本稿は、グロービス・キャピタル・パートナーズのパートナーで、Chief Strategic Officer の高宮慎一氏が、同社のシニア・アソシエイトである湯浅エムレ秀和氏との共著により、Tech in Asia に寄稿した内容を翻訳したものだ。グロービス・キャピタル・パートナーズは、本稿で言及のある SmartNews や NewsPicks を運営するユーザベースに投資しているが、本稿の執筆にあたり秘密情報は利用していない。 ニュースキュレーションは、次のモバイルポータルになる可能性があり、モバイル業界では魅力的な新境地だ。2014年から日本が見舞われているニュースアプリの戦いを見ると、この市場で勝利するには新聞戦略、マガジン戦略、プラットフォーム・フィーダー戦略の3つの方法があることがわかる。 SmartNews とグノシーは新聞戦略をとっている。NewsPicks と Antenn
これはちょっと一言では形容し難い世界ですね。 今年のTEDカンファレンスで話題になった「Sixth Sense」です。 周辺にあるモノの情報を、その表面に照射するシステム…と小さくまとめちゃえたら簡単なんですけど、このMITメディアラボのパティー・メーズ(Pattie Maes)女史率いるプロジェクトにはそれだけじゃないものがあります。 まだ見てない方は、以下の動画(3分10秒、出演はブレインのPranav Mistry君)で是非どうぞ。解説も続きます。 この「Sixth Sense(第六感)」は携帯電話とカメラをドッキングして作ったマイクロ(小型)プロジェクターです。これが自分とクラウド(Webに保存された全情報)を繋ぐコンピュータの役割りを果たします(普通のウェブカムとバッテリー駆動の3Mプロジェクタに鏡をつけて携帯に繋げ、ネットに接続してます。制作費たったの350ドル)。Sixth
2008/03/07 朝9時に出社するエンジニア、就業時間の50%を好きなことに当てられるエンジニア。サイボウズグループの中には2タイプのエンジニアがいる。前者はサイボウズ本体、後者はサイボウズ・ラボ。いずれもエンジニアの創造性を保ち、モチベーションを維持するために最適と考えた方法だ。テクノロジ・ベンチャー企業がエンジニアの能力を生かすことができず、優秀なエンジニアが会社を去っていく――こんな事態を避けて「すてなテクノロジ・ベンチャー」を作るにはどうすればいいのだろうか。連載『本当は楽しいIT業界』の第2回記事をお送りする(第1回はこちら)。 サイボウズは近年の日本の技術系ベンチャー企業の中で数少ない成功企業だ。2007年にはIBMやマイクロソフトという長い歴史を持つ世界企業を押しのけて、グループウェアの中堅・中小企業市場でシェアトップを獲得した。設立10年目での快挙だった。サイボウズの強
インテリアのiemo、女性向けのmeryなど、ライフスタイル提案型のキュレーション・メディアのローンチが、このところ相次いでいる。コンテンツをスクラッチで作り出す手間をかけず、読者への見せ方と提案力で勝負するというものだ。もともとはアメリカの Upworthy あたりに端を発する手法ではあるが、日本でモバイルのニュース・キュレーション・アプリ(Gunosy、SmartNews、Kamelio、Vingow、Newspicks)が全盛を極めていることを考えると、キュレーション・メディアはアメリカ以上に、日本のユーザのニーズに合致しているのかもしれない。 2月22日、旅のキュレーション・メディア「旅ラボ」がローンチした。このプロジェクトを立ち上げたのは、これまでにも THE BRIDGE で取り上げた成瀬勇輝と、久志尚太郎という二人の青年だ。彼らに共通するのはアメリカでの留学経験、世界を旅する
Blockchain News を発行している Richard Kastelein 氏は現在、ブロックチェーン人道支援スタートアップ Humaniq で暫定 CMO(チーフマーケティングオフィサー)を務めている。彼は ICO による資金調達型の設計・建築企業 Cryptoalchemy の設立者であり、教育関連企業 Blockchain Partners の共同設立者でもある。 Kastelein 氏は ICO による資金調達型のブロックチェーンスタートアップ DECENT と Exscudo で相談役を務め、Blockchain Ecosystem Network の運営委員会に参加し、さらに、ロンドンで開催されるヨーロッパのICOイベント「CryptoFinancing」にも携わっている。 Image credit: charnsitr / 123RF 90年代前半にインターネットの未
NHNテクノロジーカンファレンスにいってきた。 DeNAでのMySQL運用の話。岩永さんが話をしてくれたおかげでこれから外で話せますありがとうございます! という具合。 実に実直で正直で手間をかけた運用で、なおかつその手間をなくすためのツールの開発、アプリケーションも一体となったとりくみのすばらしい実例だと思う。 このセッションではAWSならばの話は当然いっさいなかったのだが、AWSのMySQLサービスであるRDSならどうするのかを書いてみる。 サービスが縮小するときの話。スケールバック(スケールイン)時に2つあったマスターDBの数を減らす。その際にはosの上に二つ目のMySQLをたちあげる方法をとっている。二つ目のMySQLは違うIPアドレスで立ちあげて、それをbind-addressを指定している。 RDSを使っているならば、サービスを縮小するならば、大きなインスタンスから、小さなイン
Twitterの流行やiPhoneの普及、新OSの発表など、2009年のIT業界にもさまざまな出来事があり、注目を集めた。 では、2010年のトレンドや注目すべきサービスは何なのだろうか? 起業から数年のテクノロジーベンチャー経営者らに聞いた(企業名の五十音順・敬称略)。 2010年のキーワードは、「手軽さ」と「ライトなソーシャル性」の融合でしょう。今までのブログやSNSを続ける重たさに飽きが生じ、人はヘビーなつながりから、軽いつながりへ移行しています。Twitterがいい例ですね。 また、ソーシャル性という点で「Facebook」や「mixiコネクト」にも注目しています。今まで発生したつながりから必要な情報がフィードされる。情報は知らない人がストックしたものを見る時代から、友人や興味がある人がフローするものをフィードする時代になることで、リアルタイムな世界感が強くなっていく――その変化に
10 月 24 日に、品川シーサイド楽天タワーにて開催された「楽天テクノロジーカンファレンス 2009 〜集まれ! モノヅクリスト〜」に出席してきました。いつものように、可能な限り議事録を取りましたので、ここに公開します。 拾えなかった発言、うまくまとめられなかったので省略した部分などはたくさんあります。不正確な内容や事実と反する記述、誤字脱字などがありましたら、この記事のコメント欄やブックマークコメントにて教えていただければと思います。 また、このような有意義なカンファレンスを開催してくださった楽天株式会社の開発部の皆さんに、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 目次 基調講演 (三木谷 浩史氏) 特別講演: 楽天の中のわたしと勉強会 (よしおか ひろたか氏) 日本最大の Rails サイト、クックパッドのものづくり (橋本 健太氏) 楽天市場を取り巻く状況と開発
Image Credit : Microphone / evanforester on Flickr <ピックアップ> How to sell yourself in 30 seconds and leave people wanting more 2016年も始まり、今年もまた多くの起業家のみなさんにお会いすることになると思います。そこで(特にルーキーなみなさんに)こんな記事をひとつご紹介いたしましょう。ーー自分を効果的に売り込む方法、です。 Business Insiderに掲載されていた「効果的なエレベーターピッチの方法」にある6つの項目は、対メディアでも対投資家でも、提携先、チームメンバー、全てにおいて役立つTipsが端的に整理されていて参考になります。私自身もこのTHE BRIDGEを人に説明しなければならないタイミングが多々ありますので、聞く側、そして話す側の両方からこの内容を
起業家、ライター、コメディアン、そしてクリエイターでもあるJon Westenbergさんによる寄稿記事です。Jonさんの活動は、ご本人のWebサイト、またTwitter(@jonwestenberg)でフォローできます。本記事は、Mediumに投稿された記事をJonさんから許可を得て翻訳したものです。元の英語記事もどうぞ。 Photo credit: Josh Byers この記事で紹介するのは、どこかにたどり着き、何かを達成し、自分自身が満たされた生き方をするために僕が編み出した枠組みだ。 これは、「ただ信じればできる」などと安易にすすめる夢見がちな記事ではない。そんな記事はそこらじゅうにある。だから、僕はそれとは違うものを書く。 この記事は、現実に、そして実践的に自分に投資することで、実利ある配当を得る方法について説明したものだ。 明日、今日より人間として優れ、よりクリエイティブで、
今日3月19日は「ファイナルファンタジー零式 HD」の発売日です! こんにちは、メインプログラマーのヒラオです。HD移植について弊社で担当しました! 今作では規模も技術も大きく新しく変わるため、弊社で過去HD化に携わったスタッフが一同に集結して制作に携わることとなりました。 この日を迎えられて嬉しく思います。 この記事ではプログラマーの視点で”技術“の切り口で少し専門的な話にもなりますが作品制作の舞台裏のお話をしたいと思います。 今回は記事2本立てです! 『FINAL FANTASY 零式 HD』我ら来たれり!(ビジュアル編) もよろしくお願いします。 HD化として主に技術的なグラフィック面での改善点・強化点をご紹介します。 尚、この記事については先日大阪で開催されたカンファレンス KANSAI CEDEC 2015 にてスクウェア・エニックス様に許諾をいただき弊社で制作事例として講演しま
こんにちは、メディアチームの黒田です。 僕は4月末から東京勤務となりましたので、現在で1ヶ月ちょっと経過しました。 ようやくこちらでの生活にも慣れてきたところです。 変わったことは多々ありますが、一番変わったことは何かと聞かれると、それは・・・「電車に乗っている時間」です。 電車に乗っている時間が大阪の時と比べて5倍ぐらいにはなったでしょうか。 僕は元々ゲームをしない人なので、電車に乗っている時はもっぱら読書タイムです。 かなり読んでいます。 本日はそんな読書好きな僕が贈る、 1.即決営業 即決営業 まず、当たり前のことですが、営業における理想は即決で契約をいただくことです。 即決というのは、話を聞いた後、『すぐに』です。 法人営業でしたら『すぐに』が無理だったとしても、3回の打ち合わせよりも2回、2回の打ち合わせより1回を目指すべきです。 もっと言うと2時間よりも1時間、1時間よりも30
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