今では、どこの港でも見ることが出来る赤灯台・白灯台。 港を守る左右の防波堤の先端に建てられる「防波堤灯台」です。 港に向かって右が赤灯台、左が白灯台です。 そして、日本で初めて造られた防波堤灯台が、「横浜東水堤灯台(ひがしすいていとうだい)」と「横浜北水堤灯台(きたすいていとうだい)」です。 このことを知ったのは、つい最近のことです。 山下公園に行った人なら誰でも訪れるであろう氷川丸。 その氷川丸が係留されている桟橋の先端にある白い灯台。 この白灯台(旧横浜東水堤灯台)が、どのような歴史を歩んできたかを知る人は意外と少ないかも知れません。 今回は、「旧横浜東水堤灯台」を通して、横浜港築港の歴史に想いを馳せます。 目 次 ⚓ 防波堤灯台 横浜港築港 旧横浜東水堤灯台(白灯台) 横浜北水堤灯台(赤灯台) 防波堤灯台 防波堤灯台は、港口などを示すために、港湾や漁港の防波堤の先端に設置される灯台で