麻生太郎首相は20日夜、厚生労働省の分割・再編案について、「(自身が)指示したということではない。読売新聞の渡辺さんが最初に言い出した」と述べた。首相官邸で記者団に対して応えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。 【GDP成長率】 --まず1~3月期の実質GDP(国内総生産)の成長率が、4.0%マイナスで、年率換算でマイナス15・2%。輸出、内需ともに悪い数字が出たが 「そうですね、1~3(月)は悪いと思って、どなたもみな予想されたと思います。ほぼ似たような数字になったと思っていますから、多分、株価も急に落ちることはなかったんじゃないかな。もちろん、見てないからわかんないけど、だと思いますよ。大体、皆さん思っておられた数字になった。戦後最悪ということになっていると思います」 「ただ、みんな、鉱工業生産指数、ちょっと、あまりプロの言葉すぎるけど、鉱工業生産指数が4月から全部上がっておりますし
阿修羅像を鑑賞する人たち=上野の東京国立博物館日傘を差し入場を待つ人たち=東京・上野の東京国立博物館 もはや社会現象かもしれない。東京・上野の東京国立博物館で開かれている「国宝 阿修羅展」である。3月末に始まってから62万人が詰めかけ、入館を待つ人たちに日傘を貸し出すほど。小顔で整った顔立ち、細身のプロポーション。いかにも現代的な「イケメン仏像」の最前列には女性が陣取り、熱い視線を注いでいる。 「国宝 阿修羅展」公式サイト 「心の葛藤(かっとう)を表現した人間らしい姿に共感を覚えます」 国立博物館広報室の小林牧室長はそう語る。来館者は1日平均1万3千人。会場の外では1千人近くが長蛇の列をつくる日も。「日射病にならないように」と主催者が用意した日傘は600本という。 奈良・興福寺の創建1300年を記念した今回の企画。阿修羅が東京にやってきたのは1952(昭和27)年の日本橋三越での展
天津師範大学の“歴史文化学院旅游管理専業(歴史文化学部観光管理学科)”4年に在籍する女子学生の羅彩霞は、驚愕の事実を前にして呆然となった。何が起こったのか事態がのみ込めず、頭の中が真っ白くなったのだ。 ネットバンキングの手続きをしてみたら その日は2009年3月1日、大学卒業を6月に控えた羅彩霞は数名の同級生と一緒に就職説明会に参加したが、空き時間を利用して建設銀行の支店に出向いてネットバンキングの手続きをしようとしたのだった。 手続きには“居民身分証(身分証明書、以下「身分証」)”が必要なので、身分証を取り出して銀行のコンピューターに身分証番号を打ち込んだ。すると、対応した銀行窓口の係員がぶっきらぼうに、「あんたのデータはおかしいから手続きできないよ」と驚くべき言葉を発したのだ。 私が私じゃない? 言葉の意味が分からず、「何を言ってるのよ、バカなこと言わないで」と応じた羅彩霞は何度も身分
週刊ダイヤモンド編集部 【第323回】 2009年05月22日 帰るもとどまるも地獄 日系ブラジル人の憂鬱 全国に30万人以上いる日系ブラジル人。その多くが今後の身の振り方を決められず、窮地に追い込まれている。 自動車関連産業などの派遣労働者として働いてきた彼らだが、昨年末の派遣切りで職を失った。今のところ、失業給付金で食いつないでいるものの、あと1ヶ月ほどで期限切れに直面する人が激増する。 そこで厚生労働省もようやく重い腰を上げ、日系ブラジル人支援策を打ち出すこととなった。 支援策は2つある。まず、3ヶ月間の日本語研修などを通じた就労支援。もう1つは、ブラジルへの帰国支援だ。帰国希望者に対して本人に30万人、扶養家族1人につき20万円を支給するという制度である。 しかし、ブラジルに帰国しても日本以上に失業率が高く、仕事が見つかる保証はどこにもない。おまけに、帰国支援事業には当初
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