理系学生の就活スタイルに変化の兆しが出ている。安定して就職できる研究室などの推薦を蹴って、自由応募で挑戦する動きが活発になっているのだ。自動運転の波にもまれている自動車をはじめ、あらゆる業界が変革期に突入。求めるスキルも日々刻々と変化している。引く手あまたの理系学生も将来を見据え、したたかな戦略を描く。【関連記事】・【就活探偵団】・【就勝就喝!】・「推薦だと自由に就職活動がしにくい」。京都大大学院修士課程に在籍し、2021年春修了予定の学生はこう語る。大学院で専攻するエネルギー分野の企業で学校推薦枠はあるものの、推薦を受けるとその企業以外はほぼ受けられなくなる。「何にも縛られず