並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 121件

新着順 人気順

書くかもの検索結果81 - 120 件 / 121件

  • 「と学会」と「note」とクリエイターの「老害化」について - いつか電池がきれるまで

    kakuyomu.jp anond.hatelabo.jp 僕は「と学会」の本を読んで、『ノストラダムスの大予言』というのは、どうも当たらないというか、けっこういいかげんなものらしい、ということに自信を持てるようになったのです。『水からの伝言』(水に『ありがとう』などの『良い言葉』を見せるときれいな結晶ができて、『ばかやろう』などの『悪い言葉』を見せると、きたない結晶ができる、というやつですね)へのツッコミも記憶に残っています。 「いい話」「教育上役立つ(と多くの大人が思い込んでいる)話」は、「噓でも良いじゃないか」というような欺瞞に対して、敢然と立ち向かっていった『と学会』の活動は、当時の僕にとっては、とても刺激的なものでした。 その後の『江戸しぐさ』論争などをみると、結局、人は同じようなことを繰り返すものなのだな、と考え込まずにはいられないのですけど。 fujipon.hatenadi

      「と学会」と「note」とクリエイターの「老害化」について - いつか電池がきれるまで
    • 地球人の素養と"気"技術の発展 ――亀仙人最高の弟子クリリンの引退と武術の落陽

      にるば@冬コミ1日目・東ポ15ab @nirvanaheim 気円斬って地球外民族によく驚かれてるしすごい技なわけだけど、多分あれ、「地球人の水準的戦闘力が宇宙文明水準だと極めて低いレベルだからこそ練り上げられた戦闘技術の粋」みたいなポジションなんだろうな…… #まあ小資源国ニッポンが知恵と工夫で技術大国になって世界を驚かせてます的なやつ にるば@冬コミ1日目・東ポ15ab @nirvanaheim (多くの種族は素で運用できるエネルギーが元々大きいからエネルギー弾を出すだけで事足りたけど、地球人にはそれができなかったので気を練り上げるという特殊な修行法をついに編み出し、純エネルギー放射の爆発力に頼らないチェーンソー的な斬撃技を確立した、的な文章)

        地球人の素養と"気"技術の発展 ――亀仙人最高の弟子クリリンの引退と武術の落陽
      • 君はインターネットに「感謝」しているか - ジゴワットレポート

        「あなたにとってのインターネットとは何か」。 もはや、そんな質問は無粋になったのかもしれない。インターネットは日常生活にもビジネスにもすっかり欠かせないものとなり、誰もが電灯に引き寄せられる虫のようにフリーWi-Fiスポットを探すようになった。 昨年、私はブログに以下のようなことを書いた。 思うに、一昔前のインターネットは、今よりいくらか本音が許される空気感があったのではないか。現実の社会で感じた憤りや鬱憤を、顔も見えない相手が集う夢幻の世界に書き殴る。そこでは、「思う」と「表現する」の距離が近かった。しかし今や、インターネットは「現実の社会」と密接な関係にある。ネットにも実名・顔出しが溢れている。その状況で「思う」と「表現する」の距離を測り間違えると、途端に火傷をしてしまうのだ。逆の言い方をするならば、昨今のインターネットは、「『思う』ことが許されなくなった」。南無三。 ・ネットで文章を

          君はインターネットに「感謝」しているか - ジゴワットレポート
        • 太古の昔、ブログは「文学」だった。 - 明晰夢工房

          p-shirokuma.hatenadiary.com amamako.hateblo.jp 今日はこちらのエントリを読んで思ったことなどを。 ブログに商業化の波がやってくる前、この世界はただリアルには出せない、自分の思いのたけをぶつけるだけの場所だったように記憶している。もちろん観測範囲の問題はあるし、以前から商売のためにブログを書いていた人も、ブログを書籍化した人がいることも知っている。だが総じてブログ空間は、ただ書きたいこと、訴えたいことがあるから書く、という人が多くを占めていたように思う。 はっきり空気が変わり始めたと感じたのは、「ブログで自分語りなどしてはいけない」と主張する人たちが出てきた頃からだ。需要のないエントリなど書いてはいけないということだ。自分が書きたいかどうかではなく需要があるか、要はお金になるかが一番の関心事、という人たちが増えてきた。ブログをどう書こうと自由なの

            太古の昔、ブログは「文学」だった。 - 明晰夢工房
          • 高齢者に接していると、若い時にもっと楽しんでおいたほうがいい、と強く思います。

            貯蓄や投資ばかり意識するより、「若いときにお金をどう使うか」を考えたほうがいい 参考リンク:50歳以降の男性的な生き方に対する雑感(ICHIROYAのブログ2021/11/16) そうか、ICHIROYAさん、古着屋、廃業してしまったのだなあ……そして、もう62歳になられたのか…… かなり長い間読んでいながら、最近はあまりブログを訪れる機会がなかったので、なんだか突然いろんなことが押し寄せてきたように感じました。 参考リンク:【読書感想】僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと(琥珀色の戯言) 僕がこの本を読んでから、もう20年くらい経ったのか……あれ?経ってない。 これ、2015年に上梓された本だったのか……まだ6年前くらいだったんですね。 ということは、ICHIROYAさんは、50代半ば、起業してから10年以上経ってから、この本を書いておられたのです(すみません、年齢はあまり

              高齢者に接していると、若い時にもっと楽しんでおいたほうがいい、と強く思います。
            • 文章を書くことが好きではない人のための、文章の書き方

              「文章を書くのが苦手。ライターなんて絶対にできない」 この仕事をするようになってから、何度かこう言われることがあった。 書くことが苦手な人は、どうやら結構多いらしい。 わたしは書くのが大好きな人間なので、いまいちその気持ちがわからず、なにが・なぜ・どういうふうに苦手なのか、いろいろと聞いてみた。 すると、 「なにから書けばいいかわからない」 「言いたいことをうまく文章にできない」 「とにかく時間がかかって嫌になる」 といった答えが返ってくる。 どうやらみんな、「最初から完璧に書こうとしている」ようだ。だから、「ちゃんと書けない」と投げ出してしまう。 正直、そういうのって、くだらないなーと思う。 文章なんて、好きなところから好きなように書けばいいのに。 書くのが苦手でノウハウに手を出し、さらに頭を抱える「書けない」人たち デジタル化が進み、メールやチャットなど、文章能力が求められる場面が増え

                文章を書くことが好きではない人のための、文章の書き方
              • ひろゆき氏、品川区のお金教育に苦笑 「30歳年収650万っておかしい」

                (画像は『ABEMA Prime』より)26日放送の『ABEMA報道リアリティーショーAbemaPrime』の一部が公式チャンネルでも配信。番組では、お金教育について特集し、資産形成を子供のうちから教える取り組みについて取り上げました。 その中で、元2ちゃんねる管理人で実業家の西村博之(以下ひろゆき)さんが、品川区のマネー教育に対し、苦言を呈する一幕が。 ■熱が高まるお金教育来年4月から始まる高校の新学習指導要領にて、家庭科の授業で「資産形成」が扱われることが決まっているなど、目下熱が高まっているお金教育。 しかし、もともと日本で教育に組み込まれてこなかったジャンルなだけに不安の声も多く、この日ゲストとして登場した経済アナリストの森永卓郎さんは「いかにも役人が考えそうなこと」「仕組み自体を学ぶのは大事なことだが、背後に金融村の意向を感じる」、起業家の株本祐己さんは「大半の人は運用するほどの

                  ひろゆき氏、品川区のお金教育に苦笑 「30歳年収650万っておかしい」
                • 自分の人生に飽きたくない - インターネットの備忘録

                  いろいろ読みました。というかこのへんの話題、観測するメンツが似てきているので、もっといろんな人の文章を読みたい。みんなどこで書いているの。 どうせ俺らは早く死ぬ - phaの日記 生きに生きて40歳、俺らは結構長く生きた - シロクマの屑籠 『自由』が『虚無』と化した先の人生の生きがいについて(あるいは個人主義と共同体主義の狭間で) - 自意識高い系男子 いくつか読んだ感想をメモしておくと、わたしたち40代は、10代の頃に思っていたより長く生きたのだなあと思う。思春期をぎりぎりいっぱい延長できるほどもう若くはないし、喪ってしまったものも、たくさんある。 なにかに熱狂するエネルギーであったり、好き/嫌いに対する爆発的な感情みたいなものが年々なだらかになっていき、まさに「人生の秋」のような、しんみりした味わいが出てきたなあと感じる。 とはいえ、その喪失感にはまだ「みずみずしさ」があり、自由を持

                    自分の人生に飽きたくない - インターネットの備忘録
                  • 「教える人」を優遇する文化がなぜ作れないか - orangeitems’s diary

                    こういう職場で働いたことがある。 toyokeizai.net 人を増やしても、仕事がまた増えて、11人で11人のキャパを超えた仕事を、残業することで対応するようになるのです。この成長循環は、すべての企業に共通します。 こうした事態に対して、何も対策をせずに残業を減らしたら大変なことになります。 ジョインしたその週に「終電の時間把握しておいた方がいいよ」と言われギョッとしたものである。 そこにいる人々は完全にマヒしていた。仕事は21:00ごろに終わるのが当たり前だと思っていたし、終わらなければ終電まで粘るという文化だった。 だからこそ私が呼ばれたのだろうけど、明らかにおかしい。朝は8:30から仕事なのに皆どうかしている。 入って1か月くらいは、特に改善を申し入れることなく耽々と巻き込まれていた。同僚の仕事内容を確認するも、すごく不器用な手順を見せつけられた。 (中略) 日本の多くの企業では

                      「教える人」を優遇する文化がなぜ作れないか - orangeitems’s diary
                    • 書店でちゃんと本が選べない人の「本選びリテラシー」は、どうしたら身につくか。

                      以前、私は「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索は難しい という文章を書いたことがありました。 「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。 現状のGoogle検索の正体は、「知識の無い人に知識を授ける」ツールではなく、「知識の豊かな人だけが知識を引き出せて」「知識の乏しい人には質の良くない知識しか与えない」ツールと言っても過言ではありません。 あるいは、知識の豊かな者と乏しい者、リテラシーの豊かな者と乏しい者の格差を拡大再生産するツールになってしまっている、とも言い換えられるかもしれません。 この記事を2020年から振り返ると、「おいおい、Google検索だけに頼って大丈夫か?」などと思ってしまいますが、語彙力や情報リテラシーの高低によって引き出せる情報の質が違うのは、当時も今も変わらないところだと思います。 慣れていない

                        書店でちゃんと本が選べない人の「本選びリテラシー」は、どうしたら身につくか。
                      • 老いによる限界は避けられないけれど、全力疾走する中年として今を生きたい。

                        生物学的な加齢と社会的な加齢によって、人生のシーンはどんどん変わっていく。 30代になった頃も、40代になった頃も、目の前に現れた新しい状況や展望に驚かずにいられなかった。 とはいえ驚いてばかりでは、人生の新しいシーンに振り回されるというか、消極的にしか対処できない。 だから私はいつも年上の人々の言葉のなかに人生の未来予測に役立ちそうなヒントを探し、それをあてにしてきた。 でもって、最近立て続けに年上の人のありがたい言葉が視界に入ってきた。 これから紹介する2つのテキストはどちらも参考になるもので、みようによっては、「あなたならどうする?」と問いかけているようにも読める。 これらを皆さんと共有したうえで、今の生を振り絞ること、生き急ぐことについて所感を書いてみたい。 1.「中年になって起業したあの人が引退するだなんて」 はじめに、私が読んで衝撃を受けたブログ記事を紹介する。 50歳以降の男

                          老いによる限界は避けられないけれど、全力疾走する中年として今を生きたい。
                        • 試行錯誤していられない時代だからこそ、その経験の希少価値は高まっている

                          試行錯誤を楽しめない人 増えてない? いま、多くの人がやってることって、ググれば大抵のことはヒットする ゲームの攻略法、カードゲームのデッキの組み方、儲かる転売商材、もう何でも でもさー、本当は考えてそこに到達するのが楽しいんじゃん? ゲームクリアできない、なんでだ?どこだ?ここか?こうすればいいのか?あっうまくいった!ってのがいいのでは? 最初から正解見て、その通りやって、俺は失敗しませんでした、って威張るの、時間の無駄じゃない? いや、対戦ゲームとかで全国優勝とか目指してるなら常に最先端に身を置くのもいいと思うけどさ 友人との対戦とか、田舎のカードショップでの野良試合で、全国大会優勝者と同じもの使うってのは、それ楽しいのか? 1月の終わりに、はてな匿名ダイアリーでこんな投稿がバズっているのを見かけた。 本来、ゲームの世界で大きな楽しみとされていた試行錯誤が減って、最短距離を目指すゲーム

                            試行錯誤していられない時代だからこそ、その経験の希少価値は高まっている
                          • 「東大に行ったのに普通の人生」な人たちの苦悩。

                            うちの長男も、中学受験が迫ってきました。 僕自身は、中学までは地元の公立だったので、こんな早くから受験のために勉強させられるなんてかわいそうだよな、という気持ちもあるのです。 その一方で、勉強はしておいて損はないし、通っている私立の小学校も、みんなが受験をするような環境なので、あえて「中学受験をしない、させない」という選択をする根拠も見いだせないんですよね。 勉強をするのが善いことだと考えている集団にいたほうが、たぶん、本人の将来にとってもプラスになるはず。 ……などと自分なりに理論武装してはみるものの、子どもも時々「なんでこんなに勉強しなきゃいけないのかなあ、いい学校に行くことに、そんなに意味あるのかなあ」なんてボソッと尋ねてくるのです。 そんなとき、親としてしばしば口にするのが「勉強をしておけば、選択肢や可能性が広がるから」という言葉なんですよね。 言っているほうも、半ば苦し紛れではあ

                              「東大に行ったのに普通の人生」な人たちの苦悩。
                            • 他人が傷ついてるのに「気にするな」系のアドバイスするのは的外れになることが多い説→じゃあどう返すのがいいのか?と聞かれると...

                              ベテランち @_vetechu 他人が傷ついてることに対して「気にするな」系のアドバイスするのって、的外れになることが多い気がする

                                他人が傷ついてるのに「気にするな」系のアドバイスするのは的外れになることが多い説→じゃあどう返すのがいいのか?と聞かれると...
                              • それは「成功」か、それとも「事故寸前」か、認識できていますか。

                                これから書く話は、医療の世界でもブログの世界でも感じることだ。 ゲームでハイスコアを狙っている時にも通じている。 だから割と普遍的で、それ以外の分野にもしばしばあてはまると思って読んでみてほしい。 1.「シロクマ先生、”きわどいところ”を渡ったね」 私が研修医を終えるか終えないかの頃、ある若い患者さんを担当していた時のことだった。 その若い患者さんはご両親に強い反発をおぼえていて、「一人でアパート暮らしをしたい」と前々から主張していた。 彼は薬物療法を中断してしまうとすぐに症状が再発してしまう患者さんで、逆に言うと、薬物療法が続いてさえいればほとんど問題なくやっていける患者さんだった。 ひとり暮らしになれば薬を飲むのをさぼってしまい、再び具合が悪くなるのではないかと両親は心配していた。 入院してからの首尾は良く、薬物療法によって彼の精神症状は改善し、やがてなくなった。 そうなったうえで、患

                                  それは「成功」か、それとも「事故寸前」か、認識できていますか。
                                • リーダーシップについて - 詩と創作・思索のひろば

                                  リーダーシップというと、カリスマ的な魅力をそなえた人物が輝かしいビジョンを指し示し、大衆を率いていく……というドラマチックな光景を思い描いてしまうものだが、実地で求められるリーダーシップとはそういうもの(だけ)ではない。というか、そうであってほしい。 ここでは英雄的資質を持って生まれなかった多くの人間が、どうやってリーダーシップを獲得していけるのか、を考えていく。 定義 リーダーシップを定義するために語られていることを、いくつかの本から引用してみる。 リーダーシップとは、集団に目標達成を促すよう影響を与える能力である(スティーブン P. ロビンス『組織行動のマネジメント』) リーダーシップとは、理由の如何にかかわりなく、[何かしらの目標をめざして]他人や集団の行動に影響を与える試みそのもののことである。(ハーシィ・ポール他『入門から応用へ 行動科学の展開』) 「絵を描いてめざす方向を示し、

                                    リーダーシップについて - 詩と創作・思索のひろば
                                  • 「頭が悪そうに見える言い方」の正体とは。

                                    以前「地頭の良さ」についての記事を書いた事がある。 「地頭の良い人」と、そうでない人の本質的な違いはどこにあるか。 コンサルタントをやっていた頃、良いか悪いかは別として、採用に関して「地頭の良さ」を重視する風潮があった。 地頭の良い人間は一定の訓練でそれなりのコンサルタントになる。だが、お世辞にも地頭の良いとはいえない人間は、いつまでたっても一人前になれなかったからだ。 実際、私が20代半ばで所属していた部署では、中途採用にあたって「学歴」をさほど重視していなかった。 重視していたのはとにかく「地頭」だ。 記事に書いたが、私は「地頭の良さ」というのは、「インテリジェンス」、すなわち「僅かな情報から、多くの事象を読み取る能力」だと考えている。 実際、「地頭が良い人」から得られる情報の中で最も貴重なのは、「思考の切り口」だ。 「そのような見方があるのか」との気づきを与えてくれる人々と話すのは、

                                      「頭が悪そうに見える言い方」の正体とは。
                                    • 社会の進歩は人間の動物性とどう折り合いをつける? - シロクマの屑籠

                                      ダメと言われても「夜の街」に繰り出す人は何を考えているのか 「コロナ疲れ」「コロナうつ」は当然だ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 上掲の、プレジデントオンラインさんの寄稿テキストでは、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐための、いわゆる「新しい生活様式」によって抑圧されることとなった、動物的な・プリミティブな人間のコミュニケーションについて記した。また、そうした変化が急に始まったものではなく、文明的で行儀の良い、快適で清潔な社会の成立と切っても切れない関係にあることもざっと解説した。 インターネットが好きでたまらない人のなかに、「身体的なコミュニケーションやFace to Faceなコミュニケーションなど要らない、ないほうが快適に決まっている」と述べる剛の者がいるのは私も知っている。が、そういう人はネットでは目立っても世間では目立たない少数派だ。21世紀になっても

                                        社会の進歩は人間の動物性とどう折り合いをつける? - シロクマの屑籠
                                      • 何でもあり?映画『100日間生きたワニ』で考える「批判の倫理」。 - Something Orange

                                        「ノリ」と「空気」がすべてを支配し、「こいつには何をやってもいい」とラベリングされた相手に対して徹底して暴力的になる現象は、まさに学級におけるいじめの構造そのものだ。 いじめの背景には、いつだって「正義」がある。今回も、映画の原作である『100日後に死ぬワニ』の商業展開に、ネットの「正義」に反するところがあったことはたしかだろう。 しかし、それが映画を見ることもなくバッシングする権利を保障するはずもない。まして、座席予約で遊ぶことはやっている本人は「面白いいたずら」のつもりなのだろうが、完全に営業妨害以外の何ものでもなく、かぎりなく犯罪に近い行為である。 この「ノリ」と「空気」のおぞましさ。 「悪評」が映画をつぶすとき。 このような悪評が影響したのだろうか、『100日間生きたワニ』はいまのところ興行成績的にもきわめてきびしい数字になっているようだ。 もっとも、もともとがTwitterで話題

                                          何でもあり?映画『100日間生きたワニ』で考える「批判の倫理」。 - Something Orange
                                        • 「締め切りを守れない人」との付き合い方

                                          世の中には「締め切りを守れない人」が、そこそこいる。 コンサルタントをやっていた時はそれを特に強く感じた。 例えば、昔の職場では、プロジェクトのキックオフの時、現状の調査をするため、「調査票」を書いてもらう宿題を出していた。 記入に難しいことはそれほどない。 現状仕事で使っている書類の一覧を出してもらったり、業務フローを書いてもらったり、どのような記録があるのかを調べてもらったりするだけの、シートだ。 標準の納期は2週間なのだが、依頼をするときに、必ず書いてもらう本人に確認をする。 「2週間で大丈夫ですか?」と。 ボリュームとしては2日程度で終わる分量なので、ほぼすべての人が「2週間もあれば大丈夫です」と答える。 私は「では、お願いします」という。 3タイプの人々 調査票の提出は、事務局が取りまとめてくれる時もあったが、たいていのケースでは「できた人から、五月雨式でよいので送ってください」

                                            「締め切りを守れない人」との付き合い方
                                          • 誰も教えてくれないけれど、みんな知っている、身も蓋もない組織のルール

                                            組織には、ルールが存在している。 このように言うと、 「知ってるよ、就業規則でしょ?」 「労働法のこと?」 「規定類、たくさんあるね」 とか、そういった反応が返ってくる。 しかし、本当に幅を利かせているルールは、そういった明文化されたルールではない。 どちらかというと、影響が大きいのは、「明文化されていないのに、皆が知っているルール」だ。 しかも、これを知らずに迂闊なことをすると、ダメージが大きい。 例えば一昔前まで、「皆が知っており、一人だけがルールを知らない」という状況で、当人の反応を楽しむ、といった遊びがあったはずだ。 「ほぼ日」には、そういった遊びの事例が載っている。 道具は何でもいいのですが、 とりあえずマッチ箱でやってみましょう。 1.マッチ箱を適当に立てて「これは、1の型」 2.またちがう立て方をして「これが、2の型ね」 3.倒して「これで、3。以上、わかった?」 4.「じや

                                              誰も教えてくれないけれど、みんな知っている、身も蓋もない組織のルール
                                            • 東大生が力説「親子で朝食とると成績上昇」のなぜ

                                              コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                東大生が力説「親子で朝食とると成績上昇」のなぜ
                                              • 部活引退でスポーツを離れる日本の悲しい現状 “万年補欠”は「仕方がないこと」ではない(THE ANSWER) - Yahoo!ニュース

                                                【ドイツ在住日本人コーチの「サッカーと子育て論」】地元クラブで生涯プレー、ドイツのスポーツに“引退”はない 日本でサッカーの指導に関わる方々と交流していると、「ドイツには『小学生だけ』とか『中学生だけ』のクラブチームはないんですか?」と質問されることがある。ドイツのサッカー指導者から見ると、逆に「日本には幼稚園からおじいちゃん、おばあちゃんまで所属できるサッカークラブってないんですか?」と聞きたくなるかもしれない。 一般的に、子供が「サッカーをやりたい」と言い出したら、親は自宅から通えるサッカークラブを探して、子供を入団させる。子供は自分と同じ生まれ年の仲間に混じってサッカーを始め、一緒に成長していく。クラブのレベルや方針が合わないなどの理由で他のクラブに移ることもあるが、そうした事情がない限り、基本的に子供は同い年の仲間たちとずっと持ち上がっていく。本人がサッカーが好きで、自分がプレーし

                                                  部活引退でスポーツを離れる日本の悲しい現状 “万年補欠”は「仕方がないこと」ではない(THE ANSWER) - Yahoo!ニュース
                                                • 同級生に超真面目な人がいて、掃除も部活も、絶対手を抜かない。で、「いい子」ぶってると言われてた。今は地元の市議会議員になったらしい。思う存分「真面目」をして欲しい

                                                  どう即 @madanaizo 小中学の同期に超真面目な人がいてさ。掃除も部活も、絶対手を抜かない。で、まわりの人が「もっとテキトーでいいんだよ」とか言うと、悲しそうな顔をする。だから「「いい子」ぶってる」とか、「要領が悪いんだ」と言われる。でも今思えば、彼は単に「真面目に何かをするのが好き」な人だったんだな。 2024-11-08 10:34:59 どう即 @madanaizo 正確には「なんでもいいから、目の前のことに打ち込むこと」が好きだったんだろう。少なくとも他人とダベるよりは好きだったはずだ。で、学校って、意外とこういう「真面目な人」を「真面目な人」として、真面目だからいいんだ、と受け止める空間がないんですよ。それがあるのは忌み嫌われる「会社」。 2024-11-08 10:35:00 どう即 @madanaizo だから、彼が地元の市議会議員かなんかになったと知ったときは、基本政

                                                    同級生に超真面目な人がいて、掃除も部活も、絶対手を抜かない。で、「いい子」ぶってると言われてた。今は地元の市議会議員になったらしい。思う存分「真面目」をして欲しい
                                                  • 「滅私奉公」を要求する企業の衰退が止まらない。

                                                    少し前に、こんな記事を読んだ。 僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか トヨタでの3年間は決して「歯を食いしばって耐える」ようなつらいだけのものではなかった。むしろ、たくさん鍛えてもらい、貴重な経験をさせていただいた先輩方を心から尊敬しているし、今でも仕事、プライベートを問わず関係を続けられるその懐の深さには感謝の気持ちしかない。 でもぼくは、結果だけ見ればトヨタを3年でやめた。 (中略) 3年目も後半に差し掛かってきて、ふと周りを見渡すと、10人いたはずの人事同期は既に半分以上が辞めていた。 「閉塞感に、耐えられなくなった」 そう言って辞めていく同期達に、ぼくは何も言えなかった。 上の記事には、著者がトヨタをやめるに至った苦悩が、延々とつづられている。 会社を辞めるも残るも自由だ、それはそれでよい。 だが、私はこれを読み、思った。 「会社が人生の中心であった時代は、本当に終わったのだな」

                                                      「滅私奉公」を要求する企業の衰退が止まらない。
                                                    • 「部下の自主性」は、当てにならないし、当てにすべきでもない。

                                                      管理職は人を使うのが仕事だ。 ただ、誰もが人をうまく使えるわけではない。 「人を使う訓練」を受けたことのある人は極めて少数のため、その成果は個人の素養に大きく依存している。 したがって、管理職の悩みが「的はずれ」であることが頻繁に見受けられる。 そのうちの一つが「部下に自主性がない」、または「部下が自走しない」という悩みだ。 * 以前、「どうも部下が、自主的に動かないんですよね。そう言う人って、どうすればいいですかね?」という相談を受けたことがある。 彼は管理職になって2年目、現場での成果が認められて抜擢された若手管理職だ。 だが、この手の主観的な悩みは扱いが非常に難しい。 「自主的」という言葉が何を意味しているのか、人によって相当異なるからだ。 この場合、何を持って「自主的ではない」と彼が考えているのか確認をする必要がある。 私は尋ねた。 「自主的に……と申しますと?「自主的」かどうかに

                                                        「部下の自主性」は、当てにならないし、当てにすべきでもない。
                                                      • 子供にインターネットの正しい歩き方について話をした - そーだいなるらくがき帳

                                                        一番上の子がLINEのオープンチャットで鬼滅のキャラになりきりチャットをしてた。 そしてその中で知り合った人とLINE上で繋がり、直接チャットをしていた。 インターネットらしいな、と思うし、自分自身も魔法のiらんど*1を思い出した*2りしたので、そんなお年頃かと感慨深い気持ちになった。 もちろん、それ自体が問題の行為ではないのだけど、インターネットの怖さもあるな、と感じて良い機会なので父親として、そして自分がインターネットを作り、育てる立場の人としての意見を説明した。 自戒ならびに今後のために原文を置いておく。 https://www.secom.co.jp/kodomo/m/20180726.html 「危ないから使わせない」とSNSの使用そのものを禁止してしまうと、子どもは親に隠れてなんとかしようと頭を巡らせるものです。 どうしてもお子さんが使いたいというなら、どういう理由で使用するの

                                                          子供にインターネットの正しい歩き方について話をした - そーだいなるらくがき帳
                                                        • 「初心者」に厳しいと、結局、自分たちのクビを締めることになる

                                                          壱岐でお世話になった知人が、クラウドファンディングで支援者を募っていた。 発起人は立山晋吾さん。 生まれ育った壱岐島の漁業の衰退を目の当たりにし、勤め先の九州郵船を辞めて、「釣り船」の会社を立ち上げた。 そう聞くと、読者の方々は、昨今のいわゆる「スタートアップ的な」起業を思い浮かべるかも知れない。 テクノロジー、マーケティング、モバイル、AI、最適化…… 「釣りのプラットフォーム」とかそんな言葉が並ぶ起業だ。 しかし、この起業は、そういった話とは無縁だ。 立山さんの問題意識は別のところにある。 初心者に異様に厳しい「船釣り」の世界 一年半ほど前「釣りを始めた」という記事を書いたが、その中で「釣り船は客が怒られる世界だ」と述べたことがある。 30代後半からは、意図的に「教えてもらう側」に回り続けないと、学びがどんどん下手になる。 この話をすると、「釣りって、楽しいですか?」と聞かれることがあ

                                                            「初心者」に厳しいと、結局、自分たちのクビを締めることになる
                                                          • 「なぜ」を知りたい人間にしか、文章は書けない。

                                                            「文章を書いてお金をいただいている」と言うと、多くの人が「すごいね」と言ってくれる。 そして高確率で、「自分には文章を書くなんてできない」と続くのだ。 考えてみれば、学生時代にも 「レポートを書きたくないからテストの授業を選ぶ」 「感想文なんてなに書けばいいかわからない」 と言っている友だちは多かった。 でも正直わたしは、「なんで書けないんだろう?」と内心首をかしげていた。 人間はたいていの場合なにかしら考えているのだから、その「考えていること」を「文字」として書き起こすだけじゃないか。 わたしにとって「書けない」というのは、「考えていない」と同じだ。 考えてない人間なんていないんだから、書けない人間だっていないはず。……と思っていたのだが。 「文章なんて全然書けません」という人に出会い、話してみて、「なるほど、こういう人は文章を書くのが苦手なんだな」と納得したので、今回は「書けない人」に

                                                              「なぜ」を知りたい人間にしか、文章は書けない。
                                                            • レトロでかわいい雰囲気に反した奇々怪々な高難易度に呑み込まれてゆく快感。『奇々怪界-黒マントの謎-』は高いクオリティと難易度を楽しめる名作

                                                              唐突ですが、ナツメというゲームメーカーをご存知でしょうか? 『メダロット』『特救指令ソルブレイン』『ザ・ニンジャウォーリアーズ アゲイン』『WILD GUNS』『北斗の拳 世紀末救世主伝説』『おさわがせ!ペンギンボーイ』『クレオパトラフォーチュン』などなど……。様々なゲームソフトの開発を手がけてきたナツメは、確かなゲーム性を持つ名作を数多く生み出してきたメーカーとして、ファンに親しまれてきました。 ナツメが手がけたゲームソフトには、いわゆる ”隠れた名作” と呼ばれるような、世間的な知名度が高くない作品も多いのですが、いくつかのソフトにはプレミア値がつき、レトロゲームファンの間で高値で取引されています。 特救指令ソルブレイン(FC)おさわがせ!ペンギンBOY(GB)クレオパトラフォーチュン(タイトーメモリーズ 上巻 PS2) 現在はアタリと合併し、ナツメアタリ株式会社となったナツメは、『ザ

                                                                レトロでかわいい雰囲気に反した奇々怪々な高難易度に呑み込まれてゆく快感。『奇々怪界-黒マントの謎-』は高いクオリティと難易度を楽しめる名作
                                                              • 良い垣根が、良い隣人を作る。

                                                                リスクを負わぬ者、意思決定にかかわるべからず ナシーム・ニコラス・タレブの著作、「身銭を切れ」は間違いなく傑作だ。 「リスクのとり方」を学ぶのに、これ以上の本は無いと言っても良いと個人的には感じる。 彼の主張は非常にシンプルだ。 重要なのはただ「実世界に対してリスクを背負い、よい結果と悪い結果のどちらに対しても、その報いを受ける」こと。 つまり「リスクを負わぬ者、意思決定にかかわるべからず」である。 「身銭を切れ」には、そうしたいくつかの実践的な見解が述べられている。 ・袋叩きに加担しながら善人面をする連中は悪 ・アドバイスを聞くなら〝考え〟ではなく、アドバイザーが実際にやっていること教えてもらえ ・身銭を切ると、退屈な物事が急に退屈でなくなる(航空機の乗員にとっての安全点検など) ・自分の意見に従ってリスクを冒さない人間は、何の価値もない。 確かにこれは「ペテン師」と「本物」を見分ける非

                                                                  良い垣根が、良い隣人を作る。
                                                                • テレワークにともなう本質的な変化と、適応に必要なスキルが見えてきた。

                                                                  Books&Appsを運営する弊社は、2016年からテレワーク(リモートワーク)を行っているので、私は今ではもう4年以上、テレワークをしている。 過去には、その利点と課題について書いたこともある。 約二年やってみてわかった、リモートワークのホントのところ。 Books&Appsを運営する弊社は、現在フルリモートワークで仕事をしている。 といっても、小規模な会社なので大企業が言うフルリモートワークとはちがい、「やってみましょう」の一言で、結構気楽にやれている。 そして実際に二年ほどフルリモートワークをやってみると、利点や欠点がよくわかる。 かいつまんで言えば、テレワークは生産性は上がるが、それは仕事ができる「ベテラン」の話で「新人を育てるには向いていない」と私は考えていた。 ところが現在では、コロナウイルスの影響で、真の意味で全面的なテレワークが、あらゆる会社に強制的された。 すると、様々な

                                                                    テレワークにともなう本質的な変化と、適応に必要なスキルが見えてきた。
                                                                  • 通勤や登校はセルフマネジメントの苦手な人の”松葉杖”

                                                                    緊急事態宣言が続いています。 一個人としてはとにかく感染防止に努力しながら、一刻も早い事態収拾を祈るほかありません。 見聞きしている限りでは、コロナ禍は感染症そのものだけでなく、生活習慣の変化とそれに伴うさまざまなトラブルも厄介で、メンタルヘルスが悪化してしまう人・精神疾患がぶり返してしまう人をたくさん見かけました。 私の知人にも悪影響が出てしまっている人がいて、日常の生活習慣が壊されると人間って大変なんだな……と感じ入りました。 たとえばバスと電車で長距離通勤していたA氏は、去年、在宅リモートワークに切り替わりました。 A氏は偉丈夫と言っても差し支えない、クマのような体格の持ち主だったのですが、しばらくぶりに会った時、彼の姿に私はびっくりしてしまいました。 「なあさ、おまえ、体重増えなかった?」 「うん、まあ、15㎏ぐらい」 「運動とかしてなかったのか?」 「コロナが来てから、家にいるこ

                                                                      通勤や登校はセルフマネジメントの苦手な人の”松葉杖”
                                                                    • 筋が通ったロジックでも、こっちが納得するかは別の話

                                                                      「ちゃんとしたロジックがあれば、相手を納得させられる」 そんな主張の本を読んで、わたしはふと、10年前の居酒屋バイトでの一件を思い出した。 当時働き始めた居酒屋は、全国チェーン店とはいえ、常に閑古鳥が鳴いているような状態。 毎日だれかがお店のジャンパーを来て、飲み放題のプラカードを首から下げて、販促に行っていた(販促=道端で声をかけてお客さんを呼んでくる販売促進、客引きのこと)。 しかし、たいていの居酒屋では販促は交代制なのに、店長は毎回毎回わたしを指名する。 しかもわたしのときだけ、1時間交代ではなく「いいって言うまで行ってきて」と言うものだから、勤務時間丸々販促なんてことも……。 自分だけ販促に行かされるのに違和感をもったわたしはある日、思い切って店長に抗議してみた。 バイト仲間はほぼ販促免除状態なのに、わたしだけ毎日何時間も、人通りがまばらな駅前で寒空のなかずーっと立って、道ゆく人々

                                                                        筋が通ったロジックでも、こっちが納得するかは別の話
                                                                      • 荒れた地域の公立小学校でいじめに遭遇した私は多様な価値観に触れることができたか。荒れていない公立小学校の我が子たちは触れられてないか - 斗比主閲子の姑日記

                                                                        割とよくある議論として、「私立の学校は同質性が高く、公立に比べると多様な価値観に触れることができない」というのがあります。 これが暴論であるというのは説明するまでもないでしょうが(このブログは"一般向けではない"ので)、簡単に言えば、私立でも色々だし、公立でも色々だからです。 ご存知の通り、日本の首都圏や大阪(の一部)では私立の学校がたくさんある一方で、それ以外の地域では私立がそれほど多くありません。だから、その都道府県の一番の進学校が兵庫県であれば私立の灘高校かもしれないけれど、熊本県なら公立の熊本高校なんてことは普通です。たぶん、47都道府県で一番の進学校を一つずつピックアップすれば半分以上の都道府県が公立高校となるでしょう。 また、私立だから男女別々で、公立だから共学というわけではありません。群馬県では有名な高崎高校も前橋高校も男子校です。私立だから男子校・女子校というわけでもない。

                                                                          荒れた地域の公立小学校でいじめに遭遇した私は多様な価値観に触れることができたか。荒れていない公立小学校の我が子たちは触れられてないか - 斗比主閲子の姑日記
                                                                        • 金のなる木の御守りになるとキャリア的には詰む - ミネムラ珈琲ブログ

                                                                          最近、勝間和代さんのブログから『悪いヤツほど出世する』を読んで、あまりにも面白かったので著者ジェフリー・フェファーの前著でスタンフォードMBAの講義をまとめた方の『「権力」を握る人の法則』を読んでいる。 悪いヤツほど出世する (日本経済新聞出版) 作者:ジェフリー・フェファー日経BPAmazon 「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫) 作者:ジェフリー・フェファー日本経済新聞出版Amazon そんな最中に先日、転職をしようとしている友人とオンライン飲みをしていて、表題のことを思っていた。ちなみにここでの金のなる木は悪い意味で言っている。金のなる木を良い意味に捉えるのは経営視点の話であって、所属している人間が言われて嬉しい言葉ではない。 当然ながら友人の境遇を思ったことでもあるし、自分の過去の境遇を思い出してのことでもある。「御守り」というのは自分がそれに近い立場*1になっていた時に

                                                                            金のなる木の御守りになるとキャリア的には詰む - ミネムラ珈琲ブログ
                                                                          • 多分あまり知られていない「マイティボンジャック」の本当の奥深さと面白さ【たぶん自分しか推してないゲーム】|てっけん

                                                                            今回は僕が好きな「マイティボンジャック」の話を。 ちょっと前に会社でレトロゲームの話になったときに、若い編集が「でもやっぱり昔のゲームって、今遊ぶとキツいのが多いですよね」みたいなことを言っていて。まあ実際大半のゲームがそうなんだけど、中には本当に「今遊んでも面白いゲーム」というのがちゃんとあるんですよ。 その1つが「マイティボンジャック」だと僕は思うわけです。 いきなり話は脱線しますが、「マイティボンジャック」といえば、「ゲームセンターCX」で知ったという人も多いんじゃないでしょうか。確かにあの回は初期のシリーズを代表する“神回”で、後に再編集して映画化されたことからもその人気の高さがうかがえます。確かDVD-BOX4に入ってるのかな。映画は見なくていいです。 ただ一つだけ残念だったのは、番組で有野がたどり着いたのはあくまで「ノーマルEND」なんですよね。番組では「ワープ」の裏技(※)を

                                                                              多分あまり知られていない「マイティボンジャック」の本当の奥深さと面白さ【たぶん自分しか推してないゲーム】|てっけん
                                                                            • 親は「完全な存在」でないと子どもから信頼を得られないか - 斗比主閲子の姑日記

                                                                              n=1です。 先日の記事にこんなコメントをもらいました。 親自身も辛いときがあることを子どもに伝えておく - 斗比主閲子の姑日記 うちも最近やるようになりました。しんどい時はしんどいと言い、感情的状態のせいで叱り方を間違えたらすぐ謝る。「親は完全な存在ではない」と理解した上でなお信頼を得られれば有難いのだけど、どうなるだろうな 2021/01/12 10:56 b.hatena.ne.jp 子どもが「親は完全な存在ではない」と理解した上で、親を信頼してくれるかどうかという話です。 ※ICO 私も親は子どもの手前、しっかりしていないといけないと思っていたことがあったんですが、最近はあまりしっかりしなくてもそこそこ信頼を得られるなと思ってます。 これは別に理論的な背景があるというわけではなく、自分が仕事をしていて部下を育てたり、また、誰か上役と仕事をするときに感じていることで。部下育てと子育て

                                                                                親は「完全な存在」でないと子どもから信頼を得られないか - 斗比主閲子の姑日記
                                                                              • 「実績紹介」と「ただの自慢話」を混同している人、多くないですか?

                                                                                わたしは記事のネタ探しのためにビジネス書や自己啓発書をよく読むのだが、そのなかで、時折鼻につく自慢話を見かける。 「経営陣がさじを投げるような長年の課題を短期間で解決に導いた」 「若いころはありとあらゆる賞を獲りまくっていた」 「多くの社長が自分を頼って相談に来る」 「現在××で有名なAさんは僕の指導を受けて成長した」 「この企画は続けていく予定だったが、売れすぎて現場が混乱したため終了になった」 「他にも優れた企画はあったが、上司はずっと僕の企画を推していた」 などなど。 晒すつもりはないので引用はしないが、これらの記述は、実際にわたしが最近書籍のなかで見かけたものである。 本だからまだ流し読みできるけど、居酒屋でこんなことを言われたら、確実に「うざいな」と思いそうだ。 たぶん本人たちは、「実績アピール」「自己紹介」だと考えているのだろう。でもそれは、一歩間違えるとただの自慢話でしかない

                                                                                  「実績紹介」と「ただの自慢話」を混同している人、多くないですか?
                                                                                • 「既婚子持ち30代、子どもが小学生に上がるまで働かない予定。30代のうちにやって良かったことを教えてほしい」 - 斗比主閲子の姑日記

                                                                                  今日も一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今日は時間とお金がある中で何をしたらいいかというお話です。 Q. 既婚子持ち30代、子どもが小学生に上がるまで無職の予定。30代のうちにやって良かったことを教えてほしい トピシュ様こんにちは。 おすすめ絵本の記事を初めて読ませていただいたことをきっかけにブログを楽しく読ませていただいている者です。 ※斗比主注:たぶんこの記事? トピシュ様に質問があります。 30代のうちにやって良かったことはなんでしょうか? 家族のためのこと子育てのこと美容のこと、どんなジャンルでもいいので教えていただきたいです。 家で2人の子供の面倒を見ているのとめんどくさがりな自分の性格の為、なんとなく過ごしていくうちにあっという間に月日が流れていくように感じます。 ですので何か目標や計画をつくりたく、参考にさせていただこうと思い質

                                                                                    「既婚子持ち30代、子どもが小学生に上がるまで働かない予定。30代のうちにやって良かったことを教えてほしい」 - 斗比主閲子の姑日記

                                                                                  新着記事