日本維新の会の橋下徹共同代表は16日、安倍晋三首相がTPP交渉参加を表明したことについて「首相は維新の存在があったからTPPに踏み切れた。自民党内の反対派に『いざという時は維新と組む』との考えを表に出して党内が収まった」と語った。 また、橋下氏は「憲法96条改正でも、自民党と公明党が連立を組んでいるが、首相はいざとなったら維新と組めばよいとの思いで前に進めることができる」と指摘した。大阪市内で開かれた大阪維新の会の全体会議で語った。 関連記事「私を信頼して」 首相、地方組織にTPP理解求める(3/17)「TPP交渉、押し切られるのでは」 生活・小沢代表(3/16)「TPP、我々が得する結果を」 公明・山口代表(3/16)「5品目のTPP例外を参院選公約」 自民・石破幹事長(3/16)米USTR「課題残っている」 TPP交渉参加で談話(3/16)