複製が「盗用」なら、彼の「銀河鉄道999」は宮沢賢治の盗用だ。そもそもヴィトゲンシュタインが指摘したように、自然言語の文法も語彙も社会的に共有されているのだから、私的言語はありえない。複製や共有を盗用というなら、すべての表現は盗用なのだ。 トヨタの没落も単なる販売戦略の誤りではなく、「自家用車」という幻想の終わりの始まりではないか。私は免許をもっていないが、今まで不自由したことはほとんどない(例外はシリコンバレーでタクシーがなかったとき)。少なくとも日の都市では、タクシーですべて用は足りる。わざわ

    napsucks
    napsucks 2008/12/27
    "「自家用車」こそ崩壊すべきバブル" いつもながら豪快な切り口だなぁ。
  • 「すり合わせ」の神話 - 池田信夫 blog

    トヨタの渡辺社長が辞任し、豊田家に「大政奉還」される。世界のトヨタも、古い同族企業だったわけだ。遅きに失したが、トヨタ・バブルがようやく崩壊したのは結構なことだ。こうした古いシステムを「ものづくり」だの「すり合わせ」だのと賞賛してきた経営学者も、反省してほしいものだ。 日経BPnetにも書いたことだが、すり合わせ型のアーキテクチャは日的組織の要請で採用されたもので、戦略的な最適化の結果ではない。これは高級乗用車のような補完性のきわめて高い特殊な製品には有効だが、情報革命によってすべての工業製品は組み合わせ型に移行しつつある。私の修士論文(PDF800KB)にも書いたように、要素技術のモジュール化と組織の水平分業化は不可逆の流れである。 もちろん、すり合わせ型の高級品も残るだろうが、それは成長部門ではない。自動車も中国ではモジュール化し、インドでもタタが30万円以下の自動車を出した。ト

    napsucks
    napsucks 2008/12/23
    まあ、タイヤが4つついていれば自動車だからねぇ。同じものを30年も40年も作り続けてそれが許されていたことがおかしかったんだよね。これから電気自動車になればもっとコモディティ化は進むだろうね。
  • プログラムされた父殺し - 池田信夫 blog

    おとといの短い記事が、予想外の波紋を呼んでいる。コメントも50以上ついているが、その多くが学生運動がらみであるところがおもしろい。今の若者にとっては神話的な時代なのかもしれないが、そのころを知る者として少し書いておこう。 最近もギリシャで反政府暴動が起きているが、こういうのは基的に学生がエリートとみなされる後進国の現象だ。日でも60年代の全共闘運動まではその傾向があり、1969年に東大に機動隊が導入されたとき、全共闘が「入学おめでとう」という看板を掲げたのは有名なエピソードだ。今はよくも悪くもそんなエリート意識はないので、「われわれが社会を指導する」という運動は不可能だ。 しかし若者が親の世代を否定する父殺し(patricide)の衝動をもつことは人類学で知られており、生物学的にも合理的だ。生物は生まれた以上、死ぬのが当たり前だと思われているが、実はバクテリアは死なない。個体に一定

    napsucks
    napsucks 2008/12/23
    「2ちゃんねるのようなゴミため」 最後にチクリと煽ることだけは忘れないのかw。 まあ巨大なガス抜きシステムとしての2chは実は為政者にとって有効なのではないかと思ったりする。
  • 世代間戦争 - 池田信夫 blog

    当ブログの昔の記事が、またJ-CASTニュースで話題になっているようだ。断っておくが、私は「働かない中高年リッチ解雇せよ」などと書いたわけではない(そんなことは不可能)。しかし日経済の最大の問題は、実はデフレでも「格差」でもない。日経済が長期的に衰退し、かつその負担が将来世代にとって加速度的に重くなることだ。世代会計で各国を比較すると、不均衡絶対額の最も大きい国は日である。将来の日人は、誕生とともに30万ドル以上の純税(納税額−給付額)を納めなければならなくなる。この数値を異なる角度から見ると、20歳で実質5%の割引率で複利計算してみよう。最終的な額は80万ドル超となる。これらは驚くべき数値である。1ドル=90円で換算しても、これから生まれる日人は生涯に自分が受け取るより7200万円も多い税金・年金を納めなければならない。これは財政赤字がどうとか消費税がどうとかいう問題ではない。

    napsucks
    napsucks 2008/12/22
    年金の世代間格差は小学校の教科書にも載っているが、爺を殺すわけにもいかないからいまさら言っても仕方が無い。関係者には責任を取らせるとして、次は既得権益を壊すほうに注力すべきではないか?
  • ゼロ金利で得したのは誰か - 池田信夫 blog

    FRBが事実上のゼロ金利に踏み切った。アメリカはすでにデフレ局面に入って、自然利子率は負になっていると考えられるので、やむをえないだろう。これで10年前の日とほとんど同じ状況になったわけだ。それから10年、日はいまだにゼロ金利ゾーンから抜けられず、またゼロになるかもしれない。その意味で、日の教訓は貴重な意味をもつ。 日の経験からいえることは、第一にゼロ金利は景気対策ではないということだ。景気対策としての意味はゼロになった段階で終わり、日銀が見ていたのは銀行の資金繰りだった。特に2000...

    napsucks
    napsucks 2008/12/18
    「「ゼロ金利で日本経済は回復した」などと喜んでいる人々は、つくづくお人好し」
  • ハンコ・元号・縦書きをやめよう - 池田信夫 blog

    あるウェブマガジンに依頼された原稿を送ったら、「申告書」がEメールに添付されて、「銀行口座を書いて署名・捺印して郵送せよ。それまで原稿は掲載しない」という。「私が頼んで原稿を書いたんじゃない。こんな失礼なサイトに原稿を掲載するのは、こっちがお断り」と返事したら、担当者があわてて「経理規定を見直します」とフォローしてきた。これが日の電子メディアの実情だ。 こういう会社にありがちなのが、元号だ。内閣府のサイトのExcelデータも元号なので、手作業でひとつひとつ西暦に直さないと使い物にならない。元号法は「元号は政令で定める」と規定しているだけで元号の使用を義務づけてはいないので、官庁のデータはせめて西暦を併記すべきだ。NHKも、海外ニュースは西暦で国内ニュースが元号という混乱した書式をやめるべきだ。 また私の見ている画面のほとんどはPCモニターなので、縦書きは読みにくく、文書をファイルす

    napsucks
    napsucks 2008/12/16
    元号は非関税障壁だろうねぇ。生産性も下がるしろくなことがない。
  • RealPlayer11 is Worstware - 池田信夫 blog

    10年以上前からの惰性でRealPlayerを使っているのだが、すぐクラッシュして"Repair Database"というメッセージが出る。こうなると、すべてのファイルを登録しなおさなければならず、AutoPlayListは消えてしまう。有料バージョンも同じで、今度バージョン11になってからは、演奏の途中でクラッシュするようになった(Vista)。Rhapsodyのサービスも日からは使えないのに勝手にインストールし、アンインストールできない。RealPlayerはbadwareだと指摘されたが、今度のバージョン11はworstwareだ。 WMAもAACも聞け、iPodにもエクスポートできるなど、機能的にはいいのだが、この不安定性は耐えがたい。RealNetworksは、たびたびレイオフするなど経営も不安定なので、基的なコードが昔のままなのだろう。グーグルが買収して、会社もソフトウェ

    napsucks
    napsucks 2008/12/07
    realplayerは無理やりデスクトップに侵入しようとするから嫌い。safariも同じ、ほしいのはitunesだけでquicktimeもqtjavaもoperaもいらんのよ!