チームプレーは日本の「お家芸」とよく言われる。一人ひとりの力は小さくても、チームとして各自の役割を決め、知恵を出し合い、励まし合って取り組めば、不可能を可能にすることもできる。それこそ組織の力だ。 「日経ビジネス」は10月22日号で「奇跡を起こす すごい組織100」と題した特集をまとめ、企業や団体から復興支援やスポーツ、先端科学研究のチームまで、成果を上げているすごい組織を100事例取り上げた。この特集と連動して、「日経ビジネスオンライン」では5回にわたり、一般にはあまり知られていないすごい組織の実像を紹介する。 2回目は「原点回帰の出版社」を標榜する異色の出版社、ミシマ社を取り上げる。同社は取次を通さず、全国の書店と直取引するなど出版改革を進めている。8月に発刊した『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』などが話題を呼んでいる。 JR京都駅から近鉄京都線
佐川急便のドライバーの(左から)福野克哉さん、廣瀬拓也さん、上平唯人さん=大阪市此花区(松永渉平撮影)(写真:産経新聞) 佐川急便(京都市南区)の男性宅配ドライバーが、巷の女性たちの熱い視線を集めている。「佐川の人ってイケてるよね」「あの縞シャツ姿がいい」とネット上で評判になり、ファンサイトが立ち上がると、テレビや雑誌でも取り上げられるように。今月末にはイケメン宅配ドライバー50人を紹介した写真集も出版されるなど、盛り上がる一方。その背景には、企業のブランド力を高め人材確保につなげたいという、佐川流のマネジメントがあるようだ。(横山由紀子) 「佐川急便でーす」。佐川急便大阪店(大阪市此花区)所属の宅配ドライバー、上平唯人さん(24)はいつものように得意先の企業に荷物を届けた。顔見知りになった20代の事務の女性が飛び出してくる。荷物をうけとり印鑑を押すと、女性は上平さんの手に、さっと小さな
河合隼雄さん 2007年に亡くなった心理学者で元文化庁長官の河合隼雄さんの業績を記念し、河合隼雄物語賞・学芸賞の2賞が創設される。今年5月に設立した河合隼雄財団(代表理事・河合俊雄京都大教授)が主催、新潮社が協力する。 物語賞は人の心を支えるような物語を作り出した文芸作品(児童文学を含む)が対象。作家の上橋菜穂子、小川洋子、宮部みゆきの3氏が選考委員。学芸賞は学術的成果と独創をもとに世界の深層を物語性豊かに明らかにした著作に贈られる。選考委員は心理学者の岩宮恵子、文化人類学者の中沢新一、霊長類学者の山極寿一、哲学者の鷲田清一の各氏。共に、選考会は来年5月で、過去2年間に発表された著作が対象。授賞式は7月に京都で。賞金は各100万円。 河合俊雄代表理事は「物語をキーワードに、河合隼雄の目指したものが共有されれば」と話す。財団は河合さんの遺産で運営される。
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長引く出版不況に加え、電子書籍の人気に押され気味の「まちの本屋さん」。東京ビッグサイト(東京・有明)でこのほど開催された「東京国際ブックフェア」でも、「書店の生き残り策」が熱心に議論された。ピンチをチャンスにできるのか。全国の有力書店の先進的な取り組みを紹介したい。【内藤陽】 「うちの購買率は40%台後半です」。東京・丸の内の丸善本店の壱岐直也・前店長は胸を張った。購買率とは、来店した客のうち実際に書籍・雑誌を購入した客の割合のこと。「昔は30%、いまなら20%」といわれる中、同店は群を抜いている。JR東京駅前のビジネス街にある売り場面積約5780平方メートルの大型店。本を買うのは30~40代の会社員が中心だ。 「あり得ない購買率」(出版関係者)を支える柱の一つが、同店の一角に昨年10月に設けられた編集工学研究所長の松岡正剛さんがプロデュースした書棚群「松丸本舗」。約220平方メートルの売
KindleやiPadの登場によって電子書籍が脚光を浴びる中、これら電子書籍端末をターゲットにした新時代の出版の実践例として、ある団体が注目を集めている。大ヒットゲーム「ぷよぷよ」の作者であり立命館大学映像学部教授の米光一成(よねみつ・かずなり)氏が発起人を務める「電子書籍部」がそれだ。 【拡大写真や他の紹介写真を含む記事】 同氏が講師を務める宣伝会議の「編集ライター講座・プロフェッショナルライティングコース」が母体となって発足した部である。 2010年5月に行われた、コミケの文学版ともいえる同人誌即売会「文学フリマ」では、15冊の電子書籍を投入。対面販売というユニークなスタイルで、わずか1日にして1453冊を売り上げるという快挙を成し遂げた。同部ではこの文学フリマでの成功を経て、来る7月17日には電子書籍限定の即売イベント「電書フリマ」を開催する。同部の活動について、「部長」である
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