平沼・与謝野新党「たちあがれ日本」が10日午後に旗揚げ、夏の参院選に参戦する。だが、中堅・若手の参加者はおらず、最高齢の中川義雄参院議員(72)を筆頭に、結党メンバー5人の平均年齢は69.9歳。シルバー新党などと皮肉られているが、「参院選にはイキのいい孫世代の若手候補を擁立するのでは」(永田町事情通)との隠し球説もささやかれている。“おじいちゃん孝行”は誰なのか−。 新党に参加するのは無所属の平沼赳夫元経済産業相(70)のほか、自民党に三くだり半を突きつけた与謝野馨元財務相(71)ら4人。最も若い藤井孝男元運輸相も67歳で、新党を支援する「応援団長」の石原慎太郎都知事は77歳だ。 結党メンバーの高齢度が話題を呼んでいることについて、与謝野氏は報道機関のインタビューでこう語っている。 「(参院選の)候補者には将来を託するに足りる有為の人材をなるだけ発掘したい。党はスタートするけれど、す