「全国で相次いで明らかになる給付金詐欺のなかでも、この事件は若者たちが主導していて、しかも今回逮捕されたのは24歳の国税局職員。なんでそんな詐欺に手を染めてしまったのか…という印象が捨てきれません」(テレビ局記者) 【写真あり】交際相手だった中峯被告。給付金詐欺スキームを構想し、SNSには海外旅行での写真が多く投稿 6月2日、警視庁は新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を騙し取ったとして、仮想通貨投資グループに関係する20代の男女計7人を同日までに逮捕したと発表した。 2日に逮捕されたのは、東京国税局鶴見税務署職員の塚本晃平容疑者(24)と、会社員の佐藤凜果容疑者(22)。 このグループは高校生や大学生の若者を中心に、LINEのグループチャットなどで「暗号資産に投資すれば個人事業主になれるので、給付金が申請できる」などと虚偽の説明をし、不正受給をさせた疑い。被害総額は2億円を超えるとみ