4月10日にニューヨークのバークレイズ・センターで開催された式典でロックンロール名誉の殿堂入りを果たしたニルヴァーナだが、プレゼンターを果たした元R.E.M.のマイケル・スタイプ、ニルヴァーナのデイヴ・グロールとクリス・ノヴォセリック、カート・コバーンの母親ウェンディ、そしてカートの未亡人コートニー・ラヴがそれぞれにバンドとカートを振り返るスピーチを披露することになった。 マイケル・スタイプに続き、デイヴ・グロールは次のように感謝を込めてバンドの歩みや初期の活動を振り返ってみせた。 「俺はニルヴァーナでは無口なメンバーだったんだ。ドラマーだったからね。でも、みんなあんまり知らないだろうけど、俺は実は5人目のドラマーなんだよね。あれこれあってね、俺は世界で一番ラッキーな男になって、ニルヴァーナのメンバーにもなれたんだよ。 でも、俺には自分の前にドラマーを務めてきた歴代ドラマーへの敬意を表する