こんにちは!CTOのはせがわです。 今年1月に発売された書籍「Webブラウザセキュリティ」の著者の米内貴志(つばめ)さん、レビュアーにしむねあさん、キヌガワマサトさん、私の4名でわいわいと本を振り返る対談記事、後編です(前編はこちらからどうぞ)。
ブラウザプラグインのFlash Playerは2020年末でサポートが終了しました。そのことにより、Flashコンテンツをブラウザで再生する手段がなくなっています。 筆者はBeautiflビューティフルというウェブサイトを個人的に運用しています。Beautiflは、ユーザーが投稿したFlash作品を紹介するギャラリーサイトです。Flash Player終了によってウェブサイトの目的であるFlashの再生体験ができなくなるので、窮地に陥りました。Flash Playerの終了は2017年にアドビが決定したことで覆せないので、ウェブサイト側として次の3つの対策を行いました。 FlashをHTMLで再生可能にする Flashをビデオとして残す SWFファイルをダウンロード可能にする 本記事ではウェブでFlashコンテンツをどうやって残していこうとしたのか、そのアプローチを紹介します。 Beaut
大槻幸夫 @yukio 今夜のZoom飲み会で「何で大槻さんはclubhouseやらないんですか?」と問われ、「僕の好きなインターネットはテキストとリンクと検索。それができないライブ音声にはあんまり興味が湧かないんだよね」とインターネット老人力強めの発言をし、若者たちを当惑させるなどした。 大槻幸夫 @yukio DeNA(コーポレートブランディング担当)←サイボウズ (コーポレートブランディング部長 /「 サイボウズ式」創刊編集長、TVCM「がんばるな、ニッポン。」等)←レスキューナウ 創業メンバー https://t.co/17s6RrChcX
あくまで有効日数はW3C仕様の名目上のステータスであり、参考情報にしか過ぎないわけですが、HTML5とそれよりも前に策定された(X)HTML仕様は、2018年3月に一斉に廃止され、HTML Review Draftと入れ替わるタイミングでHTML 5.1とHTML 5.2が同時に廃止されました。Second Editionを含んでいますが、HTML5シリーズがいずれも勧告から3年で廃止されているのは何とも興味深いところではあります。 また、古い話ですが、当時HTML5のEditorを務めていたHixieことIan Hickson氏が2008年に「HTML5の完成は2022年ごろになる」と発言していたことがありました(HTML5の完成は2022年!? | Web標準Blog | ミツエーリンクス)。2012年にW3CとWHATWGのHTMLが分裂[1]し、結局今年になってWHATWG HTM
この本の概要 HTTPキャッシュ,リバースプロキシ,CDNなどWeb開発で大切な「配信」の技術。 重要な技術ながら,現場では知見のあるエンジニアが少なく,なんとなくで運用されていたり,導入が遅れていたりします。 本書では,HTTPキャッシュの基礎から解説し,一冊でしっかり配信が学べます。 速くて落ちないWebサイト/Webサービス/Web APIの実現はもちろん。キャッシュ事故やセキュリティ上の問題を防ぐのにも役立ちます。 こんな方におすすめ CDNやリバースプロキシの導入に興味のあるアプリケーションエンジニア・インフラエンジニア 配信技術を学びたいインフラエンジニア Webサービスを高速化させたいフロントエンドエンジニア 第1章 はじめに 1.1 本書の対象と目的 1.2 本書の構成 1.3 下準備 第2章 配信の基礎 2.1 配信のとらえ方 2.1.1 配信の根幹 2.2 標準仕様でや
近年、技術系の情報をググると検索結果にStack Overflowの機械翻訳サイトが表示されることが多くなってきました。1 ひどいときには、オリジナルのページよりも上位に表示されていることさえあります。 Googleの検索結果の精度は年々悪化の一途をたどっているように思いますが、そういった状況の中で僕が取っている自衛手段をご紹介します。 uBlacklistで検索結果から除外 uBlacklistは、正規表現やマッチパターンで指定した任意のウェブサイトをGoogleの検索結果から除外するためのChrome拡張です。 自分でフィルタを書くこともできますが、ありがたいことにStack Overflowの機械翻訳サイトの除外用フィルタを公開している人がいるので、そちらを購読しています。 2020年7月31日現在のフィルタのURLは、以下の通りです。 https://raw.githubuserc
2021年新刊予告『Webブラウザセキュリティ ― Webアプリケーションの安全性を支える仕組みを整理する』 2020年12月28日 ご来店ありがとうございます。 2021年の新刊第1弾の発売予告です。 来る1月5日(火)より、米内貴志著『Webブラウザセキュリティ ― Webアプリケーションの安全性を支える仕組みを整理する』の発売を開始いたします。メールによる「発売開始しました」通知を受けたい方は書籍ページでメールアドレスを登録できるようになっています(予約ではないので注意してください!)。 現代のWebブラウザは、HTTPのクライアントとしてWebページを表示するだけのソフトウェアではありません。 現代社会を支える多様なアプリケーションのプラットフォームとして、そのユーザーを守るためのセキュリティ機構が幾重にも組み込まれています。 もしそれを理解しないままアプリケーションが作られれば、
HTTPといえばHTML/CSS/JavaScriptや画像などの小さめの限りがあるデータを手に入れるためによく使われている印象がある。REST APIのようなHTTPを使ったAPIでも限りのあるデータがリクエストとレスポンスになる印象が強い。
その記事でも触れたW3TechsによるWeb上のプログラム実行技術のシェアだが、現時点でFlashは2.3%と筆者の予想(1%前後)よりもやや高い水準にとどまっているものの、各方面の努力により既存コンテンツを含め、消滅へと向かうだろう。Adobe AIRなど形を変えて技術は残るが、2000年代にインターネットを沸かせたFlashの世界は2020年をもって終了することになる。 Flashサポートがブラウザから消える流れ 例えば、2019年7月にリリースされたGoogleのChrome 76以降のブラウザでは、Flashコンテンツの実行は「Block by default」状態になり、割と面倒な手順を踏まない限り実行はできない。現時点ではまだ実行可能だが、2020年12月のタイミングでは削除警告が表示され、2021年1月時点で「Out of Date」状態となり、プラグインであるFlash P
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大学でのオンライン講義が浸透してきた。課題提出や教員と学生のやり取りは、大学のポータルサイトや、「manaba(マナバ)」などのクラウド型教育支援システムを通じて行われている。一部の対面講義を除き、大学教員はいま随時学生からの問い合わせにウェブ上で対応している状況だ。 このように、学生が直接教員と会話をする機会が減少するなか、学生のインターネット利用に関して、ある傾向が見られると語るのは、関東近辺の中堅私立大学で勤務する教員・Aさん(40代・男性)だ。 「ここ最近、自分で検索すれば解決する問題を、逐一教員に質問してくる学生が増加しています。実際に自分に送られてきたのは『“問題をはらむ”とはどういう意味ですか?』『概念という言葉がわかりません、もっと簡単に説明してください』『仮説とはなんですか?』『持論とはどういう意味ですか?』などといったもの。 正直、検
またFlashのswf形式ファイルを持っているクリエイターに対し、コンテンツを提供するよう呼び掛けた。Ruffleは開発途中のため、コンテンツのアップロードはテスト環境で試してから行うよう促している。 Internet Archiveは過去10年間、古いソフトウェアをWebブラウザで動作させるプロジェクト「The Emularity」を実施。その活動の一環として、今回のFlashコンテンツのアーカイブを行ったという。 関連記事 Microsoft、公式WebブラウザでのFlash終了について説明 Adobeが年末に予定している「Adobe Flash」終了に合わせ、Microsoftが自社のWebブラウザ(Internet Explore、Microsoft Edge Legacy、Chromiumベースの新しいMicrosoft Edge)でのサポート終了について説明した。 「さようなら
アラン・ギブソンのブログより。 Mozillaの財務状況を見ると、Googleが反トラスト法の問題を回避するように、彼らを生命維持装置に付けていると結論付けるのが理にかなっています。MozillaとGoogleとの契約は、今後の収益の少なくとも70%を占めることになります。これは4億ドルを超え、ブラウザの4%でデフォルトの検索プロバイダになっています。1年間です。私は次の給与を賭けてもいいのですが、MicrosoftのInternet Explorerの独占を巡るトラブルの再発を避けるために、Googleがこのかなり寛大な契約を結んだのではないかと思います。私の推測では、この最新の反トラスト法の波が吹き荒れる頃に、Googleはプラグを抜くことが、彼らの利益になると判断するのではないかと思います。 Mozillaのトラブルで、GoogleはWeChatやFacebookのウォールドガーデン
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