スウェーデンでの性犯罪容疑で英当局に逮捕された内部告発サイト「ウィキリークス」代表のジュリアン・アサンジ氏が12月16日、保釈された。同氏は、スウェーデン当局の身柄引き渡し要求に抵抗している。一方、米国内では「政府に莫大な被害をもたらした彼をスパイ罪で訴追すべきだ」との声が高まり、「司法当局による立件間近」とも言われている。過去にスパイ罪で告発された被告人の弁護を務めた経験をもつワシントンの大物弁護士に、アサンジ氏の刑事訴追の可能性や言論の自由との関連などについて聞いた。 (聞き手/ジャーナリスト 矢部武) アビー・ローウェル(Abbe D Lowell) ワシントンの有名国際法律事務所「マクダーモット・ウィル・エメリー(MW&E)」のパートナー弁護士で、ホワイトカラー犯罪弁護部門の責任者。 刑事、民事両面で多くの複雑なケースの弁護を担当し、勝訴に導いている。法律専門誌で賞賛され、「ワシン
前の記事 「古代ギリシアの計算機」をLEGOで再現(動画) WikiLeaksから派生した新サイト『OpenLeaks』 2010年12月13日 社会メディア コメント: トラックバック (0) フィード社会メディア Jacqui Cheng 左はJulian Assange氏、右はDaniel Domscheit-Berg氏(Assange氏を批判して今秋脱退した人物)/Photo: Jacob Appelbaum/Flickr。画像は、Domscheit-Berg氏の脱退を報道した別の英文記事より スウェーデン紙『Dagens Nyheter』(DN)によると、『WikiLeaks』の元関係者が開設する新たな内部告発サイト『OpenLeaks』が13日(現地時間)に公開される予定だ。 「われわれの長期的な目標は、技術と政治の両面で内部告発者を支える、強力で透明性のあるプラットフォームを
(CNN) 民間告発サイト「ウィキリークス」が米政府の機密文書を大量に暴露した問題で、同サイトにサーバーを提供していた米アマゾンがサービスを打ち切ったことが分かった。ウィキリークスが1日にミニブログのツイッターで明らかにした。 ウィキリークスは1日午後のツイッターで「アマゾンのウィキリークス・サーバーが追放された」と投稿。現在は欧州の事業者と契約していると説明した。また別の投稿では、「アマゾンが米憲法修正第1条(言論の自由の条項)に不満を持つなら、書籍販売の事業から撤退するべきだ」とも主張している。 ウィキリークスのサイトは同日の早い時間にはアクセス不能になっていたが、午後の時点では復旧している模様だ。 オンライン小売のアマゾンは、米国内の複数箇所で大規模サーバーファームを運営し、そのスペースを顧客にレンタルしている。ウィキリークスはこれまで使用していたサーバーが先週分散型サービス妨害攻撃
内部告発サイト「ウィキリークス」が28日、25万1287通に及ぶアメリカの外交公電の公開をネット上で始めた。外交公電は、世界各地に274ある米大使館などから毎日のように国務省に報告される外交報告。つまりアメリカと世界の外交関係、またアメリカが世界をどう見ているのかに関する記録といってもいい。最新は今年2月のもので、「外交史上最大の暴露」と言われているが、実際のところ「機密」扱いは4割ほどだった(とはいえ、150日ごとにパスワードを変更する必要があるが、政府関係者など250万人がアクセスできた。さらに「トップシークレット」は含まれていなかった)。 まだ公開されていないが、日本に関する公電も5697通あるとみられている。日米地位協定、日米外交、沖縄の普天間の問題や尖閣諸島をめぐる問題など、今年2月までのアメリカと日本の外交の舞台裏を知ることができるかもしれない。 ただこうした内部情報の公開に賛
内部告発情報をネット上で暴露する「ウィキリークス」が、入手した米外交文書約25万件の一部を28日に公開し、「関与と対話」の外交路線を掲げてきたオバマ米政権に、深刻な痛手を与えている。国連幹部を標的にスパイまがいの活動を進め、友好国の首脳らを酷評している実態を文書がさらけ出したからだ。 ウィキリークス本体のサイトや、事前に外交公電を入手した米英独のメディアを通じ公開された文書群は、ごく一部に過ぎない。 その中で、各国首脳はばっさりやられている。サルコジ仏大統領が「怒りっぽく、独裁主義的」と切り捨てられた。ベルルスコーニ伊首相は「無責任で虚栄心が強く、現代欧州の首脳として無意味」と断言されている。 ロシアのメドベージェフ大統領については、今も権力基盤が強いプーチン首相との関係を、「プーチンが(主人公)バットマンで、メドは相棒のロビン」とハリウッド映画になぞらえた。 アフガニスタンのカル
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