役割と各部名称 サーモスタットの役割は、冷却水の温度が適温(約80~90℃)になるように制御することです。 冷却水温度の制御方法 冷却水の温度が低いとき ラジエーターからの水路を閉じて、冷却水の温度が早く適温になるように制御します。 このとき、サーモスタットのバルブは閉じており、バイパスバルブは開いた状態です。 冷却水の温度が適温(開弁温度)をこえると ラジエーターからの通路を開き、冷却水の温度が適温になるように制御します。 このとき、サーモスタットのバルブは開いており、バイパスバルブは閉じています。 バルブが開く原理 ペレット内部にはワックスと合成ゴムが封入されています。ワックスは温度が高くなると個体から液体となり膨張する性質があります。 膨張とは・・・ふくれて大きくなること ワックスが膨張することでスピンドルを押し出そうとしますが、スピンドルはケースに固定されているため移動することがで