ハリー・ハリス、在韓米国大使が10月29日午前、カン・ギョンファ外交部長官に会い、北朝鮮問題をめぐる韓米間の協力案を調整するため、ソウル鍾路区の外交部庁舎に入ろうとしている=共同取材団//ハンギョレ新聞社 国を代表して派遣される外交使節である特命全権大使は、両国をつなぐ架け橋だ。「外交の花」である。職業柄、(意見が)同じところを追求し、異なる点はひとまず認める「求同存異」が求められる。自国には駐在国の世論や状況を愛情を込めて加減なく報告し、駐在国に何かを求める際には、配慮と外交的レトリックに基づいて伝える。バランス感覚や洗練さ、配慮、節制に裏付けられた言動は、大使の魂である。ところが、ハリー・ハリス米国大使は大使が何をする者なのかを就任17カ月が経った今でも分かっていないようだ。言動に傲慢や無礼、偏見、無知が現れている。 ハリス大使は、「(日本の)輸出規制やホワイトリストの排除について、争