米紙ワシントン・ポストは30日、北朝鮮が新たな弾道ミサイルを開発しているもようだと、米政府高官が明らかにしたと報じた。シンガポールで行われた米朝首脳会談では、両国の関係改善と朝鮮半島の非核化への期待が高まったが、北朝鮮による核開発継続の懸念も続いている。
【モスクワ=黒川信雄】6日の国営ロシア通信によると、北朝鮮を訪問したロシア下院のモロゾフ議員は、北朝鮮が近く米国の西岸に到達可能な長距離ミサイルの発射実験を計画していると発言した。 モロゾフ氏はロシア議員団の一員として2〜6日に平壌を訪れ、北朝鮮の上層部と会談していた。モロゾフ氏によると、北朝鮮側は保有するミサイルが、米西海岸まで到達可能だと証明する計算式なども提示したという。 北朝鮮側はさらに、「大気圏に弾頭を突入させ、それを操作する技術も保有している」と主張したという。 そのうえでモロゾフ氏は「われわれが理解する限り、北朝鮮は近く、新たに長距離ミサイルの発射実験を実施するだろう」と指摘。また、同氏は北朝鮮国内の雰囲気が「極めて好戦的だった」とも述べた。 ロシアはこれまで、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射をめぐり、「中距離弾道ミサイル」だったと繰り返し主張。米国や日本、北
【ソウル=中島健太郎】韓国紙「東亜日報」は30日、北朝鮮の首都平壌(ピョンヤン)にある兵器工場から最近、複数のミサイルが運び出されたと報じた。 韓国政府関係者の話としている。北朝鮮が、10月10日の朝鮮労働党創建記念日を前に新たな弾道ミサイルの発射準備に入った可能性がある。 韓国のKBSテレビも9月29日、この兵器工場から最近、ミサイル数発が搬出されたと報じた。情報当局は中距離弾道ミサイル「火星12」か大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の可能性が高いと判断しているという。北朝鮮は8月と9月に計2回、日本上空を通過させて太平洋に「火星12」を落下させた。「火星14」を太平洋に向けて発射すれば初めてとなる。
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