バラエティーはチームでやるので、「自分がどう動けばショーとして成立するか」を考えてみんなやっています。その場で私が一番若くて売れていて、かき回さなきゃいけない場合、どうかき回すかというと、毒を吐く。それが求められていること、お金をいただく対価だと思っていました。 私は「彼氏がいなくて、結婚している人に嫉妬してる」という「記号」だったので、結婚して方向転換すれば、その仕事はなくなります。ただ、そういう記号から抜け出したくて、結婚したから結婚を語る、子どもが生まれたから子どもを語るとはなりたくなかった。非常に使い勝手の悪い人間だったのだと思います。