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ボイジャー1号の検索結果1 - 36 件 / 36件

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ボイジャー1号に関するエントリは36件あります。 宇宙science科学 などが関連タグです。 人気エントリには 『地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信』などがあります。
  • 地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信

    (CNN) 地球から最も遠い宇宙空間を飛行する米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」から、5カ月ぶりに解読可能なデータが地球に届いた。NASAのチームが試行錯誤を繰り返し、通信問題を引き起こした原因が1個のチップにあることを突き止めて、解決策を編み出した結果だった。 ボイジャー1号は現在、地球から240億キロメートル離れた宇宙空間を飛行中。打ち上げから46年を経て、さまざまな不具合や老朽化の兆候が見えている。 今回の問題は2023年11月に発生。飛行データシステムの遠隔測定モジュールから送られてくるデータが解読不可能になった。 ボイジャー1号の飛行データシステムは、現在の健康状態を表す工学データを科学計器の情報と組み合わせて収集している。地球上の管制室はそのデータを、0と1で構成される2進コードで受信する。 ところが11月以来、この飛行データシステムがループ状態に陥り、無線信号

      地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信
    • NASAの探査機「ボイジャー1号」に異変。意味不明な言葉を繰り返す : カラパイア

      NASAの探査機「ボイジャー1号」は46年に渡る長期ミッションを行っている。太陽圏を脱出し、現在地球から240億km以上離れたところを旅しているのだが、このところ何やら意味不明な言葉をぶつぶつと繰り返しているそうだ。 NASAのブログによると、そこに搭載されている3台のコンピュータのうちの1台に問題が発生し、科学・工学的なデータを地球に送り返せなくなっているという。 この思わぬトラブルに対処するため、NASAの専門家は今、1977年に打ち上げられた機体の古いマニュアルを引っ張り出し、どうにか正気に返ってもらう方法を探っている。

        NASAの探査機「ボイジャー1号」に異変。意味不明な言葉を繰り返す : カラパイア
      • 老朽化したボイジャー1号から驚きの応答、通信障害の復旧に期待

        ボイジャー1号から機体の現状を確認する上で期待の持てる無線信号が寄せられたという/NASA/JPL via CNN Newsource (CNN) 恒星間空間を飛行する探査機「ボイジャー1号」に地球から交信を試みたところ、期待の持てる反応が返ってきたことが分かった。技術チームは数カ月前から続く老朽化したボイジャー1号の通信障害を修復したい考えだ。 ボイジャー1号は1977年に打ち上げられ、現在はボイジャー2号とともに太陽系の果ての未知の宇宙空間を飛行中。 ボイジャー1号は今でも地球の管制チームに無線信号を送り続けているものの、11月以降はこの信号に利用可能なデータが含まれていない状態だった。これはボイジャー1号に搭載されたコンピューター3台の一つに問題があることを示している。 だが最近送信されてきた新たな信号を見ると、ボイジャー1号の状態を理解しようとするNASAミッションチームの試みに一

          老朽化したボイジャー1号から驚きの応答、通信障害の復旧に期待
        • 打ち上げ45周年の惑星探査機「ボイジャー1号」地球へ届いたデータの一部に問題が見つかる

          【▲ 星間空間に到達した惑星探査機「ボイジャー1号」の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】1977年9月5日に打ち上げられた「ボイジャー1号(Voyager 1)」は、木星と土星のフライバイ探査を行ったアメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機です。太陽系の外へと向かって飛行を続けたボイジャー1号は、太陽風の影響が及ぶ領域である「太陽圏(ヘリオスフィア)」を今から10年前の2012年8月に離脱し、星間空間に到達したことが確認されています。 関連 ・ボイジャー1号が星間空間でプラズマ波を検出 打ち上げから40年を越えての偉業 ・【解説】ボイジャーが到達した星間空間との境界とは 打ち上げから45年近くが経った2022年5月現在もボイジャー1号は稼働し続けており、地球から約233億km(約155天文単位)離れた星間空間を時速約6万1000km(秒速約16.9km、太陽に対

            打ち上げ45周年の惑星探査機「ボイジャー1号」地球へ届いたデータの一部に問題が見つかる
          • NASAの「ボイジャー1号」でシステム障害 エンジニアが「数十年前に書かれた資料」と格闘中

            米NASAは12月12日(現地時間)、惑星探査機「ボイジャー1号」のコンピュータに問題が発生していると発表した。探査機に搭載された3つのオンボードコンピュータのうち、「FDS」(フライトデータシステム)で発生したもので、エンジニアが解決に動いているという。 FDSは、観測装置といった科学機器からのデータと探査機の状態に関するデータを収集するもので、ボイジャー1号では、これらを1つのパッケージにまとめて「TMU」(テレメトリ変調ユニット)経由で地球に送信している。 NASAによると、最近TMUが「行き詰まった」かのように、1と0の繰り返しパターンを送信するようになったという。ボイジャーチームの調査により、探査機は地球から送られたコマンドを受信して実行しているものの、FDSがTMUと正しく通信できていないことが判明。チームはFDSを再起動し、問題発生前の状態に戻そうと試みたが、依然として有用な

              NASAの「ボイジャー1号」でシステム障害 エンジニアが「数十年前に書かれた資料」と格闘中
            • 5カ月にわたって解読不能なデータを送り続けたボイジャー1号の不具合の原因が判明

              2023年11月14日、地球から遠く離れた宇宙空間を漂う「ボイジャー1号」が解読不能なデータを地球に送信し始めました。およそ5カ月間にわたり不具合の原因が判明しない状態が続きましたが、ついにNASAが真相の究明に成功したことを明らかにしました。 Engineers Pinpoint Cause of Voyager 1 Issue, Are Working on Solution – Voyager https://blogs.nasa.gov/voyager/2024/04/04/engineers-pinpoint-cause-of-voyager-1-issue-are-working-on-solution/ NASA knows what knocked Voyager 1 offline, but it will take a while to fix | Ars Techni

                5カ月にわたって解読不能なデータを送り続けたボイジャー1号の不具合の原因が判明
              • ボイジャー1号、太陽系外で「持続的な低音」を検出

                (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機ボイジャー1号が太陽系外で「持続的な低い音」を検出したことが、新たな研究で明らかになった。 ボイジャー1号は1977年9月5日、姉妹機ボイジャー2号の数週間後にフロリダ州のケープカナベラルから打ち上げられた。当初の設計寿命は5年間だったが、打ち上げから43年以上が経過した今なお、両機は星間空間からデータを地球に送信し続けている。 ボイジャー1号は太陽系と星間空間の境界をなす「ヘリオポーズ」を越え、現在は星間物質の中を進んでいる。科学誌ネイチャー・アストロノミーに10日発表された論文によると、今回検出されたのはプラズマ波の音だった。 研究を主導した米コーネル大のチームは、約225億キロ離れたボイジャー1号から送られてきたデータを調査。その結果、星間ガスの放出が確認された。 コーネル大博士課程で天文学を研究するステラ・コック・オッカーさんは声明で

                  ボイジャー1号、太陽系外で「持続的な低音」を検出
                • 解読不能なデータを送り続けていたボイジャー1号が5カ月ぶりに解読可能な信号を地球へ送信、現在の動作状況の確認が可能に

                  地球から遠く離れた宇宙空間を漂う無人探査機の「ボイジャー1号」が2023年11月から解読不能なデータを地球に送信し続けていました。しかし2024年4月22日にボイジャー1号が、搭載しているエンジニアリングシステムに関する解読可能なデータを地球に送信したことをNASAが発表しました。 NASA’s Voyager 1 Resumes Sending Engineering Updates to Earth https://www.jpl.nasa.gov/news/nasas-voyager-1-resumes-sending-engineering-updates-to-earth NASA’s Voyager 1 Resumes Sending Engineering Updates to Earth – Voyager https://blogs.nasa.gov/voyager/20

                    解読不能なデータを送り続けていたボイジャー1号が5カ月ぶりに解読可能な信号を地球へ送信、現在の動作状況の確認が可能に
                  • NASA探査機「ボイジャー1号」が意味不明な言葉を繰り返すようになった→46年前のマニュアルを使って正気に戻ってもらう方法を探している

                    ニコニコニュース @nico_nico_news ネットで話題の情報をお届けするニコニコのニュースアカウントです。 #速報 #アニメ #ゲーム #芸能 #国会中継 #記者会見 ■ニュース生放送 bit.ly/3fJLFT5 ■特集記事 bit.ly/30LSDml ■ニコニコ美術館 bit.ly/3kCbgkS ■ニコニコバスツアー bit.ly/3zcYQHY news.nicovideo.jp ニコニコニュース @nico_nico_news NASAの探査機「ボイジャー1号」に異変 意味不明な言葉を繰り返す news.nicovideo.jp/watch/nw139996… 独り言でも呟くかのように、1と0を繰り返し宇宙管制センターに送信するように。 #NASA の専門家は、1977年に打ち上げられた機体の古いマニュアルを引っ張り出し、正気に戻ってもらう方法を探っている。 2023-

                      NASA探査機「ボイジャー1号」が意味不明な言葉を繰り返すようになった→46年前のマニュアルを使って正気に戻ってもらう方法を探している
                    • 「0と1を繰り返すだけ」意味不明なデータが延々と送られてくる。地球から最も離れた宇宙探査機「ボイジャー1号」に何が起きているのか(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

                      地球から最も離れた場所にいる宇宙探査機「ボイジャー1号」から、意味不明なデータが延々と送られてきていることが判明しました。 【動画】木星と土星を通過、そして星間空間へ。前人未踏の旅を続けるボイジャー1号の軌跡 ボイジャー1号は1977年に地球を出発。木星と土星の探査という当初の目的を達成した後も、同時期に打ち上げられた姉妹機のボイジャー2号ともども46年間に渡って宇宙を旅しています。 2012年には太陽圏(太陽風が届く領域)を飛び出し、人類史上初めて星間空間に到達しました。 2023年12月現在、地球から240億km以上も離れた星間空間を旅している大ベテランの宇宙探査機の身に何が起きたのでしょうか? ボイジャー1号が意味不明なデータを送ってきた理由ボイジャー1号を運用するアメリカ航空宇宙局(NASA)の12月12日の発表によると、同機に搭載された「テレメトリー変調ユニット(TMU)」と呼ば

                        「0と1を繰り返すだけ」意味不明なデータが延々と送られてくる。地球から最も離れた宇宙探査機「ボイジャー1号」に何が起きているのか(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
                      • ボイジャー1号の位置までわずか5年!地球からビームで宇宙船を押す「ペレット推進システム」 - ナゾロジー

                        太陽圏外への新たな輸送システムになるそうです。 カリフォルニア大学の研究者たちによって提案され、NASAに採択された計画「ペレット推進システム」では、太陽から160天文単位離れた星間空間にいるボイジャー1号の位置に、わずか5年で重さ1トンの宇宙船を送ることが可能です。 ボイジャー1号は太陽圏を脱出するのに35年もの歳月要しましたが、新たな推進システムは圧倒的に早く、星系外への脱出が可能になります。 研究者たちは将来的に、ペレット推進システムを使って、550天文単位にあるとされる太陽重力レンズの観測地点に望遠鏡を運びたいと述べています。 この地点に望遠鏡を設定できれば、太陽の重力をレンズとして利用することが可能となり、理論上では100光年先の天体でも10平方kmの解像度を得ることが可能になります。 ただこの推進システムには唯一の欠点が存在しました。 提案内容の詳細は『NIAC 2023 Ph

                          ボイジャー1号の位置までわずか5年!地球からビームで宇宙船を押す「ペレット推進システム」 - ナゾロジー
                        • NASA、「ボイジャー1号」の不具合を約45年前のマニュアルで解決(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

                          NASAは2022年5月、宇宙探査機「ボイジャー1号」が不可解なデータを地球に送信していることを明らかにした。 【全画像をみる】NASA、「ボイジャー1号」の不具合を約45年前のマニュアルで解決 問題解決のため、ボイジャー担当チームは、1970年代に作成されたマニュアルを精査。2022年8月末、この不具合が解決されたと発表した。 この不具合が発生した理由は、いまだに不明だ。エンジニアチームは、ボイジャー機体の老朽化や、現在ボイジャーが航行している星間空間の状況によって引き起こされた可能性があると考えている。 2022年5月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の科学者チームは、宇宙探査機「ボイジャー1号」の姿勢制御システム(AACS)が不正確なデータを送信していると発表した。修理方法を見つけ出そうとしたエンジニアチームは、何十年も前に作成されたマニュアルを掘り返した。 そして、8月30日に発表さ

                            NASA、「ボイジャー1号」の不具合を約45年前のマニュアルで解決(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
                          • ボイジャー1号が残された2台の機器からの科学データの送信に成功しオンラインに完全復帰

                            by dilettantiquity 1977年に打ち上げられたNASAの無人宇宙探査機のボイジャー1号は、2023年11月に突如解読不能なデータを地球に向けて送信し始めました。その後、不具合の原因が判明し、調整を行うことで科学データの送信という本来のミッションを再開することに成功しています。再開当初は4つの科学機器のうち2つからしかデータを得ることができていませんでしたが、2024年6月に、残りの2つの機器が再び稼働し、地球上のコントロールセンターとの通信を再開したことが報告されています。 Voyager 1 Returning Science Data From All Four Instruments - NASA Science https://science.nasa.gov/missions/voyager-program/voyager-1/voyager-1-returni

                              ボイジャー1号が残された2台の機器からの科学データの送信に成功しオンラインに完全復帰
                            • NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」データの一部に生じていた問題が解消された

                              【▲ 星間空間に到達した惑星探査機「ボイジャー1号」の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は8月30日付で、間もなく打ち上げから45周年を迎える惑星探査機「ボイジャー1号」について、機体の状態を示すデータの一部に生じていた問題が解消されたことを発表しました。 日本時間1977年9月5日21時56分に打ち上げられたボイジャー1号は、1979年5月に木星、1980年11月に土星のフライバイ探査を実施。その後は太陽系の外へと向かって飛行を続け、今から10年前の2012年8月には太陽風の影響が及ぶ領域である「太陽圏(ヘリオスフィア)」を離脱し、星間空間に到達したことが確認されています。2022年8月31日時点でボイジャー1号は地球から約235億km(約157天文単位)離れたところにあり、地球との通信は片道だけでも2

                                NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」データの一部に生じていた問題が解消された
                              • 地球から最も遠くにある宇宙船「ボイジャー1号」、星間空間で「持続的な低い音」を検出

                                NASAの宇宙探査機ボイジャー1号は、太陽系外の宇宙空間で、持続的な低い音を検出した。 電離したガスが星間空間で波打つと、検出可能な振動が発生する。 40年以上前に地球を出発したボイジャー1号は、2012年に星間空間に入った。 地球から225億キロメートル以上離れたNASAの宇宙探査機ボイジャー1号は、星間空間が奏でる音を聴いている。 40年以上前に打ち上げられたボイジャー1号は、2012年に太陽系を抜けて星間飛行を開始し、それから5年後、単調な音を拾うようになった。 「Nature Astronomy」に5月10日付けで掲載された論文によると、ボイジャー1号は、電離したガス、すなわちプラズマの絶え間ない振動音を検出しているという。この音は、プラズマが星間ガス(星間空間を満たす放射線、ガス状粒子、塵などの物質)の中を波打って進む際に発生する。 コーネル大学の天文学者で今回の論文の筆頭著者で

                                  地球から最も遠くにある宇宙船「ボイジャー1号」、星間空間で「持続的な低い音」を検出
                                • NASA、「ボイジャー1号」の不具合を約45年前のマニュアルで解決

                                  Paola Rosa-Aquino [原文] (翻訳:長谷 睦/ガリレオ、編集:井上俊彦) Dec. 31, 2022, 08:00 AM サイエンス 53,830 NASAは2022年5月、宇宙探査機「ボイジャー1号」が不可解なデータを地球に送信していることを明らかにした。 問題解決のため、ボイジャー担当チームは、1970年代に作成されたマニュアルを精査。2022年8月末、この不具合が解決されたと発表した。 この不具合が発生した理由は、いまだに不明だ。エンジニアチームは、ボイジャー機体の老朽化や、現在ボイジャーが航行している星間空間の状況によって引き起こされた可能性があると考えている。 2022年5月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の科学者チームは、宇宙探査機「ボイジャー1号」の姿勢制御システム(AACS)が不正確なデータを送信していると発表した。修理方法を見つけ出そうとしたエンジニアチ

                                    NASA、「ボイジャー1号」の不具合を約45年前のマニュアルで解決
                                  • ボイジャー1号、データ転送問題に解決の糸口みつかる–異常信号を解読(UchuBiz) - Yahoo!ニュース

                                    米航空宇宙局(NASA)は米国時間3月13日、探査機「Voyager 1」(ボイジャー1号)のデータ転送問題を解決する手がかりを発見したと発表した。 Voyager 1は1977年9月に打ち上げられ、木星と土星の環、小惑星を探査した後、太陽系を脱出。一方で2023年12月には搭載コンピューター「Flight Data System(FDS)」に障害が発生し、データ転送の問題が続いていた。 NASAによれば、Voyager 1から送られてくる、0と1で構成された「バイナリコード」は、2023年末から意味を持たいないものとなっていた。しかし、NASAで深宇宙ネットワーク(Deep Space Network:DSN)を担当するエンジニアがこのコードを見たところ、異常信号を解読し、FDSの全メモリ読み出しが含まれていることを発見した。 チームは今後、Voyager 1のバイナリコードと以前の正常

                                      ボイジャー1号、データ転送問題に解決の糸口みつかる–異常信号を解読(UchuBiz) - Yahoo!ニュース
                                    • 宇宙から解読不能なデータを送信し続けていたボイジャー1号がついに科学データの送信を再開

                                      1977年に打ち上げられたNASAの無人宇宙探査機のボイジャー1号は、2023年11月に突如解読不能なデータを地球に向けて送信し始めました。その後、不具合が発生した原因が判明し、ボイジャー1号は解読可能な信号を送信することができるようになっていたのですが、現地時間の2024年5月22日についに科学データの送信という本来のミッションを再開することに成功したと発表されています。 Voyager 1 Resumes Sending Science Data from Two Instruments - Voyager https://blogs.nasa.gov/voyager/2024/05/22/voyager-1-resumes-sending-science-data-from-two-instruments/ 記事作成時点で地球から約240億km離れた地点を旅しているボイジャー1号は、

                                        宇宙から解読不能なデータを送信し続けていたボイジャー1号がついに科学データの送信を再開
                                      • NASAが惑星探査機「ボイジャー1号」のスラスター切り替えに成功 打ち上げから47年後も続くミッション

                                        アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は2024年9月10日付で、惑星探査機「Vayager 1(ボイジャー1号)」の姿勢をコントロールするために欠かせないスラスターの切り替えに成功したと発表しました。 1977年9月に打ち上げられたボイジャー1号は、2024年9月12日時点で地球から約246億km(約164天文単位)離れたところを飛行しています。JPLによると、ボイジャーに搭載されている2セットの姿勢制御スラスターと1セットの軌道制御スラスターは、推進剤タンクで使用されているゴム製ダイヤフラム(ダイアフラム)の経年劣化で生じる二酸化ケイ素によって配管が徐々に詰まり、推進効率が低下しているといいます。 ボイジャー1号では2002年にそれまで使用されていた姿勢制御スラスターのセットが詰まり始めたことから別のセットへの切り替えが行われましたが、切り替え後のセットにも詰まり

                                          NASAが惑星探査機「ボイジャー1号」のスラスター切り替えに成功 打ち上げから47年後も続くミッション
                                        • ボイジャー1号は1ビット当たり何個の光子を送信しそのうち何個が受信されるのか?

                                          2024年6月1日、Q&AサービスのStack Exchangeへ「ボイジャー1号」に関する質問が投稿されました。この質問に、物理学の専門家が回答しています。 electromagnetic radiation - How many photons are received per bit transmitted from Voyager 1? - Physics Stack Exchange https://physics.stackexchange.com/questions/816698/how-many-photons-are-received-per-bit-transmitted-from-voyager-1 投稿された質問は「2024年現在、ボイジャー1号は地球から約1光日の距離にあり、まだ無線交信を続けています。ボイジャー1号が地球にメッセージを送信するとき、1ビットあたり

                                            ボイジャー1号は1ビット当たり何個の光子を送信しそのうち何個が受信されるのか?
                                          • NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」コンピューターの一部で問題発生 対策には数週間を要するか

                                            アメリカ航空宇宙局(NASA)は2023年12月12日付で、惑星探査機「ボイジャー1号(Vayager 1)」に搭載されているコンピューターの一部で問題が起きていることを明らかにしました。エンジニアチームが解決に向けて取り組んでいるものの、探査機との通信には往復で2日近くを要することもあり、対策が決まるまでに数週間かかる可能性もあるようです。【最終更新:2023年12月13日11時台】 【▲ アーティストによる惑星探査機「ボイジャー」のイメージ図(Credit: Caltech/NASA-JPL)】問題が起きたのはボイジャーに搭載されているコンピューターの1つ「フライトデータシステム(Flight Data System:FDS)」です。FDSは科学機器で収集された観測データや探査機の状態に関する工学データを収集し、サブシステムの1つ「テレメトリ変調ユニット(Telemetry Modul

                                              NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」コンピューターの一部で問題発生 対策には数週間を要するか
                                            • ボイジャー1号の科学データ回復、240億キロ越しの復旧に成功

                                              (CNN) 地球から最も遠い宇宙空間を飛行する米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」から、科学データが安定的に届くようになった。昨年11月にボイジャーのコンピューターで障害が発生して以来、7カ月ぶりだった。 ボイジャーは現在、地球から約240億キロ離れた宇宙空間を飛行中。昨年11月以来、飛行データシステムの遠隔測定モジュールから送られてくるデータが解読不可能になり、地球の管制塔との正常な通信ができなくなっていた。 このため通信を復旧させる作業を行った結果、4月にはボイジャーの健康状態と運用状況を表す工学データが受信できるようになった。 しかしプラズマ波、磁場、粒子を観測するボイジャーの科学計器4台のデータは依然として入手できていなかった。この情報は、地球から遠く離れるにつれて粒子や磁場がどう変化するかを探る上で欠かせない。 NASAのチームは5月19日、科学データ復旧のためのコ

                                                ボイジャー1号の科学データ回復、240億キロ越しの復旧に成功
                                              • 米 惑星探査機「ボイジャー1号」約5か月ぶり 正常にデータ送信 | NHK

                                                およそ47年前に打ち上げられ、木星や土星に接近して画像を地球に送ってきたことで知られるアメリカの惑星探査機「ボイジャー1号」。正常な通信ができなくなっていましたが、NASA=アメリカ航空宇宙局は、およそ5か月ぶりにデータの一部を正常に送信できるようになったと発表しました。 1977年に打ち上げられたボイジャー1号は、木星の表面の模様や土星の輪の鮮明な画像を地球に送り、多くの天文ファンを沸かせました。 その後、太陽系を出て地球から最も遠い宇宙空間を飛行している人工物体です。 現在、地球からおよそ240億キロ離れた場所にあり、貴重な観測データを送り続けていました。 しかし、去年11月から、コンピューターの一部に不具合が生じてデータを正しく送れなくなっていました。 研究チームで対応を進めた結果、NASAは、4月20日にボイジャー1号がデータの一部を正常に送信できることを確認したということです。お

                                                  米 惑星探査機「ボイジャー1号」約5か月ぶり 正常にデータ送信 | NHK
                                                • 「ボイジャー1号」システム障害から一部復旧 科学機器からのデータ受信に成功

                                                  米NASAは5月22日(現地時間)、コンピューターに問題が発生している惑星探査機「ボイジャー1号」から、搭載する科学機器のデータが一部返ってきたと発表した。 ボイジャー1号は、2023年11月に意味のない信号を送り始めたため通常運用を中断。以来、5カ月にわたるトラブルシューティングにより、今年4月には搭載システムのステータス情報などの取得に成功している。 5月17日には、ボイジャー1号が搭載する科学機器からのデータ送信を再開させるため、研究チームはコマンドを送信。ボイジャー1号は現在、地球から240億km以上離れた場所にあるため、結果が分かるまでに往復45時間掛かった。 NASAによると、4つの科学機器のうち磁力計測機とプラズマ波サブシステムの2つから使用可能なデータが返ってきたという。現在は残る2つの機器を正常に戻す手順を検討しており、今後数週間のうちに実行する見通し。 ボイジャー1号は

                                                    「ボイジャー1号」システム障害から一部復旧 科学機器からのデータ受信に成功
                                                  • うれしいニュース再び!ボイジャー1号が正気を失っていた原因を特定、元気になれるかも

                                                    昨年末からぶつぶつと意味不明な言葉ばかりを呟くようになったボイジャー1号だが、NASAはついに老いた探査機が正気を失っていた原因を特定できたそうだ。 復活したら奇跡とまで言われ、いよいよお別れの時かと心配されていたボイジャー1号。 だが今回ようやく原因が突き止められたことで、遠く離れた老探査機を正気に戻し、恒星間宇宙のミッションを再開できる見込みが出てきたようだ。 不具合の原因はハードウェアの破損にあった NASAが特定した不具合の原因は、機体に搭載された「フライト・データ・システム(FDS)」の「メモリ」のハードウェアそのものが壊れているというもの。 「フライト・データ・システム(FDS)」とは、ボイジャー1号に内蔵される各種科学機器からのデータと、機体の状態に関するデータを集める装置だ。 FDSはこれを1つにまとめて「遠隔測定変調ユニット(TMU)」に引き渡す。すると、TMUがこれを地

                                                      うれしいニュース再び!ボイジャー1号が正気を失っていた原因を特定、元気になれるかも
                                                    • 地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

                                                      (CNN) 地球から最も遠い宇宙空間を飛行する米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」から、5カ月ぶりに解読可能なデータが地球に届いた。NASAのチームが試行錯誤を繰り返し、通信問題を引き起こした原因が1個のチップにあることを突き止めて、解決策を編み出した結果だった。 写真特集:これがワープ実現の宇宙船 ボイジャー1号は現在、地球から240億キロメートル離れた宇宙空間を飛行中。打ち上げから46年を経て、さまざまな不具合や老朽化の兆候が見えている。 今回の問題は2023年11月に発生。飛行データシステムの遠隔測定モジュールから送られてくるデータが解読不可能になった。 ボイジャー1号の飛行データシステムは、現在の健康状態を表す工学データを科学計器の情報と組み合わせて収集している。地球上の管制室はそのデータを、0と1で構成される2進コードで受信する。 ところが11月以来、この飛行データ

                                                        地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
                                                      • ボイジャー1号、太陽系外で「持続的な低音」を検出(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

                                                        (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機ボイジャー1号が太陽系外で「持続的な低い音」を検出したことが、新たな研究で明らかになった。 写真特集:これがワープ実現の宇宙船 ボイジャー1号は1977年9月5日、姉妹機ボイジャー2号の数週間後にフロリダ州のケープカナベラルから打ち上げられた。当初の設計寿命は5年間だったが、打ち上げから43年以上が経過した今なお、両機は星間空間からデータを地球に送信し続けている。 ボイジャー1号は太陽系と星間空間の境界をなす「ヘリオポーズ」を越え、現在は星間物質の中を進んでいる。科学誌ネイチャー・アストロノミーに10日発表された論文によると、今回検出されたのはプラズマ波の音だった。 研究を主導した米コーネル大のチームは、約225億キロ離れたボイジャー1号から送られてきたデータを調査。その結果、星間ガスの放出が確認された。 コーネル大博士課程で天文学を研究する

                                                          ボイジャー1号、太陽系外で「持続的な低音」を検出(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
                                                        • NASA、ボイジャー1号の詰まったスラスターの交換に成功

                                                          47年を経て、スラスタ内部の燃料チューブが二酸化ケイ素で詰まってしまった。これは、宇宙船の燃料タンクのゴム製ダイヤフラムから経年劣化で生じた副産物である。詰まると、スラスタが効率的に力を生み出すことができなくなる。数週間にわたる慎重な計画の後、チームは宇宙船のスラスタを別のセットに切り替えた。 スラスタは液体ヒドラジンを燃料としており、これがガス化されて数十ミリ秒の長さの噴出で放出され、宇宙船のアンテナを地球の方向にゆっくりと傾ける。詰まったスラスタが正常であれば、1日に約40回の短いパルスを伝導する必要がある。 ボイジャー探査機は両方とも、3セットのスラスタ(またはブランチ)を備えている。2セットの姿勢推進スラスタと1セットの軌道修正操作スラスタだ。ミッションの惑星フライバイ中、両方のタイプのスラスタは異なる目的で使用された。 しかし、ボイジャー1号は太陽系から出て不変の経路を進むため、

                                                            NASA、ボイジャー1号の詰まったスラスターの交換に成功
                                                          • 地球から最も遠くにある宇宙船「ボイジャー1号」、星間空間で「持続的な低い音」を検出(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                                            ※本記事は、2021年5月17日に掲載した記事の再掲です NASAの宇宙探査機ボイジャー1号は、太陽系外の宇宙空間で、持続的な低い音を検出した。 【全画像をみる】地球から最も遠くにある宇宙船「ボイジャー1号」、星間空間で「持続的な低い音」を検出 電離したガスが星間空間で波打つと、検出可能な振動が発生する。 40年以上前に地球を出発したボイジャー1号は、2012年に星間空間に入った。 地球から225億キロメートル以上離れたNASAの宇宙探査機ボイジャー1号は、星間空間が奏でる音を聴いている。 40年以上前に打ち上げられたボイジャー1号は、2012年に太陽系を抜けて星間飛行を開始し、それから5年後、単調な音を拾うようになった。 「Nature Astronomy」に5月10日付けで掲載された論文によると、ボイジャー1号は、電離したガス、すなわちプラズマの絶え間ない振動音を検出しているという。こ

                                                              地球から最も遠くにある宇宙船「ボイジャー1号」、星間空間で「持続的な低い音」を検出(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                                            • 米NASAの探査機ボイジャー1号で通信障害、データ受信できず

                                                              探査機「ボイジャー1号」でコンピューター障害が発生し、地球との通信の一部が途絶えている/NASA/JPL (CNN) 46年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」でコンピューター障害が発生し、地球との通信の一部が途絶えている。 ボイジャー1号は現在、太陽系を離れて未知の領域を飛行中で、地球との距離は約240億キロ。地球から打ち上げられた宇宙船としては最も遠く離れている。双子の探査機「ボイジャー2号」は地球から200億キロの距離にあり、両機とも太陽の磁場や粒子が届かない恒星間空間を飛行している。 当初は5年のみの運航を予定していたが、今や両機とも史上最も運航期間が長い宇宙船となっている。 だが予想外の長旅で課題も生じている。 ボイジャー1号には3台のコンピューターが搭載されている。このうちフライトデータシステムでは計器の情報を収集し、ボイジャー1号の健康状態を表

                                                              • うれしいニュース。ボイジャー1号が一時的に意識を取り戻す。奇跡は起きるのか?

                                                                過去数ヶ月間、意味不明な言葉を呟きだしたNASAの探査機「ボイジャー1号」。何とか正気を取り戻してもらおうと、専門家たちが必死の復旧作業を続けていたが、明るいニュースが舞い込んできた。 47年もの間孤独に宇宙を旅しているボイジャー1号は、現在、地球から約244億km離れた星間空間にいる。 あまりにも遠く、古い機器であることから「復活したら奇跡」とさえ言われていたのだが、3月に入ってボイジャー1号が一瞬だけ我に返ったかのような意味のわかるメッセージを送ってよこしたのだという。 もしかしたらこのメッセージで問題解決の糸口が見つかるかもしれないと、現在、研究チームは異変の原因を究明中だ。 ボイジャー1号が一瞬だけ我に返る NASAの最新ブログ記事によると、3月1日、担当チームはボイジャー1号に対して、特殊な呼びかけをしたという。 それは壊れたデータを迂回するために、普段とは違う手順を試すためのコ

                                                                  うれしいニュース。ボイジャー1号が一時的に意識を取り戻す。奇跡は起きるのか?
                                                                • 蒼崎 一希@4/29軍令部酒保I-13・5/5西海ノ暁横-04 on X: "【祝】ボイジャー1号システム復旧成功!! これのすごいの 1.システムに大規模な不具合が出たらメモリのデータ全部地球に投げるよう約50年前に設計した当時のNASAの技術者 2.50年近く経って忘れ去られてもおかしくないその機能に気づいたNASAの技術者"

                                                                  • ボイジャー1号、正常な工学データの送信を再開!

                                                                    星間空間を航行中のNASA(アメリカ航空宇宙局)の探査機ボイジャー1号は、昨年11月以来、コンピューターシステムに不具合が発生し、意味のあるデータが送信されない状態が続いてきました。NASAは2024年4月22日(日本時間23日未明)、システムの状態などを示す意味のあるデータが、ボイジャー1号から再び送信されるようになったと発表しました。 ボイジャーからのデータは、バイナリコード(「1」と「0」の組み合わせ)の形式で送られてきます。2023年11月14日以来、意味をもたない1と0の繰り返しパターンが送られてきていました。 調査の結果、ボイジャー1号に搭載されている3つのコンピューターシステムのうちの1つ、フライトデータシステム(FDS)が今回の不具合に関係していることが判明しました。FDSは、科学データや工学データを収集して情報をパッケージ化する役割を担っています。パッケージ化されたデータ

                                                                      ボイジャー1号、正常な工学データの送信を再開!
                                                                    • 地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信

                                                                      5カ月ぶりにボイジャーから解読可能データを受信し、歓喜に沸く担当チーム /NASA/JPL-Caltech via CNN Newsource 240億キロ離れたトラブルシューティング ボイジャー1号の問題が一つのチップに起因することを突き止めたNASAのチームは、コマンドを送ってコンピューターシステムの再起動を試み、根本原因を探ろうとした。 3月1日にコマンドを送ったところ、同月3日になって、飛行データシステムの一部に、解読不能なデータとは違う挙動があることを発見。この信号は、飛行データシステムが正常に機能しているかどうかを判断するために使っていたそれまでの形式ではなかったものの、NASAのディープスペースネットワークで解読することに成功した。 この内容を調べた結果、問題の原因が判明。飛行データシステムのメモリーの3%が破損していたことが分かった。システムのメモリーの一部を保存していたチ

                                                                        地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信
                                                                      • ボイジャー1号が「太陽圏」を脱出(ブルーバックス編集部)

                                                                        "サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。 2012年の今日(8月25日)、NASAの宇宙探査機ボイジャー1号が人工物として初めて太陽圏を脱出しました。 ボイジャー1号は1977年に土星や木星などの天体の構造を調べるために打ち上げられ、当初の目的が達成された後も太陽系外へと飛行を続けました。 参考記事:9月 5日 宇宙探査機「ボイジャー1号」の打ち上げ(1977年) 2012年にボイジャー1号が脱出したとされる「太陽圏」とは、ざっくりというと「太陽風が届く範囲」のことです。ボイジャー1号は人工物として初めて太陽圏の境界面であるヘリオポーズを突破、星間飛行に入りました。 当初NASAの科学者たちもボイジャー1号が太陽圏を脱出したことは確証が持てていませんでしたが、ボイジャー1号が捉えた電荷を帯びた粒子の

                                                                          ボイジャー1号が「太陽圏」を脱出(ブルーバックス編集部)
                                                                        • ボイジャー1号が復活 稼働中の全ての科学機器のデータ送信を再開

                                                                          NASA(アメリカ航空宇宙局)は2024年6月13日、星間空間を航行中のボイジャー1号について、通常の科学運用に戻ったと発表しました。 ボイジャー1号は、2023年11月に不具合が発生し、意味のあるデータが送信されない状態に陥りました。調査の結果、探査機に搭載されている3つのコンピューターのうちの1つ、フライトデータシステム(FDS)内のメモリの一部が破損していることが判明。失われたコードを分割してFDSメモリの別の場所に再配置することで、探査機の健康状態などを含む工学データの送信が4月中旬に再開していました。 ボイジャー1号に搭載されている科学機器のうち、現在は宇宙線サブシステム(CRS)、低エネルギー荷電粒子計測装置(LECP)、磁力計(MAG)、プラズマ波サブシステム(PWS)という4つの機器が稼働しています。これらのうち、PWSとMAGについては、5月中旬に科学データの送信が再開し

                                                                            ボイジャー1号が復活 稼働中の全ての科学機器のデータ送信を再開
                                                                          1

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