日本大学アメリカンフットボール部の男子部員が、大麻と覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕された事件で、大学側は、去年「部員が大麻を使っている」と内部告発があったことを警視庁に連絡していなかったことが分かりました。 今回は、薬物を発見してからおよそ2週間報告しておらず、大学は8日記者会見を開いて、こうした経緯について説明するものとみられます。 日本大学の3年生で、アメリカンフットボール部の北畠成文容疑者(21)は、先月6日、アメフト部の寮で、乾燥大麻と覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕され、7日午前、検察庁に送られました。 大麻と覚醒剤はいずれも少量で、警視庁は自分で使う目的だったとみています。 捜査関係者によりますと、大学には去年11月にも今回と同じように「部員が大麻を使っている」という内部告発がありましたが、その際、警視庁に連絡はしていなかったということです。 今回は、ことし6月に再び告発する