(※本業が忙しいので更新の間が空いて、いちいち旬をズレた話ばかり書いてます。ご了承ください) えらく今さらな話だが、なんでも「KY」(空気読めない)を流行語大賞にさせようという運動とやらがあるらしい。 ハテ、空気とやらはそんなにエラいのか? 奇をてらってのコジツケ話ではないが、昨今、これまた今さらのように「戦時中の沖縄集団自決は軍命令だったかどうか論争」が騒ぎになっている。 以前も書いたが、わたしはこの問題も「空気」云々と深く関係すると思っている。 果たして昭和20年の米軍沖縄上陸時、日本の軍中央から明文化された正式な公文書で「島民は捕虜となるより自決せよ」などという命令が出ていたかといえば、出ていなかった可能性は充分ありえる。 が、明文化された正式な公文書でなくとも、島民と直に接するような下っぱの小隊長、分隊長レベルの下級将校や下士官から、明言はしないものの「暗黙の要請」という形で、「米