印刷 たばこの賞味期限を改ざんして販売したとして、警視庁は4日、東京都江東区のたばこ店の男性店主(77)を不正競争防止法違反の疑いで書類送検し、発表した。店主は「東日本大震災で納品が少なくなり、もったいないので期限切れの品を売った」と話しているという。 生活経済課によると、店主は4月2〜6日、「マイルドセブン・ボックス」(410円)20箱に白色で書かれた賞味期限「H23・3」の文字を修正ペンで「H23・8」に改ざん。うち2箱を同14日、店の前に設置してある自動販売機で売った疑いがある。ほかにも3月末〜4月初旬、日本製のたばこ60箱の賞味期限を改ざんし、うち51箱を販売したという。 この店で4月16日にたばこを買った千葉県の会社員(30)が、包装に白いごみのようなものがついているのを爪ではがしたところ、賞味期限の「8」がはがれて「3」になったため、店主を追及。店主が「ごめんなさい」と認