就任2年目の広島・新井貴浩監督(47)が奮闘を続けている。チームは3連敗中で2位・巨人にゲーム差なしまで迫られながらも首位をキープ。ただ、これから本格化する夏場とシーズンの正念場へ油断は禁物だ。あの〝病魔〟による不測の事態にも備え、グラウンド外での予防も徹底している。 本拠地がある広島では新型コロナウイルスの感染者が〝高止まり傾向〟にある。広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)によると、広島市内の感染者は6月17日から23日の週で「137人」。その前週に比べると1・5倍の増加となった。同24日から30日にかけては「115人」でやや減少したが、気を抜けない状態だ。昨年も同時期から8月上旬にかけて増加した例があり、チームではうがいや手洗い、検温の徹底など注意を促している。 2023年5月以降、コロナは季節性インフルエンザと同じ5類感染症に移行。対策は個人や事業者に委ねられているが、球