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ブックマーク / seijotcp.hatenablog.com (16)

  • 成城トランスカレッジ! - 自民党PTの「アンケート結果詐称疑惑?」をもう一度ガッチリと検証しておく。

    久しぶりにジェンダーフリー関連の話題について。「ジェンダーフリー」でググるとアレな結果になる状態をどうかと思い、エイヤーと「ジェンダーフリーとは」というまとめを作ってから約5ヶ月が経ちました。おかげさまで好評です。ありがとーございます。しばらく時間が経過したので、いくつか項目を増やそうと思っていまして、今日はその補足第一弾。 以前、「ジェンフリバッシングのために「約3500の実例」とか言っちゃうのは恥ずかしいからやめましょう。」というエントリーで、自民党の一部の人、要するに山谷えり子さんとか安倍晋三さんとかが「全国から3520件もの行き過ぎたジェンダーフリーや性教育の実例が寄せられた」とかほざいていることの間違いを指摘しました。簡単に言うと、「3520件の全てが実例じゃなくて、単に回答数でしょ。人の教育を心配する前に、自分たちの国語能力を心配すれば? べ、別にあんたのために言ってるんじゃな

    成城トランスカレッジ! - 自民党PTの「アンケート結果詐称疑惑?」をもう一度ガッチリと検証しておく。
  • どんなに極端な主張でも、一切選挙活動していなくても、だいたい0.5%くらいの票なら入る? - 荻上式BLOG

    ここ数日、なんか無性に泡沫候補 a.k.a インディーズ候補の得票率が気になってしまいました。前回の参議院選挙で、泡沫政党が0.2〜0.5%前後の相対得票率を獲得しているのをみて、「ひょっとして、どんなに極端な主張をしようが、一切選挙活動しなかろうが、だいたい0.5%くらいの票なら入るんじゃないだろうか」と思いついた。 これまでの選挙で言えば、例えば「国際ユダヤ組織による日の破壊と乗っ取りから国を守るために立候補を表明しました」と主張している人の得票率が0.6%。「米国やEUの一州に加わる。広域暴力団に警察をやらせる」と主張している人の得票率が1.1%。拘置所に拘置中のため、選挙活動を一切行わなかった人の得票率が0.3%と、かなり極端な主張をしていたり、何も活動していない人が、やはり同程度の票を獲得している。かく戦えり!インディーズ候補で紹介されている泡沫候補をみると、どの候補もやはりそ

    どんなに極端な主張でも、一切選挙活動していなくても、だいたい0.5%くらいの票なら入る? - 荻上式BLOG
  • ニコニコ動画は政治を変えるか? - 荻上式BLOG

    「ニコニコ動画が日政治を変えるかもしんない」というエントリーが話題になっている。ニコニコ動画のコメント機能は何気ない動画でさえワイワイ面白く観れるようにしてくれるけれど、それは政治動画であっても同じで、志位委員長の50分もの質問動画を最後まで観れちゃった、もしかしたら政治に関心を持つ人がこれから増えるんじゃないか? という内容のもの。 ニコニコ動画が政治に対して今後どういう集合行動を起こすのかは結構興味がある。けれど、現時点では政治自体のあり方を変えるとまではいかないだろう。例に挙げられている質問動画は、別の方のエントリーでも人気は高いと表現されて入るものの、現時点でも再生数5000ちょっと。言及しているブログの反応や2ちゃんねるのレス数などを見る限り、おおむねそれら「元々興味があった人たち」が観ているのではないかと思える(もちろん全員が最後まで観ているわけでもないだろう)。ニコニコ動

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  • 「少年犯罪報道」の急増について - 荻上式BLOG

    先日発売した『わしズム』にて、小林よしのりさん、宮台真司さん、富岡幸一郎さんとの座談会「終わりなき『プロパガンダ戦争』の時代」が掲載されています。 わしズム 2008年 2/29号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/01/30メディア: 雑誌 クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見る 今回はメディアとデマの関係について語るというテーマとのことだったので、どのようなデマについて話したいかというメールをあらかじめ編集者の方からいただいた際、いくつかの候補の中に「少年犯罪の急増」を入れたところ、当日は小林さんから触れていただけました。そこでの発言について、一部簡単に補足。 小林 わしなんか、たとえば少年犯罪の件数についても、テレビ報道の影響で増えているという印象を持ってたのよ。でも、実は減っているわけでしょ? ラジオしかなかった時代はもっと事件が起きていたの

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  • 「純愛」小説に賛否沸騰 中国、世代間論争に - 荻上式BLOG

    中国で、インターネット上に発表された文化大革命時代を描いた恋愛小説をめぐり、ホットな議論が続いている。 どこの国でもあるものだなぁと一瞬思ったら、 中高年層が「自己犠牲的な純愛」と賛美する一方、若者は性が抑圧された特殊な時代の「変態恋愛」とののしり、世代間論争の様相を見せている。 そっちか!

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    navecin
    navecin 2007/11/26
  • 松浦大悟議員が「有害サイト規制」「学校裏サイト」などについて質問 - 荻上式BLOG

    先日、参議院議員である松浦大悟さん(松浦大悟 - Wikipedia)から問い合わせのメールをいただきました。今国会で争点として取り上げられそうな「学校裏サイト」「出会い系サイト」「有害サイト規制」について質問するため、これらに関する情報を提供して欲しいとのことだったので、下記のようにお答えさせていただきました(文面はブログ用に若干修正しています)。 ========================= ■前提として 出会い系サイト規制の前提として、「出会い系サイトを利用した児童買春事件が急増している」というクローズアップがよくされているが、これだけをみて論じるのは間違い。まず統計的に見ても売春が「急増」しているわけではない。ネット・ケータイユーザーが単純に増加したことで、ネット・ケータイを通じてこれまで行われていたことが<可視化>されるようになったこと、およびこれまでであってもコミットしや

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  • 「おばあちゃん」「おかあさん」でググると - 荻上式BLOG

    昨日、ひょんなことからグーグルで「おばあちゃん」「おかあさん」と検索して、検索結果に噴いた。 なんでやねん! 「おかあさん」に限っては関連検索もすごい。なんて読むんだこれ。しかも「おかあさんといっしょ」を抜いて一位って。 とりあえず、気になったのでサイトの中を覗いてみた。 サイトの作り自体は、一見すると他のデリヘルのサイトと変わらないみたい。ただ一点他の風俗サイトと違うのは、店長が2ちゃんねる大好きであるらしいということ。 店長が、さいたま。 掲示板もAAキャラ。モナーが妙にはまってる。 クレームももちろんAAキャラ。殺伐とした中にも、熱い何かを感じる。 会員登録もAA。ちなみに、 微妙に、残念な誤字。 それにしても、なぜこのサイトが一位なのだろうかと不思議に思いつつ、色々検索していて自分なりに到達した結論。 ここはきっと、こういう国なんだ。

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  • 自民党と民主党のマンガ対決 - 荻上式BLOG

    自民党にビラを戴いた(ウェブ上でも見れる)。どれどれと思って読んでみると、次のようなマンガに遭遇。 「良く分かったわ」って、そのパーはなんだ、そのパーは。 誰だ、後ろのお前ら。 イラストの意味が良く分からない。 ギャップSUGEEEEEEEEEEEEEEEE! いつもにもまして野党批判に力を入れているようなマンガ。余裕がなくなっているのだろうか。 一方の民主党はどんなビラを作っているかというと。 自民党KOEEEEEEEEEEEEEEEE! 安倍KOEEEEEEEEEEE。というわけで互いにマンガ対決をしているのであった。 選挙になると、こういうオモシログッズが多く手に入る。政治意識が前景化すると、どうしても過剰な言説が浮き彫りになるからかな。ちなみに、歴史上のプロパガンダ系ポスターなどは、東京大学の第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター コレクションや鳥飼行博研究室で多数紹介されています

  • 続・「福島瑞穂の迷言」というコピペについて - 荻上式BLOG

    “「福島瑞穂の迷言」という都市伝説について(事務所コメント付)”というエントリーを書いて1年がたちました。エントリーを書いて以降、現在に至るまで2ちゃんねらー等による検証作業は続いています(一応chikiも)。朝生のバックナンバーを数多くチェックしたり、ウェブ上に「過去にその動画が紹介されていた」という痕跡を探してみたりしている模様ですが、しかし現時点では未だコピペと同様の発言ソースは見当たりません。 一方、「警察官の拳銃発砲は是か非か?!」という、コピペとかなり近いテーマについて語る「プレステージ」の動画がアップされたことで、検証スレッドでの議論が盛り上がっていました。今から17年も前の動画で、出演している大学生とか、CMとかの雰囲気がすごいレトロ。ニコニコ動画にもあげられている模様です。 「警察官の拳銃発砲は是か非か?!」 プレステージ90年10月11日 1/4 http://www.

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  • 「バックラッシュ」についてマスコミ学会で喋ったこと。 - 荻上式BLOG

    2007年6月10日、熊学園大学にて開催された「マスコミュニケーション学会」に参加して参りました。ワークショップのパネリストとしては、富山大学の斉藤正美さん(ジェンダーとメディアブログ)、シカゴ大学の山口智美さん(ふぇみにすとの雑感)、東京大学の北田暁大さん(試行空間)、特別ゲストの今井紀明さん(今井紀明のかけら)と共に行いました。会自体のレポートを掲載させていただこうかとも考えましたが、手続きに色々と手間がかかりそうなので、とりあえず当日の発表内容に、当日言おうと思っていたけれど時間の都合で言えなかったことなどを加えて、以下にまとめます。当日使用したパワーポイントと一緒にどうぞ。 自己紹介 日お話をさせていただきます、ブロガーの荻上チキと申します。よろしくお願いします。日のテーマは“「バックラッシュ」はどのように起きるか―マスメディアとWeb言説空間の呼応関係―”ということですが、

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  • 『水は語る (講談社+α文庫)』で意気投合する江本勝さん&窪塚洋介さん - 荻上式BLOG

    最近トンデモを入手することが多くなった。別に自分で購入しているわけじゃなくて、ブログを見た友人知人が「chikiさん、こういう好きでしょ」といって次から次へとくれるのだ。おかげで「スピリチュアル」とか「ケルト」とか「ヘキサグラム」とか「占星術」とか「波動」とか「ハッピー」とか、そんなタイトルの棚を埋めつつあって、なんかこう、「棚の復元」ボタンがあれば1年前に戻していただきたいというような、そんな気分。 今回読んだ『水は語る (講談社+α文庫)』も、そんな経緯でいただいたもの。一時期、ウェブ上で江勝『水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ』などの「ニセ科学」批判が盛り上がっていたため、ご存知の方も多いと思う。『水は語る (講談社+α文庫)』はその解説にあたるようなもので、著者の主張に関しては「水は答えを知っているwiki」とかで既に散々批判されているので今更いじ

    『水は語る (講談社+α文庫)』で意気投合する江本勝さん&窪塚洋介さん - 荻上式BLOG
  • 成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - ステレオタイプを演じてバッシングを盛り上げる仮面ブロガー?

    …てな見出しをとりあえずつけてみましたが、「ストックキャラクター型ブロガー」(類型的な特徴を持つ虚構上の人格を演じるブロガー)とどっちがいいかなーとさっそく悩んでいます。どうしたものか。「ストックキャラクター型ブロガー」だと、人に自覚がなくてガチでそういう人というケースも含めて呼称できそうだけど、「仮面ブロガー」だと、敵対勢力や嘲笑の対象を貶めるためにわざと演じているというニュアンスが強くでるような気がする。 って、いきなり何のことかと思われたかもしれませんが、ウェブ上でその象徴価値を貶めたい対象がいた場合、その対象をあえて攻撃されやすいような形で自分が演じることで、対象の評判を下げるという試みをしているブログらしきものをいくつか見つけたのでして。しかもその手のブログは、推理はできても確定するのは難しい。そういえば匿名掲示板でわざと「いかにも」な書き込みをして対象の評判を下げようと画策す

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  • 成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 中川八洋+渡部昇一コンビによる『教育問題憂国本』の面白さ。

    以前、「『新しい歴史教科書を作る会』会長&名誉会長コンビが出した『ジェンダーフリー・バッシング』の面白さ」というエントリーを書きましたが、それを遥かに超えるスバラシイを先日読みました。それは、chiki が勝手にプロフェッサーNと呼んでいる中川八洋さんと、保守主義者の重鎮であり自己啓発もたくさん出している渡部昇一さんの共著、『教育を救う保守の哲学―教育思想(イデオロギー)の禍毒から日を守れ』です。 同書は、サブタイトルに「教育思想の渦毒から日を守れ」とあるように、現代日教育全般の荒廃を嘆いて処方箋を提示するという内容のです。渦毒ですよ、渦毒。以下、例によってネタとベタの違いが分かる人だけお読みください(無駄に長いです)。 書はまず「まえがき」において、中川さんが「国家」の役割について次の説明するところから始まります。 国家とは何か。祖先の栄光も艱難も成功も失敗もすべてを『

    成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 中川八洋+渡部昇一コンビによる『教育問題憂国本』の面白さ。
    navecin
    navecin 2007/02/06
    はてな村には口を洗わなきゃならん人が沢山いそうですね!
  • ある作家さんの奇妙な情熱。 - 荻上式BLOG

    作家であるらしい古舘真さんという方が、はてなキーワード「ジェンダーフリー」から「ジェンダーフリーとは」を削除したがっているご様子。 そんな古舘真さんのブログに「他のジェンダーフリー一派が同室着替えを推奨していたとしても不思議は無い」とか書かれていて爆笑してしまった。「一派」って。「ルパン一味」みたいなノリなのだろうか。とりあえず、「不思議はない」と憶測で物を言う前にソースを元に検討して欲しいかなーと。ちなみに古館さんによれば、chikiは「ふざけた運動家」らしいです。「運動家」とか「一派」とか、不思議な言葉遣いをする人だなあ(chikiがふざけた人間であることは間違いないですが)。 調べてみたら、古館さんはwikipediaの編集合戦にもとても熱心な模様(その1、その2)。相当まとめサイトを消したいみたい。 その一方で、「中立的立場(ジェンダーフリーだが極端な肯定派も糾弾する良識派)」とし

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  • 気になるあの方。 - 荻上式BLOG

    id:Kodakanaさんのところで「千葉県市川市の条例が危ない」という記事が紹介されています。まぁこの条例に反対か賛成かはさておき、chiki的に気になるのはそれに対する林道義さんのコメント。 千葉県市川市の快挙に応援を ──フェミ条例への抜的改正案提出 ! 11月13日に市川市の市議会に、現行のフェミ的「男女平等基条例」に代わる「男女共同参画社会基条例案」が保守系議員によって提出された。 新条例案では現行の「男女平等社会の実現の障害となる性別役割分担意識がいまだ根強く残っており」といったフェミ的「前文」がすべて削除されている。また「男女の実質的平等を実現するため」という文章も削除されている。 代わって新条例案には、「男女がその特性を生かし、必要に応じて適切に役割分担しつつ、互いが対等の立場で協力し、補完し合って……」とか、「男女が男らしさ、女らしさを否定することなく」「専業主婦を

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  • フランクフルター陰謀論2.0(ウソ) - 荻上式BLOG

    渋谷のBOOK1stにて、安倍氏ブレーン五人組の一人らしい中西輝政さんの『日人としてこれだけは知っておきたいこと』というがトップ10入りしていたので、立ち読みしていたら、一ヶ月ぶりに「フランクフルター陰謀論(笑)」に遭遇。その曰く、ジェンダーフリーはフランクフルト学派の革命戦術の一種だそうだ。Amazonのレビューでも、「占領政策に垣間見えるフランクフルト学派の暗躍や、著者が、最近あちこちで力説している”コミンテルンとシノミンテルン”と日の隠れマルクス主義者の共謀も紹介されています」などなど、好評価みたいです。もう好きにして。 中西さんは『諸君!』2005年7月号にて、「国連、知られざる誕生の秘密」という文章を載せていて(要旨はここで読めます)、での解説はそこでのフランクフルト学派の解説とほとんど同じだった。は買っていないので、そっちの方を引用してみる。 二十世紀以降、国民の多

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