環境保護団体ラスト・ジェネレーションによって黒い液体が流し込まれた伊ローマ・スペイン広場のバルカッチャの噴水(2023年4月1日撮影)。(c)AFP 【4月2日 AFP】伊ローマで1日、環境活動家がスペイン階段(Spanish Steps)のすぐ近くにある「バルカッチャの噴水(La Barcaccia)」の水を黒く染めた。抗議について団体は、「世界の終わり」のシナリオを表現したとしている。 17世紀の世界的に有名な噴水に植物由来の黒い液体を入れたのは、環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)のメンバー3人。3人は警察に身柄を拘束された。 ラスト・ジェネレーションは、1598年にテベレ(Tiber)川が氾濫した際に流れ着いてきた舟に着想を得て、著名彫刻家ピエトロ・ベルニーニ(Pietro Bernini)が噴水を制作したと広く信じられていると指摘。 黒く染まった