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ブックマーク / idsc.nih.go.jp (11)

  • IDWR: 感染症の話

    感染症の話トップページへ 2002年第32週号(2002年8月5日〜8月4日)掲載 ◆エボラ出血熱 エボラ出血熱はエボラウイルスによる急性熱性疾患であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱とともに、ウイルス性出血熱(Viral Hemorrhagic Fever :VHF)の一疾患である。 最も重要な特徴は、血液や体液との接触によりヒトからヒトへ感染が拡大し、多数の死者を出す流行を起こすことであり、しばしば注目を浴びている。2000年10月にウガンダ北方のグルで流行があったときに日人専門家が派遣されたことは耳新しい。自然界の宿主が今もって不明なことからも、今後の発生が危惧される。(表1) 疫 学 エボラ出血熱は現在まで、コートジボアールを除けばアフリカの中央部でのみ発生している。ラッサ熱では自然宿主がマストミスであることがわかっているが、エボラ出血熱の場合は患者の

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    navagraha 2014/07/26
    「最も重要な特徴は、血液や体液との接触によりヒトからヒトへ感染が拡大し、多数の死者を出す流行を起こすこと」「自然界の宿主が今もって不明」
  • IDWR:感染症の話 E型肝炎

    感染症の話トップページへ 2004年第13週号(2004年3月22日〜28日)掲載 ◆E型肝炎 E型肝炎は、従来、経口伝播型非A非B型肝炎とよばれてきたウイルス性の急性肝炎で、その 病原体はE型肝炎ウイルス(HEV)である。E型肝炎の致死率はA型肝炎の10倍といわれ、妊婦 では実に20%に達することがある。また、日、ヨーロッパ諸国、北米大陸においては非A非B 肝炎といえばC型肝炎を意味するが、発展途上国では事情が異なり、大部分はE型肝炎である といわれる。E型肝炎はアメリカ、日、ヨーロッパ等の先進各国では散発的に発生し、その大 半は輸入感染症と考えられてきた。しかし最近、アメリカ、日において全く渡航歴の無いE型 急性肝炎患者がみつかるようになってきたことから、従来、非流行地と思われる地域にもHEV は既に土着していると考えられる。 疫 学 HEVはアジアにおける流行性肝炎の重要

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    navagraha 2013/04/02
    「特徴の一つとして、妊婦で劇症肝炎の割合が高く、致死率が20%にも達することがある。(略)HEV感染による致死率は1~2%であるが、これもHAVに比べ10倍の高さである」
  • fr2487.html

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    navagraha 2012/12/19
    『空港マラリア:多くの国に持ち込まれる危険性を専門家が指摘-WHO』「旅行歴等マラリアを疑う理由が乏しいことから通常本症を想定せず、結果として診断・治療が遅れる危険性が極めて高いことを指摘」2000年記事
  • IDWR:感染症の話 狂犬病

    感染症の話トップページへ 2003年第18週号(2003年4月28日~5月4日)掲載 ◆狂犬病 狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極めて稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。狂犬病は4 類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に保健所に届け出る必要がある(註:その後、2003年11月施行の感染症法一部改正により、直ちに届け出ることとなった)。 疫 学 世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3万5,000~5万人が狂犬病によって死亡している(図1)。狂犬病はアジアでの発生が大部分で、アジア、アフリカでは狂犬病のイヌから多く感染している。また、南米では、吸血コウモリによる家畜の狂犬病が経済的な被害を及ぼしている。北米およびヨ

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    navagraha 2012/07/28
    「全世界で毎年3万5,000~5万人が狂犬病によって死亡」「アジアでの発生が大部分」「一度発症すれば、致死率はほぼ100%」 4類感染症全数把握疾患。
  • 高病原性鳥インフルエンザ情報 (国立感染症研究所 感染症情報センター)

    感染確定症例数(12/3/26WHO) 鳥インフルエンザ-インドネシアにおける状況-更新(12/3/26WHO) 鳥インフルエンザ-エジプトにおける状況-更新(12/3/19WHO) 鳥インフルエンザ-インドネシアにおける状況-更新(12/3/12WHO) 鳥インフルエンザ-ベトナムにおける状況-更新(12/3/12WHO)

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    navagraha 2012/01/23
    H5N1型。中国はむしろ少なく、エジプト等が結構多い。
  • IASR 30-5 Enterobacter sakazakii, 再分類, Cronobacter sakazakii, 調製粉乳

    (Vol. 30 p. 135-136: 2009年5月号) Enterobacter sakazakii は、近年、調製粉乳(粉ミルク)による新生児髄膜炎などの原因としてFAO/WHO合同品規格委員会において取り上げられるなど、注目を浴びている。菌は腸内細菌科に属している。 1980年、Farmerらは、それまで「黄色色素産生性E. cloacae 」と呼ばれていた菌をE. sakazakii と命名した。しかしながら、その生物型の多様性から複数の種が包含されていることが示唆されていた。 最近Iversenらは、E. sakazakii の再分類に関する研究を行い、新しい属名Cronobacter を提唱した。その際、E. sakazakii に含まれていた16の生物型は、表1に示す5菌種3亜種および1genomospeciesに再分類された。現行のC. sakazakii にはE.

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    navagraha 2011/12/30
    sakazakiiは最初エンテロバクター属だったけど、あとで(2008年)クロノバクター属をつくってそっちにしたよ、という話。
  • IASR 29-8 エンテロバクター・サカザキ, Enterobacter sakazakii, 乳児用調製粉乳, CODEX, 70℃以上での調乳

    (Vol. 29 p. 223-224: 2008年8月号) 2004年2月と2006年5月に、スイスのジュネーブのWHO部において“乳児用調製粉乳中のEnterobacter sakazakii に関するFAO/WHO合同専門家会議”が開催された。これらの会議において、E. sakazakii の性質、疫学、乳児用調製粉乳からの感染リスクに関する科学的な考察がされ、菌の乳児用調製粉乳汚染は乳児の感染および疾患の原因となると結論された。健常人では菌に曝されても不顕性で経過することがほとんどであるが、乳幼児、特に未熟児や免疫不全児、低体重出生児を中心として、敗血症や壊死性腸炎を発症することがあり、重篤な場合には髄膜炎を併発する。症の感染経路については乳児用調製粉乳を介した感染例が多数報告されており、最も有力な感染経路として認識された。 感染症による新生児髄膜炎は1958年にイギリス

    navagraha
    navagraha 2011/12/30
    Wikipediaよりだいぶ詳しい。WHOも厚労省も、粉ミルクは70℃以上の高温のお湯で調乳することを推奨しているようです。
  • 自由生活性アメーバNaegleria fowleriが分離された本邦初の原発性アメーバ性髄膜脳炎の症例

    自由生活性アメーバNaegleria fowleriが分離された邦初の原発性アメーバ性髄膜脳炎の症例 自由生活性アメーバによる髄膜脳炎はわが国では4例の報告があるが、いずれも患者の死亡後にアメーバが認められており、嚢子の存在や抗体検査などによりAcanthamoeba属、あるいはLeptomyxid属のアメーバと同定されている。今回患者の存命中に髄液よりアメーバを検出分離できた症例について報告する。 症例患者は25歳、女性(独身)、品加工工場の事務員をしていた。住居も勤務先も鳥栖市にある。既往歴には特記すべきものはない。1996(平成8)年11月17日より熱があり、18日には会社を休んだ。19日38.3Cの発熱と頭痛があり、嘔気、嘔吐を伴った。近くの診療所で感冒との診断で投薬を受け帰宅した。翌20日体温が39.3Cに上昇し、頭痛と悪寒が一段と著明になったため、同じ診療所に観察のため入院

    navagraha
    navagraha 2011/12/23
    国立感染症研究所 感染症情報センター: 「病理解剖時脳は半球の形状を保てない程軟化していた。脳底部は特にひどく、嗅球や動脈輪が容易に識別できない状態であった」 ふええ……
  • ノロウイルス感染症(感染症情報センター)

    ノロウイルス(Norovirus)は、電子顕微鏡で観察される形態学的分類でSRSV(小型球形ウイルス)、あるいはノーウォーク様ウイルス“Norwalk-like viruses”という属名で呼ばれてきたウイルスである。2002年の夏、国際ウイルス命名委員会によってノロウイルスという正式名称が決定され、世界で統一されて用いられるようになった。 ノロウイルスはヒトに対して嘔吐、下痢などの急性胃腸炎症状を起こすが、その多くは数日の経過で自然に回復する。季節的には秋口から春先に発症者が多くなる冬型の胃腸炎、中毒の原因ウイルスとして知られている。ヒトへの感染経路は、主に経口感染(品、糞口)である。感染者の糞便・吐物およびこれらに直接または間接的に汚染された物品類、そして中毒としての品類(汚染されたカキあるいはその他の二枚貝類の生、あるいは加熱不十分な調理での喫、感染者によって汚染された

  • 国立感染症研究所 インフルエンザウイルス分離・検出速報

    国立感染症研究所・感染症情報センターには地方衛生研究所(地研)から「病原体個票」が報告されている。これには感染症発生動向調査の定点およびその他の医療機関、保健所等で採取された検体から検出された病原体の情報が含まれる(参考図)。 2011/12シーズンは最初の2011年第36週(速報参照:横浜市)からAH3亜型の検出が続き(速報参照:山口県、佐賀県、三重県、兵庫県)、2012年第2週以降大きく増加し(速報参照:愛知県、佐賀県)、第3週をピークに減少している。B型山形系統株は第39週に(速報参照:堺市)、B型ビクトリア系統株は第40週に(速報参照:茨城県)初めて検出され、第2週以降やや増加している(速報参照:兵庫県、佐賀県)。AH1pdm09は第41~42週(速報参照:埼玉県)に初めて検出され、第51~52週、第1週、第3週、第6~8週に各1件報告されている(図1)。 2011年第36週~20

  • 国立感染症研究所 感染症情報センター

    感染症情報センターのサイトは 新しいサイトは https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html  になります Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.

    navagraha
    navagraha 2011/11/18
    感染症の話題が出る度、ここに行く。
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