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奥付を見ると2018年2月15日とあるので、ちょっと未来を先取りしたような気がするが、ツイッターでカレンさんの、『モンプチ 嫁はフランス人③』(参照)が発売された、という話のツイートを見て、そのままポチったら今日届いた。早速、読んだ。面白かった。というか、書籍としてのオチというか、エンディングというか、知らないでいたので、すごいびっくりした。「完」と書かれたページを見ると、ぐぉぉんと感動するものがある。ネタバレはしない。 「嫁はフランス人」の既刊も読んでいるので思うのだけど、なんというのか、こうして時系列で読んでいくと、そこにはたくまざるドラマがあるものだと思う。事実は小説より奇なり、というのか。もちろん本書の話も大半は、作者・じゃんぽーる西さんの普通の日常であり、日常の断片でしかないとも言える。主に育児と主夫の、普通の日常である。だが、それが面白い。作者の漫画の才能のなせるところでもある
見ようと思って見落としていた映画は何かなと候補を見ていて、『モアナと伝説の海』(参照)が気になった。これもなんとなく機会を逸して見ていなかったのだった。『アナ雪』のほうはかれこれ4、5回は見たというのに。 『モアナ』はどうだったか。見終えて何より、ああ、これは非の打ち所がない作品だなと思った。ポリネシア世界をよく研究している。ハワイのダンスの動きやメンタリティもよく考慮されている。なにより美しい映画だった。水のきらめきや南方の植物のリアリティなど驚嘆すべき仕上がりである。主人公のモアナの肉体表現、肌の質感などもすばらしく、自然なエロスが十分に表現されていた。笑いもよい。マウイの滑稽さもよいが、ヴィランズとしてタマトアの話芸と歌は最高だった。肝心のプロットも悪くない。ひねりは効いているし、メッセージ性はある。 が、奇妙なものだ、これだけ完成度が高い作品だとそれ自体が、微妙に欠点のようにも思え
小室哲哉さんが、週刊文春に不倫疑惑を報じられたのを契機に、引退を発表した。「高次脳機能障害」を抱える妻・KEIKOさんの介護に疲れ不倫に走ったと報じられた、などの憶測が飛び交っている。 そんななか、高次脳機能障害の当事者であり、発達障害の妻との18年に渡る家庭再生の記録を『されど愛しきお妻様~「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』にまとめた文筆業の鈴木大介さんが、一連の報道についてどう思ったか、その所感を綴った。 「事実と違う」と言うだけでは足りなかった思い 頂点を極めたアーティストとは、公人なのかもしれないが、それにしてもどれほどの苦しさを押し殺してあの場に挑んだのだろう。小室哲哉さんが不倫疑惑報道を受けて行った記者会見は、同時に引退会見になった。質疑を除いても50分以上に及んだ会見を見ながら、何度か涙を抑えきれなくなった。 『週刊文春』の報道については、ただ「事実とは違う
2018.01.26 14:15 ドラマ『女子的生活』が描く「性別」というファンタジー 男女のあわいを巧みに体現する志尊淳 1月26日に最終回をむかえるドラマ『女子的生活』(NHK)はトランスジェンダー女性である主人公・みき(志尊淳)の、アパレル会社勤務の生活を描いている。周りには、みきの部屋にとつぜん転がり込んでくる高校時代の同級生だった後藤(町田啓太)、会社の同僚のかおり(玉井詩織)と仲村(玄里)、みきと恋人関係になるゆい(小芝風花)らがいる。そう書くとかんたんなのだけど、とても奥深い。その要が志尊淳の見事な演技だ。 トランスジェンダーという存在は、その当事者の生きる社会において、生物学的性別と紐づけられた「男性/女性とはこう」という価値観にもとづく服装、振る舞いに違和感を持ったり、移行するもの、と言える。『女子的生活』のみきは、男性として生まれたけれど(実際は、子どもの出生時にわたし
「ダウンロードじゃわからない」「ストリーミングじゃわからない」はてさて、なにがわからないのだろうか? それは人からの言葉。RCサクセションもBLACK FLAGもジョン・コルトレーンもBUTTHOLE SURFERSもツェッペリンもMAYHEMもN.W.Aも、みんな誰かの口から聞いた。音楽が好みだったのか、そうじゃなかったのかは置いといて、先輩だったり、クラスのヤツ、好きな異性、おしゃれな友達の言葉があったからこそ、その音楽に出会えた。辿り着けた。周りの大好きなみんなからの言葉だ。 そしてレコード屋も。カウンター越に矢の如く放たれる聞きなれないアーティト名、バンド名、ジャンル名。矢が心のど真ん中に刺さるたび、音楽がどんどん好きになった。ずっとカウンター前を陣取っていた。今考えれば、大迷惑だったろうに。本当にすいません。そう、ダウンロードでもストリーミングでも、レコ屋さんの言葉は聞けやしない
小室哲哉さんが引退するという話題をツイッターで見かけて、いくつか複数のニュース・ソースで確認した。「不倫騒動のけじめ」と題したものもあり、また引退の契機がいわゆる「文春砲」ということもわかった。で、まあ、なんというのか、もにょんとした感情に襲われた。 ツイッターでの関連話題を追っていくと、私のタイムラインでは概ね、人の不倫を暴いて追い込むのなんかもうやめろよ、という意見が多い。私もどちらかというと、そういう思いがする。関連して、コラムニストの小田嶋隆氏は「文春砲」について、「仕置人気取りなわけか?」とまず述べ、「不倫をしている人間より、他人の不倫を暴き立てて商売にしている人間の方がずっと卑しいと思っています」とツイートしていた。それもそうだろうとは思うが、彼は該当の記事を読んでからそう述べたのか、「文春砲」なるツイートに反射的にそう思ったのかはわからない。 私は週刊文春のデジタル版を購読し
仏コニャックの音楽祭で歌うクランベリーズのドロレス・オリオーダンさん(2016年7月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / GUILLAUME SOUVANT 【1月16日 AFP】(更新)アイルランドの人気ロックバンド「クランベリーズ(The Cranberries)」のボーカル、ドロレス・オリオーダン(Dolores O'Riordan)さん(46)が15日、英ロンドンで急死した。オリオーダンさんの広報担当者が発表した。 広報担当者の声明によると、オリオーダンさんはレコーディングのためロンドンに滞在していた。家族は急死の知らせを受け「打ちのめされている」という。声明ではそれ以上の詳細は明かされていない。 ロンドン警視庁(Metropolitan Police、Scotland Yard)は、15日午前9時5分(日本時間午後6時5分)にロンドン中心部パークレーン(Park Lane)の
「(男女共に『らしくあれ』と)『決められちゃう』のは苦しいじゃないですか。ある程度決めないと(社会を構成するのが)難しいって部分があるから、決められちゃう部分もあると思うけど、音楽の上だったら絶対にそれから自由だ、っていうことが当たり前だと思うんですよね。だから、今後もこのメッセージは言っていきたい」 バンドのドラマーとして音楽シーンに登場し、解散後の2015年に『MC BATTLE THE罵倒』への参戦をキッカケにラッパーとしての活動を本格化。16年には「TOKYO BANANA」「Back to the Jungle」の2枚の作品をリリースし、17年1月にはフィメールMCによるバトル『CINDERELLA MC BATTLE』で優勝。そして、数々のメディアにも登場し、約2年強という短期間で一気にシーンの注目株になったあっこゴリラ。その彼女が新作「GREEN QUEEN」をリリースした。
中村は12月20日午後、体調不良のため病院で診断を受けたところ、最低でも1週間程度の絶対安静が必要という指示を受けたという。現時点での医師の見解によると、療養に専念すれば早期回復に向かうことができるとのこと。所属事務所は「過度な心配はされないよう安心して復活をお待ちください」とコメントしている。 キャンセルになるのは、本日12月21日に東京・ShowBoatで行われる友川カズキ×坂本弘道×中村達也「かけがえのない」への出演と、12月25日に東京・町田ノイズで開催される日向秀和(ストレイテナー、Nothing's Carved In Stone、FULLARMOR、killing Boy)と松下マサナオ(Yasei Collective、GENTLE FOREST JAZZ BAND、ZA FEEDO)のイベント「HH&MM」へのゲスト出演。両公演共、中村を除いた別編成でライブが実施される。
ナタリー 音楽 特集・インタビュー フィロソフィーのダンス「ザ・ファウンダー」インタビュー フィロソフィーのダンス「ザ・ファウンダー」 PR 2017年11月22日 フィロソフィーのダンスが2ndアルバム「ザ・ファウンダー」をリリースした。2015年に結成され、「Funky But Chic」をキーワードにしたファンクやソウルミュージックを中心とした楽曲でアイドルファンのみならず、多くの音楽リスナーの注目を集めているフィロのス。「ザ・ファウンダー」は昨年11月リリースの1stアルバム「FUNKY BUT CHIC」以降に彼女たちが発表した楽曲と新曲「ダンス・ファウンダー」を収録した、彼女たちのここ1年間の集大成となる作品に仕上がっている。 今回音楽ナタリーではメンバー4人とプロデューサーの加茂啓太郎にインタビューを実施。アルバムのほか、グループの成り立ちや4人のパーソナリティについて話を聞
1回負けを認めるしかない ──まず始めに伺いたいんですが、ニューアルバムのタイトルが「LAST ALBUM」というのはどういうことなんでしょう? 素直に受け取ると、これがBILLIE IDLEの最後のアルバムということになってしまいますが……。 NIGO まあそう思いますよね(笑)。実は今回のインタビューを僕ら2人で受けることにしたのは、このタイミングでBILLIE IDLEの現状について話をしたいと思ったからなんです。 ──なんだか穏やかじゃないですね。本当にこの作品がラストになるんですか? NIGO うーん、ラストじゃないんですけど、でも次のステップに行くために正直ここで一度仕切り直したいっていう気持ちはあるかも。 ──今のBILLIE IDLEに何か問題があるということですか? NIGO いや、そういうことでもないんです。メンバーは着実に力を付けてきているし、最近はライブの動員も増え
GANG PARADE / GANG PARADE takes themselves higher!! 【配信形態】 ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz)(32bit/48kHz) / AAC 【配信価格】 単曲 200円(税込) / アルバム 2,000円(税込) 2017年11月21日(火)より配信スタート! 配信日に先駆けて予約販売スタート。 予約注文に関してはこちら 【Track List】 1. イミナイウタ (作詞 : 松隈ケンタ×竜宮寺育 / 作曲 : 松隈ケンタ) 2. GANG PARADE (作詞 : GANG PARADE!!×松隈ケンタ×JxSxK / 作曲 : 松隈ケンタ) 3. Are you kidding? (作詞 : テラシマユウカ / 作曲 : oki you-oh) 4. 普通の日常 (作詞 : 竜宮寺育 / 作曲 : ユメノユア) 5
マルコム・ヤングが11月18日に亡くなった。64歳だった。 ◆マルコム・ヤング画像 認知症をわずらい2014年に引退するまで、1973年の結成以来AC/DCを牽引、そのグルービーで堅実なバッキングは多くのギタリストからリスペクトされ、ミュージシャンズ・ミュージシャンとしてその後のロックミュージックにも大きな影響を与えるギタリストだった。グレッチと1959マーシャルによる極上なオーバードライブサウンドも、世界中のギタリストから高く評価されるものとなっていた。 AC/DCのプロデューサーを務めた兄のジョージ・ヤングも10月に死去したばかりで、最悪のニュースが続いてしまう事態となった。アンガスの悲しみは計り知れぬものだろう。 AC/DCのフェイスブックで書かれたオリジナルコメントは以下の通り。 Today it is with deep heartfelt sadness that AC/DC
2016年9月、5人のメンバーで再スタートを切り、2017年5月に新メンバー・ももらんどとパン・ルナリーフィが加入、GANG PARADEのカミヤサキがレンタル移籍し、現在7人体制で活動中の新生アイドル研究会BiS。5月末より行ってきた全国ツアー〈BAD SOCiAL TOUR〉のファイナル公演〈IDOL is DEAD〉を目前にペリ・ウブが感染性腸炎により入院、無事退院したもののリーダーのプー・ルイがダイエットに挑戦する企画〈DiET or DiE〉でまさかの失敗。9月16日より活動休止となり、6人での活動を余儀なくされた。そして10月6日の赤坂BLITZ公演を6人で迎えたBiS。ライヴ途中でプー・ルイが復帰し、2回目のメジャーデビュー、両国国技館でのワンマンを発表し、再び7人で走り始めた。そんなBiSの6人で活動した期間を6人とともに振り返る。 新生BiS、7人体制での2ndシングルを
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