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本と戦争に関するodd991のブックマーク (4)

  • 戦争社会アメリカ:州兵の再雇用問題: 暗いニュースリンク

    今回は、イラク、アフガニスタンなど海外戦地から帰還した州兵たちの社会復帰問題を扱った著作『As You Were: To War and Back with the Black Hawk Battalion of the Virginia National Guard』の抜粋が掲載されたワシントンポスト紙記事を以下に翻訳。 2009年5月時点で、米国の失業率は9.2%になるという。 クレイグ・ルイスは長い間職場を離れていたので、フルバンナ郡高校の受付にやって来た時、受付の女性は訝しげに顔を上げた。 「何か御用ですか?」彼女は尋ねた。 うつろな表情で少しの間相手を観察してから、突然、何かに気づいたように目をまるくした。 「あなた、帰ってきたのね!」溢れんばかりの笑顔で彼女は言った。 「帰還しました。」そう言うルイスの髪は、陸軍規定の五分刈りのままだった。 笑顔を作ってはみたものの、このレンガ

    戦争社会アメリカ:州兵の再雇用問題: 暗いニュースリンク
  • イスラエル人とは何か

    年末年始にゆっくり読もう、と思って買ってきた『イスラエル人とは何か―ユダヤ人を含み超える真実 』。なにしろ600ページ以上もあるので、暇なときに読み進めるか……と思っていたのですが、悪い意味でタイムリーなことになってしまいました。 ■ イスラエルがガザ空爆続行、死者360人以上 ハマスも報復攻撃 (NIKKEI NET) 始めに断っておくと、今回の空爆は決して正当化されるものではありません。というより、どんな争いであったとしても、民間人が殺戮に巻き込まれるのは決して許されないことでしょう。しかし、なぜそんな行為をイスラエル国民の8割が支持するのか。イスラエル人が血も涙もない集団だからだ、と考えている方は、このを手に取ってみることをお薦めします。 一口に「イスラエル人」と言っても、第2次世界大戦でのユダヤ人弾圧を生き延びてきたような人々(恐らく僕らが一般的にイメージする姿でしょう)だけで

  • 『空爆の歴史』 - Apeman’s diary

    荒井信一、『空爆の歴史--終わらない大量虐殺』、岩波新書 6月に刊行された『空の戦争史』と主題において少なからず重なるが、もちろん企画としては独立したものなのだろう。岩波書店のサイトから目次を引用する。 はじめに 第一章 20世紀の開幕と空爆の登場―幻惑された植民地主義 1 「文明」と「未開」の距離―空爆への過大な期待 2 空からの統治―ターゲットにされる住民 3 国際法の「例外」―植民地と空からの毒ガス戦 第二章 「ファシズムの時代」と空爆―無差別爆撃を許す「文明世界」 1 「人道的な帝国」の非道とゲルニカ実験 2 中国民衆の「抗戦意思」への攻撃 第三章 総力戦の主役は空戦―骨抜きにされた軍事目標主義 1 空爆に賭けられた戦争のゆくえ 2 勝利のカギとしてのドイツ都市破壊 3 戦争の終結と勝利を急ぐ戦意爆撃 第四章 大量焼夷攻撃と原爆投下―「都市と人間を焼き尽くせ」 1 東京大空襲は、い

    『空爆の歴史』 - Apeman’s diary
  • 中島岳志『パール判事』

    中島岳志『パール判事』 まったく偶然であるが、新聞などの予告をみると、日(07年8月14日)放映されるNHKスペシャル「パール判事は何を問いかけたのか〜東京裁判 知られざる攻防〜」(午後10時・総合)は、中島の書『パール判事』の主張をほぼ番組化したものになりそうである(付記:今見た。すばらしい内容。この中島の中身の反映もさることながら、東京裁判が結論の決まった単なる茶番劇ではなく、判事同士の激しい確執のある、きわめて動的なプロセスであったことが浮き彫りになった番組だった。そして東京裁判の「成果」が平和憲法や国際司法の発展に寄与していることもわかるものになっている)。 ぼくは今、東京裁判について書かれたものをいくつか読んでいるが、東京裁判そのものが膨大な資料があるために、とても「そのもの」を読むところまでいかない。たとえば冨士信夫『私の見た東京裁判』(講談社学術文庫)にしても、裁判の全

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