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  • 『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」

    人類を「宇宙を理解したサル」と定義してみせたのは、行動生物学者のスティーブ・スチュワート-ウィリアムズだが、中国人SF作家の劉慈欣の小説を読むと、まさにその「宇宙を理解したサル」たちの世界を存分に味わえる。 『三体』三部作が世界的にヒットしたいま、劉慈欣は世界で最も高名な作家の一人となった。ネットフリックスでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作陣が手掛けたドラマ版『三体』も視聴できる。劉の短編小説『流浪地球』を原作とする中国映画『流転の地球』が興行的に大成功を収めたことも記憶に新しい。 劉の作品に出てくる人類は、ありとあらゆる可能性に満ちている一方で、「旧石器時代から変わらない感情」、「中世に作られた社会制度」、「神のようなテクノロジー」という三つの特徴を持つ存在として描かれる。 いまでこそバラク・オバマ、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグから絶賛を受けるSF作家となった劉慈欣だが

      『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」
    • 経済から文化まで、未来を知るにはまず人口に注目すべし──『人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題』 - 基本読書

      人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題 作者:ポール・モーランドNHK出版Amazon未来に何が起こるのか予測するのは簡単なことではないが、人口は比較的確度の高い予測が可能な分野である。日本の人口が突然倍増することはありえないし仮に数々の施策を打ったり移民受け入れが進んだとしても、増える人口はわずかでしかない(からシミュレーションしやすい)。さらに、人口は国家のあらゆる側面に関わってくるから、「未来を語りたい」のならばまずは各国と世界の「人口」に注目すべきだ。 というわけで本書『人口は未来を語る』は、人口学者のポール・モーランドによる「人口統計を使って未来を考えてみよう」という一冊である。たとえば世界人口はいつ頃減少をはじめるのか、またそうなった時各国の経済はどうなっているのか。人口が減少し高齢化が進んでいく国と紛争・革命の関係、人口はまだしばらくは増えていくと思われ

        経済から文化まで、未来を知るにはまず人口に注目すべし──『人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題』 - 基本読書
      • 本邦におけるハイ&中世/古代ファンタジー小説の時系列ずらずら

        つらつら書影を眺めながら「そうそうこんなんだったわ昔」とか「こうしてみると最近の作品にも面白そうなハイファンタジーあるよな」とか思っていただく用を想定。/パッと思いついたタイトルを並べたので、抜けてる傑作もあるでしょうが許してください。あと挙げた作品を全部読んでるわけでもないです。

          本邦におけるハイ&中世/古代ファンタジー小説の時系列ずらずら
        • 心の中で天使と悪魔がバトルする描写 これは20世紀になってから発展したお..

          心の中で天使と悪魔がバトルする描写 これは20世紀になってから発展したお約束表現のようだ 現代の日本の漫画でもよくみられるコレ https://twitter.com/gokushufu_comic/status/1634195330173648897/photo/3 wikipediaにも詳しく記載があった Shoulder angel - Wikipedia 天使と悪魔が人を良心と誘惑のどちらに導くかの綱引きをする概念自体は太古の昔からあるようだ 映像のイメージが伴うようになったのは20世紀に入ってから Shoulder angelのwikipediaのページに記載はないが『ドナルドの腕白時代』(1938年)がその表現の中でかなり最初期のものになりそう ドナルドの腕白時代 - Wikipedia ある朝。起床の時間となり目覚まし時計が鳴るが、ベッドで熟睡するドナルドはなかなか起きられな

            心の中で天使と悪魔がバトルする描写 これは20世紀になってから発展したお..
          • サンライズワールド クリエイターインタビュー 第18回<br /> 『聖戦士ダンバイン』原作・総監督 富野由悠季 - サンライズワールド|アニメの最新情報を日々更新

            サンライズワールド クリエイターインタビュー 第18回 『聖戦士ダンバイン』原作・総監督 富野由悠季 サンライズの作品のキーパーソンとなったスタッフに自身が関わった作品の思い出を伺うクリエイターインタビュー。第18回のゲストは今年で放送40周年を迎えた『聖戦士ダンバイン』の富野由悠季総監督にお話を伺った。 ネクスト・ダンバインは見えるか? ――『聖戦士ダンバイン(以下、ダンバイン)』は、今年で放送40周年を迎えました。 富野 先日、TVで『風の谷のナウシカ』(1984)を放送していましたよね。ちょっとだけ見たんですが、宮﨑(駿)監督は、根っからアニメ-ションとして物事をとらえられる人ですから、やっぱり作品の手触りに滑らかさがあるんですね。さらに『ルパン(『ルパン三世 カリオストロの城』)』以降、いろんな企画が難渋したこともありつつ、久々に映画に取り組んでみたらなんとかなったという雰囲気も漂

              サンライズワールド クリエイターインタビュー 第18回<br /> 『聖戦士ダンバイン』原作・総監督 富野由悠季 - サンライズワールド|アニメの最新情報を日々更新
            • Assassin's Creed Shadows/弥助関係の所感

              最近Xでよく見るので、自分が消耗しないためにも所感をメモっておく そもそもの問題日本が舞台のゲームで、あえて黒人を主人公になっている。最初期に問題になっていたのは2点だと理解している 文化盗用なのでは、という指摘 個人的には、これはやや無理筋な気がしている。文化盗用というと、支配的な文化圏のメンバーが被支配的な文化を奪う、という文脈で批判されるものだと理解しているけど(Wikipedia見ただけだけど)、そういう意味では別に被支配的な関係ではないと思うし、今回は実在した人物なので(誇張はあれど)大きな問題ではないと思っている 弥助が侍か侍でないか、という議論はここが出発点なのかな、とは思う。個人的には侍の定義自体が確立しておらず、織田信長に気に入られて活躍した、という描き方は別に良いのでは、と思う Asian men erasure (主に欧米のメディアにおいてアジア人男性が扱われない問題

                Assassin's Creed Shadows/弥助関係の所感
              • オルダーソン円盤 - Wikipedia

                オルダーソン円盤の模式図 オルダーソン円盤 [1] [2] (オルダーソンえんばん、英:Alderson disk)とはラリー・ニーヴンのリングワールドやダイソン球のような天文学的サイズの架空の円盤である。提唱者であるダン・オルダーソンにちなんで名付けられた。 概要[編集] オルダーソン円盤は厚さが数千マイルの巨大な平たいレコードやCDのような形状をしている。 太陽は円盤の中心の穴にあり、 円盤の外周は火星または木星の軌道とほぼ同等。 提案によれば、十分に大きなディスクはその太陽よりも大きな質量を持つことになる。 中心の穴の周囲の縁は、大気が太陽に流れていくのを防ぐため高さ1000マイル(1600km)の壁に囲まれている。 外側の場合も縁自体が大気を閉じ込める。 円盤にかかる機械的応力は、既知の材料が耐えることができるものをはるかに超えているため、材料および建設工学が十分に進歩するまで、そ

                  オルダーソン円盤 - Wikipedia
                • 井奥陽子『近代美学入門』 - logical cypher scape2

                  タイトル通り、近代の美学についての入門書なのだが、とても良い本だった。 「芸術」「芸術家」「美」「崇高」「ピクチャレスク」という概念ごとに章立てした5章構成の本となっているが、これらの概念は全て近代に成立した概念である。 「崇高」と「ピクチャレスク」はあまり一般的には馴染みのない言葉だろうが、「芸術」「芸術家」「美」といった、現在の我々にとってはわりとあって当たり前の概念が、歴史的にはそれほど古くない概念であることを示している。 常識だと思っていることを相対化して捉え直すことを目指していて、おおよそどの章も、古代ではどうだったか、近代でどのように成立していったのか、そして、現代的な論点についてどのように考えられるか、という構成をしている。 なので、確かに「近代の美学」についての本ではあるのだが、美学一般の入門書という位置づけで読んでしまってよいと思う。 新書レベルの読みやすさ・分かりやすさ

                    井奥陽子『近代美学入門』 - logical cypher scape2
                  • 万博会場の爆発、新たな損傷10カ所以上を確認 JVが未報告と説明:朝日新聞デジタル

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                      万博会場の爆発、新たな損傷10カ所以上を確認 JVが未報告と説明:朝日新聞デジタル
                    • 「新宿ED」って、本当は浜崎あゆみと歌合戦する予定だった?『ドラッグ オン ドラグーン』に救われた中学生がゲーム業界に入り、ヨコオタロウから「ゲーム作り」を教わるまで

                      DODがきっかけでゲーム業界に入り、ヨコオタロウに出会う──近年のゲーム業界では、若手がディレクターを任されることが少なくなってきましたよね。そんな中にあって、20代からディレクターを任されている林さんが、ゲームを作るにあたって「ヨコオさんからゲーム制作の技術をいろいろとお聞きした」という話を聞いたんです。 いったい、どんなやり取り&アドバイスがなされたんだろう?というのが気になって。今日は、そのあたりのお話をお聞きできればと思っているんです。 ヨコオタロウ氏(以下、ヨコオ氏): あぁ、実際の林さんはもうとっくに権力者になっているにも関わらず、相変わらず「チャレンジャー」的なルックで売っていこうとしている部分の話をすればいいんですね。今のところ、ちゃんと文章にしてください。大事な部分なので。 一同: (笑)。 林 風肖氏(以下、林氏): ……僕はもともと、ゲーム業界に入る以前からヨコオさん

                        「新宿ED」って、本当は浜崎あゆみと歌合戦する予定だった?『ドラッグ オン ドラグーン』に救われた中学生がゲーム業界に入り、ヨコオタロウから「ゲーム作り」を教わるまで
                      • 奈須きのこインタビュー 第2回 | 日本PBMアーカイブス PBM

                        【プロフィール】奈須きのこ(なす・きのこ) 1973年千葉県生まれ。小説家・シナリオライター。武内崇らと共に同人サークルTYPE-MOONを立ち上げ、『空の境界』から始まる「月姫」シリーズで人気となる。現在は法人化した「ノーツ」所属。2004年発表の『Fate/stay night』からの「Fate」シリーズのシナリオを手掛け、特にソーシャルゲーム「Fate/Grand Order」が最大のヒット作となる。小説作品として、「DDD」「月の珊瑚」「宙の外」などがある。 ■「困ったゲーマー」マインドを植え付けた小中学生時代のはぐれファミコン体験 ──ちなみにTRPGに出会う前はどんな感じだったのでしょうか? 奈須さんの世代だと小学生時代にファミコンで「ドラクエ[xi]」なり「ファイナルファンタジー[xii](FF)」に出会ってから、もっとハイブロウなRPG文化に溯っていくというパターンが多かっ

                          奈須きのこインタビュー 第2回 | 日本PBMアーカイブス PBM
                        • 時間といえば「過去は後ろ」「未来は前」というイメージだが、中世ごろの日本では真逆だった

                          こあたん🇦🇺こあらの学校 @KoalaEnglish180 英語を楽しく学べるイラストや漫画をオーストラリアから毎日お届け|英語で苦労した自分だからこそ分かる英語学習者が知りたいポイントをシンプルに分かりやすく発信|20歳まで日本から出たことがなくても海外で働ける|「世界中どこでも楽しく生きられる」を目指しています🐨 instagram.com/koalaenglish18…

                            時間といえば「過去は後ろ」「未来は前」というイメージだが、中世ごろの日本では真逆だった
                          • 14世紀の食事とは? 謎のお菓子・ディブスの正体は? 歴史グルメマンガ「バットゥータ先生のグルメアンナイト」作者&歴史料理研究家の止まらない“歴メシ”トーク! - コミックナタリー 特集・インタビュー

                            奴隷の少女・リタはある日ダマスクスで売られていたところ、歯が丈夫で健康的な奴隷を求めていた地理学者のイブン・バットゥータに買われた。変わり者の彼はモロッコから出発し、インドに向かう“命がけの三大陸周遊”中で、リタもその旅路をともにすることに。バットゥータとリタはさまざまな人々、そして美味しいグルメや驚きのグルメと出会いながら各地を巡っていく。 出会いのキッカケは、ヨーロッパの歴史料理 ──おふたりは以前からのお知り合いだとか。 亀 遠藤先生とは著書を献本し合う仲でしたよね。 遠藤雅司 そうですね。私は2017年、「歴メシ!」という本でデビューしたんですけど、その頃からSNSでお互いを知っていて、感想を言い合う仲でした。たしか2019年刊行の「宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓」の感想を亀先生が伝えてくださって。その翌年に出した次の著書である「古代メソポタミア飯」をお送りして、それからですよね

                              14世紀の食事とは? 謎のお菓子・ディブスの正体は? 歴史グルメマンガ「バットゥータ先生のグルメアンナイト」作者&歴史料理研究家の止まらない“歴メシ”トーク! - コミックナタリー 特集・インタビュー
                            • ゆうきまさみ氏、中世を描く仲間として「逃げ上手の若君」「鎌倉殿の13人」に感謝&エール。「中世史の物語はまだ足りない。題材もいっぱいある」

                              シャマロテのパパ @lymonthethunder @masyuuki 自分も買ってはいましたが読んでもピンと来ませんでした。逃げ上手がジャンプで始まって読み直したらスルスル入ってきました。今では新刊の発売日が待ち遠しい。 自分も鎌倉殿見るべきかなぁ。 2023-08-13 14:52:01

                                ゆうきまさみ氏、中世を描く仲間として「逃げ上手の若君」「鎌倉殿の13人」に感謝&エール。「中世史の物語はまだ足りない。題材もいっぱいある」
                              • 女子修道院に男性司祭が来たらエロゲみたいな展開になって司祭が火炙りになった話→「どしたん話聞こうかレベル100」

                                坂之上田村フレンズ @pokitasu 女子修道院のスキャンダル、告解は男性司祭しか出来ないので間違い起きないようブサメン司祭派遣してたのに、司祭が女性達手籠めにしちゃって、女性たちも司祭の為に喜んで働き仕舞には外から男呼び込んで乱痴気騒ぎしたそうで、そんなエロゲみたいな展開ホントにあるんだて感心したのだ 2024-02-07 13:09:32 坂之上田村フレンズ @pokitasu 海の都の物語て本に書かれてたお話だけど、当時のヴェネツィアとかの貴族女性は結婚相手が見つからないと修道院にぶちこまれるのが風習だったそうで、そうやって入ってきた修道女たちは色々トラブル起すことも多かったそうなのだ。ちな上のハーレム司祭は事が発覚して火炙りになってた。 2024-02-07 13:15:09

                                  女子修道院に男性司祭が来たらエロゲみたいな展開になって司祭が火炙りになった話→「どしたん話聞こうかレベル100」
                                • 中世英国の驚くほど詳細な事件ファイルがプロットされた『中世殺人事件マップ』 - ナゾロジー

                                  イギリスのケンブリッジ大学がとんでもないWebサイトを作っていました。 中世の殺人マップと題されたそのサイトは、中世後期、主に1300年代前半のロンドン、ヨーク、オックスフォードといった大きな都市で起きた多くの殺人事件を掲載しています。 実際に地図を見ながら武器のアイコンをクリックすることで、殺人事件が発生した日時、使用された武器や傷の深さ、加害者と被害者の名前、事件の経緯などの情報を驚くほど詳細に見ることができます。 まるで日本の某事故物件サイトと同じような感覚で、地図を見ながら、学生たちの大乱闘による殺人事件から、学者による暗殺まで、様々な殺人事件の詳細を見ることができてしまうのです。 思わず次から次へと殺人事件を見てしまうサイトですが、なぜ約700年も前の多くの殺人事件の詳細がわかるのでしょうか。 そして、そもそもケンブリッジ大学はなぜこのようなサイトを作ったのでしょうか。 Medi

                                    中世英国の驚くほど詳細な事件ファイルがプロットされた『中世殺人事件マップ』 - ナゾロジー
                                  • 『水の代わりに薄い酒を飲んでいた』という中世と同じような生活をしてみた→3日でもう限界だった

                                    富田勢源 @ANNO1189 製造の手間とか原料の調達から、水代わりに飲めるものだったとは思えないけど、中世で食事と共に供されるsmall beerとかtable beerとか呼ばれるやつは、0.5%~2.8%くらいで、実際に作ってみましたってやつも1%らしいので、モノによっては脱水しないのではって思ってしまう braciatrix.com/2022/02/10/med… 2023-10-12 17:16:58 リンク braciatrix Medieval English Small Ale Historical beer cooking is back! And right out of the gate, I decided to make a medieval English braggot, which is not mixing ale with mead but is, in

                                      『水の代わりに薄い酒を飲んでいた』という中世と同じような生活をしてみた→3日でもう限界だった
                                    • 「国産RPGクロニクル」読んだ - 神殿岸2

                                      このブログでは、数ヵ月前から延々とFFの歴史を追いかけるということをやってきた。それは「FF1の歴史上の意義とかちゃんと評価してる本あるのか?」という疑問から生じた話だった。 流れで目に入ってきたのがこの本だった。 >国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか? >日本でRPGはなぜ人気をえたか。物語はゲームでどう表現されるようになったのか。 >国民的RPG、ドラクエとFFの功績をあらためて徹底検証! ドラクエとFFの歴史を中心に追いかける本。責任上、読まないわけにいかない気がしたし、以前から考えていた「FF1の歴史的扱いが載ってる本ぜんぜんない問題」についても反証のひとつになる、かもしれないと思ったのである。 とはいえ、事前にそこまで期待はしてなかったことも正直に言うが。 著者の渡辺範明さんは2002年にエニックス入社で、入社翌年即スクエニになってたという経歴。10年ほどゲー

                                        「国産RPGクロニクル」読んだ - 神殿岸2
                                      • 国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta

                                        人類学篇が人気だったので、たぶん求められているだろう──いや、作成者自身が求めている──フランス現代思想版をつくりました。例により作成者は専門家ではありません。またおそらく漏れているひともたくさんいます(特に1900年以前に生まれたひとは適当)。なにとぞご了承ください。 2024年6月1日 植田将暉 (6月5日更新) アンソロジーJ.デリダ ほか著 ほか『現代フランス哲学12講』,青土社,1986.10. 〔レヴィ゠ストロース、フーコー、バルトとの対話〕レーモン・ベルール 著 ほか『構造主義との対話』,日本ブリタニカ,1980.2. ジャン=ルイ・ド・ランビュール 編 ほか『作家の仕事部屋』,中央公論社,1979.5. 1900年代以前の生まれガブリエル・タルド(1843–1904)タルド 著 ほか『タルドの社会学原理』,岩波書店,1923. ガブリエル・タルド 著 ほか『模倣の法則』,而

                                          国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta
                                        • 「鎌倉武士は頭おかしい」みたいなのよく言うけど本当にそうか?→同時代の他の戦闘集団から見えてくるある事実

                                          織部ゆたか @iiduna_yutaka 「鎌倉武士はマジでやばい。あれは頭おかしい」 「ではここで近い時代の世界の戦闘集団を見てみましょう」 ・異教徒絶対許さない十字軍 ・逆らうものは殲滅確定モンゴル軍 ・どこでも刺客送るよ暗殺者教団 結論 あの時代の人類どこも大体おかしい 2024-03-07 18:16:09 リンク Wikipedia 十字軍 十字軍(じゅうじぐん、ラテン語: cruciata、フランス語: croisade、英語: crusade)とは、中世に西欧カトリック諸国が聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍のことである。 一般には、上記のキリスト教勢力による対イスラム遠征軍を指すが、キリスト教異端に対する遠征軍(アルビジョア十字軍)や北欧や東欧の非キリスト教圏に対する征服戦争(北方十字軍)などにも「十字軍」の名称は使われている。 実態は必ず

                                            「鎌倉武士は頭おかしい」みたいなのよく言うけど本当にそうか?→同時代の他の戦闘集団から見えてくるある事実
                                          • 中世は「どこにも所属しない流れ者」は危険な立場→異世界転移の勇者・戦士は一番ヤバい?対策は『乙嫁語り』?

                                            坂之上田村フレンズ @pokitasu 大抵の異世界転移モノだと転移者は勇者とか戦士として王様や召喚者から身分を与えられてたりするので意識しないけど、中世以前の部族社会が幅を利かせる世界では、どこの共同体にも所属してない流人は奴隷よりも「どうでもイイ存在」なんな。 例えばワイが誰の庇護も受けてない野良の転移者として異世界をあてもなくうろついてる時に、どっかの奴隷と揉め事起こした場合「奴隷の分際で自由市民様と揉め事起こすとは!」とはならず、「誰だよテメーは!ウチのモンと揉め事起こすとは我々を舐めてるのか!?」てなって、どこの馬の骨ともしれないワイには誰も味方いないけど奴隷の方は奴隷の主人の部族が出てきて一族総出でボコボコにされるて事態になるのだ。 2024-04-05 10:01:08

                                              中世は「どこにも所属しない流れ者」は危険な立場→異世界転移の勇者・戦士は一番ヤバい?対策は『乙嫁語り』?
                                            • 以前から鎌倉時代の後期を専門にされている研究者による鎌倉幕府草創期に関する所論に違和感を感じていたが、その理由がわかった話

                                              Minoru.Noguchi @rokuhara12212 昨日頂いたこの本を読んでみて、以前から鎌倉時代の後期を専門にされている研究者による鎌倉幕府草創期に関する所論に違和感を感じていたのですが、その理由の一端が分かりました。 この本、史料論のみならず「歴史」とは何かを考えさせる素晴らしい内容。現代の問題意識に満ちているように思います。 pic.twitter.com/O88RMFj5ox Minoru.Noguchi @rokuhara12212 ほかの用務を中断して精読しています。第六章まで読み終えました。 この本は日本中世文学の研究者の著作ですが、間違いなく最高の水準で時系列に沿った形で鎌倉幕府の政治史が語られています。 研究史にのこる新書だと思います。 今週末頃には書店に並ぶとのことです。 pic.twitter.com/NyR3GOXWVH

                                                以前から鎌倉時代の後期を専門にされている研究者による鎌倉幕府草創期に関する所論に違和感を感じていたが、その理由がわかった話
                                              • Access Accepted第799回:「アサシンクリード シャドウズ」から始まった“弥助問題”を考える

                                                Access Accepted第799回:「アサシンクリード シャドウズ」から始まった“弥助問題”を考える ライター:奥谷海人 ここのところ,「アサシンクリード シャドウズ」が大きな論争を巻き起こしているのは,もはやゲーマーでならずともご存じのことだろう。戦国時代に宣教師によって日本に連れて来られて,織田信長の庇護を受けて小姓になったという歴史上の人物“弥助”が主人公となる本作。Ubisoft Entertainmentは「歴史に基づいたフィクション」であると念を押すものの,次々に発見される体たらくが注目されるばかりでなく,最近ではゲームに収まらない問題へと焦点が変化している。Ubisoft Entertainmentが公式に謝罪を出す事態にまで発展しているものの,まだまだ議論は収まる気配を見せていない。 20年近い歴史を誇る人気ステルスアクションシリーズに起きた論難 “弥助”は,日本の戦

                                                  Access Accepted第799回:「アサシンクリード シャドウズ」から始まった“弥助問題”を考える
                                                • Ubisoftとアサシンクリードの「真実」──欧州ゲーム産業から『シャドウズ』問題まで|Jini | ゲームゼミ

                                                  日本を舞台に、アフリカ人の「弥助」を主人公の1人にすえた『アサシンクリード シャドウズ』。その作中描写や開発者に対し、国内外で大きな批判が展開され、ついに先日Ubisoftが公式に謝罪するに至った。 しかし、SNSやYouTubeなどでこの『シャドウズ』問題をめぐる意見を読んでいても、ゲーム文化にきちんと立脚した意見はあまり見られない。仮にゲームに詳しくともUbisoftやアサシンクリードまで理解した意見は多くないし、先日放送されたAbemaでも問題提起したゲストを含めた全員が「アサシンクリードは知らないけど」と前置きされていた。 現在、『シャドウズ』を取り巻く問題はすでに国際的なものに発展し、ゲームコミュニティを飛び出している。また問題の対象も、Ubisoftが『シャドウズ』開発に参考にしたと思われる一部の歴史家やその著作をめぐる史学的問題まで拡げられるなど、もはや収拾ができないほど拡散

                                                    Ubisoftとアサシンクリードの「真実」──欧州ゲーム産業から『シャドウズ』問題まで|Jini | ゲームゼミ
                                                  • 工場建設きっかけ、地中から埋蔵銭10万枚超 戦乱で急きょ埋めたか:朝日新聞デジタル

                                                    前橋市総社町の「総社村東03遺跡」の発掘調査で、紀元前の中国初の統一通貨「半両銭」や、7世紀から13世紀にかけて造られた渡来銭など10万枚を超す大量の埋蔵銭が見つかった。藁紐(わらひも)で約100枚ごとにまとめた「緡(さし)」の状態だった。藁の袋に入れられており、中世期の戦乱などで急きょ地中に埋められたと見られるという。 事業者の工場建設を機に発掘調査が行われた。市によると、埋蔵されていた範囲は、縦約60センチ、横1メートルで、約100枚単位の緡が1060見つかった。10緡にまとめた1貫文(約1千枚分)にして納められた痕跡も確認された。稲わらのむしろが残っており、この中に入った状態で埋められたとみている。 遺跡の所在地は、総社町総社大字大屋敷で、字名から、大きな屋敷があった可能性も考えられるという。 埋蔵銭のうち334枚を調査したところ、中国の前漢時代から、南宋時代までの通貨44種類が確認

                                                      工場建設きっかけ、地中から埋蔵銭10万枚超 戦乱で急きょ埋めたか:朝日新聞デジタル
                                                    • 近日中にTwitterをやめるので今まで1人で勝手に集めてきた「卑猥に聞こえる歴史用語シリーズ」を放流します→さらに”有識者”が集まる

                                                      乱会 @ransedoukoukai 大谷吉継をきっかけに歴史に引きずり込まれためんどくさい歴史好き。幅広く気紛れでド遅筆に歴史創作をやっています。興味に知識が伴っていないので生温い目で見守ってやってください。腐っては、いる。品性が下劣なので突然下ネタを垂れ流す。幼馴染至上主義者。 これの中の人です→twitter.com/sentonow pixiv.net/users/4970131 乱会 @ransedoukoukai 近日中にTwitterをやめるのですが、今まで1人で勝手に集めてきた「卑猥に聞こえる歴史用語シリーズ」が誰の目にも触れないまま終わるのだけ少し惜しい気持ちがするので放流します。ここにある言葉以外に「卑猥じゃないけど卑猥に聞こえる歴史用語」がありましたら”贈る言葉”としてリプライください pic.twitter.com/cSDz7TYZcc 2024-04-27 18:

                                                        近日中にTwitterをやめるので今まで1人で勝手に集めてきた「卑猥に聞こえる歴史用語シリーズ」を放流します→さらに”有識者”が集まる
                                                      • 室町時代の医学書に登場する不思議な病魔「はらのむし」がかわいいと話題に→九州国立博物館収蔵の「針聞書」に記されている想像上の生き物たち

                                                        「針聞書」 今回の展示期間は1月23日~3月17日 https://collection.kyuhaku.jp/gallery/2229.html ※啓蟄(3月5日)から3月末まで開催されるのは正しくは「長沢芦雪」の特別展(後期)なので、ご注意ください

                                                          室町時代の医学書に登場する不思議な病魔「はらのむし」がかわいいと話題に→九州国立博物館収蔵の「針聞書」に記されている想像上の生き物たち
                                                        • 立憲・大串氏、6月にパーティーを開催 「法律が通ったらやらない」:朝日新聞デジタル

                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                            立憲・大串氏、6月にパーティーを開催 「法律が通ったらやらない」:朝日新聞デジタル
                                                          • 「子どもの少ない人は反省を」 笹川尭元総務会長が自民会合で発言:朝日新聞デジタル

                                                            自民党・笹川尭元総務会長(発言録) お金を出したら人口が増えると思ったら大間違いだ。そんなことはありえない。やっぱり男がしっかりしないといかん。あなたの子どもならぜひ産みたい。作りたい。(女性が)そういう気持ちになるような旦那が増えなきゃだめだ。みんな胸に手を当てて反省してください。子どもの少ない人は。 もちろん人間のことですから、子どもができない人もいる。しかし、その人はその人として働いて、世の中のために尽くしているからそれはそれでいいんだ。 やっぱり男がしっかりすれば、必ず女性は子どもをこしらえてくれる。頼まなくても、わが愛する主人のために子どもを産もうとなる。お金の問題ではない。(前橋市内での自民党群馬県連大会で)

                                                              「子どもの少ない人は反省を」 笹川尭元総務会長が自民会合で発言:朝日新聞デジタル
                                                            • 悪役令嬢もので人前で婚約破棄するのがお決まりだけど、戦争にならんか?という話→「舐められたから殺す」「修道院送りで…」

                                                              脇毛 @okekesukiman たまたま見かけたけど、これなんでわざわざ自分の請求権捨てに行ってるんだろう。親父に殺されないか? CK3を始めて分かることもある。 pic.twitter.com/AeqrPpZaV6 2024-03-10 18:27:28

                                                                悪役令嬢もので人前で婚約破棄するのがお決まりだけど、戦争にならんか?という話→「舐められたから殺す」「修道院送りで…」
                                                              • ジョセフ・ヒース「キャンセル・カルチャーはシンプルに説明できる」(2023年12月3日)

                                                                今や誰もがキャンセル・カルチャーについて論じるのに飽き飽きしている。そろそろ私たち研究者が議論に参加してもいい頃だろう。最近、イブ・ンの“Cancel Culture: A Critical Analysis”『キャンセル・カルチャー:批判的分析』を興味深く読んだ。この本はキャンセル・カルチャーにそれほど批判的というわけでもなかったが、この現象の歴史を提示している点で有益だった。ただ残念なことに、この本は事例を豊富に載せているだけで、キャンセル・カルチャー現象の明確な定義や説明は提示していない。そこで本エントリではこの空白を埋めるために、根底にある社会的ダイナミクスの分析に基づいて、キャンセル・カルチャーのシンプルな理論を提示したい。 議論を始める上でまず明確にしておくべきは、キャンセル・カルチャーの起源が政治的なものでも文化的なものでもないということだ。キャンセル・カルチャーは、ソーシャ

                                                                  ジョセフ・ヒース「キャンセル・カルチャーはシンプルに説明できる」(2023年12月3日)
                                                                • 【朗報】黒人・弥助を神とした元ネタ論文が見つかる。

                                                                  アサクリの弥助・黒人奴隷と、そこから派生したロックリー・岡美穂子両氏の言説の元ネタっぽいものを見つけたので要約しておく。 ○著者:David Wright ○題名:The Use of Race and Racial Perceptions among Asians and Blacks: The Case of the Japanese and African Ameridans ○出典:1998年、一橋大学社会学ジャーナル(https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/8321/) ○概要(俺の読解なので是非原本にあたられたし) ・16世紀半ばから、ポルトガル人の奴隷等としてかなりの数の黒人が日本を訪れていた。 ・日本人は彼らに好意的で、彼らは尊敬の対象だった。特に弥助という者について、信長は厚遇した。 ・ポルトガル人が頻繁に黒人奴隷を献

                                                                    【朗報】黒人・弥助を神とした元ネタ論文が見つかる。
                                                                  • 「実は多民族国家だったけど中央しか文字記録を残してないから多民族国家であったことを忘れた国」というのが日本の実態なのではないか

                                                                    ቻ ቻ ቻ ቻ ቻ ቻ ቻ @tommy_devo 「実は多民族国家だったけど中央しか文字記録を残してないから多民族国家であったことを忘れた国」というのが日本の実態なんじゃないかなぁ 2023-12-20 21:41:37 リンク Wikipedia 大和民族 大和民族(やまとみんぞく)は、日本列島の住民の大半を占める民族である。ほとんどが日本語を母語とし、日本列島に居住する民族である。和人(わじん)とも呼ばれる。日本列島の住民のうち、古代の大和朝廷や中世の武家政権の施政下にあった人のみを大和民族とし、近世に幕藩体制下に組み込まれた奄美群島および琉球諸島の琉球諸語を話していた住民を琉球民族、北海道に住むアイヌ語を話していたアイヌ民族と分類する考え方もあり、これらを総合して民族を指す場合は日本民族と呼称する場合もある。大和民族は、縄文時代以前から日本列島に住んでい 12 users 91

                                                                      「実は多民族国家だったけど中央しか文字記録を残してないから多民族国家であったことを忘れた国」というのが日本の実態なのではないか
                                                                    • 書評 「進化が同性愛を用意した」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                      進化が同性愛を用意した: ジェンダーの生物学 作者:坂口 菊恵創元社Amazon 本書は進化心理学者坂口菊恵による同性愛を扱った一冊.坂口は進化心理学的に性淘汰産物としてのヒトの行動性差,個人差について探究し,その後その至近要因にも踏み込んで内分泌行動の研究も行ってきた研究者だ.単著としてはナンパや痴漢のされやすさの個人差に関する「ナンパを科学する」に続く2冊目ということになる. 本書は同性愛を科学的に考察するものだが,まず同性愛行動そのものが複雑で多層的な側面を持つこと,またラディカルなフェミニズムや社会正義運動の吹き荒れる昨今,同性愛はなかなか社会的に微妙なテーマとなっていること,さらに(環境要因として)同性愛の社会史や文化史まで視野に入れていることから,かなり複雑で込み入った構成となっている. Part 1 同性愛でいっぱいの地球 第1章では動物界に同性愛行動がありふれていることが強

                                                                        書評 「進化が同性愛を用意した」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                      • 一部はてなーの「中世ジャップランド」表記は、日本以下の国は「古代」という認識でOK?

                                                                        例えば、今日話題のトルコリラやアルゼンチンペソをインフレ率(≒通貨の安定性)という文脈で見ると、 今の日本のインフレ率は世界10位ぐらいだからそれ以下の190か国は中世以下ってことになる。 他にも1人あたりGDPが落ちぶれたという文脈なら、今日本は30位ぐらいだからそれ以下の170か国は中世以下ってことで、 自民党によるお友達企業への汚職が多発しているという文脈なら、同様に腐敗認識指数は20位ぐらいだからそれ以下の180か国は中世以下になる。 日本は途上国だという文脈なら、同様に人間開発指数が20位ぐらいだから同様に180か国は中世以下。 無駄に日本ホルホルする必要は全くないけど、諸々の基準で世界20位程度の日本が中世なら、 それ以下である「世界の約60億人は中世以下の古代人」ってことで直球の差別になると思うけどなぁ。

                                                                          一部はてなーの「中世ジャップランド」表記は、日本以下の国は「古代」という認識でOK?
                                                                        • 「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、につい..

                                                                          「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、について調べていた おおよその流れは掴めてきたので一旦ここにまとめる 結論から言うと、明治元年(1868年)ごろから急速に地震鯰信仰は失われたと思われる 天保元年ごろ(1830年ごろ) 高野長英、蘭学者 『泰西地震説』を執筆 オランダの辞典をもとに、地震がなぜ起きるかを科学的に説明した内容を翻訳した 安政元年(1854年) 安政の大地震 鯰絵が大流行した しかし「鯰絵が流行した=民衆は地震の原因を鯰だと信じていた」と等号で結んでいいのか?という点はちょっと怪しいと思っているのだが…… というのも江戸時代末期の時点で、江戸の町民はお化けや妖怪の実在をどうやらあまり信じていなかったように資料を見ていると思えてくる お化けや妖怪の実在を信じない人が地下の大鯰を信じるというのは不自然に思える……という感覚は21世紀に生きる人間の感覚だろ

                                                                            「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、につい..
                                                                          • 『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』書評―中世キリスト教会が「現代」を作った - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                            「文化」を軸に"WEIRD"社会の発展を描くビッグ・ヒストリー 『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』ジョセフ・ヘンリック著(白揚社)を読みました。 ご恵投いただいてから読了するのに1ヶ月以上かかってしまったのですが、かなり面白かったです。 上下巻あり、そこそこ値段はするのですが、本書の内容は通常の本の10冊ぶん以上の貴重な知識や内容がガッツリ詰め込まれているので、むしろ得なのではと思います。 こちらの記事では、本書がメインで描く「なぜ西洋が世界を支配するに至ったのか」を簡単いまとめていきます。 1. カトリック教会の教義が経済や技術の発展を促した この本はジャンル的にはビッグヒストリーになるのかなと思います。 テーマはずばり、なぜ西洋は経済的・技術的に他の地域に先んじて高度に発展したのかです。 同じようなテーマで有名なのが、ピューリッツァー賞を受賞したジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・

                                                                              『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』書評―中世キリスト教会が「現代」を作った - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                            • 坂口博信・鳥嶋和彦・堀井雄二『クロノ・トリガー』制作を語る

                                                                              堀井雄二さん、坂口博信さん、鳥嶋和彦さんが2023年12月25日放送のJ-WAVE『ゆう坊とマシリトのKosoKoso放送局』の中で『クロノ・トリガー』制作を振り返っていました。 (鳥嶋和彦)それで、それぞれに競いながら出していて。それぞれのものを遊んでいて。それでね、ある時にクロノに至るんだけども。で、経緯は坂口さん、覚えているかどうかわからないけれども。堀井さんがドラクエのナンバリングを出していて。でも僕からすると「堀井さんはもっといろんなことがやれる」と思ってるんで。大変失礼だけど「ドラクエだけで終わっていいのか?」と思っていて。ちょうど鳥山くんも中世風のものじゃなくて、メカとか、動物とかそういうのも書きたいっていう。 で、キャラクターとメッセージの堀井さんと、ビジュアル、それから動きのスクウェアとを組み合わせて。それで鳥山くんが新しいのを書くんなら、すごくいいゲームができるんじゃな

                                                                                坂口博信・鳥嶋和彦・堀井雄二『クロノ・トリガー』制作を語る
                                                                              • ルネサンス期のイタリアでは『食事にダイヤモンドの粉末を混ぜる』がポピュラーな暗殺方法だったらしい

                                                                                こりま @korimakorima ルネサンス期のイタリアでは「食事にダイヤモンドの粉末を混ぜる」がポピュラーな暗殺方法だったと知り(ダイヤは硬いから粉末が胃腸の壁に付着し新しい食物が胃腸に入るたび粉の鋭い角が胃壁に押し込まれ潰瘍となり半年で絶命するという考え)最高に愉快な連中が跋扈していた時代だったんだなと 2023-09-19 20:09:28 こりま @korimakorima 「ダイヤモンドは毒性がないが他の石にはない硬さを持ち角が鋭利だ。他の石は粉末にすると角が丸くなるがダイヤモンドのみは鋭い角が残る。食物と一緒にこれが胃中に入ると、消化運動と同時に粉が胃腸の壁に付着し、新しい食物が胃腸に入るたびに壁内に押し込まれ死の素因となる」 2023-09-19 20:12:14 こりま @korimakorima チェッリーニは監禁中ダイヤ暗殺されかけたけど実行役の兵士が「石ならなんでも

                                                                                  ルネサンス期のイタリアでは『食事にダイヤモンドの粉末を混ぜる』がポピュラーな暗殺方法だったらしい
                                                                                • 湖上に作られたアステカの首都「テノチティトラン」の詳細な3D画像が公開される、人口20万超の壮大な水上都市はどんな姿だったのか?

                                                                                  15世紀~16世紀にかけて現代のメキシコ中央部で栄えたアステカの首都・テノチティトランは、かつてメキシコ盆地に南北約65kmにわたり広がっていたテスココ湖の上に建設された壮大な都市でした。現代ではテスココ湖のほとんどが埋め立てられ、メキシコの首都であるメキシコシティが建設されていて、かつてのテノチティトランの面影はどこにもありません。テクニカルアーティストのトーマス・コール氏は、このテノチティトランを3Dで再現した詳細な画像を公開しました。 A Portrait of Tenochtitlan • 3D reconstruction of the capital of the Aztec empire. https://tenochtitlan.thomaskole.nl/index.html 1428年から1521年まで栄えたアステカはメシカ・アコルワ・テパネカという3集団の同盟で支配さ

                                                                                    湖上に作られたアステカの首都「テノチティトラン」の詳細な3D画像が公開される、人口20万超の壮大な水上都市はどんな姿だったのか?