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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (13)

  • ロンドンの暴動のこれまで | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ロンドン北部トッテナムで発生した暴動事件のこれまでをBBCが振り返る。 現場の様子のビデオ:http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-14438109 (状況は刻々と変わっているので、あくまでも概要を掴む意味で見てください。) 8月4日:午後6時15分。マーク・ダッガン(29歳)がトッテナムのフェリー・レーンで警察に射殺される。射殺は、警察の拳銃に関わる特別チームと「トライデント作戦」(アフリカ系及びカリブ海系コミュニティーでの銃による犯罪を処理することが目的)担当警官が、逮捕を実行しようとした中で、発生。 ダッガンは、白タクの乗客で、弾に当たったものと見られている。警官が持っていた無線機が後で現場で見つかったが、これには銃弾がはまっていたという。 警察苦情処理独立委員会(IPCC)が事件の捜査に乗り出すと発表。警察官が発射したのは2発であると

    ロンドンの暴動のこれまで | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • ウィキリークスが新たな極秘文書を公開 -軍事情報はいかに取り扱われるべきか? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    内部告発サイト「ウィキリークス」が、イラク戦争に関する新たな極秘文書を、22日、公開した。 約40万点に上る米軍が管理していた極秘文書は、英ガーディアンやBBCをはじめとする世界のメディア媒体に提供された。 http://www.guardian.co.uk/world/2010/oct/22/iraq-war-logs-military-leaks http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-11611319 この膨大な電子文書は、前に、アフガン戦争に関わる米軍の秘密文書をリークした人物と同じ米軍の諜報分析家がウィキリークスに流した模様だ。 今回のリーク情報で分かったことのいくつかは: ―イラクの警察隊や兵士が行った暴行、レイプ、殺人などが組織的に行われていた場合でも、これを米軍は調査しない方針をとった。 ―これまで知られていなかった、1万50

    ウィキリークスが新たな極秘文書を公開 -軍事情報はいかに取り扱われるべきか? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英国で名誉毀損法、見直しへ ー米政府も立腹か | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    「名誉毀損の観光旅行」(libel tourism)という表現を聞いたことがあるだろうか?英国外に拠点を持つ被告、原告が名誉毀損裁判を英国で行う現象を指している。これが英国ばかりか米国でも問題になり、英国の名誉毀損裁判の判断が米国民に適用されないようにという法律が成立する一歩手前まで来ている。 ことの経緯を、新聞通信調査会「メディア展望」(8月号)、新聞協会報(7月27日付)に書いた。以下はこれに補足したものである。 *** 英国・イングランド地方の名誉毀損法の改正を求める声がメディア界を中心に高まっている。裁判費用の高額化が言論の自由や研究の妨げになっている上に、 英国外に拠点を持つ被告、原告が名誉毀損裁判を英国で行う、いわゆる「越境訴訟」(名誉毀損の観光旅行=libel tourismとも言われる)が目に付くようになったからだ。 7月上旬、英政府は、名誉毀損法の見直し作業に着手する方針

    英国で名誉毀損法、見直しへ ー米政府も立腹か | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英総選挙 ブラウン首相、「偏屈な女」と言っただけだったら問題にならない | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英国の3党首によるテレビ討論の最後が、今晩行われる。どんな結果になるのか、楽しみに待っているところだが、グーグルニュース日語を見ていたら、昨日のブラウン首相の「失言」についての記事がいろいろ出ていた。 日経のサイトでビデオ(テレビ東京のニュース)を見ていたら、あれ?と思った点があったので、テレビ討論が始まる前にとりあえずここに記しておきたい。 http://www.nikkei.com/video/?bclid=72823327001&bctid=81902540001 これを見ると、ブラウン首相が初老の女性に会った後、車に乗りこみ、まだマイクがスーツについていたのを忘れて、思わず音をもらしてしまったと。その女性を「偏屈な女」と呼んでしまった、という・・・。 この動画だけを見ると、何故これが「大失態」になるのか、日テレビを見てて分かった人はいるのだろうかー?(にこやかに話した後、「

    英総選挙 ブラウン首相、「偏屈な女」と言っただけだったら問題にならない | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英総選挙 テレビ討論で第3党の躍進 何故勝った? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    昨晩の熱狂がまださめきれていない、今朝である。5月6日の総選挙前に、昨晩、英国では初の各党党首による、米国型テレビ討論が行われた。 「米国型」というのは、大統領選挙の時、2大政党の党首(大統領候補)がテレビで討論するアレである。その昔、ニクソン氏が若々しいケネディー氏に負けた・・・というエピソードでも有名だ(当時のことを覚えている人は少ないかもしれない)。 英国は大統領制ではなく、日のように総選挙の結果、最も下院の議席を得た政党が政府を作る仕組み。国民一人一人が首相を直接選べるわけではない。もし誰かを首相にしたかったら、その人が所属する政党が推す候補者に一票を投じるしかない。 「大統領制」と言えば、最近では、ブレア元首相(1997-2007)が、「大統領スタイル」を政治に持ち込んだ、と言われている。それは、内閣の中で他の閣僚と話し合いながら物事を決めるのではなく、自分とその側近が重要なこ

    英総選挙 テレビ討論で第3党の躍進 何故勝った? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    odd991
    odd991 2010/04/17
    三人寄れば文殊の知恵
  • 権力に挑戦する英メディアー朝日「Journalism」4月上旬発売号で | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    もうすぐ発売予定の月刊誌「Journalism」(ジャーナリズム)に、英紙の調査報道について書いたのだが、「調査報道」(investigative journalism, investigative reporting)という言葉の意味合いが、英語と日語ではどうも違うことに気付いた。 英語と日語訳の意味合い・ニュアンスが違う、というのは、「journalist・ジャーナリスト」という言葉のニュアンスの違いにも似ているかもしれない。 今はそう名乗る人は増えてきたけれども、「ジャーナリスト」という日語には何か一定の色がついているように思うし(なんだかすごいルポみたいなことをしている人、とか)、例えばテック・ウェイブというブログメディアをやっている湯川さん(元時事通信)は「自分はジャーナリストではない」「このブログはジャーナリズム・ブログではない」という趣旨のことを最近よく書かれているよう

    権力に挑戦する英メディアー朝日「Journalism」4月上旬発売号で | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英社会を悩ます貧困問題 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英国の「ワーキング・プア」が生み出す現実 それでは英国の貧困問題はどうなっているだろう? 最近、「児童貧困」がニュースになった。政府統計によると、英国の児童の22%が貧困家庭で生活しているという。政府はこうした児童の親が無職あるいは適切な職を得ていないことに注目して、手当ての支給の他に雇用奨励策に特に力を入れてきた。しかし、職を得たとしても、今度は低賃金という問題が立ちはだかったために、貧困児童の総数は思うようには減少していない。英国のワーキング・プアの背景を分析した。(「英国ニュースダイジェスト」今週号に加筆。) まず貧困の定義だが、統計でよく使われるのは、世帯単位の計算だ。ある世帯の収入が国内全世帯の平均収入の60%未満である場合、貧困状態にあると見なされる。住宅費、光熱費、住宅ローン支払いなどの住宅関連費を差し引いた後の所得での比較と差し引く前の所得での比較がある。 具体的には、1人

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  • 「壊れた社会」英国 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    短かった一時の夏の暑さがどこかへ消えてしまったようで、英国では夕方になると初秋を思わせる涼しさが続いている。あっという間だったなあと思うばかりだ。 今度の総選挙がいつあるか、まだ未定だが早ければ今年10月、あるいは来年春、という話が出ている。休暇から戻ってきた野党保守党のキャメロン党首は、「社会崩壊」が最も大きな争点になる、と昨日テレビで言っていた。 英国の壊れた社会と結婚制度の廃れに関して、8月21日発売の投資雑誌「zai(ザイ) 」(ダイヤモンド社)10月号に、コラム記事を書いた。書店で見つけたら手に取っていただけたら幸いだが、犯罪率の上昇やシングル・マザーが増えている状態に多くの政治家が危機感情を抱いている状況を説明した。 英国(=欧州一般)は日に比べるといろいろな意味で自由度が高いように思うけれども、その自由度の高さゆえに、問題も出てくる。 前に、イランで拘束された英水兵たちがメ

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  • デンマーク風刺画 英国のデモ、フィスク氏の見方 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    4日は、ロンドンのデンマーク大使館の前で、イスラム教「過激集団」ヒズブットタヒリル(Hizb ut-Tahrir いろいろな読み方があるようだ)が主催の抗議デモがある、というので、出かけた。 前日にもイスラム教徒たちの抗議デモが同大使館の前であり、500人ほどが集まった中で、かなり過激なメッセージが叫ばれたという。例えば、ロンドンで自爆テロがあったのは昨年の7月7日だが、「7・7の再来はある」(実行犯は若いイスラム教徒たちだった)などを叫び、デンマークの旗を焼いたりなどした。大使館に近いハイドパーク近辺で小競り合いがあった(オートバイに乗った人が、デモの参加者に「(イスラム教)過激派」と呼んだことがきっかけ)が、それでも、ガーディアンによれば、逮捕者はなかった。 今日のデモは、私が見る限り、暴力シーンはなかったし、旗を焼く場面もなかったが、白人の若い男性が、警察の車の中に連れ込まれていたの

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    odd991
    odd991 2006/02/05
    日本風に考えると、天皇と殺人犯の写真を並べて掲載する英国新聞に対してどう反応するか、ということになるだろうか?
  • デンマーク風刺画 これまでと英紙報道 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    3日付の英紙などから拾ったムハンマド戯画事件の続きだが、 これまでに掲載したメディアをまとめると ―デンマーク ユランズ・ポステン紙。昨年9月、12の預言者ムハンマドの風刺画を掲載。目的はアーチストが「ムハンマドを描きたがらない傾向」に関する特集として。 ―ノルウエー 今年1月、雑誌マガジネットが風刺画を再掲載。 ―フランス フランス・ソワール紙が12の風刺画を今月1日掲載。同時に、ムハンマドをと他の宗教の神が天国にいる風刺画を掲載し、この中で、「ムハンマド、嘆くな、私たちも全員が戯画化されたのだから」とする文句が入っていた。ル・モンド紙はひげとターバンの男の風刺画を載せ、「ムハンマドを描いてはいけない」という文章がはいっていた。 ―ドイツ ディー・ベルト紙が、風刺画の1つを1面に、3つを中面に掲載。ベルリナーツアイタング紙もニュース面で掲載。 ―イタリア ラ・スタンパ紙とコリエル・デァ・

    デンマーク風刺画 これまでと英紙報道 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    odd991
    odd991 2006/02/05
    「間違った文化」に住んでいる、という表現がはやったらやだな。
  • アルジャジーラのサミを救おう キャンペーン | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (写真はサミと、サミの5歳になる息子) アルジャジーラのカメラマンで、2001年12月、アフガニスタンに取材に出かける途中でパキスタン当局に拘束され、現在、キューバのグアンタナモ米軍基地にテロ容疑者として拘束されている男性がいる。スーダン出身のサミ・アル・ハジ(通称サミ)だ。「テロ容疑者」といっても、正式な容疑が確定しているわけではない。 昨年10月、アルジャジーラ英語版ネットhttp://english.aljazeera.net/NR/exeres/021AA43D-0DC8-4EC1-835E-41EEBF47C27A.htm で、サミの記事が掲載され、弁護士が明かしたところによると、サミは米側から、アルジャジーラ内の情報提供者になってほしい、アルジャジーラがアルカイダと関係している、と言って欲しい、とプレッシャーをかけていたそうである。(この記事の日語版は、ライブドアの海外ニュー

    アルジャジーラのサミを救おう キャンペーン | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    odd991
    odd991 2006/01/29
    ジャーナリストもテロリストと言われるのか・・・
  • ブレア氏 グアンタナモは閉鎖されるべき | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ by polimediauk

    ブレア氏 グアンタナモは閉鎖されるべき | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • http://ukmedia.exblog.jp/3356196

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