並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

361 - 400 件 / 1831件

新着順 人気順

中皮腫の検索結果361 - 400 件 / 1831件

  • KOMPAS - 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト

    概要 他の臓器と同様に、心臓にも腫瘍が発生します。頻度的には、全剖検例の0.1%以下とまれな疾患で、そのうちの約70%が良性腫瘍、30%が悪性腫瘍といった割合です。良性腫瘍の中では、最も多いものが粘液腫で良性腫瘍の約半分、全心臓腫瘍の3割強を占めます。したがって心臓腫瘍というと、まず粘液腫を考えます。これは粘液状の基質が豊富に存在する腫瘍で、見た目は赤茶色のゼリー状の腫瘍です(図1)。女性が男性より2~3倍多く、有茎性(ゆうけいせい)で心臓内のどこにでも発生しますが、左心房に発生するものが4分の3を占めます。家族性に発症するものが約5%あり、その場合は若年男性、多発性、再発が多いのが特徴です。 粘液腫以外の良性腫瘍には、脂肪腫、乳頭状弾性線維腫、横紋筋腫、線維腫、血管腫、房室結節中皮腫、奇形腫などがあります。形態的にもそれぞれ特徴があり、例えば乳頭状弾性繊維腫は、絨毛構造を持つため、体内で

      KOMPAS - 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト
    • Microsoft Word - 070809臭素酸カリウムFS_掲載版_.doc

      1 臭素酸カリウム 1 臭素酸カリウムとは 臭素酸カリウムは我が国では小麦粉処理剤として使用が認められている食品添加物で す。小麦粉を原料として製造されるパンに使用される場合があります。 (1) 物性 別の呼称:ブロム酸カリ、ブロメート(臭素酸塩)、Potassium Bromate 分子式:KBrO3 分子量:167.02 性 状:無色、三方晶系結晶 溶解度:水 0℃に対して3.11g /100 g、 100℃に対して49.75 g/100 g 融 点:370 ℃ 比 重:3.27 CAS番号:7758-01-2 (2) 製パンにおける臭素酸カリウムの使用 パンは、一般的に小麦粉又はこれに穀粉類を加えたものを主原料とし、パン酵母、 塩などを混捏(こんねつ)した生地を発酵させた後に焼成した食品です。この発酵中 の生地の物性を改良し、製パン性を向上させるために酸化剤が使われています。酸化 剤

      • がれき撤去 別の男性も死亡 NHKニュース

        阪神・淡路大震災の際、がれきの撤去作業をした男性がアスベスト特有のがんで死亡した問題で、別の男性も同じようにがんを発症し死亡していたことが分かりました。 新たにアスベスト特有のがんの「中皮腫」で死亡したことが分かったのは、兵庫県の70代の男性です。 男性は、17年前の阪神・淡路大震災のあと、被災地でがれきの撤去作業に3年近く携わっていました。 去年、男性が亡くなったあと、遺族が、中皮腫になったのはその際に吸い込んだアスベストが原因だとして労災の申請をし、ことし6月に厚生労働省の検討会で労災の認定が決まりました。 阪神・淡路大震災のがれきの撤去作業でアスベストを吸い込み中皮腫になったとして労災が認められたのは、平成20年に30代の男性が初めて認められたのを含め3人となりました。 中皮腫は、通常、潜伏期間が40年前後とされていて、専門家は、震災からまだ17年しかたっていないことを考えると、今後

        • 石綿 (アスベスト) 吸引で肺にラジウムが蓄積、中皮腫の原因 - ここは (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊だった

          アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積することを、岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)らが突き止めた。 放射線が細胞のDNAを傷つけることで、悪性中皮腫や肺がんを引き起こすと見られ、新たな治療法や診断法に結びつく可能性があるという。27日、東京都内で発表した。 悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、実際の発病の仕組みは分かっていなかった。 中村教授らは、悪性中皮腫の患者から切除した肺組織から、鉄を含んだ直径数十マイクロ・メートルのたんぱく質の塊(フェリチン)を採取。塊に含まれる成分を調べたところ、海水の数百万~1000万倍も高い濃度のラジウムが含まれていることがわかった。アスベストやたばこの煙に含まれる鉄分が肺の中に吸入されることで、フェリチンの生成が促され、体内に極微量含まれ

          • メディアはテロに加担していないか、あるジャーナリストの謝罪 新テロ時代 二律背反②

            2019年3月15日、ニュージーランド・クライストチャーチでイラスラム教モスクが襲撃された銃乱射事件の一報を受け、ジャーナリストのパトリック・ガウワー(48)は首都ウェリントンから飛行機でクライストチャーチに飛んだ。 夕方には現場のモスク前でリポートに臨んだガウワーは、その日からクライストチャーチでイスラム教徒への取材を重ね、21年8月、一本のドキュメンタリー作品として放映した。 タイトルは『ON HATE』(ヘイトについて)。犠牲者の遺族や事件の生存者ら7人へのインタビューを中心とした1時間の番組だった。その中に、ガウワーが自身の責任と向き合うシーンがある。 事件の約1年前、カナダの著名な白人至上主義者、ステファン・モリノーら2人が、講演のためにニュージーランドを訪れた。激しい抗議活動で講演は中止され、ガウワーは批判の意味を込めて2人にインタビューを敢行した。だが結果としてガウワーの報道

              メディアはテロに加担していないか、あるジャーナリストの謝罪 新テロ時代 二律背反②
            • 中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」 取りまとめ報告書の撤回と見直しに関する緊急要求および抗議声明 | 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会

              中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」 取りまとめ報告書の撤回と見直しに関する緊急要求および抗議声明 2023年7月4日 環境大臣 西村明宏 様 環境省石綿健康被害対策室 室長 木内哲平 様 中央環境審議会 会長 高村ゆかり 様 中央環境審議会環境保健部会 会長 大塚 直 様 中央環境審議会環境保健部会 石綿健康被害救済小委員会委員長 浅野直人 様 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会 会長 小菅千恵子 中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」 取りまとめ報告書の撤回と見直しに関する緊急要求および抗議声明 要求事項 石綿健康被害救済小委員会での取りまとめ報告書を撤回し、小委員会の即刻再開を求めます。 抗議声明 2023年6月28日、中央環境審議会環

              • 原発事故から「最短潜伏期間」が過ぎ、福島県で胃がんが「有意な多発」 | 週刊金曜日オンライン

                社会 【タグ】がん|全国がん登録|原発|原発事故 原発事故から「最短潜伏期間」が過ぎ、 福島県で胃がんが「有意な多発」 2019年6月6日12:26PM 本誌2018年3月9日号掲載の「福島で胃がんが多発している」記事から1年。ついに「胃がん多発」と福島第一原発事故との因果関係が推定されるにいたった。 米国のCDC(疾病管理予防センター)では、2001年9月の世界貿易センター事件(同時多発テロ事件)を受け、がんの最短潜伏期間に関するレポート『Minimum Latency & Types or Categories of Cancer』(改訂: 15年1月6日。以下、「CDCレポート」)を公表している。これに掲載されている「がんの種類別最短潜伏期間」を短い順に示すと、 【白血病、悪性リンパ腫】0.4年(146日) 【小児がん(小児甲状腺がんを含む)】1年 【大人の甲状腺がん】2.5年 【肺

                  原発事故から「最短潜伏期間」が過ぎ、福島県で胃がんが「有意な多発」 | 週刊金曜日オンライン
                • 石綿吸引で肺にラジウム蓄積、中皮腫の原因に : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                  アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積することを、岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)らが突き止めた。 放射線が細胞のDNAを傷つけることで、悪性中皮腫や肺がんを引き起こすと見られ、新たな治療法や診断法に結びつく可能性があるという。27日、東京都内で発表した。 悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、実際の発病の仕組みは分かっていなかった。 中村教授らは、悪性中皮腫の患者から切除した肺組織から、鉄を含んだ直径数十マイクロ・メートルのたんぱく質の塊(フェリチン)を採取。塊に含まれる成分を調べたところ、海水の数百万〜1000万倍も高い濃度のラジウムが含まれていることがわかった。アスベストやたばこの煙に含まれる鉄分が肺の中に吸入されることで、フェリチンの生成が促され、体内に極微量含まれ

                  • 神戸新聞|「公害」の源 石綿禍の闇 クボタショック3年

                    三年前、石綿による健康被害がクボタ旧神崎工場(尼崎市)周辺に及んでいることを告発した住民の一人、土井雅子さんが昨年十月、入院先の病院で亡くなった。五十九歳だった。 「家内は健やかな生活を心がけて暮らしてきましたが、突然、病(中皮腫)を得ました。この病気に苦しんでいる人たち、頑張ってください…」 告別式のあいさつで夫は涙に暮れた。 「クボタによる陰湿な殺人」と企業責任を厳しく問い続け、土井さんとともに患者や遺族らの先頭に立って石綿健康被害救済法成立に道をつけた前田恵子さん=当時(74)=は前年の二〇〇六年三月、クボタとの交渉に当たった平地澄彦さん=当時(60)=は土井さんが亡くなる十日ほど前、それぞれ息を引き取った。 「尼崎に住んでいただけで、どうしてこんな悲しみを背負わなあかんの?」。平地さんの妻千鶴子さん(54)はくちびるをかんだ。石綿は長い歳月をかけて体をむしばみ、患者たちの命を次々と

                    • 血液抜いて中皮腫予防 ラットで確認、名古屋大 - 共同通信 | This Kiji

                      適切な量の血液を体外に排出する「瀉血」を行うことで中皮腫の発症に関与する体内の鉄分を減らし、予防などに役立つ可能性があることを、ラットを使った実験で確認したと、名古屋大の豊国伸哉教授(生体反応病理学)らの研究チームが11日、発表した。 中皮腫は胸や腹部の臓器を覆う薄い膜にある中皮細胞のがん。ほとんどがアスベスト(石綿)の吸入が原因だが、早期診断が難しく、予防法の開発が課題になっている。豊国教授は「瀉血は安全で副作用が少ない。仕事でアスベストに触れた経験があるなど発症リスクが高い人たちの臨床試験につなげたい」と話している。

                        血液抜いて中皮腫予防 ラットで確認、名古屋大 - 共同通信 | This Kiji
                      • 忘れてはならないこと - 日経ものづくり - Tech-On!

                        この週末,たばこが値上げとなりました。人気銘柄の「マイルドセブン」で,270円から30円アップの300円に。今回の値上げを前に,街では前回2003年7月の値上げのときを上回る駆け込み需要が起きたようです。新聞報道などによると,日本たばこ産業(JT)の2006年6月の出荷数量は前年同月比で1.5倍以上。私の左隣のTデスクも,マイルドセブンを3カートンまとめ買い。5〜6年前の私なら,きっとTデスクと一緒に「キャスター」をまとめ買いしていたに違いありません。 つまり私は,たばこを止めてから5〜6年経つ元愛煙家です。喫煙していたころは,1日平均1箱くらい吸っていました。それが,ひとたび特集を抱え編集部に四六時中こもるようになると,1日2箱くらいに急増。とはいえ,2箱つまり40本すべてを肺に入れていたわけではなく,おそらく10本くらいはただ燃やしていたような気がします。たばこが1本終わったら,反射的

                        • <石綿労災>厚労省の認定基準を否定する司法判断 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                          アスベスト(石綿)を吸って肺がんを発症したが、労災不認定とされた埼玉県入間(いるま)市の男性(60)が、国を相手に処分取り消しを求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。古久保正人裁判長は厚生労働省の認定基準に関する通達(07年)について「合理性に疑問があり、救済範囲を狭めるもの」として処分を取り消した。厚労省の石綿労災の認定基準についての通達を否定した司法判断は初めて。同様の石綿肺がん訴訟は今回を含め東京3件、神戸4件が係争中で、大きな影響を与えそうだ。 判決によると、男性は73年から千葉県君津市の新日本製鉄の技術者として11年5カ月間、石綿取り扱い業務に従事。03年に肺がんになり、労災請求した。 専門家が検討した厚労省の06年認定基準では石綿作業に10年以上従事するなどの条件があれば、認めた。ところが、厚労省は事務処理規定などとして新たに07年に認定基準の通達を作り、10年以上従

                          • 千島学説隔離病棟

                            ■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■ 千島学説隔離病棟1 :健康命:2008/03/07(金) 00:18:56 ID:FESEvJswo はい、どーぞ。 2 :そろそろ日本テロだね:2008/03/07(金) 01:00:33 ID:5dIsqv0o0 NATROM氏へ まずは御自分で、たった60分のラジオをお聞きください。人に頼らず御自分で。 3 :そろそろ日本テロだね:2008/03/07(金) 01:04:53 ID:5dIsqv0o0 NATROM氏へ。コメントをどうぞ! 【犬11匹目からの転載】 AWG治療を封殺する動き http://taruwosiru.seesaa.net/archives/20070213-1.html http://blue.ap.teacup.com/applet/97096856/20071221/archive http://www.cre

                            • 【泉南石綿禍〜不作為への審判〜】(上)工場労働者家族の悲劇 国の無策「許せない」 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

                              「絶対に許せない」。平成18年8月、大阪地裁。泉南アスベスト国賠訴訟の原告、岡田陽子さん(53)=大阪府阪南市=は裁判長を見据え、国に対する怒りをぶつけるように訴えた。「国は石綿の危険性を知りながら説明や指導もせずに放置した」。 それからまもなく4年。陽子さんの「石綿肺」は悪化し続けている。呼吸困難が進み、3年前から酸素吸入器が手放せなくなった。自宅ではトイレやお風呂などに手軽に行けるよう、長さ10メートルの管を鼻につなぎっぱなし。「これをしてないと息苦しくて。食事以外はずっとつけてます」。そう話すと激しくせき込んだ。 石綿肺はアスベスト(石綿)を大量に吸い込むことで肺が硬化する病気で治療法はない。悪化を防ぐため薬と通院は欠かせず、中皮腫や肺がんの併発による死の恐怖と隣り合わせだ。 昭和31年に生まれた陽子さんは、両親が働く阪南市内の石綿工場の社宅で育った。一緒に原告になった母の春美さん(

                              • 癌腫 - Wikipedia

                                癌腫(がんしゅ、英語: Carcinoma)とは、皮膚や粘膜など外界と接する身体の上皮細胞に由来する悪性腫瘍[1]。 国際疾病分類[編集] 国際疾病分類の日本語訳ではCarcinomaの訳語として、癌腫を当てており、上皮性悪性腫瘍を意味する[2]。ただし、用語の語尾で用いられる場合は単に「〜癌」とする[2]。 癌腫は悪性腫瘍の一種である[2]。腫瘍は国際疾病分類のtumorの日本語訳であり、「生体内において、その個体自身に由来する細胞でありながら、その個体全体としての調和を破り、時に他から何らの制御を受けることなく、又自らの規律に従い、過剰の発育をとげる組織をいう。」と定義されている[2]。 新生物(neoplasm)も腫瘍と同義に用いられており、良性と悪性があり、悪性新生物は癌、癌腫及び肉腫を意味する[2]。悪性新生物は、上皮細胞性の癌腫、間質細胞性の肉腫(にくしゅ、Sarcoma)、そ

                                • クボタのアスベスト 市民のための環境学ガイド

                                  クボタが作っていたアスベスト補強セメント水道管製造工程でのアスベスト粉塵が原因と思われる中皮腫なる特殊ながんによって、79名もの死者がでていること。さらに、会社関係者以外にも、周辺住民に発病者がいることが分かった。 日本で、アスベストの被害がこれほどまでに明確な形で出たのは、はじめてなのではないかと思う。少々調査を要するが。 C先生:アスベストの発がん性問題は、やはり1970年代の環境問題ではあるのだが、まだ問題が無くなった訳ではない。A君:今回のニュースですが、Googleを使って、「クボタ アスベスト」で検索しますと、スポニチに至るまで、ほとんどすべてのネットニュースが取り上げていることが分かります。 スポニチ:クボタ アスベスト問題で見舞金 大手機械メーカー、クボタのアスベスト(石綿)被害問題で、旧神崎工場(兵庫県尼崎市)の周辺住民で治療中の患者3人が30日午後、同市内で記者会見し、

                                  • アスベスト 吸った苦しみを書く 作家 佐伯一麦(かずみ)さん : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                                    吸い込んで20〜50年後、悪性中皮腫(ちゅうひしゅ)などを引き起こすとされるアスベスト。作家の佐伯一麦さん(47)は電気工時代、作業現場でその“静かな時限爆弾”を大量に吸い込み、後遺症に苦しんできた。都心のビル街や住宅地を共に歩きながら、問題が映す社会のひずみについて考えた。(待田晋哉) 建築物へのアスベストの使用例を尋ねると、東京・千代田区内の高層ビルに案内された。クリーム色の外観をした、何の変哲もないオフィスビルに見える。 「こういったビルを支える鉄骨の周囲に、防火材としてアスベストをふいた板をかつては巻きました」 その隣に、建築中のビルが鉄骨をむき出しにして立っていた。「東京のあちこちでビルが造られている。しかし、現場で作業をする人のことは普段忘れられています。僕はあのような現場にいる一人でした。そしてアスベストを吸った」 先月末出版した『石の肺 アスベスト禍を追う』(新潮社)は、自

                                    • ついに日本でも「遺伝子治療薬」が発売か?血管を再生し足の切断を防ぐ

                                      来年にも国内で「遺伝子治療薬」が発売されると報じられ、注目が集まっている。 来年にも日本で発売か 日本経済新聞は1日、国内の製薬各社が「遺伝子治療薬」を売り出すと報じた。 まずは田辺三菱製薬が2017年にも「糖尿病などによる足の切断を防ぐ薬」を発売するという。 「遺伝子治療薬」とは? 「遺伝子治療薬」とはたんぱく質の設計図である遺伝子が本体となる薬。 正常な遺伝子を搭載した運び屋(ベクター)を患者に直接投与したり、患者から取りだした細胞に目的遺伝子を導入し患者に投与して治療する。 海外では既に承認薬も 遺伝子治療薬の研究・開発は、1990年に米国で行われた世界最初の遺伝子治療(ADA欠損症の遺伝子治療)を皮切りに加熱した。 遺伝子治療による死亡事故や治療後に白血病が発症した事例などを受けて一時は停滞したが、2012年には欧米で脂質代謝異常症に関する遺伝子治療薬「Glybera」が初めて承認

                                        ついに日本でも「遺伝子治療薬」が発売か?血管を再生し足の切断を防ぐ
                                      • 石綿被害:退職者に団交権確定 最高裁初判断 - 毎日jp(毎日新聞)

                                        アスベスト(石綿)被害の救済を巡り労働組合「ひょうごユニオン」(神戸市)が、退職者らに企業との団体交渉権を認めなかった兵庫県労働委員会の決定取り消しを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は10日付で、県・企業側の上告を棄却した。退職者の団交権を認めた2審・大阪高裁判決(09年12月)が確定した。同様に退職者の団交権を審理している各地の労働委などの判断に影響を与えるとみられる。 決定は5人の裁判官の全員一致。原告弁護団は「潜伏期間が長い原発の放射線被害や、病原菌による発症などにも適用しうる」と決定の意義を話した。 訴訟の対象となったのは、神戸市のタイヤ製造大手「住友ゴム工業」の工場で石綿を使う工程を担当し97年と00年に退職した元従業員2人と、00年に中皮腫で死亡した元従業員(当時69歳)の妻の計3人。退職後に健康診断のほか補償制度確立を求めて団交を要求したが同社は拒否。

                                        • ニュース - 日本イーライリリー株式会社

                                          ストラテラ®の薬理作用 AD/HDには、脳内、特に注意および行動制御の調節を行っている前頭前野におけるノルアドレナリンやドパミンなどのカテコールアミンが関与していると考えられています。ストラテラRは、選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(NRI)です。ノルアドレナリンの神経終末への再取り込み過程を選択的に阻害します。 ストラテラ®の特徴 AD/HD治療薬として世界初の非中枢神経刺激薬です。 ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで効果を発揮する薬剤で、従来のAD/HD治療薬とは異なる薬理作用、作用機序のため、これまで薬物療法を受けられなかった方や従来の薬物療法で効果が得られなかった方にも治療の選択肢が広がります。 AD/HDの中核症状である、不注意、多動性、衝動性を改善します。 投与開始2週間程度で穏やかに効果が現れ、6〜8週間で安定した効果が期待できます。 一日の中で

                                          • がん細胞への近赤外光線免疫療法による治験がFDAに承認される | スラド

                                            体の外から光線を当ててがん細胞を死滅させる新しいがん治療法「光免疫療法」を、米国立衛生研究所(NIH)の日本人研究者らが開発したと報じられている(読売新聞、日本アイソトープ協会の「展望」PDF)。近く米国の3大学で安全性を確認するための臨床試験を始めるという。 がん細胞に結合するたんぱく質(抗体)に、近赤外線で化学反応を起こす化学物質(IR700)を追加。この抗体を注射で体内に入れ、がん細胞に抗体が結合した後で体外から近赤外線を当てると、光を吸収したIR700が、周囲の温度を急速に上昇させることによって水の膨張が起こり、その圧力波によって細胞膜が障害されると考えられているようだ。 近赤外光線免疫療法は、短時間の近赤外光照射で広範に散らばったがん細胞を消滅することができるので、例えば手術で取りきることが難しかった膵臓癌や悪性中皮腫、卵巣癌の腹膜転移などのがんに対して縮小手術を行って、手術終了

                                            • アスベストの危険性

                                              アスベストとは、繊維状をした鉱物の総称です。アスベストは紡績性、抗張力、対摩擦性、耐熱性、断熱・防音性、耐薬品性、絶縁性、耐腐食性、親和性に優れ、機分けて安価であることから、様々な工業用途に用いられてきました。 日本では、紡績品、ブレーキライニング、補強剤、パッキン等に使われてきました。もっとも多く使用されているのは、鉄骨等の耐火材、ボイラー配管、煙突等の保温材、天井の吸音材、ボード等の建築材料です。 しかし、空中に飛散したアスベストを肺に吸い込むと20年~40年の潜伏期間を経た後、中皮腫、肺ガン等の病気を引き起こすため、現在では禁止されています。

                                              • ベビーパウダーも危ない! アスベスト被害急増の恐怖|Close Up|ダイヤモンド・オンライン

                                                この3月中旬、初めてベビーパウダーによるアスベスト(石綿)被害の労災認定が出た。アスベスト被害は一般にはアスベストそのものの吸引で起きると思われてきたが、それ以外の原料にもアスベストは混入している。身の回りにはアスベストを含む可能性の高い商品が氾濫しており、被害が拡大するのは必至だ。 「やっと認定が出ました……」 東京都在住の高橋晴美さんは、申請から2年もかかった労災認定を感慨深げに振り返る。 今年3月17日に労災認定を受けたのは、1993年に36歳の若さで亡くなった夫の進さんだ。死因は悪性胸膜中皮腫。肺や心臓などを包む膜を覆う中皮にできるガンで、ほとんどがアスベストを吸うことで発症する。 今回の労災認定は、進さんが72年12月から8年半あまり勤めたアダマンド工業(東京都足立区)における時計用宝石の加工作業でのアスベスト曝露(ばくろ)によるものである。もっとも、この会社でアスベスト

                                                • azure blue たとえ優れた報告だとしても正しく理解されないと意味がない

                                                  ( ゚д゚) ( ゚д゚ ) < エッ……? 本当に見てきたの??と言いたくなる。 百歩譲って「あの研究は喫煙と肺がん(あるいは中皮腫)との関連性を見た研究じゃないんだよ!」っていう意味なら今までの言動が意味不だけど理解できるがそういうことじゃないんだろうねー。 まず、岡山大学の研究結果では「煙草と関係ない所によって引き起こる」なんて言ってないこと。 むしろ「継続的な喫煙は肺中に過剰鉄を供給」し「鉄に富む物質の沈着によってフェリチンの発現が誘導される」と言ってますし。 次に、今までに行われた喫煙と肺がんに関する疫学調査の結果と今回の報告は矛盾しないこと。 仮に、万が一にも矛盾した場合にはどちらが確からしいかっていうとそりゃ疫学調査に決まってるでしょうが。 どんだけ調査されてると思ってるのよ。 そもそも疫学調査ってのはメカニズムを解明するものではないし、メカニズムが解明されていなければ科学で

                                                  • 河北新報 東北のニュース/ホテル解体現場周辺で基準大幅超アスベスト 仙台

                                                    ホテル解体現場周辺で基準大幅超アスベスト 仙台 WHOの基準を大幅に上回るアスベストが検出された解体工事中の旧ホテルサンルート仙台(中央右寄りのカバーで覆われたビル)=30日、仙台市青葉区中央4丁目 仙台市は30日、解体工事中の旧ホテルサンルート仙台(青葉区中央4丁目)周辺の大気中から、世界保健機関(WHO)が定める基準を大幅に上回るアスベスト(石綿)が検出されたと発表した。市は飛散防止対策が完了するまで作業を中止させるとともに、市衛生研究所で詳細な検査を進めている。  市環境対策課によると、28日に立ち入り検査をして環境測定を行った結果、ホテルの敷地境界で大気1リットル当たり10本以上のアスベストが検出された。100本を超えるとみられている。  WHOは「都市の石綿濃度は1リットル当たり10本程度」を判定基準としており、10本を超えると健康被害のリスクが高まるという。  市の調査で、工事

                                                    • JR東日本社員 石綿で労災認定 現役は異例 | 信濃毎日新聞[信毎web]

                                                      JR東日本長野支社の長野総合車両センター(長野市西和田)で車両の修理作業などに長く従事した小林信五さん(57)=長野市、現佐久平駅勤務=が8月、アスベスト(石綿)が原因とみられる「悪性胸膜中皮腫」と診断され、長野労基署が今月、労災認定したことが30日、分かった。石綿は2006年9月に製造や使用が全面禁止されたが、それまでに鉄道車両などに組み込まれていた石綿含有部品は禁止対象から除外されている。同署は中皮腫発症と同センターでの作業との因果関係を認めた。 旧国鉄時代の石綿被害を補償する「業務災害」認定を鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)から受けた人は全国で472人(9月30日現在)。全国の石綿被害者らを支援している石綿対策全国連絡会議(東京)や厚生労働省によると、1987(昭和62)年の国鉄分割民営化後の石綿の労災認定の統計はないが、JR現役社員の労災認定は極めて少ないという。同

                                                        JR東日本社員 石綿で労災認定 現役は異例 | 信濃毎日新聞[信毎web]
                                                      • 中日新聞:「学校で石綿吸い病死」 愛知淑徳教諭の妻、労災認定求め提訴:社会(CHUNICHI Web)

                                                        トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 「学校で石綿吸い病死」 愛知淑徳教諭の妻、労災認定求め提訴 2011年9月15日 01時52分 愛知淑徳学園(名古屋市千種区)の教諭だった愛知県日進市、宇田川暁さん=当時(64)=が胸膜中皮腫と肺がんで死亡したのは学校での石綿被害が原因として、妻かほるさん(64)が国に労災認定を求めて名古屋地裁に提訴した。 支援団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京)によると、小中高校の教員で石綿被害による労災が認められたのは滋賀県東近江市の中学教諭の1件しかなく、認定を求める提訴は全国で初めて。 訴状によると、暁さんは同学園の中学、高校で通算34年間勤務。肺がん手術で中皮腫の発症も分かり、定年直前の2001年11月に死亡した。 当時の校舎は音響調整室などに石綿が使われ、暁さんは放送部などの顧問として出入りし、増改築工事で飛散した粉じん

                                                        • 石綿飛散リスク高まる 使用疑い280万棟、解体進む:朝日新聞デジタル

                                                          大手機械メーカー・クボタの旧工場(兵庫県尼崎市)周辺で住民被害が発覚した「クボタ・ショック」から29日で10年。老朽化した建物の解体現場で、ずさんな工事によるアスベスト(石綿)の飛散事故が絶えない。石綿を用いた疑いがある建物は、民間だけで推計280万棟。その解体がこれからピークに向かう。五輪を控える東京では他に先駆け解体が進み、周辺住民が石綿を吸うリスクが高まっている。住民被害が対象の石綿健康被害救済法の認定者は今年1万人を超えた。石綿禍に終息の兆しは見えない。 一昨年秋、関西の住宅に囲まれた町工場を更地にする解体工事があった。請負会社の関係者である男性は、そこにがれきからむき出しになった茶色の吹き付け材を見た。石綿だと直感した。分析機関に持ち込むと、毒性の強い茶石綿(ちゃせきめん)が50%以上の高濃度で含まれていた。 男性は現場の担当者に経緯を問うた。 元請けの産廃会社は、作業を下請けに

                                                            石綿飛散リスク高まる 使用疑い280万棟、解体進む:朝日新聞デジタル
                                                          • 朝日新聞デジタル:建設労働者アスベスト訴訟、国に初の賠償命令 東京地裁 - 社会

                                                            建設現場でアスベスト(石綿)を吸って健康被害を受けたとして、首都圏の元労働者やその遺族ら337人(患者数308人)が国などに総額約120億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(始関正光裁判長)は5日、一部について国の責任を認め、賠償を命じる判決を言い渡した。  建設労働者の石綿被害について、国の責任を認めた判決は初めて。主な建材メーカー42社も訴えていたが、メーカーの責任は認めなかった。  原告は東京都や埼玉県などで大工や左官などとして働き、建材に含まれる石綿を吸って肺がんや中皮腫などになった。患者308人の6割以上にあたる199人はすでに死亡している。  裁判で原告側は「国は危険性が分かっていたのだから、遅くとも1987年には石綿建材を禁止するべきだった」と主張。国側は「危険性が明確になったのは2000年代前半。06年に全面禁止したのは適切だった」と反論していた。 関連リンクアスベスト労

                                                            • 名大、アスベストの中皮腫発がん過程では「鉄過剰」が主要病態と解明

                                                              名古屋大学(名大)は、商業的に使用されたすべてのアスベスト繊維(石綿)による「中皮腫」発がん過程において、「鉄過剰」が主要な病態になっていることを発見したと発表した。 成果は、名大大学院 医学系研究科 生体反応病理学の豊國伸哉 教授と蒋麗 研究員らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間8月3日付けで英国ならびにアイルランド病理学会誌「The Journal of Pathology」電子版に掲載された。 工業製品への応用が非常に魅力的な物質も、時には人間の健康への脅威となることがある。その1つにアスベスト繊維(石綿)がある。アスベスト繊維は「奇跡の鉱物」といわれ、同時に採掘量は少なかったが国内にも多数のアスベスト鉱山が存在したことなども手伝って、日本においてこれまで合計1000万t以上が使用されてきた。 ところが、アスベスト吸入から30~40年後に肺がんや悪性中皮腫が引き起

                                                                名大、アスベストの中皮腫発がん過程では「鉄過剰」が主要病態と解明
                                                              • 公営住宅2万2千戸でアスベスト使用 住民らに暴露か:朝日新聞デジタル

                                                                「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京都江東区)は13日、全国の公営住宅約2万2千戸で、発がん性のある吹きつけ石綿(アスベスト)が使われていたと発表した。 調査は同会が報道機関と共同で実施。3月以降、都道府県や市区町村、都市再生機構(UR)に電話や情報開示請求をして調べた。その結果、32都道府県の公営の約8700戸、都営とUR約1万3500戸で吹きつけ石綿が使われ、住民らがアスベストに暴露していた可能性があることがわかったという。大半の住宅は対策が終了している。 夫を中皮腫で亡くした同会の小菅千恵子副会長は、「住んでいた建物に吹き付けがあって、アスベストの病気である中皮腫や肺がんなどの病気になった人はぜひ相談してほしい」と話している。 同会は13、14日午前9時~午後5時、専用電話(0120・117・554)で被害に関する無料相談を受け付けている。ウェブサイト(https://s

                                                                  公営住宅2万2千戸でアスベスト使用 住民らに暴露か:朝日新聞デジタル
                                                                • 神戸新聞|社会|公務災害認定を請求 中皮腫発症の明石市職員

                                                                  阪神・淡路大震災直後のがれき処理に携わった明石市環境部の40代男性職員が、アスベスト(石綿)が原因とされる中皮腫を発症した問題で、明石市は17日、職員が地方公務災害補償基金兵庫県支部に公務災害の認定を請求したことを明らかにした。 同市によると、この職員は震災後約3カ月間、がれきの収集や埋め立てに従事。今年6月に悪性腹膜中皮腫と診断され、現在は入退院を繰り返しているという。16日に同市を介して同支部に公務災害認定を請求した。 震災がれきを原因とする中皮腫の発症をめぐっては2008年、建物の解体に携わった県内の男性が労災認定された例があるが、同支部によると、県内市町職員が公務災害の認定を請求した例は初めてという。 同市職員組合は「調査の結果、この職員は市に採用される以前も石綿に被ばくする仕事はしておらず、石綿を吸い込むような住環境にもなかった」として「発症の原因はがれき処理以外に考えられない」

                                                                  • 川嶋辰彦 - Wikipedia

                                                                    川嶋 辰彦(かわしま たつひこ、1940年〈昭和15年〉4月20日 - 2021年〈令和3年〉11月4日)は、日本の経済学者。学習院大学名誉教授。国土交通省専門委員。研究分野は空間経済学、統計学、計量経済学。学位はPh.D.(米国ペンシルベニア大学・1971年)。文仁親王妃紀子の父[1]。 人物[編集] 学習院馬術部大学部長であり、皇太子明仁親王一家(当時)とは部の会合で何度か顔を合わせ、面識があった。 日泰間の学生交流やボランティア活動にも力を入れており、講演活動や学校の総合学習などの講師などの活動も盛んに行っている。 秋篠宮文仁親王(礼宮)と長女・紀子の婚約内定の報道がなされた際、メディアでは社内の表記基準に従い標準字体の「川島」と報道した媒体も存在したが、宮内庁関係者などからの強い要望もあり、異体字を使用した戸籍名の「川嶋」に表記を改めた[2]。 2021年10月19日に入院搬送され

                                                                    • 個体差とRCT - counterfactualの日記

                                                                      個体差が大きいと、RCTで評価できないというような、奇怪な主張をしている方々がいる。たぶん、この人たちは介入の無作為化の意味を理解していない。また、二重盲検法がRCTの最重要ポイントだと思っている人けっこういて、これはちょっと違う。肝は介入の無作為化である。 たとえば、あるクリニックにやってきた、インフルエンザと診断された人たちを無作為に2つの集団にわけ、両方ともタミフルで治療したとしよう。すると、無作為に振り分けているため、それぞれの集団におけるインフルエンザが治るまでの日数の平均値の期待値は、両集団で等しくなる(集団を振り分けなかった場合の平均値の期待値に等しい)。 個体のレスポンスの差がとても大きいと、平均値の期待値が等しくならない、などということはない。そもそも、無作為化の最大の動機は、個体差がどれだけあろうが、集団を無作為に分けたなら、平均値の期待値が等しい複数の集団が構成できる

                                                                        個体差とRCT - counterfactualの日記
                                                                      • アクリルアミドの健康影響:農林水産省

                                                                        吸収、代謝、分布、排泄 摂取されたアクリルアミドは、速やかに体内に吸収されて全身の組織に運ばれます。 アクリルアミドは、肝臓で解毒されて尿中へ排泄されます。また、アクリルアミドの一部は、生体内で代謝酵素CYP2E1によってグリシドアミド(glycidamide, CAS: 5694-00-8)(右図)という物質に代謝された後、肝臓で解毒されて尿中へ排泄されます。 アクリルアミドは、赤血球のヘモグロビンをはじめ、細胞骨格と関わるタンパク質や精子中のプロタミンといったタンパク質と特異的に結合します。また、アクリルアミドの代謝物であるグリシドアミドは、DNAやヘモグロビンなどのタンパク質との結合力がアクリルアミドよりも強いと考えられています。 ヒトにおいて、吸収されたアクリルアミドのうち、どの程度がグリシドアミドに代謝され、またそれらのうちどの程度がタンパク質と結合するのかについては十分にわかっ

                                                                        • 直腸がんにおいて術前の免疫チェックポイント阻害薬の効果が得られる症例の抽出に成功

                                                                          発表のポイント 手術可能の進行直腸がん患者さんに対して、化学放射線療法(放射線治療と抗がん剤の併用治療)の後の手術治療が現在の標準治療(最も推奨される治療)ですが、我々は化学放射線療法のあとにニボルマブという免疫チェックポイント阻害薬注1を行い、その後に手術を行う新しい治療の有効性・安全性を評価する医師主導治験(VOLTAGE試験)を実施しました。 通常の化学放射線療法のみだと完全奏効(切除した組織ですべてのがん細胞が消失した状態)は10-15%ですが、免疫チェックポイント阻害薬の効果が期待できないと言われているマイクロサテライト不安定注2がない(MSS)患者さんでも今回の新しい治療によって30%の患者さんで完全奏効が得られ、免疫チェックポイント阻害薬の効果が期待できるマイクロサテライト不安定性のある(MSI-H)患者さんでは60%の患者さんで完全奏効が得られました。 手術前のがん組織を使

                                                                            直腸がんにおいて術前の免疫チェックポイント阻害薬の効果が得られる症例の抽出に成功
                                                                          • 煙草と肺がんが無関係だって誰が言ったの? - mobanamaのブログ

                                                                            7月28日に「岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)」の成果として、「石綿吸引で肺にラジウム蓄積、中皮腫の原因に」(見出しおよびリンクは読売新聞)という報道があった。この記事にある「アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積する」という文言等を、どうやら「喫煙やアスベストは無関係で、肺に鉄分が溜まるのを真因として発がんリスクが上がる」と解釈する人々がいるらしい。 この中村教授の成果は、「Accumulation of radium in ferruginous protein bodies formed in lung tissue: association of resulting radiation hotspots with malignant mesothelioma and other malignancies 」という論文にまとめられた

                                                                              煙草と肺がんが無関係だって誰が言ったの? - mobanamaのブログ
                                                                            • 【東日本大震災 今何ができる】被災地のアスベスト 解体現場やがれき近く、防塵マスク必要+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

                                                                              東日本大震災で、被災地のがれきや解体現場などに含まれているアスベスト(石綿)による健康被害の危険が指摘されている。吸い込むと、数十年後に中皮腫などの深刻な健康被害をもたらす可能性がある。ボランティアなどで被災地を訪れる際は、マスクを正しく着用し、解体現場などにはなるべく近づかないことが肝心だ。(道丸摩耶) ◆ボランティアも 「被災地で、がれきの中を母親を捜して歩く子供を見かけた。マスクはしていたが防塵(ぼうじん)用ではなく、これでは心配だと思いました」と語るのは、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都江東区)の永倉冬史(ふゆし)事務局長だ。 永倉さんは、東京労働安全衛生センター(同)とともに3月下旬から数回にわたり被災地を訪れ、現地にアスベストが飛散していないかを調査した。 「仙台市や宮城県南三陸町、岩手県陸前高田市、釜石市などに行きましたが、いずれもアスベストを含む可能性のある建

                                                                              • 工場と関係ない人がアスベスト吸引 NHKニュース

                                                                                アスベストをかつて使っていた工場周辺に住む住民のうち、工場とは関係のないおよそ4%の人たちがアスベストを吸っていたことが、環境省が行った健康調査で分かりました。 この調査は、かつてアスベスト製品を作っていた工場があった大阪府泉南地域、兵庫県尼崎市、佐賀県鳥栖市、横浜市鶴見区、岐阜県羽島市、奈良県、北九州市門司区の7つの地域に住んでいた人を対象に昨年度、環境省が行ったものです。 環境省によりますと、調査を受けた2979人のうち350人にアスベストを吸ったことを示す「胸膜プラーク」という肺の周囲の膜の変化が見つかったということです。 このうち、調査を行った住民の4%に当たる121人については、家族を含めて工場での勤務経験がなく出入りしたこともなかったということです。 地域別に見てみますと、羽島市が65人と最も多かったほか、尼崎市が22人、横浜市鶴見区と奈良県がそれぞれ13人でした。 「胸膜プラ

                                                                                • アスベスト健康管理手帳交付を/早期発見・治療のために/元港湾労働者ら集団申請/兵庫・神戸

                                                                                  神戸港で働いていた元港湾労働者12人が23日、兵庫労働局(神戸市中央区)にたいし、アスベスト健康管理手帳の交付を集団申請しました。 兵庫労連や兵庫県アスベスト弁護団などでつくるアスベスト被害対策兵庫センターがとりくんだもの。同手帳を取得すれば、年2回無料で健康診断を受けられます。 かつて、全国で使用されたアスベストの約60%が神戸港から国内に入ってきていましたが、危険性について十分な説明もなく、アスベストが舞う船内で作業をするなどで、多くの労働者が暴露しました。 最近の医療の進歩で、アスベストに暴露していても早期に発見すれば中皮腫であっても延命が可能になってきたことから、定期的な健康診断が重要になっています。 同日、全日本検数協会神戸支部で働いていた4人と同センターのメンバーが兵庫労働局を訪れ、12人分の申請をおこないました。 全日本検数協会神戸支部の元労働者、赤木正夫さん(74)=神戸市