米アップルの腕時計型端末「Apple Watch(アップルウォッチ)」の登場で、勢いを増すウエアラブル端末市場。数値化して記録の難しかったライフログ(日常生活の行動記録)を収集し、健康維持などに役立てる動きが今後、さらに広がるのは必至だ。こうしたトレンドを技術面で支えるのがセンサーテクノロジー。例えば、Apple Watchは加速度センサーに加え、手首と面する背面部に心拍センサーを搭載し、意識していない日常生活を収集データで描き出す。 見えなかったものを、センサーテクノロジーが可視化する。こうした動きはライフログの世界だけにとどまらない。常に身につけるわけではないものの、“ニッチ”なマーケットでセンサーテクノロジーが貢献している分野がある。ゴルフだ。総務省が5年おきに調査している「社会生活基本調査」によると、2011年度のゴルフ人口は924万人。愛好家の数は微減が続いているとはいえ、根強い
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