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ミイラの検索結果161 - 200 件 / 275件

  • かつてイギリスの上流階級で流行した自宅でミイラ開封パーティー

    現在、ミイラは大切に保護されているが、昔からずっとそうだったわけではない。かつてエジプトのミイラはヨーロッパの人々によって、学術的な研究のためではなく、実用的であり娯楽的なことに利用されてきた。 15世紀からエジプトのミイラは貿易商によりヨーロッパに持ち込まれ、奇跡の薬として使用されたり、芸術作品の顔料として使用された。 さらに18世紀になると、上流階級の人々の間で、自宅でミイラの棺を開ける開封パーティーが行われるようになり19世紀には大人気となったそうだ。 かつてミイラは奇跡の治癒力がある薬とされていた 15世紀始めより、商人たちは、エジプトからヨーロッパにミイラを輸入して儲ける「ミイラ貿易」を行っていた。 当時ヨーロッパでは、防腐処理された遺体には、この世のものではない、奇跡の治癒力があると信じていたようだ。 ミイラには、古代世界で治療効果があるとされた物質、「瀝青(れきせい)」が含ま

      かつてイギリスの上流階級で流行した自宅でミイラ開封パーティー
    • 400年前に亡くなった赤ちゃんのミイラの解剖レポートから判明する「肥満と栄養失調の二面性」「当時の育児事情」が面白い話

      ツイ鳥「ジョージ=コクム」(森に入ったのですが怪物もおらず、ツイ鳥だけがいました。赤字貿易経営者! @_596_ 解剖学の研究レポート見てたから、 現代にもつながりそうな話出てきたので、 せっかくなので、ちょっと解説。 オーストリアの由緒あるお屋敷の地下室から、 400年前に亡くなった赤ちゃんの ミイラが発見されました。 これがキレイな保存状態で。 謎に包まれたこの幼児は、一体誰なのでしょうか? どんな人生を送り、何が原因で 亡くなったのでしょうか? 伯爵家だけあって、 遺体は上質なシルクのコートに包まれ、 「質素な木棺」に安置されていました。 ミイラの状態は非常に良好で、 内臓なども残っていたのです。 他の伯爵家の人々は豪華な金属製の 棺に収められていたのに、 この子だけが質素な棺に 埋葬されていたのはなぜでしょうか? ミイラに隠された数々の謎を解き明かすべく、 ドイツのボーフム大学を中

        400年前に亡くなった赤ちゃんのミイラの解剖レポートから判明する「肥満と栄養失調の二面性」「当時の育児事情」が面白い話
      • 見せ物か、人間か 議論呼ぶメキシコ世界遺産の町のミイラ展示

        メキシコのグアナファトにあるミイラ博物館に展示されている男の乳児のミイラ。聖人の衣装をまとっているが、中南米では乳児を埋葬する際にこうした習わしがある。人気が高いこの博物館には、19世紀から20世紀に自然保存された100体のミイラが展示されている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL JAMES WRIGHT) スペイン植民地時代の建造物群が残り、銀鉱で栄えた歴史があり、メキシコ独立革命の舞台でもあるメキシコのグアナファト。1988年にはユネスコ世界遺産に登録された。バロック様式の教会、石畳の狭い小道、カラフルな家々……その町並みは、絵はがきのような美しさだ。ところが、グアナファトを訪れる旅行者にとって、最大のお目当てはかなり陰惨で気味が悪いスポット、100体のミイラを陳列した地下の博物館である。(参考記事:「【動画】メキシコのミイラ博物館」) 大きく口を開いた男性や革のような肌を

          見せ物か、人間か 議論呼ぶメキシコ世界遺産の町のミイラ展示
        • 造形物と判明した「人魚のミイラ」 秘蔵してきた住職が今思うこと:朝日新聞デジタル

          岡山県浅口市の円珠院(えんじゅいん)が秘蔵してきた「人魚のミイラ」は、倉敷芸術科学大(同県倉敷市)による科学的調査で「造形物」だと結論づけられた。寺の住職を務める柆田(くいだ)宏善(こうぜん)さん(62)は今の心境について「(人魚に)申し訳ない」と語る。 主要な骨格がない、造形物だ――。同大の研究者らが調査結果を発表したのは2月7日。「ゆっくり眠っていたのに、人の目にさらされて『本物だ』『偽物だ』と言われて……」。柆田さんは朝日新聞の取材にそう漏らした。 寺に来た経緯は今も分かっていない。桐(きり)の箱に一緒に収められた文書には、元文年間(1736~41)に土佐の海で漁網にかかった、とあった。 約200㌔の防火金庫で保管 1970年代に新聞やテレビで取り上げられると、一目見ようと人々が押し寄せた。このため、先代の住職がガラスケースに入れて公開を始めた。 2014年に住職を継いだ柆田さんは、

            造形物と判明した「人魚のミイラ」 秘蔵してきた住職が今思うこと:朝日新聞デジタル
          • 「ミイラ化した赤ちゃんの遺体が部屋に」――発見者と「産みの親」との意外すぎる関係が判明! | デイリー新潮

            「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

              「ミイラ化した赤ちゃんの遺体が部屋に」――発見者と「産みの親」との意外すぎる関係が判明! | デイリー新潮
            • ミイラ巡る黒歴史、薬として取引、見物イベントも

              フランスのエジプト学協会員と賓客の前で古代エジプトの巫女のミイラ開きを見守る初期エジプト学者ガストン・マスペロ(中央)。1891年ポール・ドミニク・フィリッポトー作。(BRIDGEMAN/ACI) 現代の研究者であれば、古代エジプトのミイラに最大の敬意と注意を払って接するだろうが、かつてそうではない時代があった。 ヨーロッパにおいてミイラは、研究対象というよりも、薬や顔料といった実用の商品だった。15世紀には、ひと儲けをもくろむ商人たちによって、エジプトからヨーロッパへミイラを運び出す「ミイラ取引」が盛んになった。 薬効を信じられていた 死後の世界のために体を保存するミイラ作りは、複雑な工程で長い時間を要する。時代の変化とともにその手順も進化したが、基本的な作り方は変わらなかった。内臓を取り除いた後、ナトロンと呼ばれる天然の鉱物を使って体を乾燥させる。没薬(もつやく)などの香料を加え、体に

                ミイラ巡る黒歴史、薬として取引、見物イベントも
              • 2150年以上前の中国、まるで生きているかのような女性ミイラは、いったい何者なのか?|「超」古代文明の謎|島崎晋

                謎とロマンにあふれている古代文明。あの建造物や不思議な絵などは、いつ、誰の手で、何のためにつくられたのか……? 世界中に残る謎に満ちた遺跡や神秘的なスポットについて解説。今回は「馬王堆(ばおうたい)のミイラ」の謎をお送りします。

                  2150年以上前の中国、まるで生きているかのような女性ミイラは、いったい何者なのか?|「超」古代文明の謎|島崎晋
                • 特別展【大英博物館ミイラ展】|古代エジプトの謎|@神戸2022 - うめじろうのええじゃないか!

                  こんばんわー 先日、久しぶりに神戸を訪れました(^^) 今は非常に恵まれていまして、最寄りの駅からJR新快速に乗ったならそのまま乗り替え無しで神戸まで行けちゃうという(#^.^#) 1時間と16分で行けちゃうんですが、いかんせん・・・電車賃は往復で3380円か・・・、大阪までなら往復2340円なので、そこからすると・・ちくとお高い・・・^^; 故にまあ・・そうちょいちょいというワケにも行かず・・(昨今は何よりアイツのせいで・・ですけどね・・・)今んとこ、近くて遠い神戸です・・^^; 神戸を訪れた目的は、そうです!これです!! 神戸市立博物館で開催されている「大英博物館 ミイラ展」!! いや~・・・!都会はこうした催しが次々とあるから、忙しい!!笑 というか^^;、こういう催しが次から次へと展開されて、贅沢ですねえ~! 根っからの都会嫌いのワタクシですが・・ことこうした博物館関係に関しては、

                    特別展【大英博物館ミイラ展】|古代エジプトの謎|@神戸2022 - うめじろうのええじゃないか!
                  • 【神戸旅行①】GW,大英博物館ミイラ展に行きました。 - Salut(サリュ)さんが通る

                    Salut GWの5/2、3は夫と神戸に旅行しました。 初の神戸です。 いつか行きたいと思っていました。 きっかけがミイラ展になるとは 夢にも思いませんでした。 古代エジプトが好きな夫婦なのです。 ◆大英博物館ミイラ展とは◆ 古代エジプト文明の研究でも世界を牽引する 大英博物館より6体のミイラがやってきた。 最新のCTスキャンが解析する古代エジプトの謎。 展示物は250点。 音声ガイド ナビゲーターは島崎信長さん。 (もちろん楽しめました。) 場所:神戸市立博物館 期間:2022.2.5-5.8 全て身分の高い方のミイラです。 一体につき相当なスペースを設けていて、 棺隅々まで書かれたイラストの意味とか、 装身品、今回のCTスキャンで 包帯のなかに数々の護符が あることがわかった。 それぞれに意味や置き場所がある事を 紹介していた。 また、ミイラのCTスキャン映像が 映し出され、圧巻で言葉

                      【神戸旅行①】GW,大英博物館ミイラ展に行きました。 - Salut(サリュ)さんが通る
                    • 古代エジプトのミイラの声を初めて再現、CTスキャンで人工の喉頭を作り成功

                      ラムセス11世の時代の神官 今回の研究の対象となったミイラは「ネスヤムン」と呼ばれ、1824年に発掘され、その後イギリスのリーズ市立博物館に保存されていたという。 「ネスヤムン」は神官とされ、約3000年前のラムセス11世の統治下で、古代都市テーベのカルナックにある寺院において儀式を行っていたと考えられている。 またその後の調査で、この神官は当時、50歳代の半ばで死亡し、首の周りの骨も損なわれていなかったそうだ。 気道を作り、喉頭を接続 「ネスヤムン」の柩には碑文が刻まれ、そこには「死んだ後も話せるようになりたい」といった、死後の願いも書かれていたという。 そこで研究者らは、このミイラの生前の声を再現する取り組みを進めた。 2016年にこのミイラは総合診療所の「Leeds General Infirmary」へと運ばれ、CTスキャンが実施される。これにより研究者らは唇から「喉頭」までを通る

                        古代エジプトのミイラの声を初めて再現、CTスキャンで人工の喉頭を作り成功
                      • 「ミイラ取りがミイラに」 立憲、維新の自民接近に警戒 規正法改正 | 毎日新聞

                        政治資金制度改革に向けた合意書を取り交わす日本維新の会の馬場伸幸代表(左)と岸田文雄首相=国会内で2024年5月31日午前11時12分、平田明浩撮影 「ミイラ取りがミイラになると何なんだという話になる。切り崩し工作に乗ってはいけない」 自民党と日本維新の会が党首会談するとの情報が駆け巡った31日午前、立憲民主党の泉健太代表は記者会見で、自民と維新の接近に苦々しい表情を見せた。 会見終了とほぼ同時刻、維新の馬場伸幸代表は岸田文雄首相(自民党総裁)と会談。政策活動費の領収書を10年後に公開することなどを含む3項目の合意文書に署名した。馬場氏は記者会見で「100%我が党の考え方が通った」と満足げに語った。 政治資金規正法の改正を巡り、主要野党は当初、結束して自民案の不十分さを追及する方針で足並みをそろえていた。…

                          「ミイラ取りがミイラに」 立憲、維新の自民接近に警戒 規正法改正 | 毎日新聞
                        • エジプトで4300年前のミイラを発見、最古である可能性

                          墓の立坑の底から発見 そのミイラは、首都カイロ近郊・サッカラの階段ピラミッドの近くにある、墓の立坑の底から発見されたという。 その墓は最近発見され、第5王朝と第6王朝のものと考えられ、立坑の深さは15mもあったそうだ。 このミイラは「ヘカシェペス(Hekashepes)」という名の男性のもので、モルタルで封印された石灰岩の石棺の中に入っていた。 ミイラは今から約4300年前のものと考えられ、まだ正確な分析はされていないが、エジプトで発見された最も古く完全なミイラ(王族以外)の可能性があるという。 墓にはさまざまな人物のミイラも 他の墓の中には、古王国第5王朝最後のファラオ「ウナス」が統治していた時代の、「クヌムジェデフ」と呼ばれていた人物のミイラが収められていたそうだ。 この人物は調査官の役人であり、貴族監察官、神官でもあったと考えられ、墓には日常生活の場面が描かれていたとか。 もう1つの

                            エジプトで4300年前のミイラを発見、最古である可能性
                          • 南米チリの古代文明、オウムやインコをミイラに 理由は不明

                            オウムなどはアマゾンから乾燥したアタカマ砂漠に運ばれていた/Calogero Santoro, Universidad de Tarapacá and José Capriles, Penn State (CNN) 南米チリ北部で栄えた古代文明は、約500キロも離れたアマゾン地方からアンデス山脈を越えてオウムやインコを輸送し、くちばしを大きく開いた姿でミイラにしていた――。米ペンシルベニア州立大学が29日、そんな調査結果を発表した。 発表によると、チリのアタカマ砂漠からは、同地に生息していないオウムやコンゴウインコの羽毛やミイラが見つかっている。オウムの多くは死後にミイラにされていて、口を大きく開いて舌を突き出した姿のミイラや、まるで飛んでいるかのように羽を広げた姿のミイラもあった。

                              南米チリの古代文明、オウムやインコをミイラに 理由は不明
                            • 縄でしばられたミイラ発掘、当時の重要人物か ペルー

                              埋葬地はペルーの首都リマの近郊で見つかった/Courtesy Pieter van Dalen Luna/Yomira Huamán Santillan ミイラが埋葬されていた墓の前では複数の海洋軟体動物も見つかった。カハマルキージャは海岸から約25メートル離れており、これも研究チームにとって予想外だった。 「遺体が墓に安置された後も、持続的な行事や活動があった」と研究者は解説する。「長年の間、子孫が戻って来ては、軟体動物などの食事や供え物を置いていた」 墓の外ではラマの骨も見つかった。当時の人たちは普通にラマを食べていたことから、死者のためにラマ肉が供えられていたのだろうと研究者は推測する。 発見された状況から推測すると、このミイラは一般市民ではなく、当時の社会で地位の高い重要人物だったと思われる。有力な交易商だったとする説などがあると研究者は言い添えた。 研究チームは炭素年代測定などの

                                縄でしばられたミイラ発掘、当時の重要人物か ペルー
                              • もっとも古いミイラ作りのマニュアルが発見される(古代エジプト)

                                ミイラに関しの研究は進んでいるが、古代エジプト人が実際にどのようにして死者に死後の準備を施していたのか、具体的にはまだわからないことが多い。 そんな中、ミイラ作りマニュアルの新たな記述が見つかるという驚くべき発見があった。パリのルーヴル美術館に所蔵されていた3500年前のパピルスで、遺体を防腐保存処理してミイラ化する重要な手順が説明されていたのだ。 3500年前のパピルスに記されたミイラ作りマニュアル 新たに発見されたミイラ作りマニュアルは、「パピルス・ルーヴル=カールスバーグ」という3500 年前のパピルスの中にあった。 このパピルスの半分はおもに医学情報で、パリのルーヴル美術館に所蔵されていて、残りの半分はデンマークのコペンハーゲン大学のパピルス・カールスバーグ・コレクションの一部になっている。 この新たなマニュアルの存在が明らかになる前は、ミイラ作りに関してはふたつのテキストしかなか

                                  もっとも古いミイラ作りのマニュアルが発見される(古代エジプト)
                                • ミイラを作るための道具を大量に発見…防腐処理の謎を解く鍵になるかもしれない

                                  アブシール遺跡で発見された壺。 Archive of the Czech Institute of Egyptology, photo Peter Košárek エジプトで史上最大規模とされるミイラ化のための道具が大量に発見された。 古代エジプトの謎に包まれたミイラ化プロセスの解明につながるかもしれない。 この遺物の近くにあるミイラはこれから発掘されるが、豪華な儀式で埋葬されたと見られている。 エジプトのアブシールで遺体を防腐処理するための道具が大量に発見された。エジプトでの発掘史上最大規模のものとされ、約2600年前に行われた豪華な葬礼儀式を知る手がかりになりそうだ。 少なくとも370個の陶製の壺が発掘され、そのうちのいくつかには、神聖な動物の神の頭をかたどったふたが付いていた。これらはミイラ化のプロセスについてこれまでにない洞察を与える可能性があると、専門家はInsiderに語ってい

                                    ミイラを作るための道具を大量に発見…防腐処理の謎を解く鍵になるかもしれない
                                  • そのお味は?5万年前のバイソンのミイラの肉を食べた科学者たち

                                    1984年4月、アラスカで世にも珍しい晩餐会が開かれた。そこでふるまわれたメインディッシュは、なんと5万年前のバイソンの肉である。 その肉は、1979年に永久凍土の中から発見された、更新世を生きた「ステップバイソン」で、最後はライオンによって食い殺されたようだ。 「ブルー・ベイブ」と名付けられたそのバイソンの首の組織は、極めて保存状態がよかった。それを目にした科学者たちが食べてみようという誘惑に抗えないほどに… 保存状態の良い5万年前のステップバイソンのミイラを発見 1979年7月、アメリカのアラスカ州フェアバンクス北部で、ステップバイソンのオスのミイラが発見された。 この個体は体内のリンが土壌の鉄と反応してビビアンナイト(リン酸塩鉱物)が生成されたことにより、身体が青みがかった色をしていることから「ブルー・ベイブ」と名付けられた。 当初、コラーゲンの分析から3万6000年前のバイソンとさ

                                      そのお味は?5万年前のバイソンのミイラの肉を食べた科学者たち
                                    • ギャラリー:特別展ミイラの展示品 古代エジプト、インカから日本まで 写真14点

                                      人工変形頭蓋と腐敗防止処置の痕跡がある子どものミイラ ペルー 変形頭蓋の形状から先コロンブス期のペルーのミイラと推定される。CTスキャンによる分析では年齢が4~6歳と推定されたが、性別は不明。 先コロンブス期、1270年~1400年頃、ライス・エンゲルホルン博物館 6体のミイラ包み ペルー ペルー北東部のチャチャポヤス地方で発見されたミイラは、インカ帝国の文化を知る貴重な資料となっている。 先コロンブス期、チャチャポヤ=インカ文化、ペルー文化省・レイメバンバ博物館所蔵、(c)義井豊 中王国時代のミイラマスク エジプト 肩まで伸びる黒い髪、髪飾り、真珠のついた首飾りから、このマスクは貴族階級のものと考えられている。 中王国時代、第11王朝~第12王朝の始め頃、紀元前2010年-前1975年頃、レーマー・ペリツェウス博物館

                                        ギャラリー:特別展ミイラの展示品 古代エジプト、インカから日本まで 写真14点
                                      • ツタンカーメンのミイラ、王の包帯を解いた7日間

                                        金箔を施した架空の生き物、等身大の王の像、黄金のきらめきを放つ戦闘用馬車の部品。これらは、英国の考古学者ハワード・カーター率いる発掘隊が王家の谷で長年見過ごされてきた墓で発見し、分類・記録した副葬品のごく一部だ。発掘隊はその後、入れ子になった三重構造の棺(ひつぎ)を発見した。最も内側の棺は黄金製で、その中には黄金のマスクをかぶったミイラが横たわっていた。ミイラは埋葬時に神官が注いだ樹脂で、棺にぴったり張りついていた。

                                          ツタンカーメンのミイラ、王の包帯を解いた7日間
                                        • ドキュメンタリーのナレーションに呪術廻戦の声優が勢揃い!国立科学博物館「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」 - いろはめぐり

                                          皆さんミイラを見たことがありますか? ミイラってすごいですよね。 死んだときの様子がそのまま形として残っているのですから。 テレビ番組の特集などではミイラを見たことがありますが、実際に本物を見る機会ってあまりありませんよね。 しかし、上野に位置する国立科学博物館の日本館には、江戸時代の女性のミイラが展示されており、いつでもミイラを見ることができます! そして! 2021年10月14日(木)~2022年1月12日(水)の間、特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」が開催されます! この展覧会では6体の貴重なミイラを見ることが可能です! また、ドキュメンタリーシリーズでは、ナレーションに呪術廻戦の声優が抜擢! 今記事では、その「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」の内容について詳しく紹介していきたいと思います! ミイラを見たことない人や呪術廻戦が好きな方はぜひ最後までご閲覧

                                            ドキュメンタリーのナレーションに呪術廻戦の声優が勢揃い!国立科学博物館「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」 - いろはめぐり
                                          • 「人魚のミイラ」分析開始、岡山 寺が所蔵、倉敷芸科大 | 共同通信

                                            Published 2022/02/02 19:15 (JST) Updated 2022/04/11 18:38 (JST) 岡山県浅口市の寺院、円珠院に伝わる「人魚のミイラ」の正体を探ろうと、倉敷芸術科学大(同県倉敷市)の研究者らのチームが2日、CT検査などによる詳細な分析を始めた。チームの岡山民俗学会の木下浩理事は「人魚に託した人々の思いの断片などが分かるのではないか」と期待している。 チームによると「人魚のミイラ」は体長約30センチ。歯や爪のほか、下半身にうろこがあり、「人魚干物」との書き付けと一緒に保存されている。「高知県沖で見つかった人魚」として明治時代以降に譲り受けたとみられるという。 人魚は不老長寿や無病息災を願う人々の信仰の対象となってきた想像上の生物。

                                              「人魚のミイラ」分析開始、岡山 寺が所蔵、倉敷芸科大 | 共同通信
                                            • 「生と死が同居している」自分が産んだ卵から足が抜けなくなったっぽいモリアオガエルのミイラ、偶然が生んだ神秘さがすごい

                                              リンク Wikipedia モリアオガエル モリアオガエル(森青蛙、学名:Rhacophorus arboreus)は、両生綱無尾目アオガエル科アオガエル属に分類されるカエル。 日本の固有種で、本州と佐渡島に分布する。ただし、神奈川県と千葉県では人為的に移入された疑いがある。また、四国と九州の分布ははっきりしていない。 離島については、1970年頃から伊豆大島に外来種として移入分布している。 学名は「樹上棲の、ボロをまとったもの」という意味。 発見当初はシュレーゲルアオガエルの2つの変種、モリアオガエル(var. arborea)とキタアオガエル( 6 users 27

                                                「生と死が同居している」自分が産んだ卵から足が抜けなくなったっぽいモリアオガエルのミイラ、偶然が生んだ神秘さがすごい
                                              • 800年前のミイラと30年暮らしていた男が捕まる

                                                ペルーで起こったチン事件。 最近は科学の力でミイラの死因や身分が判明したり、人魚のミイラですら半分が作り物だと解析されたりと、夢やロマンや古代ミステリーが次々と解明されています。 今回もミイラネタで、600~800年前のミイラを恋人として連れ回していたペルーの男性が捕まった、というお話です。 Video: Al Jazeera English/YouTube年上の恋人とラヴラヴミイラを連れ歩いていた男は、26歳のフリオ・シーザー・ベルメホ。彼はペルーにある遺跡で飲酒をしていたところ、警察に職務質問されました。傍らには保温バッグがあり、中を見てみると…? なんと白骨化した人の遺体が!! ベルメホいわく、ミイラは30年前に父が持ち帰って来たものとのこと。「フアニータ」という名前をつけ、一緒に寝るなど「心のパートナー」として大事にしていると話しました。彼の職業は元フードデリバリーということで、仕

                                                  800年前のミイラと30年暮らしていた男が捕まる
                                                • 【公式】特別展「大英博物館 ミイラ展 古代エジプト6つの物語」|2022年2月5日(土)〜5月8日(日)|神戸市立博物館

                                                  特別展「大英博物館 ミイラ展 古代エジプト6つの物語」は終了いたしました。多数のご来場誠にありがとうございました。

                                                    【公式】特別展「大英博物館 ミイラ展 古代エジプト6つの物語」|2022年2月5日(土)〜5月8日(日)|神戸市立博物館
                                                  • 古代エジプトの猫のミイラの中身をCTスキャン、3匹の猫の体の部位が入っていたことが判明(フランス研究)

                                                    フランス、レンヌ美術館に所蔵されている2500年前の古代の猫のミイラをCTスキャンしたところ、中に入っていたのは1匹だけではないことがわかった。3匹分の猫の体の部位が出てきたのだ。 ミイラの頭の部分に猫の頭はなく、代わりに丸めた織物が詰められており、頭蓋、椎骨、肋骨などもなく、その代わりに3匹分の猫の後ろ脚の骨が5本収められていたことがわかった。 2500年前の猫のミイラをCTスキャン 古代エジプトで猫のミイラは珍しいことではない。これまでにも何十体もの猫のミイラが埋葬地から見つかっている。古代エジプトでは、ペットが飼い主と一緒に埋葬されるのは普通だった。 神への供え物として動物を永久に保存したいと願う気持ちから、動物のミイラを作る仕事が産業として確立され、7000万体以上が作られたという。 最近、フランス国立予防考古学研究所(INRAP)の研究グループは、フランス、レンヌ美術館に所蔵され

                                                      古代エジプトの猫のミイラの中身をCTスキャン、3匹の猫の体の部位が入っていたことが判明(フランス研究)
                                                    • 遺体ミイラ化の作業場遺構が見つかる「最大かつ完全な状態」 エジプト・カイロ南郊サッカラ:東京新聞 TOKYO Web

                                                      【カイロ=蜘手美鶴】エジプトの首都カイロ南郊サッカラで、遺体をミイラ化する紀元前4世紀ごろの作業場2カ所が発見され、観光・考古省は27日、報道陣に公開した。

                                                        遺体ミイラ化の作業場遺構が見つかる「最大かつ完全な状態」 エジプト・カイロ南郊サッカラ:東京新聞 TOKYO Web
                                                      • オオカミの凍結ミイラを発見、5.7万年前のユーコンに生息

                                                        カナダ北部のユーコン準州の永久凍土から、保存状態のよいオオカミの凍結ミイラが見つかった。(PHOTOGRAPH BY GOVERNMENT OF YUKON) 2016年の夏、金採掘者のニール・ラブレス氏がカナダのユーコン準州で思いがけない「お宝」を発見した。永久凍土から姿を現したのは、これまで見つかっている中でもっとも古く、もっとも完全な姿をしたオオカミの凍結ミイラだった。 古生物学者に調べてもらったところ、オオカミは子どもで、メスだった。今から5万7000年前の更新世、マストドンなどの大型動物が生息していた今のカナダ北西部に暮らしていた。発見されたオオカミの愛称「ジャー」は、このあたりに住む先住民トロンデック・フウェッチンの人々の言葉で「オオカミ」という意味だ。 更新世(約260万年前から1万1700年前)は、その大半が氷河時代だった。極地の氷床は現在よりもはるかに大きかった。この時代

                                                          オオカミの凍結ミイラを発見、5.7万年前のユーコンに生息
                                                        • アマゾン先住民の戦利品「干し首」はこうして作られた | 人間の頭部がこぶし大にミイラ化するまで

                                                          かつて南米には敵の頭部を切り落として「干し首」にする風習があった。「ツァンツァ」と呼ばれるアマゾン先住民の戦利品だ。彼らは人間の頭をどうやって握りこぶし大にまで縮ませたのか。頭から臓器を取り出し、口を縫い合わせて、煮込んで……。 骨董品ではなく遺体 その「干し首」は握りこぶしほどの大きさだが、研究者たちには大きな頭痛の種になっていた。 それは、「ツァンツァ」と呼ばれるミイラ化したアマゾン先住民の戦利品で、米ジョージア州メイコンにあるマーサー大学に何十年も所蔵されていた。その間、コメディー映画で小道具に使われたり、大学の博物館に展示されたりしたツァンツァは教授たちの頭を悩ませていた。 南米エクアドルにようやく返還されたのは2019年のこと。とはいえ、本物であることを証明するために、エクアドル当局が求めた33項目もの基準を事前に満たさねばならず、研究者らの苦労は尽きなかったという。さらに、エク

                                                            アマゾン先住民の戦利品「干し首」はこうして作られた | 人間の頭部がこぶし大にミイラ化するまで
                                                          • ミイラの展示と人の尊厳(志田陽子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                            アフリカ自然史博物館のミイラ展。ミイラは考古学的にも文化的にも展示価値が高い(写真:ロイター/アフロ) ミイラの展示と人権の議論古代エジプトのミイラの展示は、高い人気を博しており、日本でも毎年のようにどこかの博物館で展示が催される。 一方、世界を見渡すと、近年、博物館でのミイラの展示について、疑問を投げかける声が上がっている。 人の遺体を《もの》として扱い展示することへの議論、そして、古代エジプトなどの特定の文化についてだけそうした展示がもてはやされることの差別的なオリエンタリズムについて、認識を促す声が上がっているのである。 「世界に散らばるミイラの人権問題を考える 博物館は古代エジプト人の人権を尊重して『ミイラの展示』を止めるべきなのか」 (クーリエ・ジャポン2021/8/13) たとえば2019年に日本で開催された国立科学博物館の「特別展ミイラ 永遠の命を求めて」では、一部のミイラで

                                                              ミイラの展示と人の尊厳(志田陽子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                            • 人魚のミイラ 実は造形物だった 紙や魚の皮使用、1800年代作か 岡山・浅口の円珠院蔵、倉敷芸科大研究(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                                                                人魚のミイラ 実は造形物だった 紙や魚の皮使用、1800年代作か 岡山・浅口の円珠院蔵、倉敷芸科大研究(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                                                              • 失われた「千のミイラの洞窟」と浮かび上がるカナリア諸島の歴史

                                                                テネリフェ島の洞窟で見つかったミイラ。現在、その洞窟の場所を知る者はいない。(PHOTOGRAPH BY FERNANDO VELASCO MORA, COURTESY OF THE NATIONAL ARCHAEOLOGICAL MUSEUM, MADRID) テネリフェ島は、大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島の最大の島だ。この島の峡谷を崖に沿って下っていくと、洞窟の入り口が目に入った。注意して見なければ気付かないほど目立たない。ここには、テイデ山の溶岩流が長い年月をかけて形成した数百もの洞窟が口を開けている。そのうちのどれか一つが、私たちが探している洞窟なのだろうか。(参考記事:「自然豊かな最果ての島 スペイン・カナリア諸島」) 1764年、この峡谷で、スペインの摂政ルイス・ロマンが驚くべき洞窟を発見した。地元の神父であり、作家でもあったホセ・ビエラ・イ・クラビホは、島の歴史書のなか

                                                                  失われた「千のミイラの洞窟」と浮かび上がるカナリア諸島の歴史
                                                                • 3600年前のミイラに塗られていた“世界最古”のチーズ

                                                                  3600年前のミイラに塗られていた“世界最古”のチーズ2024.10.02 22:30 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) 中国のミイラに塗られていたチーズが世界最古を更新。 ギネスブックに記録されている「世界最古のチーズ」は3200年前のものですが、更新されることとなりました。中国のタリム盆地で3600年前のミイラの頭と首に塗られているチーズが発見されたのです。これまで最古とされてきた古代エジプトの市長の墓で確認されたチーズよりも400年さらに古いものとなります。 チーズが塗られたミイラは、新疆ウイグル自治区の小河墓地にあります。砂丘にある船型の棺に埋葬されていた遺骸は、紀元前2000年から紀元後200年頃のものだということです。 ケフィアチーズという種類だったミイラに塗られていたチーズはケフィアチーズで、酵母と乳酸菌を使用して凝固した凝

                                                                    3600年前のミイラに塗られていた“世界最古”のチーズ
                                                                  • インカのミイラ「氷の乙女」の顔を復元、14歳で生贄になった少女

                                                                    考古学者兼彫刻家のオスカー・ニルソン氏によって復元された14歳の「アンパトの氷の乙女」。生贄(いけにえ)となった少女の胸像は、現代の伝統織物職人によってつくられたローブをまとっている。山頂での最後の日に着ていたものとよく似た衣装だ。(PHOTOGRAPH BY DAGMARA SOCHA) 500年以上前、14歳の少女がアンデスの山頂に連れて行かれ、神々に生贄(いけにえ)としてささげられた。 さまざまな供物と一緒に埋葬された少女の遺体は、時間の経過とともに自然にミイラ化し、髪や爪、人生最後の日に着ていたカラフルなローブが保存された。しかし、ある時点で、少女の顔は風雨にさらされるようになり、長年の間、日照りと降雪を経るうちに、その顔立ちは徐々に失われていった。(参考記事:「インカ帝国の拡大はミイラのしわざ!?」) そして今、念入りな考古学的分析と、法医学に基づく復顔技術により、長く失われてい

                                                                      インカのミイラ「氷の乙女」の顔を復元、14歳で生贄になった少女
                                                                    • 孤独死して“ミイラ”で発見された女性、死後4年経っても「家賃が振り込まれていた」その驚愕のワケ(太田垣 章子) @gendai_biz

                                                                      2025年には6世帯に1世帯が一人世帯という現在。必ずやってくる老後を迎えるにあたり「自分だけは大丈夫」と思っていても、もしも「最後のひとり」になった時、その後に何が起こるかは意外と知られていない。 そんな「盲点」をついたのが、太田垣章子さんが上梓した『あなたが独りで倒れて困ること30』だ。太田垣氏は「誰しも「おひとりさま」になる可能性はあり、困らないように「自分ごと」として捉えてほしい」と話す。 ”家族に頼らないおひとりさまの終活”を支援、頼るべき親族がいない高齢者のサポートを続けるなかで、「もう少し早く備えておけばこんなことにはならなかった…」という事例をたくさん見てきた一例を著す。 ひとり暮らしの高齢女性 平成22年に東京都足立区の民家で生存していれば111歳の男性が、実は30年前に死亡していたという事件がありました。 報道によれば、亡くなった男性のご家族が生存をよそおい、30年間で

                                                                        孤独死して“ミイラ”で発見された女性、死後4年経っても「家賃が振り込まれていた」その驚愕のワケ(太田垣 章子) @gendai_biz
                                                                      • 廃墟となった水族館に置き去りにされ、ミイラ化したサメやダイオウイカ

                                                                        スペインの廃墟となった水族館に足を踏み入れた都市探検家は驚くべきものを目にした。そこには当時展示されていた生物たちが置き去りになっていたのだ。 ミイラ化したサメ、床に放置されたダイオウイカなど、館内はホラー映画のワンシーンを見ているかのような、不気味な光景が広がっていたのだ。 スペインの廃墟水族館 この不気味な映像は、自然災害により放棄されたスペインの水族館のもので、都市探検家の「Juj’ Urbex」に撮影され、YouTubeやTikTokに投稿された。 Ce requin est mort ici ?!! | URBEX ライトで照らされた展示ケースの中から、小さなリーフシャークの腐った死骸が何かを訴えるかのようにこちらを見つめている。 ケースの大きさから推測すると、そこに展示されていたのは最初から死んだサメの標本だったようだ。 死骸は薬品で防腐処理されていたのだろうが、ガラスが割れた

                                                                          廃墟となった水族館に置き去りにされ、ミイラ化したサメやダイオウイカ
                                                                        • 凍結ミイラ「アイスマン」発見から30年、明らかになった10の事実(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                                                                          アイスマン「エッツィ」の復元像。エッツィは約5200年前、ヨーロッパアルプスで生活していた。1991年9月19日、ドイツ人の登山者によって、自然環境下でミイラ化した遺体が発見された。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK) 今から30年前の1991年9月、オーストリアとイタリアの国境の山岳地帯で、ヨーロッパで最も有名なミイラが発見された。5000年以上前の凍結ミイラ「アイスマン」だ。 ギャラリー:「アイスマン」はこんなふうに氷の中から見つかった、ほか写真7点 標高約3200メートルの湖のそばの氷原で、うつぶせの状態で横たわっていたこのミイラは、発見地エッツタール・アルプスから「エッツィ」と名付けられ、たちまち世界の注目を集めた。新石器時代のヨーロッパを生きた彼の生活や壮絶な最期は、数々の本やドキュメンタリーに描かれ、長編映画まで制作された。 エッツィは現在、イタリア、ボルツ

                                                                            凍結ミイラ「アイスマン」発見から30年、明らかになった10の事実(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 古代スコットランド人がフランケンシュタインのミイラを作り上げた理由

                                                                            2001年、スコットランド沖のユーイスト南島の遺跡で、2体の人骨が発見された。最初、ごく普通の青銅器時代の遺骨だと思われたが、まもなく、異様なことがわかった。 ひとりの人間の遺骨ではなく、異なる人間の骨で体のパーツをつぎはぎされたミイラだったのだ。のちにこのミイラは「フランケンシュタインのミイラ」と呼ばれることとなる。 彼らはなぜ、遺体を繋ぎ合わせて1体のミイラを作り上げたのだろう? スコットランドで発見された不可解な男女のミイラ スコットランド、アウターヘブリディーズ諸島にあるクレイド・ハラン遺跡で見つかった人骨は、男女一体ずつで、胎児のような格好で埋葬されていた。 男性は、紀元前1600年頃、女性は、紀元前1300年頃に亡くなったことが分析から判明した。だが、骨にどこか不自然なところがあることに気づいた研究者たちは、さらに分析を勧めた。 驚いたことに、男性は紀元前1600年頃亡くなった

                                                                              古代スコットランド人がフランケンシュタインのミイラを作り上げた理由
                                                                            • 恐竜の足にひづめ? 皮膚を残した「ミイラ」化石から発見

                                                                              メスをめぐって争う2頭のオスのエドモントサウルスの復元図。前肢の先は爪に覆われ、蹄(ひづめ)のようになっている。(ILLUSTRATION BY DAVIDE BONADONNA, NG IMAGE COLLECTION) 白亜紀の恐竜エドモントサウルスは、発見から100年以上たった今もたびたび私たちを驚かせてくれる。2013年にはある研究者が、この草食恐竜にニワトリのような肉質の“トサカ”があったと報告した。(参考記事:「恐竜に軟組織の“トサカ”を発見」) そして今回、新たな研究によって、もう1つの意外な特徴が明らかになった。エドモントサウルスは足に「ひづめ(蹄)」のようなものがあったというのだ。研究チームは、2022年10月12日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表した論文で、ひづめの発見について報告するとともに、このような恐竜の角質や皮膚が長い歳月にわたって保存された仕組みについて

                                                                                恐竜の足にひづめ? 皮膚を残した「ミイラ」化石から発見
                                                                              • 国内に剥製が数体のみ…絶滅した幻のオオカミの頭骨とミイラ、神奈川の村で保存されていた 地元で報告会(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                                100年以上前に絶滅したとされるニホンオオカミの頭骨4個とミイラ化した前足1個が清川村内に良好な状態で保存されていたことが分かり、調査に当たった村文化財保護委員長の飯塚利行さんが、村生涯学習センターせせらぎ館(同村煤ケ谷)で開いた村民向け報告会で説明した。頭骨などの存在は、伝えてきた家以外には村内でもほとんど知られていなかっただけに関心を呼び、定員を超える35人ほどが参加。幻のニホンオオカミに思いをはせた。 飯塚さんは昨年、オオカミ信仰で知られる武蔵御嶽神社(東京都青梅市)の依頼で村内の頭骨などを調査。かつての研究論文を手がかりに3個の頭骨とミイラ化した前足1個が、良好な状態で別々の民家に保存されていることを確認した。もう一つの頭骨は調査に先立ち、平塚市内の住民を介して同神社に寄贈されていたことも判明した。 同神社はこの頭骨と前足を所有者から借り受け、12年に1度の同神社の「大口真神式年祭

                                                                                  国内に剥製が数体のみ…絶滅した幻のオオカミの頭骨とミイラ、神奈川の村で保存されていた 地元で報告会(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                                • ペルーで800年以上前のミイラを発見 縄で縛られ、手で顔を覆う

                                                                                  国立サンマルコス大学の考古学者チームが、ペルーのカハマルキリャで、縄で縛られた状態のミイラを発掘した。 縄で縛られ、手で顔を覆った状態で発見されたミイラは、800年から1200年前のものと推測されている。研究チームは、ミイラが25歳から30歳の男性で、ローカルのコミュニティにとって重要な人物であったと考えている。発掘に参加した考古学者Van Dalen Luna氏は「商業プラザであった土地で、このような特徴があるミイラが見つかったということは、地位の高い人に違いない」と語っている。ミイラの横には陶器、石のツール、さらには野菜の痕跡などが見つかったようだ。 また、こちらのミイラが発見された墓の外には、海の軟体動物と思われるものが何体か埋葬されていた。最も近い海岸からは25kmほど離れているため、研究者たちは亡くなった者の墓にお供え物をしていたと考えている。Van Dalen Luna氏は「埋

                                                                                    ペルーで800年以上前のミイラを発見 縄で縛られ、手で顔を覆う