グローバルで活躍する日本人マーケターを育成しよう!というスローガンほど、ガラパゴスなものはない。そう2−3年前から思い始めていた。 すでに日本は世界と接続しているし、見えてないだけかもしれないが、すでに活躍している日本人は多くいる。 上記のようなスローガンの裏には、そうした「海外で活躍している日本人」のイメージがあり、それこそが「グローバルで活躍する日本人」だとする思考があるように思う。 だが、広告・マーケティング業界に関して言えば、長きに渡って、世界2位・3位のサイズの市場だということは世界的に知られているのであり、かつ、一方で世界的に見てもエントリーが難しい市場だということも知られている。 それゆえに世界と接続したビジネスを日本で成功させると、それを世界はリスペクトしてくる。 つまり、海外に出て行くことだけが「日本人が世界で活躍すること」なのではない。 日本市場の難しさゆえに、海外生
2013年夏、LINEの事業説明会「Hello, Friends in Tokyo 2013」で発表された新しいアプリ「LINE MALL」が、IT業界の内外を巻き込んで大きな話題となった。ユーザーが世界で3億人を突破し、スマホ時代のコミュニケーションツールの代名詞ともなったLINEがショッピングモールに参入するというのだ。 発表時点では詳細がまったく不明で「LINE MALL」というサービス名称のみが明らかな状態だった。それがかえってさまざまな憶測を呼んだ。その後、B2CだけでなくC2Cも対象となるなど徐々に内容が明らかになり、11月上旬には先行出品ユーザーの募集も開始された。 盛り上がるLINE MALLへの期待に対して、LINE執行役員/CPOの島村武志氏は「今日はLINE MALLの具体的な内容には触れない。LINE MALLのリリースに向けて、LINEはどんな風にECを見て、どん
SEOに取り組んで、顧客にどんな価値を提供したいのか? - マーケティング目標の話 キーワードと順位のレベルで考えるのではなく、自社のサイトや事業におけるどんな課題や問題を解決したいのか、どんな価値を提供したいのかまでを具体的に描いた上で、SEOの戦略に落とし込めば、もっと優れた成果を生み出すことができるはず 公開日時:2014年01月02日 23:53 SEOのプロ渡辺隆広氏に聞く、「年末年始でこれだけはやっておきたい6つのこと」(エンジニアtype) このインタビューの中で、(企業がSEOに取り組む場合)「マーケティング目標を明確にせよ」という話をしたのですが、その点について少し。新年を迎えることですし、改めて考えて下さいという提案も込めて。 検索順位を上げる技術は重要だけど・・・ 私は元々、2000年頃(SEO初めて3年目)に「マーケティングの理解がない人間がSEOをやっても将来はな
である。 こんなことを書いているのも、私自身がSEOそのもの対して興味があまりなくなってきていたりするせいもあるかもしれない。 SEOって結局のところビジネスの目的を達成するための一手法にしか過ぎない。 ビジネスを高い地点から俯瞰して、目的に到達する方法を色々考えることの方が楽しいと思えるようになってきたからだろう。 大切なことはビジネスの目的を達成することで、その方法の選択は各自に委ねられている。 SEOは目的を達成するための重要な選択肢ではあるが唯一無二ではない。 手っ取り早くコンバージョンを取りたいならLP+リスティングがいいし、露出を増やしたいならSEOだけでなくいかにして口コミを巻き起こすか?に知恵を絞った方がいいかもしれない。 そもそも、SEO以前に集客できたとしてもコンバージョン絶対しないだろうってサイトもあり、集客以前にボトルネックを解消しなくてはならない。 私が最近見た事
インバウンドマーケティングが注目を集めるなか、さまざまなインバウンドマーケティングを試行しているマーケターたちは、より包括的なアプローチでキーワードに取り組むことの重要性に気づき始めている。 検索キーワードは、サイトの構築を完全に終えた後に追加するのではなく、サイトの根幹に組み込んでいくものになりつつある。 この記事では、キーワードを利用することで、ペルソナを活用し、最終的にはサイト構築プロセスの向上につながるような影響を与える手法について、ルース・バーが解説する。 SEOmozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボードフライデーにようこそ。私はルース・バー、SEOmozでSEOリーダーを務めている。 今回は、ペルソナを活用して、最終的にサイトマッピングプロセスを向上させるためのキーワードの使い方について話していきたい。 検索キーワードには、サイト構築初期のIAやUXの時点から取り組むべき
アプリやWEBサービスのPRをする上で知っておきたい「戦略PR」の7つの考え方と事例。,アプリやWEBサービスのPRを考える上で、参考になる「戦略PR」の事例を紹介しています。アプリやWEBサービスではないですが、どのようなPR事例があるか調べてみました。 戦略PRとは、 ①メディアや消費者の関心を最大化できるテーマを設定し、 ②商品の売上に貢献するシナリオを描き、 ③チャネル設計し、 ④情報の伝播をしかける (新版 戦略PRより) だそうです。 では考え方と実際の事例を紹介していきます。 一番をつくる 世界一、日本一は話題になりやすいです。AKB総選挙、1箱1,000円のタバコなどカテゴリを絞ることで一番を作りやすくなります。 ・世界一素晴らしい仕事 「Best Job in the World」という求人広告がオーストラリアで出ました。仕事内容は、無人島でのちょっとした雑務とグレート・
本日(9月11日)発売の「週刊文春」(文藝春秋/9月19日号)が、辻希美がいわゆる“炎上マーケティング”で月収500万円を稼いでいるのでは? と報じている。 辻といえば、夫である杉浦太陽と共に、3人の子供に恵まれた家庭円満ぶりをアピールし続けている“アットホームキャラ”。特に辻は、ブログで自身の家庭を垣間見せることで、若い女性を中心に高い支持を得ているとされる。 そんな辻のブログだが、文春の記事によると、先日“大炎上”したという。発端は9月2日のブログで報告した、5歳の子どもの髪の毛をカットするのに5000円もかけたことだった。これにネット上で批判が噴出したという。 その批判というのも、子どもの美容室代に5000円もかけたことを非常識と断じるものだけでなく、「散髪は新学期に入るまでにすべき」「美容院を宣伝するためのステマ記事ではないか」などといったイチャモン的なものも多かったという。要は、
2010年から2011年前半にかけて、話題となったクーポンサイト。フラッシュマーケティングという手法で、「○時間以内に△△人が購入すればディナー半額に」という、共同購入モデルとして話題になりました。参入障壁の低さから、一時は100サイト以上も誕生しました。また、アメリカの大手、グルーポン社が日本市場へ進出、リクルートなども参入し、わずか数カ月で“戦国時代”へ突入するなど、多くのメディアでも取り上げられました。 しかし、2011年の年明け早々、2強だったうちの1社、グルーポンが提供したおせち料理(2万円相当とのふれこみ)が、イメージ画像とあまりに違うものが届くトラブルなどもあり、ブームは徐々に沈静化。100サイト以上あったサービスは、次々に閉鎖していき、今年の夏には、2010年当初からサービスを提供していた“老舗”のKAUPONも事業譲渡。継続しているサイトもありますが、ブームとしては1つの
ここ2~3年、敵対的買収が世間を騒がせたが、その中で独特の「防衛策」を取っているのがカゴメだ。株主構成に早くから着目し、わずか8年で14万人の個人株主を獲得した、その舞台裏とは。 主婦が会場に殺到!ゲストには吉永小百合も 08年11月6日、カゴメ「株主フォーラム」が行われた東京・高輪のホテル会場は、大勢の個人株主で埋め尽くされていた。特に目立つのは、同社株主の約3分の1を占める専業主婦の姿だ。男性が圧倒的に多い一般的な株主総会と違い、会場にもどこか和やかな雰囲気が漂っている。この日は喜岡浩二社長による決算概況説明の後、同社のCMにも出演している女優の吉永小百合さんがサプライズゲストとして登場。会場は大いに沸いた。 長井 進●経営管理本部財務部長・執行役員 東京都生まれ。1973年、横浜市立大学商学部卒業後、カゴメ入社。営業職を約10年経験した後、経理へ。94年、経理部長。2000年、財務部
決済サービス「spike(スパイク)」のリリースのほうに時間を割いていて、ブログの更新が滞っていました。。。何かの片手間でブログを続けるってなかなか難しい。気分転換にブログを新しくしました。調べるおタカノリさんやサイプロさんスゲーなと思うこの頃です。 先日Google Playがリニューアルされた記事をアップして、アイコンの大きさが2倍になり、今後Google Playでますます重要になるなと感じたわけですが、7月の末に今度はPC版のGoogle Playもリニューアルされてダウンロードページのクリエイティブがアイコンとスプラッシュだけになってしまいました。以前は大きい長方形のバナーが表示されていましが、こちらは使われるのはGoogleのおすすめに入ったときだけで、ほとんどのディベロッパーには無縁のものになってしまっています。 今後アイコンが重要になってくる流れは間違いないので、これを無料
kensuuさんが以下のようにブログに書いていて、まったくその通りだと思うのですが、じゃあどうやって枠組みを作るのかというとPDCAを含む意思決定プロセスに落とし込む必要があると思います。 どのみち言えることは、「メンバーを信じてやってもらう」ということがまず最初にあるのかなあ、と思っています。 そして、クリエイティブを発揮してもらいつつ、それが単なるアイディアの出し合いじゃなく、価値ある実装まで持っていき、ユーザーに支持してもらえるようにするか、という枠組みを、経営者層が決めるというのが重要なのだと思います。ここが本当に難しいのですが、それを作れるような会社を目指さないとですね。Google&Facebookに学ぶ、新機能の実装プロセス - nanapi社長日記 @kensuu PDCAを含む意思決定プロセス PDCAを含む意思決定プロセスと言ってもよく分からないので具体的なプロセスにし
図1:AISASモデルの概要 前回の記事で、阿部 圭司氏の新刊「新版 リスティング広告 成功の法則」を取り上げた。 この本の第1章に、消費者行動モデルからみたリスティング広告の位置づけを論じる記述があった。 私はこれを読んで、もっと広くWebでの販促手法全般及び、その中でのSEOの位置づけについて考えてみたくなったのである。 消費者行動モデルについてまずは簡単に書いておこう。 消費者が購入時にたどる行動・心理状況の変遷の説明には様々なモデルがある。 その中でも、インターネットでの行動を説明するには阿部氏も言うように「AISASモデル」が一番しっくりくる。 Attention その商品に対する情報を目にして Interest 興味が生まれて Search その商品について検索して Action 購入する Share 使った感想などの情報を共有する 私としては共有された情報を誰かが目にするとい
データ分析の専門家は、データサイエンティストという言葉をどうとらえているのか。データ分析の専門家集団 ブレインパッドの草野隆史 代表取締役に話を聞いた。 データサイエンティストという言葉をよく耳にするようになりました。データ分析を専門に手がけてこられた立場からはこうしたトレンドをどう見ていますか? 草野: 正直、ちょっと戸惑っています。なにせ定義が曖昧ですから。具体的にどんなスキルセットを備えた人材なのかがよくわからない。数理統計やビジネスの知識を挙げる人もいれば、データ分析をする人=データサイエンティストと考えている人もいます。 いざ、データサイエンティストを採用しようとなった時、「具体的にどんなスキルセットを備えた人材なんでしたっけ?」ということになりそうですよね。イメージを共有していない状況で、こんなに盛り上っているのはちょっと不思議だなと率直に思います。 とはいえ、うちも人事部が「
「21世紀で最も魅力的な職業」、データ・サイエンティスト――。2013年2月号のハーバード・ビジ ネス・レビュー誌は、ビッグデータを大きく取り上げ、データ・サイエンティストを「21世紀で最も魅力的な職業」であると呼んだ。 技術の進化によってビッグデータに対応する環境が整い、2012年は「ビッグデータ元年」とも言われた。バズワードから抜け出し、各企業がどこに目をつければビッグデータを上手に活用し、競合に差をつけられるのかを考え始めた年である。こうした動きは今後ますます加速すると考える。 ビッグデータ活用模索の流れを受け、オグルヴィ・ワンNYのマネージング・ディレクターであり、弊社のデータ分析の第一人者でもあるディミトリ・マークスとニューヨーク・タイムズ誌等に寄稿するポール・ブラウンが、共著として「Sexy Little Numbers」を発刊した。その日本語版「データ・サイエンティストに学ぶ
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