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東京藝術大学の検索結果201 - 240 件 / 684件

  • 東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く

    東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円についてが不交付決定になった件を受け、9月27日、東京藝術大学前や京都の文化庁舎前でデモが行われた。 東京藝術大学美術学部(上野)の正門前に集まる人々 文化庁は、「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を、全額不交付とすると発表。大村秀章愛知県知事は決定の取り消しを求めて国を訴える考えを表明しているが、これを後押しするように各地でデモが相次いでいる。 文化庁のあいトリ補助金交付撤回に反対する緊急ミーティング。2019年9月27日(金)18時〜。上野東京藝術大学美術学部正門。集合後、場所は移動する可能性あり。詳細は→ #芸大前0927 — 毛利 嘉孝 (@mouri) September 26, 2019 9月27日に

      東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く
    • 岸野雄一×出口亮太対談 「楽しい」からやり直す、芸術文化と地域コミュニティ | NiEW(ニュー)

      文化関係者にとっても試練の季節となったコロナ禍を経た現在。他方、それ以前から山積みとなっていた高齢化や福祉の不足、地域コミュニティの衰退などの社会的課題は、さらにその切実さ、複雑さを深めている。こうした時代に求められる、文化の姿とは何か? 今回はそんな問いを、地域のなかでしなやかに活動する2人のプレイヤーが話し合った。 1人目は、日本各地で盆踊りを現代的にアレンジした祝祭の場をオーガナイズし、2023年には地元の東京・墨田でイベント『すみゆめ踊行列』も成功に導いたスタディストの岸野雄一。そしてもう1人は、長崎県長崎市で「長崎市北公民館」「長崎市チトセピアホール」「長崎市市民活動センター ランタナ」という3つの公共施設の指定管理者を務め、行政的には異分野とされるこれらの施設の連携を模索してきた出口亮太。2人は過去にも、公共施設の新しい使い方や、公共空間と文化の関係について対談を重ねてきた旧知

        岸野雄一×出口亮太対談 「楽しい」からやり直す、芸術文化と地域コミュニティ | NiEW(ニュー)
      • アーツ前橋の問題が東京藝大に波及。アーティスツ・ユニオンが意見書提出、学生が説明を求める動きも

        「深刻な出来事」と再発防止を要望国内や世界を拠点に活動する現代美術家の労働組合「アーティスツ・ユニオン」(村上華子支部長)は、東京藝術大学の日比野克彦学長に「アーツ前橋の契約不履行事案にかかる再発防止を求める意見書」を6月20日に送付したと発表した。意見書は、アーツ前橋が2019年に開催した企画展の記録集の発行を中止し作家に業務委託料を一部支払わなかった問題を、「美術業界に関わる誰しもが尊重される平等で公平な労働環境の実現をはばむものとして、非常に深刻な出来事」と指摘。同大教員のアーツ前橋前館長(編集部注:住友文彦=当時東京藝大大学院准教授、2021年4月より教授)が、問題に関わっていたとして再発防止を求めた。被害を受けたアーティストの名誉回復に努めることも要望した。 また、前館長が教授を務める東京藝大大学院の学生からも大学側に説明を求める声が上がっている。 2013年の開館以来、気鋭の作

          アーツ前橋の問題が東京藝大に波及。アーティスツ・ユニオンが意見書提出、学生が説明を求める動きも
        • クーロンズゲートの続編新作『クーロンズリゾーム』制作プロジェクト

          クーロンズゲートの続編新作『クーロンズリゾーム』制作プロジェクト『クーロンズ・ゲート』の企画決定から25年目となる2020年、続編の制作プロジェクトを立ち上げました。ゲームタイトルは『クーロンズリゾーム』──リメイクではなく完全な新作となります。それでいて前作ファンの方の思い入れに向き合うために、「共に創る」プロセスも含めたプロジェクトです。 ゲームは2021年秋リリース予定。プロジェクト資金の一部をクラウドファンディングで募集します。 サウンドコンポーザーの蓜島邦明氏の楽曲提供を軸としたストレッチゴールを設定します。 ストレッチゴール達成金額:600万円このストレッチゴールの達成で、ゲームプリプロ版に蓜島邦明氏書き下ろし新曲となる「クーロンズリゾーム サウンドスケープ」のうち、表題曲となる「光明路のテーマ」と他を実装します。 また、ストレッチゴールに向けた新しいリターンプランを設定します

            クーロンズゲートの続編新作『クーロンズリゾーム』制作プロジェクト
          • 東大生はアウシュヴィッツを知らない ナチスが分からない理系と行列を理解しない文系が「常識」化 | JBpress (ジェイビープレス)

            1945年の1月27日、ナチス・ドイツのアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所が解放されてから、満75年目を迎えました。 今年2020年は、第2次世界大戦の終戦からも、広島長崎への原爆投下からも、また、ナチス・ドイツの滅亡と強制収容所での犯罪が明るみに出てからも75年を迎える節目の年にあたります。 思い返せば、戦後60年という節目に当たる2005年、東京藝術大学奏楽堂でメモリアル・コンサートを開きましたが、あれからすでに15年。 そして、この間、この歴史の事実を知る人の多くが、この世を去ってしまいました。 いまや終戦の瞬間に生まれた新生児ですら、日本の厚生省式の表現を採るなら「後期高齢者」という時間の経過。 私のコラボレーターでもある映画監督、詩人のフランク・ダイアモンドはベルゲン・ベルゼン強制収容所を6歳で解放されたホロコースト・サバイバーですが、幼児期の原体験のいまだ深く引きずっていま

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            • King Gnu(キングヌー)はなぜ売れた?ブームを巻き起こした「非常識」な戦略

              「突如として現れた、音・ビジュアル共に圧倒的オリジナルセンスと完成度を誇るトーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンド」と呼ばれるKing Gnu(キングヌー)。2019年のブレイクは凄まじく、YouTubeの楽曲は1億再生を突破し、紅白初出場も果たしました。2017年4月にバンド名をKing Gnuに改名後、わずか2年ほどで日本のトップバンドへと上り詰めた要因は何でしょうか?今回は「King Gnuブーム」の裏側にある巧みなマーケティング戦略を分析します。 楽曲・メンバーの独自性が強い King Gnuは、JPOPとブラックミュージックをかけ合わせた独自の世界観と楽曲の複雑性が魅力です。これはメンバーの高い音楽的素養によって生まれた強み。ギターの常田さんとボーカルの井口さんは東京藝術大学出身と、バンドマンとしては異色の学歴を持っていることでも知られています。 圧倒的技術を誇る多彩なメ

                King Gnu(キングヌー)はなぜ売れた?ブームを巻き起こした「非常識」な戦略
              • 神戸の藤本憲明は単なる「ラッキーボーイ」にあらず 新国立の歴史に名を刻んだ元JFLプレーヤーの履歴(宇都宮徹壱) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                果たして、歴史にその名を刻むのは誰か──。 五輪イヤーとなる2020年の元日、天皇杯決勝は6年ぶりに東京・国立競技場で開催されることとなった。「聖地」のこけら落としという晴れがましい舞台に立ったのは、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズ。スター軍団と常勝軍団による顔合わせは、勝敗の行方とは別に「誰が新国立での最初の得点者となるか」にも注目が集まった。 結果は2−0で神戸の勝利。同クラブにとっては初のタイトルとなったわけだが、記念すべきゴールを挙げたのはアンドレス・イニエスタでもルーカス・ポドルスキでもなかった。1点目はオウンゴール、そして2点目はFWの藤本憲明。実は当初、1点目も藤本の名がアナウンスされ、その後オウンゴールに訂正されている。それでも彼が、2つのゴールで重要な役割を果たした事実に変わりはない。「藤本憲明」の名は間違いなく、歴史に名を刻まれたと言ってよいだろう。 もっとも藤本の名前

                  神戸の藤本憲明は単なる「ラッキーボーイ」にあらず 新国立の歴史に名を刻んだ元JFLプレーヤーの履歴(宇都宮徹壱) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • 作曲家・田中公平氏&ユーグレナ代表取締役社長・出雲 充氏が語る,「自分を奮い立たせるテーマソングの作り方」。「檄!帝国華撃団」の場合

                  作曲家・田中公平氏&ユーグレナ代表取締役社長・出雲 充氏が語る,「自分を奮い立たせるテーマソングの作り方」。「檄!帝国華撃団」の場合 編集部:TeT カメラマン:増田雄介 セガゲームスは2019年12月12日,PlayStation 4用ソフト「新サクラ大戦」を発売した。「サクラ大戦」シリーズの本編作品としては14年ぶりのリリースとなった本作においても,音楽を手がけるのはもちろん,これまで同様に田中公平氏だ。 ゲーマーであれば,たとえ実際に「サクラ大戦」シリーズプレイしたことはなくても,一度は耳にしたことがあるであろう主題歌「檄!帝国華撃団」(以下,ゲキテイ)も,「檄!帝国華撃団<新章>」(以下,新ゲキテイ)として新たな形に生まれ変わっている。 さて,そんなゲキテイを「私のテーマソングだ」と語る人物がいる。バイオベンチャー企業,ユーグレナの代表取締役社長 出雲 充氏だ。 東京大学在学中の1

                    作曲家・田中公平氏&ユーグレナ代表取締役社長・出雲 充氏が語る,「自分を奮い立たせるテーマソングの作り方」。「檄!帝国華撃団」の場合
                  • 「アートと経済社会について考える研究会報告書」を公表します (METI/経済産業省)

                    経済産業省として初めてアート産業の振興について検討を行いました。その課題や対応の方向性を取りまとめた「アートと経済社会について考える研究会」の報告書を公表します。 文化芸術は経済社会を支える主要なエンジンであるとの認識が世界的に共有されていますが、日本におけるアート市場規模はまだまだ小さいなど、文化芸術と実経済社会との間には隔たりがあると考えられます。 経済産業省では、アートの持つ経済産業的意義を確認しつつ、需要を拡大し、アートと経済社会が互いに支え合い発展していくようなエコシステムの構築に向けて「アートと経済社会について考える研究会」を設置し、議論を積み重ねてきました。 この度、議論の内容及び今後のアート産業の振興に向けた課題や対応策等を取りまとめた報告書を公表します。 議論のポイントは以下の通りです。 企業のアートに対する需要の拡大に向け、アートの企業競争力等に関するエビデンス等の周知

                    • ハックル先生が「モテない」だなんてご冗談を。

                      現にハックル先生は二回結婚しているし、子どもだっている。 本当にモテなかったら二回どころか一回も結婚できないし、そもそも付き合えない。 結婚に至らなかった恋愛だってしているはずだし、そう考えるとめちゃくちゃモテる側。 それに自分は他の才能はダメだけど本を書く才能があったからベストセラーが出せたみたいな書きかたも大嘘。 現役で東京藝術大学に入っているし秋本治の事務所で働いているし放送作家で年収1000万以上あったんでしょ。 そのうえ親族の出版社を受け継いで社長業もやっている。 めちゃくちゃ強者男性じゃん。これらの一つも手に入らない男なんて無数にいる。 それをあたかも自分を弱者男性かのように装うなんてPV稼ぎのレトリックでしかないでしょ。 ハックル先生は明らかに才能も環境も恵まれていて、努力もできた人生だよ。 最近共感稼ぎのために弱者男性を装う強者男性が増えていてほんと頭にくる。 そろそろ社会

                        ハックル先生が「モテない」だなんてご冗談を。
                      • 音を極める――メディア芸術の音を創造した人々<br/>第1回 作曲家・田中公平(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ

                        メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 アニメ・特撮・ゲームなどのメディア芸術の世界における「音」の表現を切り拓いてきた先駆者にお話しをうかがうインタビューシリーズ。その第1回目にふさわしい人物として登場していただくのは、80年代から現在まで、一貫してアニメ・ゲームの音楽を専門に創造し続ける稀有な作曲家で、今年、デビュー40周年を迎えられた田中公平さん。その生い立ちから、アニメ・ゲームとの出会い、コンテンツビジネスとしての未来の姿までを、存分に語っていただいた。 田中公平氏 クラシックをきっかけに作曲家を目指す 田中

                          音を極める――メディア芸術の音を創造した人々<br/>第1回 作曲家・田中公平(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ
                        • 10 Favorites – Ryuichi Sakamoto | 私が好きな坂本龍一10選

                          2009年、57歳のときの坂本さんはいった。 「さて自分の人生――手垢のついた言葉で、あまり使いたくないが、他の適切な言葉も見つからない――をこうやって振り返ってみると、つくづく僕という人間は革命家でもないし、世界を変えたわけでもなく、音楽史を書き変えるような作品を残したわけでもない、要するにとるにたりない者だということが分かる」 この年に新潮社から出版された『音楽は自由にする』という著書の「あとがき」での述懐である。ちなみに、この本の表紙にかかった帯には、「初めての本格的自伝」という惹句がある。 けれど、その言にもかかわらず、坂本さんはこのときすでに、音楽文化革命の旗手であったし、世界の変革者であったし、音楽史にあらたな1ページを書き加えた者であった。 いっぽう、おなじ本の裏表紙側の帯には、「子どものころ、『将来何かになる』ということが、とても不思議に思えた」という文句が印刷されている。

                            10 Favorites – Ryuichi Sakamoto | 私が好きな坂本龍一10選
                          • 電気代を稼ぐ音楽コンサート、東京藝大がさだまさしさんと開催 光熱費高騰にさださんが「力になりたい」

                            東京藝術大学は4月15日、収益を大学の電気代に充てる音楽コンサート「電気代を稼ぐ音楽コンサート」を開催する。同学の客員教授を務めるさだまさしさんなどが出演。昨今の光熱費高騰で財政が切迫していることを踏まえ、コンサートで資金を集める。 会場は大学構内。入場料は9000円で、車いす席のみ8100円。さだまさしさんに加え、ヴァイオリニストの澤和樹さん、落語家の立川談春さんなどが出演。油絵を専攻する学生によるライブペインティングや、バイオリンを専攻する学生による独奏も披露する。 利益は必要経費を差し引いた上で電気代に充てる。同学によれば数百万円分の電気代を充当できる計画という。 きっかけはさださんの声 「力になりたい」 コンサートの企画を担当した美術学部デザイン科の箭内(やない)道彦教授によれば、開催のきっかけは2022年に実施した澤和樹前学長の退任記念公演という。イベントのMCの中で、電気代高騰

                              電気代を稼ぐ音楽コンサート、東京藝大がさだまさしさんと開催 光熱費高騰にさださんが「力になりたい」
                            • 「インハウスとクライアントワークの景色からみるデザインキャリアの可能性」 に参加して、デザイナーのキャリアについて考えた|といとい

                              こんにちは。ミドル層デザイナーの@toi_toi_yです。 ミドルといえばキャリアですよね(???) 豪華デザイナー陣がインハウスとクライアントワークそれぞれの視点でデザイナーのキャリアについてトークするという自分にとってドンピシャなイベントがあったので行ってきました。 30代のミドル層デザイナーで、クライアントワークからインハウスへ転職した自分にとってこれは絶対に参考になるでしょ、と確信。 プレイドオフィスの芝生エリア 登壇者以下はイベントのページから引用 平野 友規 株式会社ユーザベース(SPEEDA事業) / デザイナー 株式会社デスケル / リサーチャー 2018年デンマークのDesign school KoldingのLab for social designで客員研究員を経て、2019年東京藝術大学大学院デザイン専攻を修了。株式会社ユーザベースのSPEEDA事業でリードデザイナ

                                「インハウスとクライアントワークの景色からみるデザインキャリアの可能性」 に参加して、デザイナーのキャリアについて考えた|といとい
                              • 「ちょっと落ち着きませんか?」なぜ積極的に語りかける? 平田オリザが語るコロナ禍と誤解

                                平田オリザ 新型コロナウィルスの影響によって、音楽ライブや演劇といったライブパフォーマンスが危機に直面している。観客が密集、密接し、さらに密閉空間で行われるこれらのライブパフォーマンスはまさに「濃厚接触」を必要とするものであり、2月下旬から自粛が求められてきた。 そんな中、さまざまなメディアに出演しながら積極的に発言を続けているのが、演出家・劇作家である平田オリザだ。この危機に直面し、主宰する劇団「青年団」でも海外公演が中止となり多額の負債を背負うことになったが、そんな状況にあってもなお、彼は人々に対し文化の重要性を語り続けている。 コロナ禍の最中となる3月に発売された新著『22世紀を観る君たちへ』(講談社現代新書)では、日本の教育制度を軸にして、これからの日本を生きていくにあたって必要な学びの姿を描いた。彼は、いったいどのような未来を見ているのだろうか? 「誤解」が自粛を生んだ ──平田

                                  「ちょっと落ち着きませんか?」なぜ積極的に語りかける? 平田オリザが語るコロナ禍と誤解
                                • 『悪は存在しない』濱口竜介監督インタビュー。「どっちとも言えない」という視座を丁寧に描くこと | CINRA

                                  濱口竜介の監督作『悪は存在しない』は、『ドライブ・マイ・カー』(2021年)で意気投合した音楽家・石橋英子とのコラボレーションによってつくられた。石橋から受けた映像制作のオファーをきっかけに、石橋のライブ用サイレント映像作品『GIFT』とともに生まれた長編映画だ。 長野の自然豊かな町に持ち上がった、グランピング場の建設計画をめぐって展開される物語は、地方と都市、自然と都会という単純な二項対立では割り切れないさまざまな問いを観る者に投げかける。「現実は、我々が思ってるほどはっきりと分かれているわけではない」と語る濱口。むしろその割り切れなさこそが本作の核にあったようだ。作家の鈴木みのりが話を聞いた。 予告編でも初めに使われている、『悪は存在しない』のファーストショットに、わたしはとても困惑した。この映画の舞台となる長野県・水挽町(架空の町)にある、山中の林を下から捉えながら進んでいくショット

                                    『悪は存在しない』濱口竜介監督インタビュー。「どっちとも言えない」という視座を丁寧に描くこと | CINRA
                                  • 石井柏亭と「漫画」概念の確立 - メディア芸術カレントコンテンツ

                                    メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 「マンガ」という語から大抵の現代人が思い浮かべるのは、コマ割りされ、絵と吹き出しによって物語が進んでいく「ストーリーマンガ」だろう。しかし、辞書にはもうひとつの意味として「諷刺画」が挙げられている。幕末から明治期における西洋文化の流入のなかで、現代の「マンガ」とは異なるかたちで確立されようとしていた当時の「漫画」。美術とジャーナリズムが重なり合う領域でその成立に積極的に関わっていたのが石井柏亭だ。版画、洋画に加えて漫画を制作し、美術評論家としても筆を執った彼の活動をたどりながら

                                    • 荏開津広×渡辺志保のラップ詞談義 混沌の時代に響くリリック | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                      コロナウイルスにより、世界に大きな変化が訪れた。人々の生活も、経済状況も大きな変化が求められている。さらに、ミネアポリスでのジョージ・フロイド事件を受け、ますます混迷を極める現代に、どんな言葉が届くのだろう。 世界の音楽シーンに精通するライター渡辺志保と、多彩なカルチャーに横断的な視点を向ける荏開津広による対談の第5回は、「今の時代に響くラップ詞」という視点で、ラップのリリックを語り合う。 ラップとは「自身の美学を歌う音楽」だと思いました。(渡辺) ―ラップが「メッセージ性が強い音楽」というイメージで語られる理由は、どんな点にあると思いますか? 荏開津:やっぱりパブリック・エナミー(Public Enemy)が大きいと思います。ただ、私自身はその前からラップを聴いていて。そのときはイングリッシュネイティブの友人にも、ラップを「歌詞に意味がない」「幼稚だ」といわれていましたね。もちろん、いい

                                        荏開津広×渡辺志保のラップ詞談義 混沌の時代に響くリリック | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                      • 聖書と絵画の関係を漫画、イラストで解説した一冊 - mojiru【もじをもじる】

                                        マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編 『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』目次抜粋 『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』Amazonでの購入はこちら 『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』楽天市場での購入はこちら マンガでわかる「日本絵画」のテーマ紹介記事 『マンガでわかる「日本絵画」のテーマ』Amazonでの購入はこちら 『マンガでわかる「日本絵画」のテーマ』楽天市場での購入はこちら 矢島新氏監修、唐木みゆ氏担当『マンガでわかる「日本絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる!』 「マンガでわかる「日本絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる!」Amazonでの購入はこちら 「マンガでわかる「日本絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる!」楽天市場での購入はこちら マンガでわかるシリーズ『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる

                                          聖書と絵画の関係を漫画、イラストで解説した一冊 - mojiru【もじをもじる】
                                        • Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化

                                          〈Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化〉は、私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造していくことを宣言する声明です。私たちは団体としてではなく、声明に共感する「ちいさな人びと」の意志の集まる場所として、新しい文化を望むすべての人びとの活動のためのネットワークとして存在します。 声明「パレスチナを忘れるな」というのが、エドワード・サイードの最期のことばでした。 パレスチナの未来のために、彼が最期まで重んじたのが、『文化』というものでした。 わたしたちは、Culture Against Apartheid(アパルトヘイトに抗する文化)というチームをつくりました。 わたしたちが、心から追い求めている新

                                            Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化
                                          • 佐藤雅彦とユーフラテスの独創的表現の裏側。表現以前の探求 | CINRA

                                            画面に映し出されるのは、新体操からマラソン、フィギュアスケートまで、さまざまな競技のアスリートの姿……ではなく、その「影」。映像を観るうちに、影が主体となり、主体は「影の影」となっていく。観客の目は影から離れることができず、影からアスリートの躍動、そしてひたむきさを読み取っていく。 そんな不思議な現象に着目した映像作品『Shadows as Athletes』が、『第23回文化庁メディア芸術祭』のエンターテインメント部門で大賞に輝いた。神宮外苑に新設された「日本オリンピックミュージアム」の、ウェルカムビジョンのために制作された作品だ。 手掛けたのは、『ピタゴラスイッチ』や『考えるカラス』など、新しいアプローチの教育番組でも知られる佐藤雅彦とユーフラテス。日常の発見や驚きといった「表現以前」を、知的好奇心に支えられた研究会を通して「表現」に昇華する、その制作プロセスとはどのようなものか? 東

                                              佐藤雅彦とユーフラテスの独創的表現の裏側。表現以前の探求 | CINRA
                                            • 国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート

                                              国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート東京・上野の国立西洋美術館で21組の現代美術作家を招き、同館や同館コレクションについて考える初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。 文・撮影=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長) 左から鷹野隆大、小田原のどか、梅津庸一、新藤淳 今年開館65周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館。ここで21組の現代美術作家を招く初の試み「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は3月12日〜5月12日。 参加作家は、飯山由貴、梅津庸一、遠藤麻衣、小沢剛、小田原のど

                                                国立西洋美術館初の現代美術展示。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の概要とトークをレポート
                                              • 長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから

                                                長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから1984年に京都市立芸術大学の学生を中心に結成され、日本を代表する存在となったコレクティヴ「ダムタイプ」。その活動を包括的に紹介する展覧会「ダムタイプ|アクション+リフレクション」(東京都現代美術館)を記念し、同展のキュレーションを手がけた長谷川祐子と、ダムタイプの中心的存在である高谷史郎が対談。旧知のふたりが、ダムタイプのこれまでとこれからを語った。 奥からダムタイプ《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》(2018)と《pH》(2018)。「ダムタイプ|アクション+リフレクション」(2019、東京都現代美術館)展示風景より Photo by Nobutada Omote ダムタイプには「信頼」がある長谷川 ダムタイプはパフォーマンスのグループとして1984年に始まり、アート、音楽、演劇など広範に影響を与えながらや

                                                  長谷川祐子と高谷史郎が語る「ダムタイプ」のこれまでとこれから
                                                • 東京都美術館で、展覧会 岡本太郎を鑑賞(前編) - ドミナゴのブログ

                                                  どうも、ドミナゴ(@Dominago50)です。 今回は、上野にある東京都美術館へ行き、展覧会 岡本太郎(Okamoto Taro: A Retrospective)を鑑賞してきましたので、その様子をご紹介できればと思います。 DMM英会話のお友達紹介コードは267989084です。 入会時にこのコードを入力すると紹介した方、紹介された方双方にプラスレッスンチケット3枚が貰えます。(誰が利用したかこちらには分かりません) 東京都美術館 岡本太郎とは 芸術は爆発だ 東京都美術館 東京都美術館は、上野恩賜公園内にある都が運営する美術館です。 上野公園内やその周辺には、数多くの博物館や美術館があります。 いちばん有名なのは、やっぱり東京国立博物館ですね。 その他にも、東京国立科学博物館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京藝術大学大学美術館などがあります。 過去にやっていた仕事の関係で、上野公園

                                                    東京都美術館で、展覧会 岡本太郎を鑑賞(前編) - ドミナゴのブログ
                                                  • 4年ぶりに復活! ⑦奉祝 令和5年 神田祭『昌平橋~神田淡路町ワテラス』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                                                    4年ぶりに復活! ⑦奉祝 令和5年 神田祭 『昌平橋~神田淡路町ワテラス』 ソール・ライター風 Saul Leiter Style 東京藝術大學「ジンベエザメ」 令和4年東京藝術大学の藝祭で行われた神輿コンテストで明神賞を受賞 珈琲 庵 (コーヒーイオリ) 隣接する秋葉原らしい店頭ディスプレイ ソール・ライター風 外堀通り添いの神田郵便局 ソール・ライター風 淡路町二丁目町会のお神輿 ワテラス前広場の現代彫刻 ワイルドシングス -地形の魔力ー Wild Things-Magic of Landscape 2013年 鴻池朋子作 ソール・ライター風 ソール・ライター風 photoⒸarashi いつもご覧いただき、ありがとうございます!! グループの新機能「ランキング」に参加しておりますので、お手数ですが下記バナーをクリックいただければ幸いです。応援どうぞよろしくお願いいたします!! ランキ

                                                      4年ぶりに復活! ⑦奉祝 令和5年 神田祭『昌平橋~神田淡路町ワテラス』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                                                    • アート界のハラスメントに問題提起を。広島で開催される「カナリアがさえずりを止めるとき」とは?

                                                      アート界のハラスメントに問題提起を。広島で開催される「カナリアがさえずりを止めるとき」とは?アーティストの岩崎貴宏が企画する展覧会「カナリアがさえずりを止めるとき」が、広島市内の2ヶ所で開催。本展は、根深いアート界のハラスメントに対して問題提起を行うものだ。 宮内彩帆 天国の工場で量産されたストリッパーたち 2019 アート界に見られる著しいジェンダーアンバランスや相次ぐハラスメント。この状況に対し、アーティストが展覧会というかたちで声を上げる。 「カナリアがさえずりを止めるとき」と題された展覧会は、2017年のヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家として知られる岩崎貴宏が企画代表を務めるもの。岩崎は、今年に入って母校である広島市立大学芸術学部の教員がハラスメントで懲戒処分されたことを挙げ、男性優位構造ゆえのハラスメントが美術業界で相次いで起きていると指摘。「教育現場でハラスメントが繰

                                                        アート界のハラスメントに問題提起を。広島で開催される「カナリアがさえずりを止めるとき」とは?
                                                      • 【開館中の展覧会まとめ】あきらめるのはまだ早い!首都圏で現在楽しめる、オススメの美術展10選

                                                        アート 【開館中の展覧会まとめ】あきらめるのはまだ早い!首都圏で現在楽しめる、オススメの美術展10選 2020/3/4 アート コメント: 0 投稿者: かるび 2月末に政府から発表された「大規模なスポーツ・文化イベント自粛」要請を受け、東京・大阪など大都市圏の美術館・博物館は3月中旬頃まで軒並み休館を決めました。 便利なもので、Internet Museumや美術手帖、OBIKAKEなど、展覧会や美術館などの各種情報サイトでは刻一刻と変わる美術館・博物館の休館状況をこまめにアップデートしてくれています。 こうしたまとめ記事を見てみると、関東・関西の中規模以上のミュージアムは軒並み休館となっていますよね。展覧会が好きなアートファンにとってはとってもつらい状況で、大量の美術館難民が発生していると思われます。 僕自身もその一人となってしまったのですが、そこで改めて思ったのが、「では、今はどの展

                                                          【開館中の展覧会まとめ】あきらめるのはまだ早い!首都圏で現在楽しめる、オススメの美術展10選
                                                        • 鬼のパンツ20万回再生のオペラ歌手が【アベノマスク】を熱唱!!!

                                                          歌:黒田祐貴 twitter:@risaia_nera ピアノ:追川礼章 twitter:@RunrunToshi 歌詞:共作 【コンサート、編曲等お仕事のご依頼・ご連絡は以下のアドレスまで】 AyatoshiOikawaYT@gmail.com 追川礼章(おいかわあやとし) Ayatoshi Oikawa ピアニスト、編曲家、作曲家 公式YouTubeチャンネル 2020年6月末まで毎月0のつく日、10.20.30日は【追川礼章ピアノナイト】をYouTubeプレミア公開で開催!! 21:00〜21:15(予定) 【プロフィール】 1994年生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業後、東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院ソルフェージュ科を修了。 2歳からヤマハ音楽教室で学び、6歳から作曲を始める。これまでにピアノを中嶋信子、湯口美和、秦はるひ、坂井千春の各氏に、作曲を寺西誠氏に、ソルフェ

                                                            鬼のパンツ20万回再生のオペラ歌手が【アベノマスク】を熱唱!!!
                                                          • 各国立大学の学位記授与式及び入学式の実施状況について(3月15日時点) - 大学職員の書き散らかしBLOG

                                                            新型コロナウイルス感染症の国内感染の拡大を踏まえ、各国立大学の公式HPにて、各国立大学の令和元年度学位記授与式及び令和2年度入学式の開催状況を整理しました(3月15日時点)。 空欄はHPにて特に言及されていないことを意味しています。なお、「中止」には全員参加の式典は中止するが各学部学科等での学位記伝達式は行う、という状況も含まれています。 着色は前回(3月6日時点)から変更のあった箇所、又は、対応が決定した箇所です。各大学の実施詳細は各大学HPにてご確認ください。また、調べ切れていないところなど、誤りが含まれている可能性がありますのでご注意ください。 広島大学は、学長等のみが登壇し入学生は配信動画を見るという「無観客入学式」を行うようですね。また、授業開始日を遅らせる国立大学がいくつか出てきていることも注目したいです。 北海道教育大学:4月20日から授業開始 北見工業大学:5月7日から授業

                                                              各国立大学の学位記授与式及び入学式の実施状況について(3月15日時点) - 大学職員の書き散らかしBLOG
                                                            • (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[20]【国会議員の『海外視察』が4年ぶりに復活 23年度は約5億3000万円の関連予算を計上 9月までに衆院90人、参院60人が視察予定】 - ioritorei’s blog

                                                              (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[20] (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[20] (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュースとは 国会議員の『海外視察』が4年ぶりに復活 23年度は約5億3000万円の関連予算を計上 9月までに衆院90人、参院60人が視察予定 政治家が税金を浪費している裏では… 国立科学博物館 資金危機的 1億円クラウドファンディングへ 財政危機に瀕する東京藝大、学長の「経費節減」メールを入手「毎年4500万円も交付金が減る!」 自国の博物館や芸術大学には目もくれず… 岸田首相、大エジプト博物館を視察「開館待ち遠しい」 (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュースとは 最近、テレビでニュースをご覧になりましたか? 久しぶりにテレビのニュースを見て驚愕した。 トップニュースがメジャーリーグでの日本人選手の活躍、もしくは芸能人のゴシップだと? どこまで平和ボ

                                                                (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[20]【国会議員の『海外視察』が4年ぶりに復活 23年度は約5億3000万円の関連予算を計上 9月までに衆院90人、参院60人が視察予定】 - ioritorei’s blog
                                                              • 「祈り・藤原新也」写真展 - 30年ぶりに藤原さんの作品に再会した感動を伝えたい - - 時の化石

                                                                どうもShinShaです。 今回は2022年11月〜2023年1月に、東京世田谷美術館で開催された祈り・藤原新也」写真展に関する記事です。 オンタイムで書けば良かったけれど、その頃はプロジェクトの締め切りで忙しく、ブログを書ける状態ではなかったのです。 仕事の合間をぬって、23年1月に2回、写真展を見ることができました。 久しぶりに見た藤原新也さんの写真は、あまりに素晴らしかった。 (一部にセンシティブな写真の掲載があります) 藤原新也さんのこと インド チベット 香港 日本 藤原新也著作のamazonリンク おわりに 藤原新也さんのこと 僕が藤原さんを知ったのは、おそらく1980年頃。 その頃、藤原さんの作品「全東洋街道」が月刊『Play Boy』(あのフルグラビアのアメリカ人のオネェさん(Play mates)の大きいヌードが掲載されてた雑誌)に連載されていた。 僕は当時、学生だった。

                                                                  「祈り・藤原新也」写真展 - 30年ぶりに藤原さんの作品に再会した感動を伝えたい - - 時の化石
                                                                • もふくちゃんとアイドルグループの持続可能性を考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 13回目 前編

                                                                  佐々木敦と南波一海によるアイドルをテーマにしたインタビュー連載「聴くなら聞かねば!」。この企画では「アイドルソングを聴くなら、この人に話を聞かねば!」というゲストを毎回招き、2人が活動や制作の背景にディープに迫っていく。13回目となる今回のゲストは、音楽プロデューサー・もふくちゃん(福嶋麻衣子)。でんぱ組.incや虹のコンキスタドールなど、さまざまなアイドルを手がける彼女に、これまでの経歴や自らのプロデュース哲学、今後に向けた展望などを2回にわたり語ってもらった。前編となる今回は、3人の知られざる意外な関係性から話がスタート。 構成 / 望月哲 撮影 / 沼田学 イラスト / ナカG 佐々木敦オタクだったもふくちゃんもふくちゃん この3人が今アイドル業界に関わってるのが謎すぎて怖い(笑)。もともと全然違うところにいたのに。 佐々木敦 確かに。僕はアイドル業界に関わっているわけではないけど(

                                                                    もふくちゃんとアイドルグループの持続可能性を考える | 佐々木敦&南波一海の「聴くなら聞かねば!」 13回目 前編
                                                                  • 美術や映画などの指導的立場、男性率8割近く「女性が評価されづらく、多様な表現きえる」 表現の現場調査で浮き彫り - 弁護士ドットコムニュース

                                                                    映画界や美術界でセクハラが告発されるなど、近年、表現に関わる分野でのハラスメントが問題となっている。ハラスメントはなぜ起きてしまうのか。 その背景を探るため、ハラスメント問題に取り組む「表現の現場調査団」が、10分野の男女比率を調査したところ、教授や審査員、評論家、監督など、表現者を評価・指導する側の立場が男性に偏っていることが明らかとなった。 調査団が8月24日、調査結果をまとめた「ジェンダーバランス白書2022」を公表した。 https://www.hyogen-genba.com/gender 結果を踏まえ、調査団は、ジェンダーバランスの不均等は、ハラスメントの温床になりやすいだけでなく、多様な表現の妨げになると指摘。よりよい表現を生み出すために、これらのデータに基づいた議論が必要であるとしている。 ●「文化にとっても多様性失われる」 今回、10分野(美術・演劇・映画・文芸・音楽・デ

                                                                      美術や映画などの指導的立場、男性率8割近く「女性が評価されづらく、多様な表現きえる」 表現の現場調査で浮き彫り - 弁護士ドットコムニュース
                                                                    • 若手音楽家の登竜門 国際コンクール 日本人の音楽家が活躍 | NHKニュース

                                                                      若手音楽家の登竜門として知られるオーストリアの「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」で岡山県出身の森野 美咲さんが声楽部門で優勝するなど、日本人の音楽家が活躍しました。 27回目となることしのコンクールは4日、声楽部門の決勝が行われ、岡山県出身でウィーンを拠点に活動している森野 美咲さんが優勝しました。 森野さんは東京藝術大学を卒業後、2年前には日本音楽コンクールの声楽部門で1位になるなど、オーストリアや日本で開かれるオペラやコンサートで活躍しています。 また、森野さんのピアノ伴奏を務めた、高校時代の同級生、木口 雄人さんが最優秀伴奏者に選ばれました。 森野さんは、「新型コロナウイルスの影響で多くのコンサートやオペラが中止になるなか、コンクールでお客さんの前で歌うことができました。やっとまた舞台に立てたとまずはうれしかったですし、さらに結果がついてきてくれました。私たちのほうがお客さんから

                                                                        若手音楽家の登竜門 国際コンクール 日本人の音楽家が活躍 | NHKニュース
                                                                      • 長尾真・元国立国会図書館長が死去

                                                                        2021年5月23日、長尾真・元国立国会図書館長が亡くなりました。84歳でした。 長尾氏は、京都大学総長、日本図書館協会会長を歴任後、2007年4月から2012年3月まで国立国会図書館長を務めました。国立国会図書館では、ウェブサイト上に「長尾真 元国立国会図書館長の訃報に接して」(5月26日付け)を掲載し、電子図書館事業などの諸事業における長尾氏の貢献を紹介するとともに、哀悼の意を表明しています。 長尾真 元国立国会図書館長が5月23日に逝去されました。(国立国会図書館, 2021/5/26) https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/210526_01.html ※吉永元信国立国会図書館長による「長尾真 元国立国会図書館長の訃報に接して」が掲載されています。 長尾真 元日本図書館協会会長が5月23日に逝去されました。(日本図書館協会, 2021/5/27)

                                                                          長尾真・元国立国会図書館長が死去
                                                                        • NEWS  |  w e l c o m e 2 0 2 0 - 東京藝術大学美術学部建築科|大学院美術研究科建築専攻 Tokyo University of the Arts Faculty of Fine Arts / Graduate School of Fine Arts Department of Architecture

                                                                          Except where otherwise noted, content on this site is licensed under a Creative Commons. CC BY-NC-ND 2.1 JP. 新入生の皆さんへ 本来なら先週土曜日に予定されていた入学式・オリエンテーションの席で皆さんと対面し、今週からは前期授業も始まり、大学生生活がスタートしていたはずでした。 しかし、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、前期の開講を5月11日まで遅らせることとなり、今後の状況次第では遠隔授業などの可能性も高くなっています。不安感に苛まれる日々が続いていますが、もう皆さんは建築を学ぶ大学生です。この一ヶ月の間、課題や講義は中止になりましたが、少しでも有意義な時間を過ごして欲しいと我々は願っています。そこで、教員一人一人から、皆さんに向けて推薦図書を提示することにしました。 この状

                                                                          • 平成のはじまりに東京で何が起きていたのか:90年代美術論(前編) 筒井宏樹|「レビューとレポート」

                                                                            「アーリー90’S トーキョーアートスクアッド」展 「1990年代前半、東京で何が起きていたのか」。フライヤーのこの文言が「アーリー90’Sトーキョーアートスクアッド」展(以下、「アーリー90’S」展)の企画趣旨をよく示している。会田誠、飯田啓子、伊藤敦、岩井成昭、宇治野宗輝、大岩オスカール、オクダサトシ、小沢剛、鈴木真吾、曽根裕、竹内やすひろ、中ザワヒデキ、ナカムラクニオ、中村政人、八谷和彦、ピーター・ベラ―ズ、福田美蘭、松蔭浩之、MOJO WORKが出展作家に名前を連ねており、彼らが90年代前半に制作した作品を中心に本展は構成されている。 1階 展示風景 加えて、「中村と村上」展、「ザ・ギンブラート」、「新宿少年アート」の記録写真や記録映像等も展示されることで、イベントやシンポジウムの様子、路上でゲリラ的に展開されたパフォーマンスなど、出展作品だけでは伝わりにくい当時の熱気が補われてい

                                                                              平成のはじまりに東京で何が起きていたのか:90年代美術論(前編) 筒井宏樹|「レビューとレポート」
                                                                            • クローズアップ藝大 | 第十五回 小鍛冶邦隆 音楽学部作曲科教授 | 2ページ目 (2ページ中) | 東京藝術大学

                                                                              「うけ」なければだめ 国谷 正直、現代音楽はとても難しいと感じます。とっつきにくいというか。私を含めて多くの人が敬遠してしまう。 小鍛冶 いろいろ理由はあると思います。まず、現代音楽とはどの辺りか。ある時期までは、モダン・ミュージックという言い方はしていたかもしれないけれど、コンテンポラリー(=現代)という言い方はしていなかったと思うんですね。20世紀の初め、1907、8年にアルノルト・シェーンベルクという作曲家がはじめて無調の音楽、調性がない音楽を作って、それが一般的な聴衆であった市民階級にショックを与えた。それは普通の音楽のレトリックというか社会的な言葉じゃなくて、社会的に抑圧された部分で語っていると。無意識ですね。潜在的なものにはじめて目を向けて、その結果、音楽が無調になった。シェーンベルクは非常に直感的に抑圧された部分に関心を持っただけで、狙ったわけではないようですが、そこから現代

                                                                                クローズアップ藝大 | 第十五回 小鍛冶邦隆 音楽学部作曲科教授 | 2ページ目 (2ページ中) | 東京藝術大学
                                                                              • 作品を説明するのは良くないことか - おたくのテクノ

                                                                                前回の更新から4ヶ月。ブログ以外には自分の考えている事を長文で述べる機会がないので、たまには更新しないと書き筋が衰えると思い、キーボードを叩き始める。 直近のニュース valkneeさんに楽曲提供した「OG」が収録されている1stアルバム「Ordinary」が出ました。いいアルバムだと思います。ワンピース見すぎてスケジュールやばくなるの私も分かります。知ってか知らずか2曲目に私の中学時代からの友人であるSEKITOVAがいるのも良いですね。曲もビジュアルに合っててめっちゃ良かったです。ぜひ聴いてください。 linkco.re ちなみに、リリース同日には宇多田ヒカルのアルバムや、ナオト・インティライミの10thアルバムも出ています⚽️ 私個人も、アルバムかEPになるか分かりませんが作り始めてます。今年か来年リリースできたらいいな。今回はフィジカルリリースがメインになる予感です。 本題 最近ツ

                                                                                  作品を説明するのは良くないことか - おたくのテクノ
                                                                                • 佐藤雅彦さん「考えの整頓 ベンチの足」インタビュー 表現の礎にある「妙」|好書好日

                                                                                  撮影:STUDIO DUNK 佐藤雅彦(さとう・まさひこ) 1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より東京藝術大学大学院映像研究科教授、21年より名誉教授。著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日本経済新聞社)『毎月新聞』『新しい分かり方』(中央公論新社)など。ゲームソフト「I.Q.」やNHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」「考えるカラス」など、分野を超えた独自の活動を続けている。13年紫綬褒章受章。14年、18年カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待。 「理」を超えたものへの関心 ――本作は「心のどこかに引っかかってきた不明なもの」を明らかにしていった『考えの整頓』(2011年)に続く第2集ですが、どのように執筆されたのでしょうか? 「暮しの手帖」は2カ月に1回出る雑誌なので、そのあいだに起こった、自分の心

                                                                                    佐藤雅彦さん「考えの整頓 ベンチの足」インタビュー 表現の礎にある「妙」|好書好日