タグ

ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (12)

  • MXテレビの新番組はオセロの松嶋さんと一緒 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    4月5日から(毎週日曜日夜23時)、東京ローカルのUHF局Tokyo MXテレビで、町山が出演する番組が始まります。 http://www.mxtv.co.jp/ http://www.sonymusic.co.jp/etv/matsumachi/ 日未公開のアメリカ映画をまるごと放送する番組です。 司会はオセロの松嶋尚美さん。 オイラは作品の選択と解説を担当します。 最初はアメリカのドキュメンタリー映画を紹介していきます。 第一回は世界一のスーパー・チェーンの功罪を暴いた『ウォルマート/激安の高い代償』(仮題) Walmart: The High Cost of the Low Price 第二回はサブプライム・パニックを予言することになった、アメリカの異常な貸しまくり事情をルポした『限度額目いっぱい/クレジットカード地獄USA』(仮題)Maxed Out 第三回はWTOや巨大企業の広

    MXテレビの新番組はオセロの松嶋さんと一緒 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • イーストウッドの『グラン・トリノ』はデトロイトへの挽歌 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    TBSラジオ「ストリーム!」毎週火曜日午後2時「コラムの花道」、日はクリント・イーストウッド監督主演の新作『グラン・トリノ』について話します。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6885576 先日、デトロイトに取材に行った時、ちょうどこの映画が全米ナンバーワンの大ヒットになっていて、自動車労働者たちはこの映画の話で持ちきりだった。 なぜなら、これはデトロイトの住宅地グロス・ポイントに住む元自動車労働者の物語だから。 50年間フォードの組立工として働き続けたポーランド移民二世の老人コワルスキ(イーストウッド)はを亡くしてひとりぼっちになった。かつて自動車会社の従業員たちのリッチな住宅地だったグロス・ポイントから人は去り、代わりに黒人やメキシコ人やアジア人の貧困層が流入し、犯罪は増え、荒れ果てていった。白人の住人はもうコワルスキ一人だけだった。 コワルスキは

    イーストウッドの『グラン・トリノ』はデトロイトへの挽歌 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    navecin
    navecin 2009/02/03
    ダメだ、読んでるだけで…
  • 町山のPodcastは『ウォーリー』と『未来惑星ザルドス』 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、今週は現在日公開中のピクサーのアニメ『ウォーリー』にちなんで、『ウォーリー』に影響を与えた70年代デストピアSFについて話します。 http://www.enterjam.com/tokuden.html 70年代前半には絶望的な未来世界を描いたSF映画が数多く作られましたが、今回は特にジョージ・ルーカス監督の『THX1138』(71年)と、ジョン・ブアマン監督の『未来惑星ザルドス』(74年)についてクロースアップします。 『未来惑星ザルドス』はショーン・コネリーが007ジェームズ・ボンドを降りて、はじめてカツラを取って演じた映画です。 みんなで歌おうザルドスの歌

    町山のPodcastは『ウォーリー』と『未来惑星ザルドス』 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • ストリート・キッドが「クイズ$ミリオネア」で全問正解? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日のTBSラジオ「ストリーム!」「コラムの花道」では、『スラムドッグ・ミリオネア』というインド・イギリス合作映画についてお話しします。 http://www.tbsradio.jp/st/2008/11/1118_2.html スラムドッグとはスラムに暮らす最下層の人々のこと。 ミリオネアはみのもんたの「ファイナル・アンサー?」でおなじみ「クイズ・ミリオネア」だ。 「クイズ・ミリオネア」はもともとイギリスのTV番組で、世界数カ国で放送され、インドでも大人気。 その番組にスラムのストリート・チルドレン出身の孤児の青年ジャマールが出場し、がんがん勝ち進んで、あと一問で全問正解、賞金2千万ルピーを獲得する寸前で逮捕される。 「学校も行ってない貴様があんなに物知りなはずがない! カンニングしたに決まっている! 白状しろ!」人権無視のインド警察はジャマールを殴る蹴るの拷問、電気ショックまで使うがジ

    ストリート・キッドが「クイズ$ミリオネア」で全問正解? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    navecin
    navecin 2008/11/19
    面白そうだなオイ。
  • 唐沢俊一の知ったかぶりには堪忍袋の緒が切れた - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

    http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20081004/1223091287 またしても唐沢俊一検証blogからです。 唐沢俊一の最新刊『トンデモ事件簿』P.164より 話をIRAに戻すと、この団体は女王陛下のイングランドに楯突く凶悪なテロ組織なのだが、しかしイングランドに長年虐げられてきたアイルランドの独立を目指す組織なので賛同者も多く、あの“女王陛下の007”ことショーン・コネリーも、この団体には多額の寄付をしている(だからコネリーはいまだにサーの称号がもらえないでいる)。 これっぽちの短い文章がもう間違いだらけだ。というか、正しい部分がほとんどない。 1 IRAはアイルランド独立を目指す組織ではない かつてはそうだったけど、アイルランドはすでに1921年に連合王国いわゆるイギリスから独立しちゃってるから、もう、「目指し」たくても目指せないんだよね! もし、

    唐沢俊一の知ったかぶりには堪忍袋の緒が切れた - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
    navecin
    navecin 2008/10/05
    一つ一つはうっかりミスでも、こう固まるとね
  • 「プライベート・ライアン」を3人で4日で再現する! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    イギリスのテレビ番組「トップ・ギア」のタレント、リチャード・ハモンドが行った実験。 三人のボンクラが、三人分の軍装と、4日の期限で、『プライベート・ライアン』のオマハ・ビーチ上陸シーン再現に挑戦。 三人で海岸を何度も何度も何度も何度も往復してそれをコンピュータで合成して何百人ものアメリカ兵にする。 ドイツ軍側も三人で演じる! もう、エキストラはいらない時代なんだなあ。 このリチャード・ハモンドはチャレンジボーイで、自動車の最高スピード記録を破るため、ジェットエンジン・カーに乗ってクラッシュして死にかけた。

    「プライベート・ライアン」を3人で4日で再現する! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 段ボールで『2001年宇宙の旅』をリメイクできるか? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    正月明け早々に嵐の中をハリウッドに出張したよ。 ジャック・ブラック主演の新作映画『Be Kind Rewind(巻き戻して御返却ください)』の取材でね。 ニュージャージーのビンボーな町に古くて汚いレンタル・ビデオ屋があった。 置いてあるのはVHSビデオのみ。でも、DVDプレイヤーが買えないビンボー人や、新しいテクノロジーに追いつけないおじいちゃんやおばあちゃんからは重宝がられていた。 店員はモス・デフ。店の常連はガラクタ置き場のトレイラーに住むジャック・ブラック。 ジャック・ブラックはある日、高圧電線に触れて強烈な磁気を帯びてしまい、店のテープを全部消去してしまう。 そこに常連の可愛いおばあちゃん(ミア・ファロー)がやって来た。 「『ゴーストバスターズ』って映画あります?」 「ちょ、ちょっと待ってください!」 さあ、困ったモス・デフはとんでもないアイデアを思いついた。 ええーい! 自分で『

    段ボールで『2001年宇宙の旅』をリメイクできるか? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 泥棒が被害者を「俺が盗んだことをバラしたら訴えるぞ」と脅す - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_604f.html 前にも書いたけど、人間誰でもついうっかり善くないことをしちゃうことはある。 それはしょうがない。 問題はその後のケジメだ。 法的措置をとることもありますので、ご了承下さい 勝手に人の文章をごっそり盗んでおいて、被害者を恫喝するのはいくらなんでもマズいだろう。 幻冬舎としたら出版の段階では唐沢俊一が盗用したことを知るはずもないんだから、唐沢に謝罪させて、絶版なり回収なりして、損害は唐沢に請求してもよかったんじゃないか? でも、ここまでやると、もしかすると編集者も盗用を知っていたのかも、と思っちゃうよ。 オイラが編集者だった頃に著者と交わしていた出版契約書には 著者は入稿する原稿が適法であることに責任を持つ、 そして著者がそれに反して出版社に損害を与えた場合は賠

    泥棒が被害者を「俺が盗んだことをバラしたら訴えるぞ」と脅す - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • イラク無差別射撃ドライブのBGMはエルビス - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    コーポレイト・ウォーリアというと「企業戦士」のことだが、 戦争業務の分割民営化が進んで問題になっている。 傭兵を抱える民間企業が、軍隊の仕事を請け負っているのだが、 彼らに戦争行為をする法的資格があるのか、また統率は取れているのか。 イージスというイギリスの民間「警備」会社の傭兵が民間人を無差別射撃するビデオが流出している。 イラクの一般道路をバンで走りながら、後ろを走っている自動車に面白半分にアサルトライフルで射撃する。 後ろの自動車はフラントグラスが飛び散り、クラッシュする。 その車に乗っているのは女性や子どもかもしれないのに、傭兵たちはケラケラ笑っている。 このビデオは傭兵たちが撮影して「おみやげ」にしたので流出した。 音楽にエルビス・プレスリーを入れたのも彼ら。

    イラク無差別射撃ドライブのBGMはエルビス - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ハッピー・クリスマス(戦争は終わる)

    So this is Christmas そして、クリスマスがやってきました And what have you done この一年、あなたは何をしましたか Another year over ひとつの年が終わり And a new one just begun 新しい年が始まります Ans so this is Christmas そして、今日はクリスマス I hope you have fun 楽しい日になるといいですね The near and the dear one 身近な人にも、大切な人にも The old and the young お年よりにも、若者たちにも A very merry Christmas 当にメリー・クリスマス And a happy New Year そして新年おめでとう Let's hope it's a good one 来年こそ、いい年になりますよ

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ハッピー・クリスマス(戦争は終わる)
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「わかってもらえるさ」RCサクセション

    今年のアカデミー賞で作品賞ほかにノミネートされている映画『グッドナイト&グッドラック』は、マッカーシー上院議員による「赤狩り」が吹き荒れる50年代を舞台に、政治的な傾向のあるマスコミ関係者が次々と社会主義者と決め付けられて弾圧されるなかで、マッカーシーに敢然と立ち向かったCBSのキャスター、エド・マローの勇気を描いている(詳細)。 しかし、なぜ、今、50年も昔のことを映画に? 製作・脚・出演のジョージ・クルーニーは、赤狩りの恐怖のためにマスコミ関係者が政府批判を避けるようになった50年代が、対テロ戦争の下、マスコミがブッシュ政権を批判しなくなった現在の状況とが似ていると考え、ジャーナリストに当の役割を思い出させるためにマローのことを映画化しようとしたのだ(クルーニーは大学まではキャスター志望)。 この『グッドナイト&グッドラック』のシナリオをクルーニーと共同で執筆したグラント・ヘスロヴ

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「わかってもらえるさ」RCサクセション
  • カザフスタンからアメリカを探検しに来た男ボラット - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    日のTBSラジオ「コラムの花道」では、 今、アメリカを震撼させているカザフスタンのTVレポーター、ボラット・サグディエフについて話します。 ボラットはカザフスタン国営テレビのレポーターで政府の命を受けてアメリカ政治文化を取材している。 そしてアメリカ各地で国賓並みの歓待を受け、次々と問題を起している。 たとえばスーパーマーケットでズラっと並んだチーズを見て店長に「コレハ何デスカ?」と質問する。 たとえばボラットがヴァージニアのロデオ大会を取材した時は、外国からの来賓ということで、マイクを取って、会場を埋め尽くしたブッシュ大統領を信じる愛国者たちに挨拶した。 「ワガ国、かざふすたんハ、あめりかノてろ戦争ヲ支援シマス!」 ブッシュ大統領は自分がやってる戦争のことを対テロ戦争War on terrorと呼んでいるが、ボラットはwar of terrorつまりテロによる戦争と間違えてしまった

    カザフスタンからアメリカを探検しに来た男ボラット - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 1