輿石東元参院副議長(原川貴郎撮影)自民党と公明党が政権奪還を決めた衆院選から16日で10年を迎える。なぜ野党は「民主党崩壊」の衝撃を今も克服できないのか。3回目は民主党幹事長を務めた輿石東元参院副議長に語ってもらった。 --野田佳彦首相が衆院解散を明言した平成24年11月14日の党首討論について 「『16日に解散します』と言ったので皆がびっくりした。2日後に解散することは私と野田氏しか知らなかった。『一か八かの勝負だから目の前で政治が動いたという実感を有権者に持ってもらうべきだ。早い方がインパクトがある』と2人で話して決めた。良くも悪くも国民の政治への関心は一気に上がったと思う」