並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

321 - 360 件 / 815件

新着順 人気順

はやぶさの検索結果321 - 360 件 / 815件

  • イプシロンSロケット第2段の爆発事故は想定外の高熱が原因か、JAXAが報告

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月31日、イプシロンSロケット第2段モーター「E-21」の地上燃焼試験中に起きた爆発事故について、調査状況を文部科学省の有識者会合にて報告した。原因はまだ特定されていないものの、想定外の高熱によりモーターケースの強度が低下し、破壊に至った可能性が高いことが分かったという。 地上燃焼試験中に爆発したイプシロンSロケット第2段モーター イプシロンSは、JAXAが開発中の新型固体ロケットである。強化型イプシロンの後継機として開発されているもので、2024年度後半に初打ち上げを実施する予定だった。すでに、第1段と第3段の燃焼試験は完了しており、7月14日に行ったこの第2段の燃焼試験が、開発における最後の大きな山場になるはずだった。 第2段モーターの地上燃焼試験は、JAXAの能代ロケット実験場(秋田県能代市)にて実施。120秒間の燃焼を予定していたが、点火後約57

      イプシロンSロケット第2段の爆発事故は想定外の高熱が原因か、JAXAが報告
    • JAXAとIA、新型ロケット「イプシロンS」開発へ - 「S」が示す5つの意味

      宇宙航空研究開発機構(JAXA)とIHIエアロスペース(IA)は2020年6月12日、新型ロケット「イプシロンS」を開発すると発表した。商業ロケットとして衛星打ち上げビジネスへの参入も目指す。 イプシロンSは、小型ロケット「イプシロン」をもとに、H3ロケットとのシナジー効果により国際競争力を強化することを目的に新開発するロケットで、2023年の実証機打ち上げを予定している。 その名前についている"S"は、ひとつにはH3ロケットとのシナジー(Synergy)という意味があるが、そこにはさらに多くの意味と可能性が秘められている。 イプシロンSの想像図 (C) JAXA 2023年にベトナムの衛星を載せ打ち上げへ イプシロンSロケットは、日本の小型主力ロケット「イプシロン」をもとに開発される新型ロケットである。イプシロンは2013年に初めて打ち上げられ、これまでに4機の打ち上げにすべてに成功して

        JAXAとIA、新型ロケット「イプシロンS」開発へ - 「S」が示す5つの意味
      • 【速報・更新】JAXA月探査機「SLIM」月面で夜を越すことに成功 コマンド送信に応答

        宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年2月26日13時半頃、X(旧Twitter)の小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクト公式アカウントにて、着陸地点が夜を迎えるため休眠状態に入っていたSLIMが夜を越してコマンド送信に応答したと発表しました。SLIMの運用は通信機器の温度が下がってから再開できるように準備が進められる予定です。【最終更新:2024年2月27日10時台】 【▲ 参考画像:小型月着陸実証機「SLIM」から放出された探査ロボット「LEV-2(SORA-Q)」のカメラで撮影された画像。大きく傾きつつ接地した状態のSLIMが右奥に写っている。画像は試験画像で、もう1機の探査ロボット「LEV-1」経由の試験電波データ転送により取得されたもの(Credit: JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学)】SLIMは日本時間2024年1月20日0時20分頃に日本の探

          【速報・更新】JAXA月探査機「SLIM」月面で夜を越すことに成功 コマンド送信に応答
        • JAXAとリコー、宇宙空間で使える「THETA」を共同開発 9月に打ち上げ

          JAXAとリコーが、宇宙空間で使える小型全天球カメラを共同開発した。宇宙ステーション補給機「こうのとり」で打ち上げ、宇宙空間を撮影する。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とリコーは8月28日、宇宙空間で360度を一度に撮影できる小型全天球カメラを共同開発したと発表した。宇宙ステーション補給機「こうのとり」に搭載して打ち上げ、宇宙空間の全天球映像を撮影して地上に送る。民生品の全天球カメラで宇宙船外を撮影するのは国内で初。

            JAXAとリコー、宇宙空間で使える「THETA」を共同開発 9月に打ち上げ
          • 「アジの干物」が宇宙へ…“宇宙日本食”に初めて選ばれた干物はどうすごい?担当者に聞いた|FNNプライムオンライン

            アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたスペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」は、ISSとドッキングし、日本時間の1日午前2時半ごろ、2人の乗組員はステーションに移動した。民間企業が開発した有人宇宙船が、ISSにドッキングするのは初めてだ。 一方、日本ではアジの干物が地球を飛び出し、宇宙へはばたく。 愛媛県の食品メーカー・キシモトが開発した干物「スペースまるとっとアジ 燻製しお味」が 宇宙日本食として宇宙航空研究開発機構(JAXA)から認証された。 宇宙日本食には、これまで、やきとり、羊羹、柿の種、切り餅、ガムなど認証されているが、 干物の認証は日本初だという。 キシモト 「スペースまるとっとアジ 燻製しお味」 この記事の画像(6枚) 宇宙日本食の認証を受けた「スペースまるとっとアジ」は、今後、国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士に提供されることになるという。 こ

              「アジの干物」が宇宙へ…“宇宙日本食”に初めて選ばれた干物はどうすごい?担当者に聞いた|FNNプライムオンライン
            • 噴射がぶおおおおおお! H3ロケットのブースター燃焼試験、360度カメラでとらえたド迫力動画

              宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2020年度の試験機打ち上げを目指すH3ロケット用の固体ロケットブースター(SRB-3)の燃焼試験が行われ、その様子を360度カメラでとらえた迫力の動画が公開されています。 「0:33からの大音量にご注意ください」 ロケットエンジンが咆哮する(YouTubeより) 現在のH2ロケットに続く基幹ロケットとして開発が進むH3ロケット。SRB-3は固体推進薬(コンポジット推進薬)を使うロケットで、直径2.5メートル、全長14.6メートル。H3本体のエンジンとともにロケットを一気に上昇させる役割を担います。推力は1本当たり2158kNで、打ち上げる人工衛星や軌道により0本/2本/4本を切り替えて使います。 H3ロケットのイメージ。この図では下部に4本のSRB-3が装着されている(JAXA提供) 公開された動画は、2020年2月29日に種子島宇宙センターの試験場で行

                噴射がぶおおおおおお! H3ロケットのブースター燃焼試験、360度カメラでとらえたド迫力動画
              • JAXA | JAXA若田光一宇宙飛行士及び古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の決定について

                国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一宇宙飛行士及び古川聡宇宙飛行士がISS長期滞在搭乗員に決定されましたのでお知らせいたします。

                  JAXA | JAXA若田光一宇宙飛行士及び古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の決定について
                • JAXA(ジャクサ)宇宙教育センターの無料プログラミング教材~Scratch(スクラッチ)を使ってロケット・はやぶさ2・人工衛星などの動きを楽しもう! - 知らなかった!日記

                  どのようなものか? 宇宙のことが学べる Scratch(スクラッチ)でプログラミングすることを学べる 丁寧な解説 イラストがかわいくて楽しい! どのように利用するのか? 無料で利用できる 対象年齢は 種類は どうしてこの教材の存在を知り利用しはじめたか もともとJAXA(ジャクサ)のサイトをよく利用していた Scratch×宇宙(JAXA)!~小学生男子の息子が大好きなもの 今回は小3の息子が使っていたJAXA(ジャクサ)宇宙教育センターのScratch(スクラッチ)教材を紹介します。 スクラッチは子ども向けのプログラミング教材で無料で誰でも利用できます。次の記事に書きました。よろしければご覧ください。 shimausj.hatenablog.com どのようなものか? 宇宙のことが学べる JAXA(ジャクサ)宇宙教育センターが作られたものだから、当たり前ですが、宇宙のことが学べます。 例

                    JAXA(ジャクサ)宇宙教育センターの無料プログラミング教材~Scratch(スクラッチ)を使ってロケット・はやぶさ2・人工衛星などの動きを楽しもう! - 知らなかった!日記
                  • 小澤征爾さん 3年ぶりオーケストラ指揮 長野 松本で 動画公開 | NHK

                    世界的指揮者の小澤征爾さんが、3年ぶりとなるオーケストラの指揮を、23日、長野県松本市で行い、その様子を収めた動画の一部が公開されました。 小澤さんが総監督を務める「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の30周年特別記念公演が25日から開かれます。 公演で指揮をする予定はない小澤さんですが、23日、松本市内のホールで3年ぶりにオーケストラを指揮しました。 無観客で動画が収録された今回の演奏は、新型コロナやロシアによる軍事侵攻で傷ついた世界に助け合いのメッセージを届けたいという小澤さんの思いから実現しました。 企画にはJAXA=宇宙航空研究開発機構も協力し、国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士の若田光一さんが演奏を聞き終えて手を振る様子も収められています。 小澤さんは「地球ではコロナや戦争でたくさんの大人たち、子どもたちが苦しみ悲しんでいます。音楽を通して僕らは同じ星に住む同じ人間であること

                      小澤征爾さん 3年ぶりオーケストラ指揮 長野 松本で 動画公開 | NHK
                    • 日本、惑星探査で存在感 はやぶさ2で7つの世界初 - 日本経済新聞

                      小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが無事に地球に帰還した。小惑星に人工クレーターを作るなど「7つの世界初」を達成して存在感を示した。ただ世界の宇宙開発は中国などの新興国が台頭する一方、民間企業主導の流れが強まっている。日本が世界の流れに遅れないようにするには、はやぶさ2のように世界をリードする得意分野を広げられるかが課題だ。世界初の成果となったのは(1)人工クレーターの作成(2)小型ロボット

                        日本、惑星探査で存在感 はやぶさ2で7つの世界初 - 日本経済新聞
                      • 宇宙飛行士 星出彰彦さんが地球に帰還 半年余滞在 船長務める | NHKニュース

                        国際宇宙ステーションに長期滞在していた日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんら4人の飛行士は、宇宙船に乗って日本時間の9日午後0時半すぎにアメリカ・フロリダ州の沖合に着水し、およそ半年ぶりに地球に帰還しました。 国際宇宙ステーションにことし4月から滞在している日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんら4人の飛行士は、打ち上げの時に乗ってきたクルードラゴンの2号機に再び乗り込んで、日本時間の9日午前4時すぎに宇宙ステーションを離れました。 そして、クルードラゴンとしては初めて、およそ200メートルの距離で国際宇宙ステーションを1周し、ステーションの詳細な写真の撮影を行いました。 その後、大気圏に突入し、パラシュートを開いて日本時間の午後0時33分にアメリカ・フロリダ州の沖合に着水し、およそ半年ぶりに地球に帰還しました。 宇宙船は近くで待機していた専用の船に回収されてハッチが開けられ、星出さんは作業員の手を借り

                          宇宙飛行士 星出彰彦さんが地球に帰還 半年余滞在 船長務める | NHKニュース
                        • 国立科学博物館「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」展示会を開催へ

                          日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられてから、2020年2月11日で50周年を迎えます。それを記念して日本のロケット開発や宇宙研究に関する資料の展示会「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」が国立科学博物館で開催されます。 これまでに打ち上げられた「おおすみ」から「はやぶさ」など、ロケットの追尾に使われたJAXA内之浦宇宙空間観測所のレーダ用コンソール、ラムダロケット等に搭載された機器、初期のベビーロケット関連資料等を展示。また、JAXA宇宙科学研究所より「はやぶさ」のイオンエンジン等の搭載機器も展示される予定です。 開催期間は1月28日(火)から2月24日(月)まで。国立科学博物館の入場料は一般・大学生 630円(高校生・高等専門学校生以下および65歳以上 無料)となります。 展示物と常設展示中の関連資料は以下のとおりです。 ■展示物 ・宮原(みやばる)司令制御精密レーダ用コ

                            国立科学博物館「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」展示会を開催へ
                          • JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について

                            国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星Ryugu(リュウグウ)へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。 「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました。

                              JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について
                            • H3ロケット初号機がプレス公開、H-IIA/Bとの違いを画像でチェック!

                              宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は1月23日、MHIの飛島工場(愛知県海部郡飛島村)において、H3ロケット初号機のコア機体(第1段+第2段)をプレス向けに公開した。H3ロケットの実機が公開されたのはこれが初めて。この後、コア機体は26日に出荷し、種子島へ輸送。2021年度中の打ち上げに向け、射場作業を開始する予定だ。 公開されたH3ロケット初号機のコア機体 H3ロケットは、現行の基幹ロケットH-IIA/Bの後継機。全長は63m、直径は5.2mの大型ロケットで、日本のロケットとしては過去最大となる。第1段エンジン「LE-9」は2基または3基、固体ロケットブースタ「SRB-3」は0/2/4本のコンフィギュレーションがあり、初号機はLE-9が2基、SRB-3が2本の「H3-22」型となる。 今回、第1段にはLE-9エンジンが2基搭載されていたが、これは以前のBFT(厚肉タン

                                H3ロケット初号機がプレス公開、H-IIA/Bとの違いを画像でチェック!
                              • 「はやぶさ2」再突入カプセル火球撮影にスペースXのスターリンク衛星が映り込み(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                2020年12月6日未明、JAXAの小惑星探査機はやぶさ2から切り離された試料コンテナの入ったカプセルが大気圏に再突入した。カプセルは6日未明に明るく輝く「火球」となってオーストラリア南部から観測された。JAXAのカプセル回収班は、カプセル着陸予定地点のウーメラ立入制限区域に比較的近いクーバーペディの町から、火球が光跡を描いて降下する画像を撮影し6日に公開した。 オーストラリア南部のクーバーペディから観測した「はやぶさ2」再突入カプセルの火球(右上から中央を横切る線)。その左上に伸びる短い光跡は、スペースXスターリンク衛星の1機と考えられるクレジット:JAXA 再突入カプセルの火球は、南十字星を背景に美しく尾を引いている。そして火球の横に、もう一筋の短い光跡が見える。12月6日当日、JAXA宇宙科学研究所のプレスルームでは再突入カプセルと、はやぶさ2の探査機本体が共に映っているのでは?と色

                                  「はやぶさ2」再突入カプセル火球撮影にスペースXのスターリンク衛星が映り込み(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~

                                  今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(20)(1/4 ページ) 2020年12月に地球へ帰還し、小惑星「リュウグウ」からのサンプルリターンというミッションを完遂した小惑星探査機「はやぶさ2」。しかし、はやぶさ2の旅はまだ終わっていない。現在も「拡張ミッション」となる2つの小惑星の探査に向けて旅を続けているところだ。果たしてはやぶさ2は、追加で10年以上もの長旅に耐えられるのだろうか。 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2020年12月に地球へ帰還した。しかし、プロジェクトはそれで終わりではなく、現在、新たな目的地に向かい、旅を続けているところだ。小惑星からのサンプルリターンという本来のミッションは既に完了しており、区別のため、これは「拡張ミッション」と呼ばれている。 サンプル分析の初期成果

                                    今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~
                                  • はやぶさ2、定石破りの大成功の背景

                                      はやぶさ2、定石破りの大成功の背景
                                    • JAXAが世界初のピンポイント月面着陸プロジェクト「SLIM」をゲーム化/月面の狙った場所へ正確に、最小の燃料消費で到達する困難なミッションを再現

                                        JAXAが世界初のピンポイント月面着陸プロジェクト「SLIM」をゲーム化/月面の狙った場所へ正確に、最小の燃料消費で到達する困難なミッションを再現
                                      • JAXA | JAXAとリコー、宇宙空間で使用可能な小型全天球カメラを共同開発

                                        JAXAとリコー、宇宙空間で使用可能な小型全天球カメラを共同開発 ~宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機で打ち上げ、 全天球型360°カメラにてきぼう船外で初めて撮影予定~ 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(理事長:山川 宏/以下、JAXA)と株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則/以下、リコー)は、宇宙空間(宇宙船外)で360°の全方位を一度に撮影できる小型全天球カメラを共同開発しました。 本カメラは、小型衛星光通信実験装置「SOLISS※1」の2軸ジンバル部の動作確認のためのモニタカメラとして採用されています。2019年9月11日に打ち上げ予定の宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機で国際宇宙ステーション(ISS)へ送り届けられ、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームから360°の全天球静止画・動画を撮影し、地上に送信する予定です。本カメラは民生品をベースに開発

                                          JAXA | JAXAとリコー、宇宙空間で使用可能な小型全天球カメラを共同開発
                                        • 「はやぶさ2」カプセル開封 小惑星の砂とガスを確認

                                          サンプルキャッチャA室から見つかった、第1回タッチダウンで採取された小惑星リュウグウの砂(Credit: JAXA)JAXAは12月15日の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ2」の持ち帰ったカプセルの中から、小惑星リュウグウの砂とガスが見つかったと発表しました。 地球外天体に由来するガスを持ち帰ることができたのは世界初のことです。確認できた砂の量は、目標の0.1g以上に対し、1g以上は採取できているだろうとのことでした。 サンプルコンテナの底から見つかったリュウグウの砂(Credit: JAXA)■夢にまで見た小惑星の砂会見冒頭、津田プロジェクトマネージャはビデオメッセージでリュウグウで採取された砂が相当量入っているということが確認できたこと、リュウグウ由来の気体も確認できたことを説明し、「私たちが夢にまで見た砂、地球外の天体のサンプルが今、私たちの手元にあるのです」とその喜びを述べました

                                            「はやぶさ2」カプセル開封 小惑星の砂とガスを確認
                                          • 「はやぶさ2」地球帰還は12月6日

                                            【2020年7月14日 JAXA】 昨年11月に小惑星「リュウグウ」を出発した探査機「はやぶさ2」は現在、地球まで9200万kmのところまで戻ってきている。太陽からの距離は約2億kmで、地球を外側から追いかける方向に飛行中で、残る航程は約3.2億kmだ。 これまで「はやぶさ2」の地球帰還は今年11~12月と発表されていたが、本日の記者発表会でその日付が12月6日(日)と発表された。JAXAでは宇宙物体のオーストラリアへの着陸許可を申請中で、許可取得に向けてJAXAとオーストラリア宇宙庁が協力して作業を実施中だ。 「はやぶさ2」は今後、9月中旬ごろまでイオンエンジン航行を続け、10月からは化学推進系を用いた軌道微調整を数回行う。そして地球帰還時に、リュウグウのサンプルが入っているとみられるカプセルを分離する。カプセル分離後、「はやぶさ2」は別の天体を目指して飛行を続ける予定だ。 「はやぶさ2

                                              「はやぶさ2」地球帰還は12月6日
                                            • 【東京五輪2020】開会式 聖火台点灯で冨田勲「日の出/Rise of The Planet9」が使用されました | お知らせ | TOMITA information Hub

                                              EVENT2021年07月23日 東京2020オリンピック開会式の最終聖火ランナー、聖火台点火のBGMに冨田勲作曲「日の出/Rise of The Planet9」が使用されました 2010年に探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」への探査と60億kmの旅を終えて地球に帰還しました。 「はやぶさ」の孤独な宇宙の旅、そして様々な困難を乗り越えて人々に希望を与えたこのプロジェクトに冨田勲は感銘を受け「イトカワとはやぶさ」の楽曲は誕生しました。 そしてこの楽曲を収録したアルバム「惑星/PLANETS ULTIMATE EDITION」は、冨田と親交があり尊敬してやまなかった「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」糸川英夫博士を偲び、捧げられました。 冨田勲の「イトカワとはやぶさ」は、後に冨田自身の手によって「日の出/Rising Sun」として改編され2013年にフリーライブイベント「FREE DO

                                                【東京五輪2020】開会式 聖火台点灯で冨田勲「日の出/Rise of The Planet9」が使用されました | お知らせ | TOMITA information Hub
                                              • イプシロンロケット5号機打ち上げ 新技術試す衛星など9機搭載:朝日新聞デジタル

                                                宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日午前10時前、新技術を試す小型衛星など9機を載せた固体燃料ロケット「イプシロン」5号機を鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。約1時間かけて9機を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。 9機は、3Dプリンターで作ったアンテナなどを試す「RAISE―2」や、高専10校が開発し、木星の電波を受信するアンテナの展開実験をする「KOSEN―1」、宇宙ごみの捕獲実験をする川崎重工業の「DRUMS」など。 イプシロン5号機は全長26メートル、直径2・6メートル、重さ96トンで、打ち上げ費用は58億円。当初、10月1日の打ち上げ予定だったが、地上レーダーの不具合や悪天候のため3回延期になっていた。(小川詩織)

                                                  イプシロンロケット5号機打ち上げ 新技術試す衛星など9機搭載:朝日新聞デジタル
                                                • 「はやぶさ2」地球帰還へ向け最後のイオンエンジン運転開始

                                                  「はやぶさ2」が地球帰還に向けて第2期のイオンエンジン運転を開始した。9月まで運転が行われ、11~12月に地球に帰還する予定だ。 【2020年5月18日 JAXA はやぶさ2プロジェクト】 昨年11月13日に小惑星リュウグウを出発した探査機「はやぶさ2」は、同12月3日から今年2月20日まで第1期のイオンエンジン運転を行ってリュウグウから離れる軌道に移った後、今年末の地球帰還を目指して慣性飛行(推力を使わない公転運動)を続けてきた。(参照:「「はやぶさ2」地球帰還を開始」/「「はやぶさ2」、第1期イオンエンジン運転完了」 ) 「はやぶさ2」の地球帰還までの軌道と運用。9月まで第2期イオンエンジン運転を行い、その後はスラスターでの精密誘導を経て11~12月に地球に到達する(※各軌道の線は概念的なもので、違いを誇張して描かれている)(提供:JAXA) 5月12日7時00分(機上時刻、日本時間)

                                                    「はやぶさ2」地球帰還へ向け最後のイオンエンジン運転開始
                                                  • H-IIBロケットの発射台火災はなぜ起きたのか? - MHIが調査結果を公表

                                                    三菱重工業は2019年9月23日、H-IIBロケット8号機の打ち上げ前ブリーフィングを開催し、11日に発生した移動発射台の火災の原因と対策、そして打ち上げに向けた準備状況について発表した。 火災の原因は、エンジン冷却に使う液体酸素が発射台開口部に吹き付けられたことで、静電気が発生し、断熱材が燃えた可能性が高いと結論。対策として、帯電、延焼防止を目的としたアルミシートを施工した。一方、ロケットの機体には大きな影響はなかったという。 新しい打ち上げ日時は、9月25日1時5分5秒に予定されている。 9月11日に起きた、H-IIBロケット8号機の移動発射台の火災の様子 (C) nvs-live.com 移動発射台の火災 この火災事故は、9月11日の未明に発生した。このときH-IIBロケット8号機は、すでにターミナル・カウントダウン作業と呼ばれる準備作業の段階にあり、推進剤の充填や点検など、6時33

                                                      H-IIBロケットの発射台火災はなぜ起きたのか? - MHIが調査結果を公表
                                                    • H3で喪失「だいち3号」、後継に民間衛星網 文科省方針 - 日本経済新聞

                                                      文部科学省は25日、国の地球観測衛星の役割を民間主体の小型衛星網に担わせる方針を明らかにした。開発費約280億円の大型衛星「だいち3号」は2023年、基幹ロケット「H3」初号機に搭載されたが打ち上げ失敗で失い、今後の開発が注目されていた。専門家会議の「宇宙開発利用部会」で方針を示した。20年代後半までに、複数の小型衛星を一体で運用するシステムを宇宙空間の軌道上で実証する。太陽光の反射で地上を観

                                                        H3で喪失「だいち3号」、後継に民間衛星網 文科省方針 - 日本経済新聞
                                                      • はやぶさ2が作った人工クレーター「おむすびころりん」と命名

                                                        宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の地表に作った人工的なクレーターの愛称を、「おむすびころりんクレーター」と名付けたと発表した。おとぎ話「おむすびころりん」から取った。 人工クレーター付近におにぎりのような形の岩(「おにぎり岩」と命名)があり、それが転がり落ちそうな窪地であるため「おむすびころりん」の名を付けた。これまで使っていた「SCIクレーター」という名も場合に応じて使う。 近くにある2つの岩には、「イイジマ岩」「オカモト岩」と名付けた。イイジマ岩は、はやぶさ2プロジェクト立ち上げに尽力し、12年に死去した飯島祐一氏から、オカモト岩は、はやぶさ2サンプラー開発の中心メンバーの1人で、18年に死去した岡本千里氏から取った。 はやぶさ2は4月、リュウグウの表面に金属の塊をぶつけ、人工クレーターを作成することに成功していた。小惑星へ

                                                          はやぶさ2が作った人工クレーター「おむすびころりん」と命名
                                                        • JAXA | H3ロケット試験機1号機による先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)の本日の打上げ中止について

                                                          国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を搭載したH3ロケット試験機1号機の打上げを2023年2月17日10時37分55秒(日本標準時)に予定し、作業を進めておりましたが、ロケットの自動カウントダウンシーケンス中に、1段機体システムが異常を検知し、固体ロケットブースタ(SRB-3)の着火信号を送出しなかったため、本日の打上げを中止することといたしました。 現在、詳細状況を確認中です。

                                                            JAXA | H3ロケット試験機1号機による先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)の本日の打上げ中止について
                                                          • 発射0.4秒前まさかの中止、そのとき種子島は?—H3ロケット取材記①|三菱電機 DSPACE

                                                            発射約6秒前、第一段エンジンがスタートすると推進薬の液体酸素と液体水素が反応してできる水蒸気の高温ガスと煙道に噴射されている水が混ざって、白煙が広がった。誰もが離昇を疑わなかった。種子島宇宙センター竹崎展望台から撮影。 「10.9.8.7……」 カウントダウンが10秒を切った。待ちに待った瞬間がいよいよ訪れる。日本の新型ロケットH3ロケットが2023年2月17日午前10時37分55秒の打ち上げに向け、着実に時を刻んでいた・・はずだった。 全長57mのH3ロケット試験機1号機が屹立するJAXA種子島宇宙センター大型ロケット第2射点は、プレスが取材する竹崎展望台から約3.6km。打ち上げ予定時刻6.3秒前、第1段LE-9エンジンに着火。白煙がもくもくと立ち上がった。 「くるぞー!」。プレス席にはカシャカシャカシャというシャッター音が響きわたる。DSPACE取材班も離昇の瞬間を見逃すまいと、ファ

                                                              発射0.4秒前まさかの中止、そのとき種子島は?—H3ロケット取材記①|三菱電機 DSPACE
                                                            • かくして「はやぶさ2」は帰還し再び旅立った、完璧な成果は3号機につながるのか

                                                              かくして「はやぶさ2」は帰還し再び旅立った、完璧な成果は3号機につながるのか:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(19)(1/5 ページ) 小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へ帰還し、予定通り再突入カプセルを回収することに成功した。カプセルからはグラム単位という大量のサンプルも確認されている。まさに「完璧」と言っていい成果だ。本稿では、はやぶさ2の帰還の模様や、再び地球から旅立って挑む「拡張ミッション」、これらの技術がどう生かされていくかについて解説する。

                                                                かくして「はやぶさ2」は帰還し再び旅立った、完璧な成果は3号機につながるのか
                                                              • 金星大気の熱構造 | 宇宙科学研究所

                                                                概要 地球の双子星とも呼ばれる金星ですが、その大気や気候は地球とは全く異なっています。これまで金星大気の温度構造はごく限られた場所でしか測定されておらず、そのために金星大気で起こっている様々な現象や雲の構造を理解するのが難しい状況でした。安藤紘基(京都産業大学)率いる研究チームは、金星探査機「あかつき」を用い、世界で初めて金星の高度40kmから高度85kmにおける気温の高度分布を全球的に取得することに成功しました。その結果、高緯度ほど大気が不安定な領域が広がっており、地球の大気構造と真逆の傾向であることが明らかになりました。大気が不安定だと、垂直方向に発達した雲が発生します。金星では極域で最も分厚いことが知られていますが、その原因は高緯度領域での大気の不安定性が原因かもしれません。 本研究では金星の大気の全球的なデータを均一に取得しています。今後、金星の大気で起こる現象を理解するための数値

                                                                  金星大気の熱構造 | 宇宙科学研究所
                                                                • 【速報】JAXA探査機「SLIM」、日本初の月面着陸に成功–世界でも5カ国目の快挙(UchuBiz) - Yahoo!ニュース

                                                                  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月20日、小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸が成功したと発表した。日本初の快挙で、世界でも5カ国目の快挙となった。 ただし、現時点で太陽電池が発電しておらず、バッテリーで駆動しているという。今後データを集めて探査機の状況を確認する方針だ。 SLIMは1月20日午前0時頃に着陸降下を開始した。テレメトリ画面上では順調に降下を続け、午前0時20分に予定通り月面に到達した。しかし、着陸の成否はすぐにはわからなかった。 プレス会場にいたJAXAの川勝康弘教授は「テレメトリ画面から読み取れること」と前置きしたうえで、加速度の数値が月面の重力加速度と同じ値を示している点、そして、SLIMからの時刻が更新されている点を踏まえ「SLIMは月面に到達し、安定して通信していると思われる」と述べた。 なお、SLIMから放出された超小型探査機の1つである「LEV-1」はSL

                                                                    【速報】JAXA探査機「SLIM」、日本初の月面着陸に成功–世界でも5カ国目の快挙(UchuBiz) - Yahoo!ニュース
                                                                  • JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士を募集 日本人初、月面着陸の可能性も

                                                                    アルテミス計画は米国が主導する月探査の国際プロジェクト。月を周回する新たな有人宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設する他、米国は24年に米国人宇宙飛行士2人を月に送る方針を表明している。 日本は19年10月にアルテミス計画への参加を表明。7月には萩生田大臣がNASA長官と会談し、月探査に関する共同宣言に署名した。これにより、日本人が月探査に参加する道が開けた。 募集の背景には、日本人宇宙飛行士の高齢化もある。20年時点で日本人宇宙飛行士は7人いるが、25年には野口聡一さん、若田光一さん、古川聡さんの3人が定年を迎え、10年後の30年には2人だけになる。 文科省は「技術継承などの観点から一定数の宇宙人飛行士を確保しておくことは重要」と判断。方針の発表に至った。今後の月探査へのニーズも踏まえ、5年に1度は宇宙飛行士を募集するという。 応募者に配慮して、募集開始は1年後とした。文科省の担当者は

                                                                      JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士を募集 日本人初、月面着陸の可能性も
                                                                    • JAXA | 水星磁気圏探査機「みお」の地球スイングバイ実施結果について

                                                                      国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)および欧州宇宙機関(European Space Agency, ESA)は、国際水星探査計画「ベピコロンボ(BepiColombo)※」の水星磁気圏探査機「みお」の地球スイングバイ後の軌道計測と計算を行い、「みお」が目標としていた軌道上を順調に航行していることを確認しました。 「みお」は、地球スイングバイにおいて、地球の重力を利用して目標どおり約5km/sの減速を行いながら、2020年4月10日(金)13時24分57秒(日本時間)に地球に最接近し、南大西洋上空の12,689kmを通過しました(図1)。ESA深宇宙ネットワーク局の探査機運用により、現在「みお」の状態は正常であることを確認しています。 「みお」に搭載した低エネルギー電子観測器(MPPE/MEA)によって太陽風および磁気圏の観測も行いました(図2)。2020年4月9日(木)22時

                                                                        JAXA | 水星磁気圏探査機「みお」の地球スイングバイ実施結果について
                                                                      • 「はやぶさ2」小惑星探査終え地球帰還へ 本格的な飛行開始 | NHKニュース

                                                                        日本の探査機「はやぶさ2」は、およそ1年後の地球への帰還を目指し、メインエンジンを使った本格的な飛行を開始しました。 そして、4基のイオンエンジンがいずれも正常に作動することが確認されたため、3日午前11時から本格的に噴射して地球に向けて飛行を始めました。 「はやぶさ2」は現在、地球との距離が2億5000万キロ余りの位置にあり、およそ1年後の来年11月から12月に地球近くに達し、「リュウグウ」の岩石の破片が入ったと見られるカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠に落下させる計画です。 そして、回収した岩石の破片は国内の研究者を中心に配られ、再来年の夏ごろから分析が行われる予定です。 「リュウグウ」の岩石の破片は、国内の研究者などに配られ、再来年の夏ごろから詳しい分析が行われることになっています。 分析は、有機物や鉱物、それにガスなど6つの班に研究者がわかれて行います。 そのなかでも特に注目

                                                                          「はやぶさ2」小惑星探査終え地球帰還へ 本格的な飛行開始 | NHKニュース
                                                                        • H2Bロケット打ち上げ成功 こうのとりをISSへ:朝日新聞デジタル

                                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                            H2Bロケット打ち上げ成功 こうのとりをISSへ:朝日新聞デジタル
                                                                          • 打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは

                                                                            「フェールセーフ」という考え方 機械には、いざという時のために「フェールセーフ」という概念がある。装置が故障した場合を想定し、安全に動作を止めることで周辺の被害を最小限に抑える設計手法だ。今回の場合は、異常は発生したものの、それを検知してシステムが正常に停止した。異常時でもロケットをコントローラブルな状態で維持できたのは、補助ブースターに着火信号を送らないという機構が正常に働いたためだ。 岡田氏も「ロケットがスタートして打ち上げるときは常に安全な状態を確保することが第一優先。そういう意味では安全に止まったということ。非安全な状態で止まったわけではない。異常を検知して安全に止まるシーケンスが正常に働いて安全に停止している状況。直前にLE-9エンジンも正常に立ち上がっているし、異常の検知も正常に行われていると理解している」と述べ、異常状態が制御下にあったと説明している。 「成功か失敗か」だけで

                                                                              打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは
                                                                            • ISSで培われる「無重力の科学」

                                                                              国際宇宙ステーション(ISS)。米航空宇宙局(NASA)提供(撮影日不明、2018年11月4日入手)。(c)AFP PHOTO / NASA/ROSCOSMOS 【4月23日 AFP】地球の軌道を周回して20年──国際宇宙ステーション(ISS)は最先端の宇宙実験施設となった。滞在する宇宙飛行士らは、ブラックホールから病気やガーデニングに至るまでのさまざまな研究を微小重力環境で行っている。 地球の上空約400キロを周回するISSはサッカー場ほどの大きさで、ハチの巣のように区画が分割されている。各区画では、乗組員が地上の研究者らからの指導に基づき実験を行うことができる。 ISSでは、有人ミッションが開始された2000年以降で、3000件以上の科学実験が実施されている。 ■「ミニ脳」 米国のシェーン・キンブロー(Shane Kimbrough)、メーガン・マッカーサー(Megan McArthu

                                                                                ISSで培われる「無重力の科学」
                                                                              • 性能はリチウムイオン電池の5倍…JAXAが「H3」搭載へ、宇宙用円筒電池を開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                                宇宙航空研究開発機構(JAXA)と名古屋大学、NU―Rei(名古屋市東区、中井義浩社長)は共同で、従来のリチウムイオン電池(LiB)の約5倍の性能を持つ宇宙用の円筒電池を開発した。炭素原子で作成したシート状の物質「ナノグラフェン」を使い、軽量化と低コスト化も実現できた。2026年にもJAXAの観測ロケットで実証実験し、大型基幹ロケット「H3」などに採用する。電気自動車(EV)など民生利用も視野に入れる。 ナノグラフェンはナノメートルサイズの炭素原子物質で、優れた電気的性質を示すのが特徴だ。多くの電子機器に応用されるなど、次世代材料として注目される。 JAXAなどは名古屋大の持つ先端プラズマ技術を使い、負極部分に使うナノグラフェンを開発した。この物質を用いた円筒電池の性能を調べると、重量に対するエネルギー密度が従来のLiBの5倍となることが分かった。 また通常、負極部分の作成は原料を混ぜ合わ

                                                                                  性能はリチウムイオン電池の5倍…JAXAが「H3」搭載へ、宇宙用円筒電池を開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                                • H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞

                                                                                  新型主力機H3ロケットの発射に失敗した原因を調べる文部科学省の有識者会議=2023年3月8日午後4時40分、オンライン会議の画面から 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、2段目のエンジンが着火せず発射に失敗した新型主力機H3ロケット初号機について、電源系統の異常を確認したことを明らかにした。 この日の文部科学省の有識者会議でJAXAが調査状況を報告した。 JAXAによると、1段目のエンジンを分離した後、機体から2段目のエンジ…

                                                                                    H3打ち上げ失敗、電源系統の異常確認 2段目エンジン着火せず | 毎日新聞

                                                                                  新着記事