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  • 干ばつで水位低下、人造湖から次々に遺体発見 米ネバダ州

    (CNN) 大規模な干ばつの影響で水位の低下が続いている米国最大の人工貯水池ミード湖で、新たな遺体が見つかった。米国立公園局が発表した。遺体の発見はこれで3度目だった。 発表によると、ネバダ州ボールダーシティーで25日、ミード湖から人の遺体が見つかったという通報があり、パークレンジャーが出動して遺体を回収した。 死因についてはクラーク郡検視局が調べている。 ミード湖では今年5月1日にも、樽(たる)に入った遺体が見つかっていた。ラスベガス警察は、1970年代半ば~80年代初めごろ、銃で撃たれて死亡した殺人事件の被害者だったとみている。 続いて5月7日にも別の遺体が発見された。 干上がった湖からは沈没船も次々に姿を現し、第2次世界大戦時代の揚陸艇も見つかっていた。 気候変動による大規模な干ばつの影響で、人工貯水池のミード湖やパウエル湖の水位はここ数年の間に急激に低下している。 26日の時点でミ

      干ばつで水位低下、人造湖から次々に遺体発見 米ネバダ州
    • フランスで記録的な干ばつ 電力供給や農業生産に深刻な影響 | NHK

      ヨーロッパで猛暑が続く中、フランスでは記録的な干ばつで一部の原子力発電所が出力の大幅な低下を余儀なくされるなど電力供給や農業生産に深刻な影響が出る事態となっています。 ヨーロッパの西部や南部では、ことし6月ごろから高温や乾燥した状態が続き、このうちフランスでは、一日を通して高温となる日が数日にわたって続く「熱波」が、相次いで発生しています。 この影響で7月、1か月の全国の降水量の平均値は9.7ミリと、去年の同じ月の90.8ミリの1割余りとなり、7月の降水量としては統計を取り始めてから最も少なくなりました。 国内およそ100の自治体で、飲料用の水が不足していて、政府は「フランス史上、最悪の干ばつだ」として緊急の対策チームを立ち上げました。 パリでも水を再利用しない噴水の運転が止められたほか、市民に対し風呂に湯をためずシャワーを使うなどの節水を呼びかけています。 また、原子炉の冷却に川の水を利

        フランスで記録的な干ばつ 電力供給や農業生産に深刻な影響 | NHK
      • 三峡ダムよりひどい…「中国の巨大ダム群」がメコン川流域に大干ばつをもたらす(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

        タイのメコン川流域の農村で、干上がった灌漑設備を掃除する男性Photo: Dario Pignatelli / Bloomberg via Getty Images 中国湖北省にある三峡ダムの水位上昇が国際的に注目を浴びる一方、東南アジアのメコン川流域では中国の巨大ダム建設による干ばつが深刻な問題になっている。実状を隠蔽しようとする中国側と、それを批判する欧米諸国の攻防を香港紙が取材した。 【画像ギャラリー】動画でみる「中国の大洪水に飲み込まれた街」 中国側はダムの関与を否定しているが…中国に源流があるメコン川は、そこからミャンマー、ラオス、タイ、ベトナム、カンボジアに流れ込み、その流域に暮らす約6000万人の生活を支えてきた。 ところが近年、メコン川周辺地域での干ばつが深刻化しており、地元メディアは中国が上流に複数のダムを建設したことが原因だと報じている。 米政府の資金提供のもと、水資源

          三峡ダムよりひどい…「中国の巨大ダム群」がメコン川流域に大干ばつをもたらす(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
        • アフリカ東部 1300万人飢餓に直面 過去40年で最悪規模の干ばつ | NHKニュース

          アフリカ東部では、過去40年で最悪規模の干ばつに見舞われ、合わせて1300万人以上が深刻な飢餓に直面しているとして、国連のWFP=世界食糧計画は、国際社会に迅速な支援を呼びかけています。 WFPの発表によりますと、アフリカ東部では、過去40年で最悪規模の干ばつに見舞われていて、このうち、エチオピアとケニア、それにソマリアの3か国では、合わせて1300万人以上が深刻な飢餓に直面しているということです。 食料の支援を必要としている人は、エチオピアで570万人、ケニアで280万人と推計しているほか、ソマリアでは人道支援が行われなかった場合、ことし5月までに460万人が急激な食糧不安の状態に陥るとしています。 こうした地域では、干ばつの影響による食料価格の上昇や、農業の働き口の減少などで、市民が食料を買い求めることが、一層困難になっているということです。 WFPの報道担当者は今後、この地域にいる、

            アフリカ東部 1300万人飢餓に直面 過去40年で最悪規模の干ばつ | NHKニュース
          • 増える巨大な陥没穴 干ばつにあえぐトルコの穀倉地帯

            トルコ・コンヤにできたシンクホール(2021年4月13日撮影)。(c)Volkan NAKIPOGLU / AFP 【4月24日 AFP】干ばつにあえぐトルコの穀倉地帯に、バス1台がすっぽり入るほど巨大なシンクホール(陥没穴)が幾つもできている。農家らは、穴がさらに増え、民家にも迫りつつあることに不安を募らせている。 米食品大手ペプシコ(PepsiCo)に供給するイモなどを生産している農家の男性(57)は、「干ばつはひどくなる一方だ」と話す。 男性はここ10~15年間に、かんがい用地下水の過剰なくみ上げが原因で、巨大なシンクホールが出現するのを目の当たりにしてきた。 のぞき込むとめまいがするほど深い穴は、干ばつで地下に空洞ができ、その上を覆う土が沈下して生じる。 農家にとって、地下水以外の水を使うのは高コストで収入減につながる。だが地下水に頼り続ければ、シンクホールの問題は悪化の一途をたど

              増える巨大な陥没穴 干ばつにあえぐトルコの穀倉地帯
            • 1億1300万年前の恐竜の足跡、干ばつで干上がった川から次々に発見 米テキサス州

              (CNN) 米テキサス州のダイナソーバレー州立公園で、深刻な干ばつのため干上がった川の底から約1億1300万年前の恐竜の足跡が次々に見つかっている。 同公園の22日の発表によると、公園内を流れる川のさまざまな場所で発見された足跡は、ほとんどがアクロカントサウルスのものだった。アクロカントサウルスの成体の身長はおよそ4.6メートル、体重は7トン近くなる。 ほかにも、身長18メートル、体重約44トンにもなるサウロポセイドンの足跡が見つかっている。

                1億1300万年前の恐竜の足跡、干ばつで干上がった川から次々に発見 米テキサス州
              • 干ばつのイタリア、川の水位低下で遺跡出現 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                イタリアでは一部地域がここ70年で最悪の干ばつに見舞われており、河川の水位が低下したことで、これまで水没していた考古学的な遺構や遺物が出現している。 同国北西部ロンバルディア州にあるポー川の支流オーリオ川では、干上がった川底から、紀元前2300~700年の青銅器時代の建築物の支柱が出現した。同州のコモ湖では、湖底から約10万年前の大型の鹿の頭蓋骨や、サイ、ハイエナ、ライオンの骨が発見された。 北東部エミリアロマーニャ州のポー川沿いにある野生生物保護区では、第2次世界大戦時に沈没した船2隻の残骸が現れた。ベネチアのジュデッカ造船所で建造されたもので、1943年にドイツの攻撃を受けて沈没していた。ポー川ではさらに、第2次大戦中の1944年に米国の爆撃により沈没した長さ55メートルの荷船も姿を現した。 ポー川の主要な支流の一つである北部ピエモンテ州のセージア川では、赤れんがの遺跡が水中から現れ、

                  干ばつのイタリア、川の水位低下で遺跡出現 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                • Microsoftが干ばつ時でも水を吸い上げてAIの訓練に使っていたとの批判、一方でMicrosoftは小型原子炉をデータセンターの電力源として検討を開始

                  AI開発団体のOpenAIと長期的なパートナーシップを締結しているMicrosoftは、自社のデータセンターでChatGPTなどのAIのトレーニングを行っています。しかし、アイオワ州ウェストデモインズのMicrosoftのデータセンターは、現地で干ばつが発生しているにもかかわらず、AIのトレーニングに大量の水を使っていたことが指摘されています。これを受けてMicrosoftは、未来のエネルギー源として注目されている「小型モジュール式原子炉」を利用してデータセンターに電力を供給しようと検討していることが報じられています。 Critics Furious Microsoft Is Training AI by Sucking Up Water During Drought https://futurism.com/critics-microsoft-water-train-ai-drought

                    Microsoftが干ばつ時でも水を吸い上げてAIの訓練に使っていたとの批判、一方でMicrosoftは小型原子炉をデータセンターの電力源として検討を開始
                  • アフリカ東部のバッタ大発生、元凶は豪干ばつと同じ気象変動現象

                    ケニア・サンブル地方のアーチャーズポストに近い村に襲来したバッタの大群(2020年1月22日撮影)。(c)TONY KARUMBA / AFP 【1月25日 AFP】アフリカ東部各地を襲っているバッタの大群について、専門家らは24日、気候の極端化が元凶で、干ばつと大洪水から立ち直れていない同地域に壊滅的な被害をもたらす恐れがあると指摘した。 バッタ大量発生の原因は、インド洋西部の海面温度が上昇する「インド洋ダイポールモード現象(IOD) 」という気候変動現象だ。IODは、森林火災やひょう、砂嵐といった異常気象に見舞われているオーストラリアに深刻な干ばつをもたらした。 バッタの大群はエチオピアとソマリアで発生し、ケニアに拡散。国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、エチオピアとソマリアでは過去25年間、ケニアでは過去70年間で最悪の蝗害(こうがい)となった。 放置すれば、バッタの数は6月

                      アフリカ東部のバッタ大発生、元凶は豪干ばつと同じ気象変動現象
                    • アマゾン、全体の38%が「劣化」 人間活動と干ばつで

                      【1月27日 AFP】南米9か国にまたがるアマゾン(Amazon)熱帯雨林の「劣化」が、これまで知られていたよりも極めて深刻で、全体の38%に上るとの研究結果が26日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 アマゾンの生態系に関するこれまでの研究は、森林伐採の影響に焦点を当てたものが多かった。しかし今回の研究では、森林火災、伐採に加え、エッジ効果の影響も調べた。エッジ効果とは、森林(生物生息地)の境界部分(エッジ)が外部から受ける影響の効果を指す。 ブラジル・カンピーナス大学(Universidade Estadual de Campinas)などの研究者は2001~18年の衛星画像などのデータを分析した。 この結果、対象期間中に残存する熱帯森林の少なくとも5.5%に当たる36万4748平方キロが劣化していることが明らかになった。だが、干ばつの影響を考慮すると、劣化した面積は2

                        アマゾン、全体の38%が「劣化」 人間活動と干ばつで
                      • 3,400年前に失われた古代都市「ミタンニ王国」が干ばつで姿を現す : カラパイア

                        image credit:University of Tubingen メソポタミア北部にあった3400年前のミタンニ王国の古代都市は、ティグリス川に沈んでいたが、極度な干ばつのせいで、再びその姿を現した。 イラクのクルジスタン考古学研究チームとドイツのフライブルグ大学とチュービンゲン大学の考古学者たちが、この広大な都市の大部分を発掘・記録した。 今年、イラク南部は、気候変動のせいで極端な旱魃に何ヶ月もさらされ、作物のためのモスル貯水池の水が12月以降、どんどん干上がってしまった。

                          3,400年前に失われた古代都市「ミタンニ王国」が干ばつで姿を現す : カラパイア
                        • ブラジル北部 “観測史上最悪”干ばつ 60万人以上に深刻な影響 | NHK

                          南米のアマゾン川が流れるブラジルの北部一帯で、観測史上で最悪といわれる干ばつの被害が広がっています。川の水位が極端に低下し、水運などに頼っているこの地域の人々の生活に深刻な影響を及ぼしています。 ブラジル北西部アマゾナス州の州都マナウスでは、例年8月から10月にかけて雨が少なくなる乾期を迎えますが、ことしは極端に雨が少ない状態が続いています。 市内を流れるアマゾン川の支流のネグロ川は、水位が一時12メートル台と、1902年の観測開始以降、最も低くなり、この地域の人々の生活を支える水運や観光業などに深刻な影響が出ています。 市内にあるネグロ川の船着き場では、干ばつの影響で川底が広い範囲で露出し、船が運航できない状況が続いています。 船着き場の近くに住むアルデニース・ダシルバさんは「この場所はふだん完全に水につかっています。ひどい干ばつの状況にとても驚いています」と話していました。 また、水温

                            ブラジル北部 “観測史上最悪”干ばつ 60万人以上に深刻な影響 | NHK
                          • 猛暑と干ばつでイタリアのコメに壊滅的被害、4000億円超の損失

                            2022年6月23日、イタリア北東部ノバーラで水田の水を調整するルカ・リッツォッティ氏。干ばつから少しでも作物を守るためだ。雨不足でコメ農家は一部の稲を犠牲にせざるを得ない。(Photograph by Mauro Ujetto, Nurphoto/Getty Images) イタリア北部が過去70年で最悪の、高温と干ばつに見舞われている。イタリア北部を横断する国内最長のポー川は、川底が露出し、まるで砂浜のようだ。北イタリアの湖水地方として有名なマッジョーレ湖やコモ湖でも、水位が下がり続けている。そして、農業用水を供給する水路もよどみ、干上がりつつある。 干ばつの原因は明らかだ。この地域では2021年11月からまとまった雨や雪がほとんど降らず、川に流れ込む雪解け水の量が少なかったところに、初夏の猛暑が襲った。いつもであれば27℃を超えることはない気温が、しばしば38℃近くまで上昇した。 「

                              猛暑と干ばつでイタリアのコメに壊滅的被害、4000億円超の損失
                            • 気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で

                              水没していた青銅器時代の建造物が、干ばつにより川の水位が下がったことで姿を現した。 Universities of Freiburg and Tübingen, KAO 極度の干ばつでチグリス川の水位が下がり、約3400年前の都市が出現した。 イラクはここ数カ月の間、気候変動による干ばつに見舞われている。 考古学者たちは、気候変動によって露出したり破壊されたりした遺物の保存を急いでいる。 気候変動が引き起こした深刻な干ばつによってイラクの青銅器時代の古代都市が姿を現し、これによって調査する機会が得られたと研究者らが2022年5月30日に発表した。 イラクのクルディスタン地方では、2021年12月にこの地域を襲った干ばつから農作物を守るために、チグリス川の貯水場から大量の水が汲み上げられた。そのため水位が下がり、川沿いにある3400年前の古代都市の建造物が再び姿を現した。 国連によると、イラ

                                気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で
                              • アフリカ南部でゾウが大量死 厳しい干ばつで餓死 | NHKニュース

                                厳しい干ばつが続くアフリカ南部のジンバブエとボツワナで、先月から今月にかけて合わせて150頭以上のゾウが死んでいるのが相次いで見つかり、地球温暖化による生態系への影響が懸念されています。 国立公園が調査した結果、厳しい干ばつによる食料や水不足で、ゾウが餓死したとしていて、国立公園の担当者は現地メディアの取材に対し「これまでの状況の中でも極めて悪く、生きているゾウも食料不足に苦しんでいる。乾季に入れば状況はますます悪くなるだろう」と話しています。 また隣接するボツワナの政府はこの2か月で国立公園で生息していたゾウおよそ100頭が死んだことを明らかにしました。 政府はゾウが長時間にわたって食料を探し続けて餓死したことや、草が枯れて土まで食べてしまい、土の中の細菌に感染した可能性があるとしています。 環境保護に取り組む国際NGO、WWFジャパンによりますと、アフリカ南部にはおよそ29万頭のアフリ

                                  アフリカ南部でゾウが大量死 厳しい干ばつで餓死 | NHKニュース
                                • 干ばつのイタリア、川の水位低下で遺跡出現(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                  第2次世界大戦時に沈没した船 6月27日撮影(Photo by Andrea Carrubba/Anadolu Agency via Getty Images) イタリアでは一部地域がここ70年で最悪の干ばつに見舞われており、河川の水位が低下したことで、これまで水没していた考古学的な遺構や遺物が出現している。 同国北西部ロンバルディア州にあるポー川の支流オーリオ川では、干上がった川底から、紀元前2300~700年の青銅器時代の建築物の支柱が出現した。同州のコモ湖では、湖底から約10万年前の大型の鹿の頭蓋骨や、サイ、ハイエナ、ライオンの骨が発見された。 北東部エミリアロマーニャ州のポー川沿いにある野生生物保護区では、第2次世界大戦時に沈没した船2隻の残骸が現れた。ベネチアのジュデッカ造船所で建造されたもので、1943年にドイツの攻撃を受けて沈没していた。ポー川ではさらに、第2次大戦中の194

                                    干ばつのイタリア、川の水位低下で遺跡出現(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                  • 危機に瀕するオリーブオイル業界、南欧の猛暑と干ばつで苦境に

                                    乾燥させたオリーブの実。伊中南部ポスティリオーネのオリーブ畑で生産されている/Stringer/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) オリーブオイル業界に危機が迫っている。 今夏に南欧を襲った猛暑では命を落とす人が相次ぎ、壊滅的な山火事が発生する恐れも出ている。これはオリーブの木にとっても非常に悪い状況で、業界の専門家からは、価格高騰や潜在的な品不足に警鐘を鳴らす声が上がる。 市場調査会社ミンテックで油や油用種子を担当するカイル・ホランド氏によれば、暑さが限界を超えると、オリーブの木は果実を落として水分を節約するか、木の健康を犠牲にしてまで果実を付けざるを得なくなる。 オリーブは欧州が観測史上最も暑い夏となった昨年も不作だっただけに、現在の状況は一段と深刻だ。 ホランド氏によると、世界最大のオリーブオイル生産国であるスペインでは、過去5年間に年平均約130万ト

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                                    • 伊北部5州で非常事態宣言 干ばつ深刻化

                                      イタリアの首都ローマで、水位が低下したテベレ川(2022年7月2日撮影)。(c)Andreas SOLARO / AFP 【7月5日 AFP】イタリアは4日、北部のポー平原(Po Valley)でここ数週にわたって干ばつが深刻化しているのを受け、北部5州で非常事態宣言を発出し、緊急基金を創設したと発表した。 政府発表によると、内閣は北部のエミリア・ロマーニャ(Emiglia-Romagna)、フリウリ・ベネチア・ジュリア(Friuli-Venezia Giulia)、ロンバルディア(Lombardy)、ピエモンテ(Piedmont)、ベネト(Veneto)の5州を対象に、12月31日までの非常事態宣言を承認した。また、干ばつの被災者向けに3650万ユーロ(約52億円)の支援基金を創設した。 イタリアは、例年になく早い時期の熱波と降水不足に直面しており、特に農業地帯であるポー平原は過去70年

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                                      • 英南部「干ばつ状態」と宣言 王立植物園で植物枯れる被害 | NHK

                                        高温と雨不足が続いているイギリスでは、政府が首都ロンドンなどが干ばつ状態にあると宣言し、水の使用制限を含む対策が検討されることになりました。ロンドンの王立植物園でも植物が枯れるなど被害が出ていて影響の拡大が懸念されています。 高温が続いているイギリスでは、ロンドンのあるイングランドで7月の降水量が1935年以来、最も少なくなりました。 8月も雨はほとんど降っておらず、政府は12日、ロンドンを含むイギリス南部が干ばつ状態にあると宣言しました。 宣言は4年ぶりで、政府は今後、水の使用制限を含む対策について検討することにしています。 260年以上の歴史があり、世界遺産にも登録されているロンドンの王立植物園「キューガーデン」では、限られた水を効率的に使うため、蒸発量が少ない夜間に水やりをしたり、土壌の水分を保つため木くずをかぶせたりしています。 しかし、すでに芝が広い範囲にわたって茶色く枯れている

                                          英南部「干ばつ状態」と宣言 王立植物園で植物枯れる被害 | NHK
                                        • スナイパーがラクダ最大1万頭の殺処分開始 干ばつに見舞われる豪

                                          オーストラリアのロス川周辺で餌を探すラクダ(1999年1月9日撮影、資料写真)。(c)TORSTEN BLACKWOOD / AFP FILES / AFP 【1月8日 AFP】干ばつに見舞われる豪サウスオーストラリア(South Australia)州で8日、スナイパーたちがヘリコプターに乗ってラクダ最大1万頭の殺処分を開始した。干ばつの影響で、野生のラクダの大きな群れが水を求めて遠隔の町に近づき、先住民のコミュニティーを脅かしている。 【特集】過去最大規模の豪森林火災、被害拡大で非常事態宣言も サウスオーストラリア州当局によると、「非常に大きな」ラクダの群れが先住民の集落に侵入し、不足している食料や飲み水を奪おうとしたり、インフラ設備を壊したり、車の運転手に危険をもたらしたりしているという。 2019年はオーストラリアの観測史上で最も暑く、最も乾燥した年となった。深刻な干ばつで複数の町

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                                          • オリーブ油、高騰止まらず 干ばつ・中東緊迫で品不足 - 日本経済新聞

                                            洋食などに欠かせないオリーブオイルの価格高騰に歯止めが掛からない。スペインなど地中海沿岸で2年連続の干ばつが発生し、原料のオリーブの収穫が大幅に減った。中東情勢の深刻化に伴うスエズ運河の輸送停滞も供給不足に追い打ちをかける。日本の食用油メーカーは販売価格の大幅な引き上げに動いている。国際通貨基金(IMF)によると、指標となる英国でのオリーブオイル価格は1月、1トン1万281ドル(約155万円)

                                              オリーブ油、高騰止まらず 干ばつ・中東緊迫で品不足 - 日本経済新聞
                                            • 欧州で猛暑 仏では記録的な熱波と干ばつで水不足が深刻に | NHK

                                              ヨーロッパの広い地域で猛暑が続く中、フランスでは記録的な熱波と干ばつの影響で水不足が深刻となっていて、政府が対応に追われています。 高気圧の影響でヨーロッパでは、5日も各地で気温が上昇し、スペインでは最高気温が40度に達しました。 このうち、フランスの南部や西部では先月から続く記録的な熱波と干ばつの影響で水不足が深刻となり、飲み水にも影響が出ているということです。 こうした状況を受けて、フランス政府は5日、声明を出し、国民に対して節水を呼びかけるとともに、省庁をまたいだ対策チームを設置し、給水などの調整に当たると発表しました。 また、担当閣僚らは5日、水不足が深刻な自治体を訪問し、地元の農家や貯水池を視察しました。 ベシュ環境相は「私たちは、これまで経験したことのない状況にある。干ばつで水が奪われる中で、暑さによって水がますます必要になるという悪循環が起きている」と述べました。 ヨーロッパ

                                                欧州で猛暑 仏では記録的な熱波と干ばつで水不足が深刻に | NHK
                                              • 米西部襲う干ばつ グレートソルト湖の水位、観測史上最低に

                                                米・ユタ州のグレートソルト湖を渡る鉄道。空撮写真(2021年8月2日撮影)。(c)JUSTIN SULLIVAN / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP 【8月4日 AFP】米国西部で深刻な干ばつが続いている。ユタ州のグレートソルト湖(Great Salt Lake)ではこのほど、観測史上最低の水位を記録した。 グレートソルト湖は、西半球最大の塩水湖。水位がさらに低下すると、水中の塩分濃度が上昇し、露出した湖の底から粉じんが発生するおそれがあり、周辺地域への影響が懸念される。 渡り鳥や野生動物の生息地となっているグレートソルト湖。水道の水源とはなっておらず、発電も行われていない。(c)AFP

                                                  米西部襲う干ばつ グレートソルト湖の水位、観測史上最低に
                                                • 干ばつ続くマダガスカル 気候変動による初の「飢きん」おそれ | NHKニュース

                                                  気候変動の影響が広がる中、アフリカ、インド洋にある島国のマダガスカルでは、干ばつの長期化で130万人以上が食糧不足に陥っています。国連は気候変動によって初めて「飢きん」が起きるおそれがあるとして、日本など各国から支援を受けながら、緊急の食糧援助を展開しています。 マダガスカル南部では4年ほど前から極端に雨が少なくなっていて、川が干上がるなど干ばつが広がる中、農業が壊滅的な被害を受けています。 この影響で、国連によりますと、130万人以上が食糧不足に直面していて、このうち、およそ3万人は特に深刻な状態に陥っているということです。 村の保健施設では定期的に子どもたちの健康状態を調べていますが、多くが栄養状態が悪く、中には重度の栄養不良に陥っている子どもも見られます。 その原因としては、深刻な水不足のため、農家の多くは耕作を行うことができないうえ、飲み水を購入しなければならず、食糧の購入が困難に

                                                    干ばつ続くマダガスカル 気候変動による初の「飢きん」おそれ | NHKニュース
                                                  • 「私を見たら泣け」 干ばつによる深刻な影響を警告する石がチェコの川底から出現(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

                                                    ──厳しい干ばつに伴って、チェコ北部からドイツ東部を流れて北海へ注ぎ込むエルベ川では水位が低下し、川底にある古い丸石「ハンガーストーン」が出現した...... 欧州が深刻な干ばつに見舞われている。欧州干ばつ観測所(EDO)、EU域内の47%で土壌が水分不足となっている「警告レベル」にあり、17%で植生がストレスを受ける「警戒レベル」に達している(2022年8月19日時点)。 動画:エルベ川、ライン川、ポー川で起きている異変 ■ 「私を見たら泣け」と刻まれている 厳しい干ばつに伴って、チェコ北部からドイツ東部を流れて北海へ注ぎ込むエルベ川では水位が低下し、2022年8月中旬、チェコ北部ジェチーン近くの川底にある古い丸石「ハンガーストーン」が出現した。欧米のメディアで広く報じられ、SNS上でも話題となっている。 チェコのマサリク大学らの研究チームが2013年5月に発表した研究論文によると、「ハ

                                                      「私を見たら泣け」 干ばつによる深刻な影響を警告する石がチェコの川底から出現(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
                                                    • ウルグアイ 74年ぶり記録的干ばつ 首都に水不足の緊急事態宣言 | NHK

                                                      南米では南部を中心に雨が少なく、気温が高い状態が数か月にわたって続いていて、各地で干ばつの被害が深刻化しています。このうちウルグアイでは、首都に水不足の緊急事態が宣言されるなど、影響が広がっています。 ウルグアイでは74年ぶりとなる記録的な干ばつに見舞われ、およそ200万人が住む首都モンテビデオと周辺地域に水を供給する2つの貯水池の水がほぼなくなり、水道水には一部、川の水も含まれています。 ウルグアイ政府によりますと、塩分などを十分に取り除いた上で供給しているため健康上の問題はないとしていますが、多くの市民がペットボトルの水などの確保に追われています。 深刻な水不足を受けてラカジェポー大統領は6月19日、首都とその周辺に緊急事態を宣言し、飲料水の確保や新しい貯水池の建設に全力を挙げると強調しました。 また、干ばつの影響は隣国のアルゼンチンでも深刻化しています。 小麦や大豆など国の経済を支え

                                                        ウルグアイ 74年ぶり記録的干ばつ 首都に水不足の緊急事態宣言 | NHK
                                                      • 気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                                        極度の干ばつでチグリス川の水位が下がり、約3400年前の都市が出現した。 イラクはここ数カ月の間、気候変動による干ばつに見舞われている。 【全画像をみる】気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で 考古学者たちは、気候変動によって露出したり破壊されたりした遺物の保存を急いでいる。 気候変動が引き起こした深刻な干ばつによってイラクの青銅器時代の古代都市が姿を現し、これによって調査する機会が得られたと研究者らが2022年5月30日に発表した。 イラクのクルディスタン地方では、2021年12月にこの地域を襲った干ばつから農作物を守るために、チグリス川の貯水場から大量の水が汲み上げられた。そのため水位が下がり、川沿いにある3400年前の古代都市の建造物が再び姿を現した。 国連によると、イラクは世界で5番目に気候変動の影響を受けやすい国だという。気温の上昇により乾

                                                          気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                                        • 暮らしはどうなる?米国ダウ1,000ドル超の下げと中国の干ばつ - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント

                                                          お米も値上げか アメリカの株式市場ダウが8月26日に、1,000ドル超の下げとなり、衝撃が走っています。 インフレ対策の政策金利を、FRBパウエル議長が下げるつもりはないことを明言。 マイナス金利の日本は円安が加速するかもしれません。 一方で中国は長江の周辺が大干ばつで、作物の収量減が予想されています。 暮らしはどうなる?をお伝えします。 スポンサーリンク 米国の景気減速 買わない生活 中国の干ばつ 節約生活はゲーム感覚で まとめ 米国の景気減速 サンタは来ない アメリカのパウエル議長は「景気を減速させても、物価上昇を抑えたい」意向です。 アメリカの景気は後退し、米国の株価はしばらく大幅に上昇しないでしょう。 潮目が変わりました。 これまでは米国の企業に投資して、大幅に資産を増やそうという考えが席巻していましたが、今後は楽観論が減るかもしれません。 www.tameyo.jp 低コストで暮

                                                            暮らしはどうなる?米国ダウ1,000ドル超の下げと中国の干ばつ - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント
                                                          • スペイン 記録的干ばつ ダムに沈んだ集落が姿現す | NHKニュース

                                                            記録的な干ばつに見舞われているスペインでは、30年前のダムの開発で沈んだ集落が水が干上がったことなどで再び姿を現し、観光客の話題となっています。 ロイター通信によりますと、スペイン北西部ガリシア州では、この冬の記録的な干ばつでダムの貯水量が大幅に減ったことなどから、30年前にポルトガルとの国境近くにあるダムの開発で水の底に沈んだ集落が再び姿を現しました。 ドローンが撮影した映像からは、辺り一帯が灰色に覆われて屋根のなくなった廃虚がたちならぶ様子などが確認できます。 AP通信などによりますと、スペインでは去年12月までの3か月間に降った雨の量が例年の3分の1程度だったことにくわえ、先月もほとんど雨が降らず各地で干ばつが起きているということです。 現地では農業への影響が懸念される一方で、多くの観光客が足を運んでいて、訪れた65歳の男性は「まるで映画を見ているようです。こうした状況は気候変動や干

                                                              スペイン 記録的干ばつ ダムに沈んだ集落が姿現す | NHKニュース
                                                            • 北海道で「災害級」干ばつ 深刻な農作物被害、牛ぐったり(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース

                                                              北海道で、過去にない異常な干ばつで農作物に被害が発生している。“100年に一度”とされる少雨と高温が続く記録的な渇水傾向にある。タマネギの変形、飼料作物の収量大幅減、農作物が枯れるなど「災害級」との言葉があがり、JA組合長からは「営農開始以来最大の危機」との声が漏れる。しばらくは少雨が続く見通しで、雨が降っても生育は回復が見込めないとして、今後も被害が拡大する恐れが高い。 飼料作物の収量は大幅減 酪農が盛んな紋別市。牛は猛暑でぐったりし、牧草は枯れ、飼料作物の収量は大幅に減る見通しだ。 乳牛1100頭(うち経産牛670頭)を飼育する喜多牧場の喜多俊晴代表は「牧草が枯れ始め、収量は平年の5割以下となる見通し。猛暑が続き、乳牛の受胎率の低下が見込まれる。育成牛の日射病も発生し、点滴の回数も増えている」と危機感を募らす。 同市などを管内とするJAオホーツクはまなすの永峰勝利組合長は「44年間営農

                                                                北海道で「災害級」干ばつ 深刻な農作物被害、牛ぐったり(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
                                                              • 「最悪の干ばつ」で緑が減っている!? ヨーロッパの衛星画像がすごい! - ナゾロジー

                                                                ヨーロッパは今、過去500年間で”最悪の干ばつ”に直面しています。 それを視覚的に証明する衛星映像が、欧州連合(EU)と欧州宇宙機関(ESA)の地球観測プログラム「コペルニクス計画」によって公開されました。 この映像は、2021年と2022年の7月1日〜8月31日におけるヨーロッパ全土を比較したものです。 その違いは一目瞭然で、2021年には青々としていた緑地が、2022年には乾燥した砂漠色の荒地に変わっています。 以下で、実際に見てみましょう。 Watch Europe dry up from SPACE: New satellite video reveals the progression of the continent’s worst drought in 500 years https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1118

                                                                  「最悪の干ばつ」で緑が減っている!? ヨーロッパの衛星画像がすごい! - ナゾロジー
                                                                • 19世紀に貯水池に消えた英ウェールズの村、干ばつで姿を現す

                                                                  ロンドン(CNN) 伝説の島「アトランティス」と違って、水中に沈んでいた19世紀の英国ウェールズのとある村の遺跡が干ばつによって姿を現した。 ウェールズ・ポーイスにあるビルンウィ湖の水位が下がり、ランウッディーン村の遺跡が出現した。 ランウッディーン村の遺跡が最後に目にされたのは1976年の干ばつ時だったと地元メディアは報じている。 英国ではここ数週間、全土で記録的な高温が続き、多くの河川や貯水池と同様にビルンウィ湖の水位も下がった。 英気象庁によると、先月18日にフリントシャー郡の北東部でウェールズの過去最高となる気温が観測され、ビルンウィ湖から約72キロの地点では気温が37.1度に達したという。 写真家のフィル・ブラッグ氏がCNNに語ったところによると、村の一部は1週間前から現れ始めた。ウェールズ中央部に28年間住み、何度も同湖を訪れている同氏は雨が降る直前まで待ち、ビルンウィ湖の水が

                                                                    19世紀に貯水池に消えた英ウェールズの村、干ばつで姿を現す
                                                                  • 干ばつにあえぐ中国がついに「巨大雨降らしドローン」を投入、雨が降りすぎて今度は洪水のリスクが急浮上

                                                                    歴史的な干ばつに見舞われ、水不足や水力発電の停止によるエネルギー不足にあえぐ中国で、巨大ドローンを用いて雨雲の元となる粒子を散布し、人工的に雨を降らせる試みが実施されました。そのかいあってか一部地域に大雨が降りましたが、乾燥の影響で土壌の保水力が落ちていたため、今度は洪水のリスクが高まったと報じられています。 中国气象局在四川组织实施大型无人机人工增雨作业 https://content-static.cctvnews.cctv.com/snow-book/index.html?item_id=2831432883798473594 China Deploys Rain-Seeding Drones to End Drought in Sichuan - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-08-26/china-d

                                                                      干ばつにあえぐ中国がついに「巨大雨降らしドローン」を投入、雨が降りすぎて今度は洪水のリスクが急浮上
                                                                    • 干ばつでトウモロコシ畑の7割がだめに、牧草地は全滅 イタリアのある農家

                                                                      イタリア北部ロンバルディア州スピーノダッダのトウモロコシ畑で、干ばつの被害状況を調べる農家の男性(2022年7月11日撮影)。(c)Piero CRUCIATTI / AFP 【7月18日 AFP】イタリア北部ロンバルディア(Lombardy)州スピーノダッダ(Spino d'Adda)のトウモロコシ畑で、干ばつの被害を調べる農家の男性。イタリア北部の農業地帯であるポー平原(Po Valley)は過去70年で最も深刻な干ばつに見舞われており、この男性のトウモロコシ畑の7割と牧草地のすべてがだめになってしまったという。(c)AFP

                                                                        干ばつでトウモロコシ畑の7割がだめに、牧草地は全滅 イタリアのある農家
                                                                      • 『安くておいしいアボカドをたくさん食べるとチリで干ばつが起きる』生産国での事情に驚く人多数「さすが森のバター」

                                                                        大野木寛 @dadasiko アボカドが大量の水を使い、なおかつ土壌の栄養分を使いつくすので、われわれが安いアボカドに舌鼓を打つとチリで旱魃が起きる、と知って驚いている。 2021-04-08 22:19:08 大野木寛 @dadasiko 質問もあったのでネタ元をご紹介。斎藤幸平氏の『人新世の「資本論」』です。人新世は「ひとしんせい」と読みます。 資本主義であるかぎり、気候変動は免れえない。SDGsはまやかしでしかない。マルクスが晩年に到達したエコも概念にいれた脱成長コミュニズムしかない。というかなり刺激的な本です。 2021-04-09 14:10:20

                                                                          『安くておいしいアボカドをたくさん食べるとチリで干ばつが起きる』生産国での事情に驚く人多数「さすが森のバター」
                                                                        • 沼の水が赤紫色に、干ばつによる塩分増加が原因か ハワイ・マウイ島

                                                                          (CNN) 米ハワイ・マウイ島の野生動物保護区にある沼の水が、鮮やかな赤紫色に変わっている。沼は沿岸部にある数少ない塩性沼沢の一つで、当局者によると水の変色は先月30日から発生。極度の干ばつで沼の塩分含有量が急激に上がった後に起きているという。 ハワイ大学に送った水のサンプルの分析から、赤紫色への変色は高度好塩菌(ハロバクテリア)が原因であることが示唆された。米魚類野生生物局が明らかにした。 高度好塩菌は単細胞生物で、グレートソルト湖や死海など塩分濃度の極めて高い水の中で繁殖する。いわゆる極限環境微生物と考えられており、極端な環境でも生存できる能力を有する。米魚類野生生物局によれば、この場合は海水の2倍に相当する沼の水の塩分量がそうした環境に該当するという。 干ばつの影響で、当該のケアリア沼に流れ込む淡水の量も減少。塩分濃度の増加に拍車がかかり、高度好塩菌の一段の繁殖につながった。 マウイ

                                                                            沼の水が赤紫色に、干ばつによる塩分増加が原因か ハワイ・マウイ島
                                                                          • 欧州の約6割で干ばつの危険、過去500年で最悪の状態=EU調査 - BBCニュース

                                                                            画像説明, スイス・ヴォー州ではブルネ湖が干上がり、船が泥にはまって動けなくなった(17日、スイス西部) 欧州で現在、60%以上の地域が渇水による干ばつの危険にさらされている。欧州委員会が23日、8月の観測報告を公表した。欧州のほぼ全ての河川が何らかの形で水位が下がるなど、過去500年で最悪の渇水状況が続いているという。 欧州委員会の欧州干ばつ観測所(EDO)は8月報告で、欧州大陸の47%が干ばつ「警告」対象の状態にあると指摘。これは土壌が乾燥して干上がってしまったことを意味する。さらに17%の地域が「警戒」状態で、植生が「ストレスを受けている」様子が確認できるという。

                                                                              欧州の約6割で干ばつの危険、過去500年で最悪の状態=EU調査 - BBCニュース
                                                                            • 干ばつによる水使用制限に違反、キム・カーダシアンさんらに警告 米

                                                                              米人気タレントのキム・カーダシアンさん。カリフォルニア州ビバリーヒルズにて(2022年3月27日撮影)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【8月23日 AFP】干ばつに見舞われている米カリフォルニア州で、水の使用制限規制に繰り返し反したとして、人気タレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)さんやシルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)さんが警告を受けた。地元紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)が伝えた。 米西部では23年にわたり干ばつが続いており、高級住宅地カラバサス(Calabasas)やヒドゥンヒルズ(Hidden Hills)を含むカリフォルニア州南部一帯では、厳格な水の使用制限が課されている。 しかし、青々とした芝生や巨大なプールで知られるこれら高級住宅地の2000人以上の住民は、目を疑うよう

                                                                                干ばつによる水使用制限に違反、キム・カーダシアンさんらに警告 米
                                                                              • 中国で干ばつ対策の人工降雨、記録的猛暑で長江干上がる

                                                                                干上がり地割れの見える長江=16日、中国重慶市雲陽/Visual China Group/Getty Images 香港(CNN) 記録的な猛暑と干ばつに見舞われている中国で、長江の一部が干上がるなどの被害が深刻化し、航空機から雲にロッドを打ち込んで人工的に雨を降らせる対策が講じられている。 長江流域では複数地域が天候改変プログラムを打ち出したが、雲が薄すぎて計画が実行できない地域もある。 水利省は17日、長江流域の干ばつが「人と家畜の飲料水の安全や作物の成長に悪影響を及ぼしている」とする通知を出した。 中国中部の湖北省は同日、ヨウ化銀ロッドを打ち込んで雨を降らせる計画を発表した。 ヨウ化銀ロッドはたばこほどの大きさで、雲の中に打ち込んで氷粒をつくり、水分を重くすることで雨を降らせる仕組み。 人工降雨は1940年から行われており、中国は2008年の北京オリンピックでも、晴天を保証するため開

                                                                                  中国で干ばつ対策の人工降雨、記録的猛暑で長江干上がる
                                                                                • 干ばつで1300万人が飢餓に直面 「アフリカの角」

                                                                                  干ばつに見舞われているソマリア南西部バイドアの国内避難民キャンプで(2022年2月13日撮影)。(c)YASUYOSHI CHIBA / AFP 【3月5日 AFP】エチオピア南部からケニア北部、そしてソマリアをまたぐ広大な大地──いわゆる「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれる地域が深刻な干ばつに見舞われ、約1300万人が飢餓に直面している。 主に農業や牧畜で生計を立てているこの一帯では、2020年末以降の雨期が3期連続で少雨だった。さらに2019年から昨年はバッタの襲来で、作物に甚大な被害が及んだ。 「アフリカの角の人口は世界人口のわずか4%ですが、食料不安を抱える割合では20%を占めます」と世界食糧計画(WFP)東アフリカ地域事務所のマイケル・ダンフォード(Michael Dunford)代表は言う。 WFPによると、エチオピアでは南部と南東部で570万人が食糧支援

                                                                                    干ばつで1300万人が飢餓に直面 「アフリカの角」