国勢調査、なぜ「未来のこと」尋ねる設問が… 矛盾感じて「手が止まった」回答者が困惑 原因はネット調査導入か 2020年9月19日 10:00 回答できる期日が来ていないので答えることができない―。5年に1度の国勢調査を巡り、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のLINE(ライン)にそんな声が寄せられた。14日からインターネット回答を受け付けているが、調査票を確認すると24日以降の「未来」を尋ねる設問がある。なぜなのか、理由を調べた。 LINEを投稿した男性が指摘する設問は「9月24日から30日までの1週間に仕事をしましたか」。回答欄には「主に仕事」「家事などのほか仕事」「通学のかたわら仕事」「少しも仕事をしなかった人」といった項目が並ぶ。さらに関連して、仕事や通学の状況を詳しく尋ねる設問が五つ続く。 男性は、回答を進めながら日付の矛盾を感じ「はたと手が止まってしまいました」と困惑。未来