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科学>宇宙天文の検索結果1 - 40 件 / 202件

科学>宇宙天文に関するエントリは202件あります。 宇宙space科学 などが関連タグです。 人気エントリには 『打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは』などがあります。
  • 打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは

    午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し、経緯を説明。同氏によると、ロケットの自動カウントダウンシーケンスは予定通り開始され、メインエンジン「LE-9」が着火し正常に立ち上がったあと、ロケット下部(エンジン上部)に設置された1段制御用機器が異常を検知。SRB-3への着火信号を送らなかったことから、打ち上げ中止となった。なお、SRB-3側にも異常はなく、制御用機器が検知した異常そのものについては原因究明中という。 会見はJAXAの公式チャネルで配信されていたが、話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出し、岡田氏に中止と失敗の違いについて質問した。以下はその一問一答だ。 共同 中止という言葉は、みなさんの業界でどう使われているかは

      打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは
    • 世界で初めて「ワープ・バブル」生成に偶然成功

      「巨大な宇宙船が何光年もの距離をワープによって一瞬にして移動する」といったSFでおなじみのワープ・ドライブは、これまで「現実には実現不可能」といわれてきました。ワープ・ドライブを実現するには宇宙船を亜空間の場である「ワープ・バブル」で包む必要がありますが、新たにDARPA(国防高等研究計画局)から資金提供を受けてワープ・ドライブとは全く別の研究をしていた研究チームが、ワープ・バブルを偶然に出現させたと報告しました。 DARPA Funded Researchers Accidentally Create The World's First Warp Bubble - The Debrief https://thedebrief.org/darpa-funded-researchers-accidentally-create-the-worlds-first-warp-bubble/ ワープ

        世界で初めて「ワープ・バブル」生成に偶然成功
      • 地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信

        (CNN) 地球から最も遠い宇宙空間を飛行する米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」から、5カ月ぶりに解読可能なデータが地球に届いた。NASAのチームが試行錯誤を繰り返し、通信問題を引き起こした原因が1個のチップにあることを突き止めて、解決策を編み出した結果だった。 ボイジャー1号は現在、地球から240億キロメートル離れた宇宙空間を飛行中。打ち上げから46年を経て、さまざまな不具合や老朽化の兆候が見えている。 今回の問題は2023年11月に発生。飛行データシステムの遠隔測定モジュールから送られてくるデータが解読不可能になった。 ボイジャー1号の飛行データシステムは、現在の健康状態を表す工学データを科学計器の情報と組み合わせて収集している。地球上の管制室はそのデータを、0と1で構成される2進コードで受信する。 ところが11月以来、この飛行データシステムがループ状態に陥り、無線信号

          地球から240億キロ、ボイジャー1号システム復旧に成功 5カ月ぶりに解読可能データ受信
        • 中国の大型ロケット、制御不能状態で大気圏突入へ 米国防総省が追跡

          ワシントン(CNN) 米国防総省は、制御不能になった中国の大型ロケット「長征5号B」がこの週末にも大気圏に再突入するとみて、追跡を続けていることを明らかにした。残骸の落下地点をめぐる懸念も浮上している。 国防総省報道官の発表によると、長征5号Bは8日前後に地球の大気圏に突入する見通しで、米宇宙軍が軌跡を追跡している。 正確な突入地点は数時間前になるまで特定できない見通しだが、第18宇宙管制隊はロケットの位置に関する最新情報を毎日ウェブサイトに掲載する。 長征5号Bは、中国が宇宙ステーションの部品の打ち上げに使用した。宇宙ごみは大半が大気圏で燃え尽きる。しかし22トンもある長征5号Bの場合、大型部品が人の住む場所に落下すれば被害が発生する恐れもある。 しかし米ハーバード大学の宇宙物理学者ジョナサン・マクダウェル氏はCNNの取材に対し、「警戒すべき状況だとは思わない。何らかの被害が生じたり、誰

            中国の大型ロケット、制御不能状態で大気圏突入へ 米国防総省が追跡
          • 寿命迫るボイジャー2号、電気系の変更で科学機器運用を2026年まで延長。引き続き星間空間のデータを取得 | テクノエッジ TechnoEdge

            ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、地球から200億km以上離れた星間空間を飛行していますが、現在も科学機器を用いて取得したデータを我々の元へ送り続けています。 しかし、45年を越えて続くミッションもそろそろ終わりが見えてきています。と言うのも、ボイジャーが搭載する放射性同位体熱電発電機(RTG)からの電源供給が終わりに近づいているから。 ボイジャー2号はすでに、消費電力を節約するため、飛行に不可欠ではないヒーターなどの一部システムをオフにしていますが、それでも早ければ2024年には5つある科学機器のうちひとつを停止しなければならない段階に達していました。 ボイジャーに搭載されるRTG (NASA/J

              寿命迫るボイジャー2号、電気系の変更で科学機器運用を2026年まで延長。引き続き星間空間のデータを取得 | テクノエッジ TechnoEdge
            • 火星に「大量の水」発見、グランドキャニオンより巨大な渓谷で

              NASAの探査機オデッセイが撮影したマリネリス峡谷/Handout/Getty Images North America/Getty Images (CNN) 火星にあるグランドキャニオンより大きな渓谷を周回機で調べた結果、地表付近に「大量の水」が存在することが分かった――。欧州宇宙機関(ESA)がそんな調査結果を明らかにした。 ESAとロスコスモスの共同ミッションで2016年に打ち上げられた周回機「エクソマーズ微量ガス周回探査機」が、火星のマリネリス峡谷で水を検出した。この渓谷は米国のグランドキャニオンに比べ全長10倍、深さ5倍、幅20倍の大きさを誇る。 水はこの渓谷の下に位置しており、探査機に搭載された高分解能エピサーマル中性子検出器「FREND」によって検出された。同機器は火星の地表下約1メートルにある水素の分布を調査できる。 火星の水の大半は極地方に存在し、氷として固まったままの状

                火星に「大量の水」発見、グランドキャニオンより巨大な渓谷で 
              • 宇宙ペンギンのイラスト

                あいまい検索(英語検索) あいまいな日本語で(英語でも)検索できます。上手く動くか分からないのでお試しです。 検索の仕方については「検索のコツ」をご覧ください。 AIを使っていらすとや風の画像が生成できるサービスです。 Eテレのショートアニメです。 いらすとやが更新されたらお知らせするX(ツイッター)アカウントです。 いらすとやのLINEスタンプに関する情報をお知らせするLINEアカウントです。 ► 2024 (46) ► 7月 (2) ► 6月 (14) ► 5月 (6) ► 4月 (11) ► 3月 (12) ► 1月 (1) ► 2023 (24) ► 12月 (1) ► 10月 (11) ► 7月 (1) ► 6月 (3) ► 4月 (4) ► 1月 (4) ► 2022 (65) ► 10月 (9) ► 7月 (5) ► 6月 (7) ► 5月 (6) ► 4月 (13) ► 3

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                • 2カ月間だけ地球の月が2つになる。小惑星が地球上の軌道を周回するぞ! | カラパイア

                  地球のパートナーといえばもちろん月だが、今後2ヶ月間、もう1つの小さなパートナーが増えるそうだ。 それは2024年8月に発見された「2024 PT5」という小惑星だ。 『Research Notes of the AAS』(2024年9月付)に掲載された研究によれば、2024 PT5は地球の重力に捕われ、9月末から11月にかけて私たちの地球を周回することになる。 つまり地球は短い間だが、月とミニムーン(小惑星)の2つのパートナーを連れて、宇宙空間を移動するということだ。 2カ月間だけ月が2つに。地球に寄り添うミニムーン 地球に近寄ってくる小惑星の多くは、楕円を描きながら地球をぐるりと周りつつ、最終的に遠くへと飛んでいく。「2024 PT5」もまたそんな小惑星の1つだ。 2024 PT5は、NASAとハワイ大学が開発した小惑星地球衝突最終警報システム「ATLAS(Asteroid Terre

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                  • 「どうして思いついた」「もうそれにしか見えない」アンドロメダ座は現場猫だった?

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                    • 老朽化したボイジャー1号から驚きの応答、通信障害の復旧に期待

                      ボイジャー1号から機体の現状を確認する上で期待の持てる無線信号が寄せられたという/NASA/JPL via CNN Newsource (CNN) 恒星間空間を飛行する探査機「ボイジャー1号」に地球から交信を試みたところ、期待の持てる反応が返ってきたことが分かった。技術チームは数カ月前から続く老朽化したボイジャー1号の通信障害を修復したい考えだ。 ボイジャー1号は1977年に打ち上げられ、現在はボイジャー2号とともに太陽系の果ての未知の宇宙空間を飛行中。 ボイジャー1号は今でも地球の管制チームに無線信号を送り続けているものの、11月以降はこの信号に利用可能なデータが含まれていない状態だった。これはボイジャー1号に搭載されたコンピューター3台の一つに問題があることを示している。 だが最近送信されてきた新たな信号を見ると、ボイジャー1号の状態を理解しようとするNASAミッションチームの試みに一

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                      • NASAの探査機「ボイジャー1号」に異変。意味不明な言葉を繰り返す|カラパイア

                        この画像を大きなサイズで見る NASAの探査機「ボイジャー1号」は46年に渡る長期ミッションを行っている。太陽圏を脱出し、現在地球から240億km以上離れたところを旅しているのだが、このところ何やら意味不明な言葉をぶつぶつと繰り返しているそうだ。 NASAのブログによると、そこに搭載されている3台のコンピュータのうちの1台に問題が発生し、科学・工学的なデータを地球に送り返せなくなっているという。 この思わぬトラブルに対処するため、NASAの専門家は今、1977年に打ち上げられた機体の古いマニュアルを引っ張り出し、どうにか正気に返ってもらう方法を探っている。 ボイジャー1号に通信トラブルが発生 ボイジャー1号の「フライト・データ・システム(FDS)」は、機体に搭載された科学機器からのデータと、機体の状態に関するエンジニアリング・データを収集する。 こうしたデータは、地球に送信できるよう「テレ

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                        • 【?】2021年8月29日の太陽の黒点から何らかのメッセージが送られているもよう。しかも日本語で

                          リンク Wikipedia 太陽フレア 太陽フレア(たいようフレア、Solar flare)とは、太陽における爆発現象。別名・太陽面爆発。 太陽系で最大の爆発現象で、小規模なものは1日3回ほど起きている。多数の波長域の電磁波の増加によって観測される。特に大きな太陽フレアは白色光でも観測されることがあり、白色光フレアと呼ぶ。太陽の活動が活発なときに太陽黒点の付近で発生する事が多く、こうした領域を太陽活動領域と呼ぶ。太陽フレアの初めての観測は、1859年にイギリスの天文学者リチャード・キャリントンによって行われた(1859年の太陽嵐)。 「フレア」 19 users 277 リンク Wikipedia 太陽黒点 太陽黒点(たいようこくてん、英: sunspot)とは、太陽表面を観測した時に黒い点のように見える部分のこと。単に黒点とも呼ぶ。実際には完全な黒ではなく、この部分も光を放っているが、周

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                          • 「宇宙人はいる。トランプは知っている」イスラエル国防省元宇宙局長が爆弾発言

                            「宇宙人はいる。トランプは知っている」イスラエル国防省元宇宙局長が爆弾発言2020.12.10 20:0056,884 satomi 「人類は銀河連合と前からコンタクトをとっている」。 イスラエル国防省元宇宙局長のハイム・エシェッド教授がイスラエル主要紙イディオト・アハロノトにこんな爆弾発言をし、Jerusalem Postの英訳で世界に衝撃が広まっています。 教授は宇宙防衛を30年担当したその道の権威です。教授曰く、われわれ地球人類と同じように宇宙人も人類に興味津々で「宇宙の全容」解明に意欲を示しているんだそうです。 教授によると「人類にまだ受け入れ準備がないから、未確認飛行物体(UFO)側の要請でここにいることは伏せられている」だけで、「トランプは地球外生命体の存在を知っている。機密を公表するところだったけど、集団ヒステリーが起きるだけだと銀河連合に止められて口をつぐんだ」のだといいま

                              「宇宙人はいる。トランプは知っている」イスラエル国防省元宇宙局長が爆弾発言
                            • 巨大な「宇宙物体」の断片、ケニアの村に落下 まだ高温

                              (CNN) ケニア南部マクエニ郡のムクク村でこのほど、巨大な高温の物体が空から落下してくる出来事があった。ケニア国営放送が地元住民の話として伝えた。ケニアの宇宙機関が直ちに調査を開始している。 物体が落下してきたのは12月30日午後。ケニア宇宙機関(KSA)は1月1日の声明でこの物体に触れ、「宇宙物体の断片」と特定されたと明らかにした。 KSAが人里離れた村に落下した物体を保管している。幅2.5メートル、重さ500キロの宇宙ゴミとみられる。 KSAは暫定的な分析ではロケットの分離リングであることが示唆されているとも述べ、宇宙ゴミは通常、海洋に落下するか、地球大気に突入する前に燃え尽きることが多いと指摘した。 今回落下した物体は単発的なケースである可能性が高く、依然として調査中だという。 地元警察はケニア放送公社に対し、警官らの到着時には物体はまだ高温だったと説明。冷却するまで住民の立ち入り

                                巨大な「宇宙物体」の断片、ケニアの村に落下 まだ高温
                              • 日本郵船は3倍超100隻以上に、船舶で衛星通信「スターリンク」の導入が広がる理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                日本郵船は2024年度内に、米スペースXの低軌道衛星通信サービス「スターリンク」を導入する外航船を現在の3倍超となる100隻以上に拡大する。船員が気軽に通話できるようにして生活の質を高め、船員の確保につなげる。また船と陸との間の情報共有や遠隔医療支援にも役立てる。商船三井も23年度中に140隻に導入する計画で、海運業界の人手不足対策として導入が広がっている。 日本郵船は22年12月にスターリンクの試験導入を始めた。特に若い船員は、スマートフォンなどで「常に誰かとつながっていたい」というニーズが強く、通信環境は生活する上で重要な要素になっている。試験導入の結果、スターリンクは通信速度を大幅に改善でき、家族や友人らとのビデオ通話を気軽に行えるようになった。また船と陸との間の情報共有や会議、トラブル発生時や遠隔医療時の陸からの支援にも役立てられる。 船員からの評判も良かったため、導入隻数を増やす

                                  日本郵船は3倍超100隻以上に、船舶で衛星通信「スターリンク」の導入が広がる理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                • 英ウィリアム王子、宇宙旅行を批判 大富豪は地球を救うことに注力すべきと主張

                                  ロンドン(CNN Business) 英王室のウィリアム王子は、宇宙旅行に目を向ける大富豪らを批判し、代わりに地球を救うことに時間と資金を投入すべきだと語った。 14日にポッドキャストで配信された英BBCの番組「ニュースキャスト」でのインタビューで、同王子は宇宙旅行へと殺到する現状に言及。「我々は、世界で最も偉大な頭脳と知性は、移住するための別の星を見つける試みではなく、この惑星を修復する試みに充てる必要がある」と述べた。 かつて救急ヘリコプターの操縦士を務めていた同王子はさらに、宇宙へ行くことに「全く興味がない」と明言。宇宙旅行がもたらす環境への影響にも懸念を示し、宇宙飛行による二酸化炭素の負担をめぐって「根本的な疑問」があるとした。 ウィリアム王子の発言が放送された前日には、SFドラマ「スタートレック」の「カーク船長」役で知られる俳優ウィリアム・シャトナーさん(90)が、米ブルー・オリ

                                    英ウィリアム王子、宇宙旅行を批判 大富豪は地球を救うことに注力すべきと主張
                                  • 「宇宙寺院」23年打ち上げへ 醍醐寺とテラスペースが合意 ご本尊や曼荼羅を搭載

                                    世界遺産の醍醐寺(京都府伏見区)と京都大学発の宇宙ベンチャー・テラスペース(京都府左京区)は2月1日、人工衛星による「宇宙寺院」の開発と打ち上げを目指して業務提携を発表した。2023年にテラスペースが打ち上げるIoT衛星に寺の機能を持たせる。 宇宙寺院の名称は「浄天院劫蘊寺」(じょうてんいんごううんじ)。鎮護宇宙をかかげる醍醐寺の流れを汲む寺院を高度400k〜500kmの地球低軌道上に“建立”する計画だ。 衛星は携帯電話の電波が届かない山間部の文化財保護を目的としたもの。ペイロードの半分を宇宙寺院とし、本尊となる大日如来像や曼荼羅(まんだら)を搭載する。 衛星は地球を約1時間半で1周し、「地球のすべての地域をカバー」(テラスペース)。宇宙寺院の現在位置はスマートフォンアプリなどで確認できるようにする。 テラスペースは2020年設立の宇宙ベンチャー。プロジェクトでは人工衛星の開発に加え、醍醐

                                      「宇宙寺院」23年打ち上げへ 醍醐寺とテラスペースが合意 ご本尊や曼荼羅を搭載
                                    • 宇宙飛行士の尿と汗を再利用し、飲料水に変えることに成功。水のリサイクル率が98%に(NASA) | カラパイア

                                      この画像を大きなサイズで見る 宇宙旅行が現実になりつつある今、NASAがまた一つ新たな技術的大きな一歩を踏み出した。 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士たちが尿と汗、呼吸に含まれる水分を、飲料水として再利用することで、水のリサイクル率98%を達成したそうだ。 水は人間の生命を維持するのに欠かせないものだ。今後の長期的な宇宙ミッションでは、水を安定供給することがとても重要なことなのだ。 宇宙ステーションにおける水の循環システム 地球上で人が暮らすには水が不可欠だが、それは国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士(クルー)たちにとっても同じことだ。 彼らは、食事や歯磨きなど、宇宙での生活のために毎日約3.8リットルの水を使っている。そう簡単に水を補給できない宇宙では、これをいかに無駄なく使うかというのはとても大切なことだ。 そのための目標として掲げられているのが、水の

                                        宇宙飛行士の尿と汗を再利用し、飲料水に変えることに成功。水のリサイクル率が98%に(NASA) | カラパイア
                                      • 小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験 NASAが9月に実施 彗星などから地球を守る手段を検証

                                        米航空宇宙局(NASA)は8月24日(現地時間)、小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験を行うと発表した。ミッション名は「Double Asteroid Redirection Test」(DART)とし、地球へ衝突の恐れがない小惑星「Dimorphos」(直径160m)を対象に行う。衝突予定時間は9月26日午後7時14分(現地時間)。 実験では、無人の宇宙船が自律的に目的の小惑星に近づき、秒速6.6kmでDimorphosに衝突する。衝突時の地球との距離は約1100万kmの予定。衝突により小惑星の速度や軌道の変化を測定することを目的としており、シミュレーションでは速度が約1%変化すると推測している。これは小惑星の公転周期を数分変える影響を与えるという。 DARTは、小惑星や彗星の危険から地球を守る技術の検証ために発足したミッション。実験結果とシミュレーション結果を比較することで有効性を

                                          小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験 NASAが9月に実施 彗星などから地球を守る手段を検証
                                        • 石川県輪島市や富山県高岡市などの被災後衛星画像、宇宙ベンチャーが公開

                                          宇宙ベンチャーのアクセルスペース(東京都中央区)は1月2日、石川県輪島市や七尾市周辺、富山県富山市、砺波市、高岡市、氷見市周辺の地震被災後の衛星画像を政府や報道機関向けに無料公開した。 撮影時刻は2日午前10時4分。輪島市の輪島港や七尾市の熊木川河口などで、土砂で濁ったような水が海に向けて流出しているのが分かる。

                                            石川県輪島市や富山県高岡市などの被災後衛星画像、宇宙ベンチャーが公開
                                          • ロシア探査機が月面に衝突 半世紀ぶりの月探査失敗

                                            ロシア極東のボストーチヌイ宇宙基地で無人月探査機「ルナ25号」を乗せて打ち上げられるロケット=11日(ロスコスモス提供、AP=共同) ロシア国営宇宙企業「ロスコスモス」は20日、11日に打ち上げた無人月探査機「ルナ25号」が予定していた軌道を外れて月面に衝突し、消失したとみられると発表した。ルナ25号は21日にも人類史上初となる月の南極付近に軟着陸し、水の有無の調査を始める計画だったが、失敗した。 これに先立つ19日、ロスコスモスは、ルナ25号に「予定された飛行が不可能になる異常事態」が発生したと発表していた。 ロシアにとって月探査機の打ち上げは、前身の旧ソ連による1976年のルナ24号以来、約半世紀ぶりだった。

                                              ロシア探査機が月面に衝突 半世紀ぶりの月探査失敗
                                            • 北海道や石川でオーロラのような現象 太陽フレア影響か

                                              11日夜、北海道や石川県輪島市などで、オーロラのような現象が観測された。ここ数日報告されている、太陽の表面で起こる大規模な爆発現象「太陽フレア」の影響とみられる。英国やスイス、中国など世界各地でも10日までにオーロラが報告されている。

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                                                • ついに姿を現したホンダロケット、開発責任者に現在の状況を聞いた

                                                  Hondaが小型ロケットの開発を表明し、世間を驚かせたのは2021年のことだった。それ以降、開発状況などの情報はほとんど外部に出てくることはなく、実情はベールに覆われていたが、6月17日、同社は北海道・大樹町にて垂直離着陸実験を実施、ついにその一端が明らかになった。 垂直離着陸実験の様子 (C)Honda 民間のロケット開発は、世界はもちろん、日本でも競合が多い状況にある。そんな中、Hondaはどんなロケットを開発しているのか。何をめざしているのか。ロケット開発を率いる本田技術研究所(Honda R&D) 宇宙開発戦略室の櫻原一雄室長と、石村潤一郎チーフエンジニアに話を聞いた。 櫻原一雄室長(右)と石村潤一郎チーフエンジニア(左) なぜHondaがロケット開発? Hondaの歴史は、オートバイの開発からスタート。自動車でも世界的なメーカーになり、近年では、小型ジェット機も製品ラインナップに

                                                    ついに姿を現したホンダロケット、開発責任者に現在の状況を聞いた
                                                  • 太陽フレアでNICTが注意喚起 10日深夜から数日間、通信障害などのおそれ 「宇宙システムの利用には注意が必要」

                                                    情報通信研究機構(NICT)は10月9日、大規模な太陽フレアの発生とコロナガスの地球方向への放出を確認したとして注意喚起した。10日深夜から数日間、人工衛星の障害やGPSの誤差拡大といった影響が出る可能性がある。 9日の午前10時56分、太陽面の中央付近に位置していた「13848」と呼ばれる黒点群でX1.8の太陽フレアが発生した。太陽フレアの規模を示す“クラス”の中で最も規模が大きいXクラスに分類される。 1日に発生したX7.1や、3日のX9.0の太陽フレアに比べると規模は小さいものの、今回は地球方向へ噴出したコロナガスが「けっこう大きい」(NICT)。 コロナガスが地球に到達すると地磁気嵐が発生し、その影響で地球周辺を飛ぶ人工衛星やGPSを用いた高精度測位、短波通信などに障害が発生するおそれがある。NICTは「宇宙システムの利用には注意が必要」としている。

                                                      太陽フレアでNICTが注意喚起 10日深夜から数日間、通信障害などのおそれ 「宇宙システムの利用には注意が必要」
                                                    • ボイジャー1号、太陽系外で「持続的な低音」を検出

                                                      (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機ボイジャー1号が太陽系外で「持続的な低い音」を検出したことが、新たな研究で明らかになった。 ボイジャー1号は1977年9月5日、姉妹機ボイジャー2号の数週間後にフロリダ州のケープカナベラルから打ち上げられた。当初の設計寿命は5年間だったが、打ち上げから43年以上が経過した今なお、両機は星間空間からデータを地球に送信し続けている。 ボイジャー1号は太陽系と星間空間の境界をなす「ヘリオポーズ」を越え、現在は星間物質の中を進んでいる。科学誌ネイチャー・アストロノミーに10日発表された論文によると、今回検出されたのはプラズマ波の音だった。 研究を主導した米コーネル大のチームは、約225億キロ離れたボイジャー1号から送られてきたデータを調査。その結果、星間ガスの放出が確認された。 コーネル大博士課程で天文学を研究するステラ・コック・オッカーさんは声明で

                                                        ボイジャー1号、太陽系外で「持続的な低音」を検出
                                                      • 「カーク船長」が宇宙飛行実現 俳優シャトナーさん、最高齢90歳

                                                        俳優ウィリアム・シャトナーさんらを乗せて米テキサス州から打ち上げられたブルー・オリジンの宇宙船(2021年10月13日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【10月13日 AFP】(更新)米人気SFドラマ「スター・トレック/宇宙大作戦(Star Trek)」でジェームズ・T・カーク(James T. Kirk)船長を演じたカナダ人俳優ウィリアム・シャトナー(William Shatner)さん(90)が搭乗した米宇宙開発企業ブルー・オリジン(Blue Origin)の宇宙船が13日、米テキサス州から打ち上げられた。 シャトナーさんら4人を乗せた宇宙船「ニュー・シェパード(New Shepard)」は2度にわたる短い遅延の末、午前9時49分(日本時間午後11時49分)に打ち上げられ、宇宙空間に到達。計11分の飛行を終え、同州内の砂漠に無事着陸した。 シャトナーさんは宇

                                                          「カーク船長」が宇宙飛行実現 俳優シャトナーさん、最高齢90歳
                                                        • アポロ8号の飛行士、W・アンダースさん墜落死 「地球の出」撮影

                                                          (CNN) 1968年にアポロ8号に搭乗して月を周回した米航空宇宙局(NASA)の飛行士、ウィリアム・アンダースさんがワシントン州での航空機墜落事故で死亡した。息子のグレゴリーさんが明らかにした。90歳だった。 グレゴリーさんは7日夜、CNNの取材に「父はサンフアン諸島での航空機事故で亡くなった」と語った。 サンフアン郡保安官事務所は声明で、ジョーンズ島沿岸で航空機が墜落したと明らかにした。 保安官事務所によると、派遣所に最初の通報が入ったのは太平洋時間午前11時40分ごろ。「古いモデルの飛行機が北から南へ飛行中、ジョーンズ島の北端付近で着水し、沈んだ」との内容だった。 サンフアン諸島はシアトルの北約140キロに位置する。

                                                            アポロ8号の飛行士、W・アンダースさん墜落死 「地球の出」撮影
                                                          • 小惑星「2024 PT5」2024年9月末から2か月限定で “第2の月” になると判明

                                                            【▲ 図1: 地球を固定して見た場合の、2024 PT5の位置の変化。黄線になっている範囲が、地球を重力的中心とする “第2の月” である期間となり、1周する前に地球周回軌道を離脱します。(Credit: Tony Dunn / 日本語の追加は筆者(彩恵りり)による)】 地球の近くを通過する小惑星は、時々地球の重力で捕獲されて周回軌道に乗る、一時的な “第2の月” となることがあります。ただし、大半はあまりにも小さいために観測されておらず、たまに見つかっても、その多くはロケットなどの人工物を誤認しているケースです。地球を周回する小惑星が真に天然の天体であった事例は稀であり、確実なものはこれまでに4例しかありません。 マドリード・コンプルテンセ大学のCarlos de la Fuente Marcos氏とRaúl de la Fuente Marcos氏の研究チームは、2024年8月に見つか

                                                              小惑星「2024 PT5」2024年9月末から2か月限定で “第2の月” になると判明
                                                            • 研究史上最古、37億年前の地磁気の証拠を発見 強度は現在並

                                                              【▲ 図1: 有害な太陽風を遮断する地磁気は、生命と大気の両方にとってシールドの役割を果たします。(Credit: NASA)】 地球は固有の強い磁場を持つ天体の1つです。陸上に棲む多くの生物にとって欠かせない存在であるこの「地磁気」は、地球誕生から徐々に強くなっていったと理解されています。ただし、その正確な時期はよくわかっていません。 マサチューセッツ工科大学のClaire I. O. Nichols氏などの研究チームは、グリーンランドから産出した極めて古い岩石を調査し、約37億年前の地球に地磁気が存在した証拠を見つけました。これは最も古い時代の地磁気の証拠です。また、その強度は現在と比べてもそれほど弱くない値であることから、地磁気の形成や、古代の生命がどのように進化し、数を増やしたのかを探る上でも重要な発見となります。 【▲ 図1: 有害な太陽風を遮断する地磁気は、生命と大気の両方にと

                                                                研究史上最古、37億年前の地磁気の証拠を発見 強度は現在並
                                                              • カイロスロケット爆発 痛手を負っても「失敗」といわず、目標も変えないスペースワンの事情

                                                                カイロスロケットは、和歌山県にある専用の射場「スペースポート紀伊」から13日の午前11時1分に打ち上げられた。しかしリフトオフの約5秒後に空中で爆発。射場の敷地内に破片が降り注ぎ、一部で火災も発生した。 その後、行われた記者会見では、発射後に何らかの異常が発生し、ロケットの「飛行中断システム」が爆破したという見方を明らかにした。「リフトオフすると飛行経路や各部の正常/異常をコンピュータが判断する。逸脱する場合には落下しても安全な場所で中断する」仕組みだという。 結果としてミッションは完遂できなかった。しかし豊田社長は「スペースワンとしては“失敗”という言葉は使いません。全ては今後の挑戦の糧。会社の文化です」と話す。そして「2020年代半ばまでに年間20機の打ち上げ」という目標を変えるつもりは「全くない」としている。 スペースワンは研究機関ではなく、株主や顧客がいる営利企業だ。現在は投資フェ

                                                                  カイロスロケット爆発 痛手を負っても「失敗」といわず、目標も変えないスペースワンの事情
                                                                • 大規模な太陽嵐によって世界中のネットが遮断される「インターネットアポカリプス」が発生する可能性

                                                                  世界中の人々がインターネットに接続しており、インターネットは現代人の生活に必要不可欠なものとなっています。そんなインターネットが太陽嵐の影響で遮断される「インターネットアポカリプス」が近い将来に発生する可能性をカリフォルニア大学アーバイン校でコンピューターサイエンスを研究するアブドゥ・ジョテイ氏が指摘し、対策を呼びかけています。 Solar Superstorms: Planning for an Internet Apocalypse (PDFファイル)https://www.ics.uci.edu/~sabdujyo/papers/sigcomm21-cme.pdf An 'Internet apocalypse' could ride to Earth with the next solar storm, new research warns | Live Science https

                                                                    大規模な太陽嵐によって世界中のネットが遮断される「インターネットアポカリプス」が発生する可能性
                                                                  • 宇宙人ってみんな地下の海に閉じ込められてるんじゃないかな? という惑星科学者の話

                                                                    宇宙人ってみんな地下の海に閉じ込められてるんじゃないかな? という惑星科学者の話2021.04.06 20:0039,668 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 土星の第2衛星エンケラドゥス。分厚い氷の下には海があると考えられている。Image: NASA/JPL/Space Science Institute via Gizmodo US わたしたちがフツーじゃないのかも。 地球人は、地球のように海と陸と太陽光に恵まれた環境こそが生命を育むのに最適な環境だと思いがちです。だってそれしか知らないわけですしね。でも、この広い宇宙には地球よりもさらに生存しやすく、適応しやすい環境が存在していて、もしもそれが分厚い氷の下に閉ざされた海だったとしたら? 土星の衛星エンケラドゥスやタイタン、そして木星の衛星エウロパのように凍てついた地表の下に広大な海

                                                                      宇宙人ってみんな地下の海に閉じ込められてるんじゃないかな? という惑星科学者の話
                                                                    • ホンダ、自社開発の再使用型ロケット実験機の離着陸実験に成功

                                                                        ホンダ、自社開発の再使用型ロケット実験機の離着陸実験に成功
                                                                      • 宇宙でエネルギーを集める太陽光パネル、将来は地球各地に電力供給か

                                                                        宇宙太陽光発電システムから軍事施設などにビームが照射される様子を描いたコンセプト図/U.S. Naval Research Laboratory (CNN) 米国防総省の研究チームがこのほど、宇宙空間でピザの箱ほどの大きさの太陽光パネルの試験に成功した。宇宙から地球のあらゆる地点に電気を送る将来のシステムを見据え、試作機として設計されたものだ。 「太陽光発電高周波アンテナモジュール(PRAM)」と呼ばれるパネルが最初に打ち上げられたのは2020年5月。太陽光を活用して電力に変換するため、国防総省の無人機「X37B」に取り付けられた。X37Bは地球を90分で1周している。 このパネルは、宇宙空間にある太陽光を最大限に活用するように設計された。宇宙の光は大気を通過しないため「青色波」のエネルギーを保持しており、地球に届く太陽光よりも強力となる。地球の空が青く見えるのは、青色光が大気突入時に散乱

                                                                          宇宙でエネルギーを集める太陽光パネル、将来は地球各地に電力供給か
                                                                        • 中国の衛星会社、ロシア軍事会社ワグネルに衛星画像提供=米当局者

                                                                          米国務省当局者は28日、米国が制裁対象としている中国の衛星会社、長沙天儀空間科技研究院(スペースティー・チャイナ)がロシアの民間軍事会社ワグネルに衛星画像を提供していたと明らかにした。写真は2022年11月、ロシアのサンクトペテルブルクにあるロシアの民間軍事会社ワグネル本部で撮影(2023年 ロイター/Igor Russak) [28日 ロイター] - 米国務省当局者は28日、米国が制裁対象としている中国の衛星会社、長沙天儀空間科技研究院(スペースティー・チャイナ)がロシアの民間軍事会社ワグネルに衛星画像を提供していたと明らかにした。

                                                                            中国の衛星会社、ロシア軍事会社ワグネルに衛星画像提供=米当局者
                                                                          • 太陽フレア、3日間で5回の“Xクラス” NICT「早ければ10日午後6時ごろから影響」

                                                                            大規模な太陽フレアが5月7日ごろから頻発し、情報通信研究機構(NICT)が注意を呼び掛けている。この影響で「早ければ10日午後6時ごろ」から、GPSや長距離通信などに障害が発生する可能性があるという。 NICT宇宙環境研究室の津川卓也室長によると、「今回は3日間で5回ほど、立て続けにXクラスの太陽フレアが発生し、コロナのガス放出が観測された。これが地球に到達すると磁場が乱れ、人工衛星の障害、GPSの誤差拡大、短波通信への影響などが考えられる」という。 Xクラスとは、太陽フレアの規模を示す5段階の基準のうち、最も強いクラスのこと。太陽フレアによって放出されたX線の強度によって分類する。ただし今回の場合は「Xの中では下の方」だという。 NICTは、注意喚起のため臨時ページを公開する予定だ。「早ければ10日午後6時ごろから影響が出て、数日間続く見通し」(津川室長)。 関連記事 大規模な太陽フレア

                                                                              太陽フレア、3日間で5回の“Xクラス” NICT「早ければ10日午後6時ごろから影響」
                                                                            • DOGE率いるマスク氏、強引な手法がブーメランに…宇宙関連予算の削減検討がスペースX直撃懸念「困ったものだ」

                                                                              【読売新聞】 【ワシントン=中根圭一】米トランプ政権が2026年度の米航空宇宙局(NASA)の予算の大幅削減を検討していると、米紙ワシントン・ポストなどが11日に報じた。「政府効率化省(DOGE)」を率いる一方で、宇宙企業スペースX

                                                                                DOGE率いるマスク氏、強引な手法がブーメランに…宇宙関連予算の削減検討がスペースX直撃懸念「困ったものだ」
                                                                              • 宇宙を9カ月も旅した「アマビエ」、黄色くなって帰還

                                                                                宇宙ベンチャーのSpace BD(東京都中央区)は4月12日、国際宇宙ステーション(ISS)と一緒に約9カ月間にわたり宇宙を旅した「アマビエ」が地球に帰還したと発表した。 新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2021年、その終息を願うため疫病封じで知られるアマビエの姿を刻印したアルミ板を宇宙空間に打ち上げた。アルミ板の大きさは30(幅)×60(高さ)×0.5(厚さ)mmで、ISSの船外設備に取り付けられ、地上約400kmの上空を秒速7.9kmで飛行していた。 打ち上げ前にはシルバーだったアルミ板は、およそ9カ月の間、宇宙線や紫外線を浴びて黄みがかっていた。Space BDは、打ち上げ前に安全を願って祈祷を行った江島神社(神奈川県藤沢市)でアマビエの帰還を報告。アルミ板を奉納したという。 アマビエは江戸時代に豊後国(現在の熊本県)に出現したとされる疫病封じの妖怪。コロナ禍の20年6月ごろか

                                                                                  宇宙を9カ月も旅した「アマビエ」、黄色くなって帰還
                                                                                • ispace、「月保険」38億円受け取る 月面着陸失敗で

                                                                                  4月に民間初の月面着陸に挑戦し、失敗した宇宙ベンチャーのispace(東証グロース上場)は8月18日、契約済みの「月保険」の保険金として、37億9300万円を受領したと発表した。 同社は2022年、三井住友海上火災保険と共同で「月保険」を開発。予定していた月面航行や着陸が達成できない場合などに保険金を支払う契約を結んだ。 ispaceは22年12月、月面探査プログラム「HAKUTO-R」の一環としてランダー(月着陸船)を打ち上げ。23年4月に月面着陸を試みたが、着陸が確認できず、失敗に終わった。 保険金の収益科目は「協議中」。2024年3月期の連結業績予想への影響は、明らかになった段階で公表するとしている。 関連記事 月への航行・着陸を補償 世界初「月保険」 三井住友海上が世界初 三井住友海上火災保険と宇宙ベンチャーのispaceが世界初の「月保険」を共同開発。ロケットの打ち上げから月面着

                                                                                    ispace、「月保険」38億円受け取る 月面着陸失敗で

                                                                                  新着記事