スーダン南部ジュバ(Juba)で、南部の独立を問う住民投票の結果発表を待つなか、スーダン人民解放運動(SPLM)の旗を振る男性(2011年1月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHIL MOORE 【2月7日 AFP】スーダン南部の上ナイル(Upper Nile)州で、重火器の引き渡し拒否する民兵による反乱があり、これまでに戦闘で50人以上が死亡した。関係者が6日、語った。 最初に戦闘が起きた上ナイル州の州都マラカル(Malakal)では3日から4日にかけて20人が死亡した。その後、油田のある地方部のPaloichとMelutにも戦闘が広がった。 Melut地区委員によると、Paloichで11人、Melutで19人が死亡し、多数が負傷したが、現在は戦闘はないという。同州のマバン(Maban)でも戦闘があったが死傷者の数はわかっていない。 ■政府軍指揮下の南部民兵組織が反乱 戦闘の発端