(写真)15日、ソウルで開かれた集会で、ろうそくと「NO安倍」と書いたプラカードを掲げる参加者(栗原千鶴撮影) 【ソウル=栗原千鶴】韓国ソウル中心部の光化門広場で15日、日本の安倍政権による歴史の歪曲(わいきょく)や対韓輸出規制を糾弾する、ろうそく集会が開かれました。韓国はこの日、日本の植民地から解放された日を祝う「光復節」。子ども連れや若者の姿も多く見られ、「侵略支配を謝罪しろ」「国民の力で新しい歴史をつくろう」などと訴えました。 主催したのは市民団体や労組など750団体で構成する「安倍糾弾市民行動」や市民社会団体連帯会議など4団体。日本が植民地支配していた朝鮮半島から強制動員され労働を強いられた女子勤労挺身(ていしん)隊の被害者、梁錦徳(ヤン・クムドク)さんが参加し、被害を証言しました。 参加者の思い「日韓市民が交流し、互いを理解しあえたら」 小学2年生のめいを連れていた女性(41)は