アメリカ最大の自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズで12年ぶりに行われているストライキは、15日で、まる1か月となり、長期化しています。交渉が長期化する中、GMには2000億円を超える損失が発生しているとみられるうえ、従業員も収入が大きく減り、労使双方が大きな影響を受けています。 GMでは、1970年に67日間に及ぶストライキがありましたが、今回は、それに次ぐ長さです。 GMの本社がある中西部ミシガン州デトロイト近くのフリント工場では、13日、労働組合による大規模な集会が行われ、集まった人たちは「会社は利益を還元していない」などと訴えました。 会社側は、雇用の確保や、工場への新規投資、それに、定期的な昇給を提示していますが、労働組合側は、いわゆる非正規の従業員を増やしていることに反発しており交渉は難航しています。 ストライキの影響で、金融機関の最新の調査では、GMには20億ドル、日本