本連載を読んでくださっている皆さん、お久しぶりです。こちら韓国は11月に防疫規制の緩和、いわゆる”ウィズ・コロナ(韓国では”段階的日常回復”と言っています)”に突入しました。ライブの数も増え、これまでは大きくても観客200人規模くらいまでのライブしか出来なかったのが、ようやく数千人規模まで可能になるなど、ようやく変化が見え始め、私も11月以降は週に1本以上のペースでライブに足を運べるようになりました。ただ、身分情報の入ったQRコードあるいは予防接種証明書を見せて入場せねばならず、基本的に着席のライブしかなかったり、クラブは夜12時までしか営業出来なかったりと、制限的ではあります。私が本稿を執筆している12月初旬現在も連日4千人〜5千人の新規感染者が発生している、決して安心出来ない状況ですし、やはりコロナ前の状況まで完全に回復するまではかなり時間がかかりそうです(そして、ライブ・シーンの話を