中央道上り線の渋滞ポイント「小仏トンネル」に並行して新しいトンネルを掘り、新ルートを建設するという抜本的な対策が本格化しています。下り線でも相模湖IC付近で渋滞対策が進行中。将来はどうなるのでしょうか。 上り線側に1車線分を「新ルート」で建設 何が変わる? 「小仏(こぼとけ)トンネル」を先頭に〇km渋滞――中央道を利用する人は、ラジオの交通情報などで、このトンネルの名を聞いたことがあるかもしれません。上り線で発生する長い渋滞を解消するための抜本的な対策が、いよいよ本格的に始まります。 東京都と神奈川県の境に位置する小仏トンネルの上り線は、その手前からトンネルにかけて長い上り坂になるため、速度が低下し渋滞しがちです。長野方面の行楽から東京方面へ帰るクルマが増える休日の午後などは、数十キロに及ぶ渋滞が毎週のように発生しています。 これを解消するために進められているのが、上り線側に「新小仏トンネ