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リチウムイオン電池の検索結果161 - 200 件 / 854件

  • NEDO:リチウムイオン電池の性能・生産コストをしのぐ革新型蓄電池の研究開発に着手|Motor-FanTECH[モーターファンテック]

    開発するフッ化物電池と亜鉛負極電池 NEDOは、現行のEVやPHEVに搭載されているリチウムイオン電池(LIB)を性能・生産コスト両面でしのぐ革新型蓄電池の研究開発事業をスタートした。 本事業ではLIBと異なり資源制約が少ない安価な材料を使用しながらも、高いエネルギー密度と安全性を両立可能な「フッ化物電池」と「亜鉛負極電池」の研究開発を実施する。これらをEVやPHEV向けとして早期に実用化することで、自動車産業や蓄電池産業の競争力維持・向上につなげることを目指し、産学官で連携して材料開発から電池設計・試作や特性評価・解析まで対応する共通基盤技術の研究開発に取り組む。さらに、NEDOがこれらプレーヤーの英知を事業内で好循環させるマネジメントを行うことで、革新的な車載バッテリーの実用化を実現する技術的なブレークスルーの創出を目指す。 概要 世界の主要国では、自動車のCO2排出・燃費規制が強化さ

      NEDO:リチウムイオン電池の性能・生産コストをしのぐ革新型蓄電池の研究開発に着手|Motor-FanTECH[モーターファンテック]
    • リチウムイオン電池の実験映像

      "充電式リチウムイオン電池を内蔵したモバイルバッテリーが押し潰されることにより火災に至る様相を再現した映像です。 なお、この実験で使用したモバイルバッテリーは、実際の火災とは関係ありません。 ◆モバイルバッテリーの火災が増えています! https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/201412/denchi/index.html ーー<東京消防庁のインターネット広報>ーー ◆ホームページ  https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ ◆東京消防庁公式アプリ  https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/inf/app/index.html ◆Twitter  https://twitter.com/Tokyo_Fire_D ◆Facebook  https://www.facebook.

        リチウムイオン電池の実験映像
      • 高性能かつ低コスト――次世代型リチウムイオン電池向けにニッケルリッチ層状正極を開発 - fabcross for エンジニア

        CREDIT: HANWEN ZHENG, EAST CHINA UNIVERSITY OF SCIENCE AND TECHNOLOGY モバイルデバイスやEVによるリチウムイオン電池の需要増に対応するため、リチウムイオン電池のエネルギー密度を高める開発が世界的に進められている。特にニッケルリッチ層状正極は、高いエネルギー密度の実現と競争力のあるコストという点で、次世代の高エネルギーリチウムイオン電池の有望な候補となっている。しかしながら、ニッケルリッチ層状正極は、長期間の使用によって容量が急速に低下するという問題を抱えている。 中国の華東理工大学の研究チームは、界面寄生副反応を抑制し、構造安定性を高めるとともに、ニッケルリッチ層状正極の商業的要件を満たす、シンプルでワンステップの二重改質戦略を見出した。これによって得られた正極は、優れた電気化学的性能と長期サイクル安定性を示した。研究成

          高性能かつ低コスト――次世代型リチウムイオン電池向けにニッケルリッチ層状正極を開発 - fabcross for エンジニア
        • JAXAと日立造船、宇宙での全固体リチウムイオン電池の充放電に成功

          宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日立造船は8月5日、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟に設置した全固体リチウムイオン電池(全固体LIB)の実証実験を実施し、宇宙で充放電できたことを確認したと発表した。 JAXAと日立造船は、JAXAが科学技術振興機構から受託した「宇宙探査イノベーションハブ構築支援事業」(太陽系フロンティア開拓による人類の生存圏・活動領域拡大に向けたオープンイノベーションハブ)において、「全固体リチウムイオン二次電池の開発」を共同で行う契約を締結。2016年から2018年まで共同研究・開発を進めてきた。 その後も研究は継続されており、2021年2月にJAXAと日立造船の間で、全固体LIBの実用化に向けた、宇宙での実証実験に関する共同研究契約が締結された。そして日本時間2022年2月20日には、「全固体LIB軌道上実証装置」(Space As-Lib)をIS

            JAXAと日立造船、宇宙での全固体リチウムイオン電池の充放電に成功
          • 【電池発火時の対処・消火方法】リチウムイオン電池が発火した際、水はかけるべき?

            【電池発火時の対処、消化方法】リチウムイオン電池が発火した際、水はかけても大丈夫? 最近、スマホ向けや飛行機向けなどのリチウムイオン電池の発火事故が大きく取り上げられるようになってきましたよね。 ここで、リチウムイオン電池に対して水をかけて良いのかどうかということが、良く議論に上がるように感じています。 こちらのページでは、 ・リチウムイオン電池が発火した際に水はかけても大丈夫? ・発火していない電池を水や塩水につけるとどうなる? というテーマで解説しています。 (※リチウムイオン電池が発火するメカニズム(原理)についてはこちらで解説しています。) リチウムイオン電池が発火した際に水はかけても大丈夫? 結論から言いますとリチウムイオン電池が発火した際、水をかけても問題ないです。 ただし、少量の水ではなく多量の水をかけることが重要です。 リチウム金属はアルカリ金属であり、水と激しく反応し水素

            • 産総研、熱エネルギーでリチウムイオン電池を充電できる技術 | スラド

              産業技術総合研究所は、熱エネルギーを直接電気エネルギーに変換できる有機熱電素子を用いて、世界で初めてリチウムイオン電池を充電することに成功したそうだ。この技術を用いたコイン型電池の代替を目指すという(産総研リリース、ニュースイッチ)。 産総研の向田 雅一主任研究員と衛 慶碩主任研究員は、有機熱電材料を圧縮薄膜化することで、内部電気抵抗が小さくなる現象を発見。リチウムイオン二次電池の充電器として十分な性能を達成したとしている。開発した有機熱電素子を充電器に用いると、既存の電子機器を本体デザインや部品構成などの変更なしにそのまま使えるという。開発された有機熱電素子は機器の電源部に組み込むこともでき、熱のある場所では、充電や電池交換の手間が不要になるとしている。

              • リチウムイオン電池の劣化を「容量低下」で片付けない

                前回は「SOC」や「SOH」といった電池の性能や劣化状態を客観的に数字で判断するために必要な各種指標について解説しました。前回の記事をまとめていく中で感じたのは、リチウムイオン電池における「劣化」というものの取り扱いの難しさです。 SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが進められ、電気自動車(EV)へのシフト、再生可能エネルギーや蓄電技術の活用など、電池技術への関心も高まり続ける昨今、各メディアやSNSでも電池に関する内容を目にする機会が増えました。私自身、こういったコラムの執筆や雑誌の取材、セミナーなどでお話しする機会が増えており、大変ありがたい限りです。 しかしそういった中で、電池の「劣化」という言葉のもつ意味の曖昧さ、「劣化」という概念を説明に用いることの難しさを実感することもまた、同じく増えたように感じています。今回は、そういった所感を整理し、分かるようで分からない電池の「劣化」

                  リチウムイオン電池の劣化を「容量低下」で片付けない
                • 東芝、次世代リチウムイオン電池を'23年度に商業化へ。電気自動車向け - 家電 Watch

                    東芝、次世代リチウムイオン電池を'23年度に商業化へ。電気自動車向け - 家電 Watch
                  • リチウムイオン電池、コバルト依存リスク脱却が重要 東北大学教授 本間格氏 - 日本経済新聞

                    レアメタル(希少金属)のコバルトを使わないリチウムイオン電池の開発に注目が集まっている。リチウムイオン電池の伸びに伴い、コバルトも需要が増えているうえ、供給網の要を握る中国が米国との対立を深めているからだ。コバルトフリー電池の実現のカギを握る技術を開発した東北大学の本間格教授に、最新の動向と今後の見通しを聞いた。――コバルトの供給リスクがより意識されるようになっています。「流通するリチウムイ

                      リチウムイオン電池、コバルト依存リスク脱却が重要 東北大学教授 本間格氏 - 日本経済新聞
                    • リチウムイオン電池の米アンプリウスがSPAC上場へ(米国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

                      リチウムイオン電池の開発・製造・販売を行う米国のアンプリウス・テクノロジーズ(本社:カリフォルニア州フリーモント)は5月12日、特別買収目的会社(SPAC、注)であるケンジントン・キャピタル・アクイジションIVと企業合併契約を締結し、ニューヨーク証券取引所に上場すると発表した。発表資料によると、両社は同合併企業の企業価値を9億3,900万ドルと見積もっている。同契約手続きが完了する2022年後半に上場の見通しだ。アンプリウスはこれまで、航空・防衛市場で事業を展開してきたが、ケンジントンとの合併を通じて、自動車産業への参入も進めていく意向だ。 アンプリウスは、スタンフォード大学のスピンオフ・スタートアップとして2008年に創業し、アノード(負極)材が100%シリコンのリチウムイオン電池を製造している。リチウムイオン電池のアノード材にはグラファイト(黒鉛)が用いられるのが一般的だが、同社による

                        リチウムイオン電池の米アンプリウスがSPAC上場へ(米国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
                      • 日産、車載用リチウムイオン電池を手掛ける「ビークルエナジージャパン」を子会社化 マクセル、日立Astemoと株式を共同保有

                          日産、車載用リチウムイオン電池を手掛ける「ビークルエナジージャパン」を子会社化 マクセル、日立Astemoと株式を共同保有
                        • 【電池はなぜ劣化する?】リチウムイオン電池の劣化のメカニズム(原理)

                          いまでは「スマホバッテリー」「電気自動車搭載バッテリー」「家庭用蓄電池」などに採用されているリチウムイオン電池ですが、iot化が進むにつれさらにその重要性が増していきます。 できるだけリチウムイオン電池が長持ちするようにバッテリーが改良されていますが、そもそもなぜリチウムイオン電池は劣化するのでしょうか? ここでが、リチウムイオン電池の劣化のメカニズム(原理)について解説していきます。 ・リチウムイオン電池の劣化のメカニズム(原理) 容量劣化のメカニズム ・リチウムイオン電池の劣化のメカニズム(原理) 内部抵抗劣化のメカニズム というテーマで解説していきます。 リチウムイオン電池の劣化のメカニズム(原理) 容量劣化のメカニズム リチウムイオン電池の劣化と一言でいっても、いくつかの劣化の種類で分類できます。 実はリチウムイオン電池の劣化は主に「容量の低下」「内部抵抗の上昇」に分類することがで

                          • 電池革命。従来のリチウムイオン電池の2倍のエネルギー密度を実現する固体電池が開発される(オーストラリア研究) : カラパイア

                            今やリチウムイオン電池がない生活など考えられないだろう。自分は関係ないよ? いやいや、そんなはずはない。あなたが今握りしめているスマホだってそのおかげで動いているのだから。 2019年、「リチウムイオン電池の父」と呼ばれる吉野彰さんらが栄えあるノーベル化学賞を受賞したことからも、いかに偉大な発明であるかわかるはずだ。 そんな偉大な発明であっても問題がまったくないわけではない。それは本格的な電気自動車の登場を阻んでいると言われるくらいの大問題だ。 しかしオーストラリア、ディーキン大学の研究グループが、一般的な産業用ポリマーを利用することでそれを克服する固体電解質の開発に成功したそうだ。 従来のリチウムイオン電池の2倍のエネルギー密度を持ち、それでいて爆発も発火もしない安全な全固体電池の扉を開く発明であるという。

                              電池革命。従来のリチウムイオン電池の2倍のエネルギー密度を実現する固体電池が開発される(オーストラリア研究) : カラパイア
                            • 固体リチウムイオン電池を3Dプリントで製造するスゴイ技術(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース

                              東北大学多元物質科学研究所の雁部祥行技術職員、小林弘明助教、本間格教授らは固体リチウムイオン電池を3Dプリントで製造する技術を開発した。室温で数分の短時間で作れる。正極、電解質、負極のそれぞれの素材インク材料を使い、3Dプリントで作製した電池の動作実証に成功した。さまざまな基板上に任意の大きさ、形状の電池製造が可能なため、マイクロ電池から大型の車載用電源まで幅広く適用できる。 30秒で分かる「全固体電池」 研究グループはこれまで電解液を酸化物ナノ粒子と混合することで固体状にした「疑似固体リチウムイオン電池」を開発。電解液に難燃性、難揮発性、低融点のイオン液体を使うため、全固体電池と同様に安全性が高い。 電池に用いる疑似固体電解質材料は、成分比の調製により固体粉末状とゲル状を作り分けられる。今回、ゲル状にした電解質材料に紫外線硬化樹脂を混ぜることで、光造形方式の室温3Dプリントに使えるインク

                                固体リチウムイオン電池を3Dプリントで製造するスゴイ技術(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
                              • リチウムイオン電池搭載 新型潜水艦が入港 広島 呉基地 | NHKニュース

                                リチウムイオン電池を搭載することで、水中での航行時間を延ばした海上自衛隊の最新型の潜水艦が、母港となる広島県の呉基地に初めて入港しました。 「おうりゅう」は7日午前、呉市の海上自衛隊呉基地の12隻目の潜水艦として乗組員65人を乗せて入港し、隊員の出迎えを受けました。 新型コロナウイルスの感染拡大で、式典は縮小して開かれ、海上自衛隊の酒井良呉地方総監が「わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、1日も早く第一線の戦力となるよう、部隊の練成に努めてもらいたい」と訓示しました。 海上自衛隊の潜水艦は、行動中はディーゼルエンジンで発電した電気をため蓄電池で動かしますが、「おうりゅう」は鉛蓄電池より高性能のリチウムイオン電池を搭載することで、より長時間、水中での航行が可能になったということです。 海上自衛隊によりますと、リチウムイオン電池を搭載するのは初めてだということです。 艦長の岡本雄二2等

                                  リチウムイオン電池搭載 新型潜水艦が入港 広島 呉基地 | NHKニュース
                                • 高性能、作るのも簡単 次世代リチウムイオン電池で成果 固体電解質を改良 伝導率最大3.8倍に:東京新聞 TOKYO Web

                                  リチウムイオン電池を超える次世代電池として期待される全固体リチウムイオン電池(全固体電池)の研究で進展がありました。電池の要となる「固体電解質」の性能が大きく上がったのです。さらに、高性能の電池が簡単な工程で作れる可能性も示されました。大きな電力を蓄えたり大電流を出したりできるようになると期待されます。東京工業大と東京大、高エネルギー加速器研究機構の研究チームの成果です。米科学誌サイエンスに発表しました。 (永井理) 電池は新しいようでとても古い技術です。200年以上前に発明されたころから、基本的に形を変えていません。正極と負極という2本の電極が液体(電解液)に浸された形です。 全固体電池はその歴史を破る技術です。二つの電極の間に、液体ではなく、固体電解質と呼ばれる材料が挟まった構造です。充電するときは、リチウムイオンが固体電解質を通り抜けて正極から負極に移動してエネルギーをため、放電のと

                                    高性能、作るのも簡単 次世代リチウムイオン電池で成果 固体電解質を改良 伝導率最大3.8倍に:東京新聞 TOKYO Web
                                  • リチウムイオン電池に参入したニチコン、初の大型受注はサムスンのスマホだった! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                    ニチコンは24日、急速に充放電できる小型リチウムイオン二次電池「SLBシリーズ」が、韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート10」と「ノート10+」のスタイラスペン(タッチペン)に採用されたと発表した。従来のタッチペンに比べ、使用可能時間を約10倍に伸ばせるという。ニチコンは2018年春にリチウムイオン二次電池事業に参入し、今回が初の大型受注となる。 受注規模は明らかにしていないが、ニチコンが同電池を単独で供給するという。一般的にタッチペンには、急速充電・放電性能を持つ電気二重層コンデンサーが使われるが、多くの電力を蓄えられず、タッチペンを長時間使用できない点が課題だった。 新型スマホのタッチペンには、リモートコントロール機能や、画面に触れずにペンを持つ手の動きでスマホを操作できるエアアクション機能など、従来品に比べて付帯機能が多い。 ペンに多くの機能を持たせると電力消費が

                                      リチウムイオン電池に参入したニチコン、初の大型受注はサムスンのスマホだった! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                    • 東大、リチウムイオン電池の「不可逆容量」削減する技術開発 高容量可能に | 財経新聞

                                      シリコン負極とLiMNC正極を使った二次電池の充放電曲線。数字は充放電サイクルの回数を示しており、実線が加圧電解プレドープしたシリコン負極、破線がプレドープしないシリコン負極となっている。(画像: 東京大学の発表資料より)[写真拡大] 電気自動車やドローン、IoT機器の普及に向けてリチウムイオン電池のさらなる高容量化が求められている。しかし、初回の充放電時に負極上で副反応が進行し「不可逆容量」が発生することで容量が設計より小さくなるという課題があった。東京大学の研究グループは21日、その不可逆容量を削減する「加圧電解プレドープ」と呼ばれる技術を開発したと発表した。 【こちらも】リチウムイオン電池の弱点を克服する二次電池の開発 東京理科大 今回の加圧電解プレドープによって、約20%の不可逆容量を削減することに成功したという。 リチウムイオン電池の初回の充放電では、負極上で電解質が分解し被膜を

                                        東大、リチウムイオン電池の「不可逆容量」削減する技術開発 高容量可能に | 財経新聞
                                      • 安価・軽量・高エネ密度、レアメタルフリー有機リチウムイオン電池が生まれた! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                        東北大学多元物質科学研究所の小林弘明助教、本間格教授と米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の勝山湧斗大学院生らは、現行リチウムイオン電池より高い4ボルトで動作する、レアメタルフリーの有機リチウムイオン電池を開発した。低分子有機化合物のクロコン酸を正極材料に使うことで、高電圧動作を実現した。リチウムイオン電池以外に全固体電池やマグネシウム電池などにも利用でき、レアメタルを使わない安価で軽い高エネルギー密度蓄電池の開発につながると期待される。 炭素同士が五角形に結合したクロコン酸は、酸化還元反応が可能な炭素―酸素結合を5個持つ。また、1分子当たり最大4個の電子を貯蔵でき、これを酸化還元反応に利用できれば理論容量はコバルト系正極材料の4倍以上が見込める。 だが、これまでは五つの炭素―酸素結合のうち二つしか利用できておらず、動作電圧も2ボルト以下だった。 研究グループは、電子の運動など基本的な原理を

                                          安価・軽量・高エネ密度、レアメタルフリー有機リチウムイオン電池が生まれた! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                        • 米が首位の中国に迫る-リチウムイオン電池サプライチェーン番付

                                          460億ドル(約5兆1400億円)規模のリチウムイオン電池業界で米国は支配的地位にある中国に迫りつつある。テスラの投資に加え、電気自動車(EV)を後押しするバイデン政権の政策が寄与している。 ブルームバーグNEFが7日のリポートで発表した世界のリチウムイオン電池サプライチェーン・ランキングにおいて、米国は2021年実績と26年予想の双方で2位に浮上した。ランキング発表が始まった昨年の順位は6位だった。 米国のEV市場は中国に次いで2位の規模。国内の電池サプライチェーン設立を支援する米国の政策により、テスラとアジアの電池メーカーは同国に多大な投資を行っている。 ブルームバーグNEFのエネルギー貯蔵担当責任者、ジェームズ・フリス氏はリポートで、「米国は国内のリチウムイオン電池の価値連鎖を発展させるのに必要な要素の多くを備えている」と指摘。「政策支援があるため、サプライチェーンの全ての企業は協調

                                            米が首位の中国に迫る-リチウムイオン電池サプライチェーン番付
                                          • リチウムイオン電池が燃えた

                                            とある機械をバラそうとして、内蔵のリチウムイオン電池に傷を付けてしまったようで、一瞬、閃光が見えたと思ったら白い煙が…。すぐに発火。と言っても傷が小さかったためか、炎は数cm程度。 臭いもすごい。何というか、変な芳香剤みたい。かなり強烈。吸い込みたくはないけど臭ってくる。 このままではまずいので、とにかく電池を引っ張り出して、手近にあった新聞で包んだ。水はヤバいかもしれない(化学反応を起こす・促進する可能性)と頭をよぎったので、ともかく空気(酸素)を遮断しようと。 幸い、それで鎮火してくれた。が、まだ熱い。このまま新聞に包んでいるとそれはそれでまずそうなので、缶に移した。 炎が出ているときは、さすがに写真を撮っている余裕はなかった。 一旦落ち着いたところで、「どうしたらいいか」とTwitterに投稿。 夜中にも関わらず、たくさんのアドバイスを頂けた。ありがとうございます。 ざっと拾ってまと

                                              リチウムイオン電池が燃えた
                                            • 充電不要で利用できる、リチウムイオン電池非搭載の「ジャンプスターター」 - 家電 Watch

                                                充電不要で利用できる、リチウムイオン電池非搭載の「ジャンプスターター」 - 家電 Watch
                                              • GSユアサ、国際宇宙ステーション用「リチウムイオン電池」第4回打上が決定

                                                GSユアサ(京都府京都市)は5月18日、同グループのジーエス・ユアサ テクノロジー(GYT/京都府福知山市)製の国際宇宙ステーション(ISS)用リチウムイオン電池が、同21日に打ち上げられると発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA/東京都調布市)により宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」9号機に搭載される。なお、JAXAは21日、同機の打ち上げを実施したと発表した。 同電池は、公称電圧37V、公称容量148Ah、寸法はW130×D50×H263ミリ(スタッドボルト部除く)、質量3,530グラム。

                                                  GSユアサ、国際宇宙ステーション用「リチウムイオン電池」第4回打上が決定
                                                • 東京大が水島公一氏に総長表彰 リチウムイオン電池開発:北海道新聞 どうしん電子版

                                                  東京大は21日、2019年のノーベル化学賞の対象になったリチウムイオン電池の開発に貢献したとして、水島公一東芝エグゼクティブフェロー(79)に総長特別表彰を授与した。水島氏は「私の小さな基礎研究を実用化まで高めてくれた、多くの研究者に感謝したい」とあいさつした。 水島氏は1969年に東大大学院を修了。70年代後半に英オックスフォード大へ移り、化学賞を受賞したジョン・グッドイナフ氏の下で、後にリチウムイオン電池に採用されることになる電極材料を開発した。 昨年のノーベル化学賞は、別の電極材料を開発した吉野彰旭化成名誉フェローら2人も共同受賞した。

                                                    東京大が水島公一氏に総長表彰 リチウムイオン電池開発:北海道新聞 どうしん電子版
                                                  • 常識を覆す発想で革新的なリチウムイオン電池を開発 | NEDO | 実用化ドキュメント

                                                    次世代自動車の普及拡大のために 地球温暖化問題の解決には、CO2の排出抑制が必須です。運輸部門では、ガソリン車から電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHEV)など次世代自動車への早期転換が求められています。そこで課題となるのが、現在のEVを駆動するリチウムイオン電池の高エネルギー密度化、安全性の向上、低コスト化などです。 株式会社東芝は、動作不良の一因となるリチウム金属の析出が発生しづらい「チタン酸リチウム(LTO)」を負極材に使うことにより、極めて高い安全性を備えたリチウムイオン電池「SCiB™」を2007年に開発しました。さらに市場の要請が強い「高エネルギー密度化」や「高出力化」に対して、2012年からのNEDOプロジェクト「リチウムイオン電池応用・実用化先端技術開発事業」に参画し、正極と負極の接触防止のためのセパレータの薄膜化などによって、革新的な二次電池(蓄電池)の

                                                    • 秋吉 健のArcaic Singularity:バッテリー革命の過去と未来。モバイル機器を支えるリチウムイオン電池やそれ以前の2次電池の歴史を振り返り、未来の電池を考察する【コラム】 : S-MAX

                                                      秋吉 健のArcaic Singularity:バッテリー革命の過去と未来。モバイル機器を支えるリチウムイオン電池やそれ以前の2次電池の歴史を振り返り、未来の電池を考察する【コラム】 2019年10月20日11:25 posted by 秋吉 健 カテゴリ周辺機器ニュース・解説・コラム list リチウムイオン電池と未来のバッテリー事情について考えてみた! スウェーデン王立科学アカデミーは9日(日本時間)、リチウムイオン二次電池(リチウムイオン電池)の開発に貢献した3人の化学者へノーベル化学賞を贈呈すると発表し、そのうちの1人として旭化成名誉フェローの吉野彰氏が選ばれました。日本人のとしてのノーベル賞受賞者では27人目、ノーベル化学賞受賞者としては7人目となります(ノーベル化学賞自体の日本人受賞歴は6回)。 リチウムイオン電池と言えば、もはや知らない人やお世話になっていない日本人は皆無と言

                                                        秋吉 健のArcaic Singularity:バッテリー革命の過去と未来。モバイル機器を支えるリチウムイオン電池やそれ以前の2次電池の歴史を振り返り、未来の電池を考察する【コラム】 : S-MAX
                                                      • 海自の最新潜水艦「じんげい」まもなく就役へ 海上試験が終了 リチウムイオン電池搭載で高性能 | 乗りものニュース

                                                        たいげい型3番艦が就役目前です。 たいげい型潜水艦の3番艦 防衛省近畿中部防衛局は2024年2月8日、海上自衛隊の潜水艦「じんげい」が海上公試などの各種試験を完遂し、まもなく就役すると発表。就役を目前に控えた「じんげい」の写真も公開しました。試験には造船所や専門メーカー、防衛省のチームが参加したとしています。 拡大画像 現時点で最新の潜水艦たいげい型(画像:海上自衛隊)。 「じんげい」は、たいげい型潜水艦の3番艦として三菱重工神戸造船所で建造され、2022年10月12日に進水しています。基準排水量は約3000トンで、主機関にディーゼルエンジンとリチウムイオン電池を組み合わせたディーゼル電気推進を採用しています。 たいげい型は、前型のそうりゅう型潜水艦と外観がほぼ変わりませんが、探知能力や静粛性が一層向上しており、建造時から女性自衛官の勤務を想定した設備を備えているのが特徴です。 「じんげい

                                                          海自の最新潜水艦「じんげい」まもなく就役へ 海上試験が終了 リチウムイオン電池搭載で高性能 | 乗りものニュース
                                                        • リチウムイオン電池向けにスゴい正極材技術、コバルト減らしても高容量化と長寿命化を両立 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                          日立金属は、リチウムイオン二次電池(LIB)向けに、コバルト含有量を同社従来品より約8割減らしても高容量化と長寿命化を両立できる正極材技術を開発した。ニッケルを増やすと寿命低下が懸念されてきたが、独自の組織制御により結晶構造の劣化を抑制。約8割が一般的だったニッケル含有量を約9割に高めても寿命の維持を確認した。コバルトの使用低減で温室効果ガス(GHG)の排出量削減につながるという。 リチウムイオン二次電池は電気自動車(EV)向け需要が伸びており、一層の高容量化と長寿命化が求められている。電池の製造工程における環境負荷の低減も急務となっている。 同社は粉末冶金技術を駆使した今回の技術により、水溶性を持たない各種物質でも原材料に使えるよう選択肢拡大のめどを付けた。 コバルトは正極材に必要不可欠とされているが、これを由来とするGHG排出量が多く、その削減が電池・正極メーカーなどにおける課題だった

                                                            リチウムイオン電池向けにスゴい正極材技術、コバルト減らしても高容量化と長寿命化を両立 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                          • 日亜化学、コロナ禍でも増益確保 20年1~6月期 リチウムイオン電池の材料好調 - 日本経済新聞

                                                            発光ダイオード(LED)国内大手の日亜化学工業(徳島県阿南市)の業績が新型コロナウイルス禍でも堅調に推移している。28日に発表した2020年1~6月期の連結経常利益は、前年同期比12%増の209億円となった。主力のLEDがスマホ向けなどで好調。リチウムイオン電池材料も出荷量を増やした。設備投資も高水準だった前年度並みを維持する計画だ。新型コロナの感染拡大に伴う世界的な自動車生産の低迷で、比較的

                                                              日亜化学、コロナ禍でも増益確保 20年1~6月期 リチウムイオン電池の材料好調 - 日本経済新聞
                                                            • リチウムイオン電池用負極、充放電時の劣化を回避

                                                              東北大学金属材料研究所と住友化学は、リチウムイオン二次電池の負極に高純度アルミニウム箔(はく)を用いることで、充放電時の劣化を回避できる新たな機構を解明した。 電池の製造プロセスを簡素化でき、高性能化も可能に 東北大学金属材料研究所の李弘毅特任助教や市坪哲教授らによる研究グループと住友化学は2020年4月、リチウムイオン二次電池の負極に高純度アルミニウム箔(はく)を用いることで、充放電時の劣化を回避できる新たな機構を解明したと発表した。 リチウムイオン二次電池に用いる負極は、炭素系材料と銅箔による積層構造とするのが一般的である。近年は、電池の高容量化に向けて、炭素系材料よりも3~10倍のエネルギーを蓄えられるシリコンの他、スズやアルミニウムといった金属系材料の採用が注目されている。ところが金属系材料は、充放電時に体積が2~3倍も膨縮をするため、体積ひずみによって内部の電極構造が崩れやすいと

                                                                リチウムイオン電池用負極、充放電時の劣化を回避
                                                              • BYD、“パクリメーカー”の汚名を返上し「リチウムイオン電池」で大成長 その背後にあった「非特許技術」の活用とは(Merkmal) - Yahoo!ニュース

                                                                こうして、生産ラインの開発は3年間にわたって進められ、BYDはついにリチウムイオン電池の大量生産体制を確立した。最小限の投資で最大限の成果を上げるという生産哲学が、リチウムイオン電池事業の成功の源となった。 さらに、BYDは「非特許技術の活用」という独自の戦略で他社との差別化を図った。王氏は次のように述べている。 「ある新製品の開発は、実際60%は公開の資料から、30%は既存の商品から、5%は原材料などから、独自の研究は残りの5%しかない。われわれは非特許技術をたくさん使っている。特許技術を除いて、非特許技術を組み合わせることはわれわれのイノベーションだ。特許は尊重するが、回避もできる」(徐方啓「中国一電気自動車メーカー BYDの競争戦略」『商経学叢』第62巻第1号) BYDの戦略は、オープン技術を活用することで、より柔軟かつ迅速な製品開発を実現することだった。これは、特許を軽視するという

                                                                  BYD、“パクリメーカー”の汚名を返上し「リチウムイオン電池」で大成長 その背後にあった「非特許技術」の活用とは(Merkmal) - Yahoo!ニュース
                                                                • 中国、高温と低温に強い新型リチウムイオン電池の量産化を実現

                                                                  新型電池高・低温性能テスト(左はマイナス70℃、右は80℃)。(画像提供は中国科学院深セン先進技術研究院) 中国科学院深セン先進技術研究院が24日に明らかにしたところによると、同研究院のカーボンニュートラル研究所(仮)の唐永炳研究員のチームによる新型リチウムイオン電池技術の量産化が行われた。この電池の最低稼働温度はマイナス70℃に、最高稼働温度は80℃にのぼる上、低温・高温時の性能を同時に兼ね備える。中国新聞網が伝えた。 同研究院の関係責任者によると、唐氏のチームが10年近くで研究開発した新型リチウムイオン電池技術は、中国初の広温度範囲・低コスト・長耐用寿命の電池製品だ。 新型電池量産ラインの一部とロット試験。(画像提供は中国科学院深セン先進技術研究院) 新型電池は何が新しいのだろうか。同チームは主に負極材料及び電解液を工夫し、一種の新型アルミニウム複合負極材料を研究開発した。商用リチウム

                                                                    中国、高温と低温に強い新型リチウムイオン電池の量産化を実現
                                                                  • リチウムイオン電池の充放電を4分の1以下に高速化、産総研らが材料開発に成功

                                                                    産業技術総合研究所が岡山大学らと共同で、リチウムイオン電池にチタン酸バリウム(BTO)から成るナノサイズの立方体結晶の誘電体を使用することで、充放電時間を従来と比較して4分の1に短縮することに成功。超高速な充放電を可能とする次世代電池の実現に貢献する成果だという。 産業技術総合研究所(産総研)は2022年2月21日、岡山大学らと共同で、リチウムイオン電池にチタン酸バリウム(BTO)から成るナノサイズの立方体結晶(ナノキューブ)の誘電体を使用することで、充放電時間を従来と比較して4分の1に短縮することに成功したと発表した。超高速な充放電を可能とする次世代電池の実現に貢献する成果だという。 一般にリチウムイオンは、電解液と電極の間を移動する際に生じる電気化学反応の抵抗が高いとされている。この移動抵抗を下げることができれば、電池の充放電時間を改善できる可能性がある。 そこで産総研では、リチウムイ

                                                                      リチウムイオン電池の充放電を4分の1以下に高速化、産総研らが材料開発に成功
                                                                    • リチウムイオン電池、リン酸鉄系がEVで主流に テックビジュアル解体新書 - 日本経済新聞

                                                                      電気自動車(EV)用電池の需要増に伴う材料価格の高騰を背景に、リチウムイオン電池の「枯れた技術」が脚光を浴びている。主役のリン酸鉄系(LFP)電池は安さと安全性に加え、製造技術の改良で弱点の容量を増やした。200年前開発の水系電池を改良する動きも活発だ。温故知新で技術を磨き直せば、EVや再生可能エネルギーの一層の普及を促せる。岡山県で日本最大級の蓄電池工場の新設計画が動き始めた。2024年の稼

                                                                        リチウムイオン電池、リン酸鉄系がEVで主流に テックビジュアル解体新書 - 日本経済新聞
                                                                      • リチウムイオン電池を凌ぐ新型蓄電池FSBの電極反応を実証=京大

                                                                        京都大学の研究チームは、現行のリチウムイオン電池を凌駕する新型蓄電池の有力候補である、室温で充放電可能な電解液を用いたフッ化物シャトル型蓄電池(FSB)において、異なる二つのフッ化/脱フッ化反応の型(メカニズム)に基づく電極反応を実証した。 室温で動作する電解液系FSBの開発は、正負両極での固-液界面における充放電反応の可逆性の向上が大きな課題となっている。研究チームは、電極反応を実行しながら原子間力顕微鏡で電極-電解液界面構造の変化を測定。「直接反応」型では活物質である金属種のフッ化反応にともなう体積膨張により亀裂(クラック)が生じ、これが表面を伝わりつつ深さ方向へも反応が進行することを解明した。さらに、「溶解–析出反応」型では溶解した金属イオンがフッ化物イオンと反応したのち電極上の任意の場所に結晶核(金属フッ化物)を形成し、大きく結晶成長することを明らかにした。 研究の成果は、可逆性向

                                                                          リチウムイオン電池を凌ぐ新型蓄電池FSBの電極反応を実証=京大
                                                                        • パナソニック、2023年度第1四半期の連結業績 スバルへの車載用円筒形リチウムイオン電池の供給についても言及

                                                                            パナソニック、2023年度第1四半期の連結業績 スバルへの車載用円筒形リチウムイオン電池の供給についても言及
                                                                          • 村田製作所、旧ソニーのリチウムイオン電池工場を公開 175億円かけ事業買収 - 日本経済新聞

                                                                            村田製作所は28日、リチウムイオン電池などを製造する東北村田製作所(福島県郡山市)の郡山事業所を公開した。村田製は2017年9月にソニーから約175億円をかけて電池事業を買収。同事業を育成して、主力の電子部品からの多角化を目指している。郡山事業所はソニーが1991年に世界に先駆けてリチウムイオン電池の量産を始めた工場だ。生産ラインではリチウムイオン電池のセルが組み立てられ、充放電を繰り返す試験

                                                                              村田製作所、旧ソニーのリチウムイオン電池工場を公開 175億円かけ事業買収 - 日本経済新聞
                                                                            • “下町リチウムイオン電池” 「おもろそうや」と無名時代の吉野さん支えた製作所 | 毎日新聞

                                                                              リチウムイオン電池についての講習会で皆藤製作所本社を訪れた吉野彰さん(前列右から2人目)=2006年2月24日、皆藤製作所提供 ノーベル化学賞の受賞が決まった旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が開発し、今やさまざまな分野で利用されているリチウムイオン電池。34年前、実用化を陰で支えたのが、滋賀県草津市の中小企業だ。創業者で当時の社長は「あの頃、工場の片隅で取り組んだ仕事がノーベル賞につながるとは。自分のことのようにうれしい」と喜んだ。 1959年、皆藤昌雄さん(88)が創業した電子部品製造機器メーカー「皆藤(かいどう)製作所」。従業員約100人で主に精密機器を設計・製作している。

                                                                                “下町リチウムイオン電池” 「おもろそうや」と無名時代の吉野さん支えた製作所 | 毎日新聞
                                                                              • 京セラがクレイ型リチウムイオン電池の新モデル、寿命を1.6倍以上に向上

                                                                                京セラが住宅向け蓄電システムの新製品「Enerezza Plus」(エネレッツァプラス)を発表。半固体クレイ型リチウムイオン蓄電池を採用した「世界初」(同社)のモデルで、従来より長寿命化を実現した。 京セラは2024年2月20日、住宅向け蓄電システムの新製品「Enerezza Plus」(エネレッツァプラス)を製品化し、今春より販売すると発表した。半固体クレイ型リチウムイオン蓄電池を採用した「世界初」(同社)のモデルで、従来より長寿命化を実現した。 クレイ型リチウムイオン蓄電池とは、京セラ独自の粘土状の材料で電極を形成する技術を利用した蓄電池。電解液を用いる一般的なリチウムイオン電池と比べて、高安全性、長寿命、コストの面で優位性を持つ蓄電池として、2020年に生産を開始した。京セラによると、従来製品は1万2000回の充放電で容量が60%に減少していたのに対し、このクレイ型を採用したエネレッ

                                                                                  京セラがクレイ型リチウムイオン電池の新モデル、寿命を1.6倍以上に向上
                                                                                • リチウムイオン電池向け ライフサイクル マネジメントソリューション : 日立ハイテク