東京都調布市の東京外かく環状道路(東京外環道)トンネル工事ルート上にある住宅街で起きた道路陥没現場付近で、新たに地中の空洞が見つかったと東日本高速道路(NEXCO東日本)が22日、発表した。NEXCO東日本は「工事と空洞の因果関係は現時点では不明」とし、原因調査を続けながら空洞を埋め戻す準備に入った。陥没現場付近で空洞が見つかったのは2カ所目。
東京外郭環状道路(外環道)工事を巡り、東京都調布市の職員が昨年10月に陥没事故周辺に住む市民ら13人と面談した際、市民の了解なしに録音し、文字起こしした内容を東日本高速道路など事業者側へ提供した「面談メモ」の一端が明らかになった。13人のうちの1人の50代女性が、自らの情報を請求する「自己情報開示請求」で市から文書を入手した。女性は「私のしゃべったこと全てだ」と市の対応を批判している。 女性は、2020年10月に外環道のトンネル工事ルート上で陥没事故が発生する約10カ月前にルートから約10メートル離れた新築物件に引っ越した。入手した面談メモには、自宅の建物や基礎に十数本のひびが入ったり、振動や騒音による健康被害を受けたりしたことを克明に語った内容が一字一句漏らさず記されていた。 女性は取材に「面談時の一人一人の発言をそのまま事業者側へ流されるとは思ってもみなかった。自分の人格までもにおわせ
先月、東京 調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、現場の地下深くで道路のトンネルを建設している東日本高速道路は、現場付近の地下で新たな空洞が見つかったと発表しました。空洞が見つかったのはこれで2か所目で、直ちに空洞を埋める作業を行うことにしています。 新たに地下に空洞が見つかったのは、東京 調布市の住宅街で先月、道路が陥没したところから南におよそ20メートルほど離れた地上から深さ4メートルほどのところで、大きさは幅およそ3メートル、長さおよそ27メートル、内部の高さはおよそ4メートルあるということです。 東日本高速道路が先月下旬から行っていたボーリング調査では、今月2日にも長さおよそ30メートルの空洞が見つかっていて、今回で2か所目になります。 空洞は、道路や住宅の下に広がっているとみられ、直ちに地表に変化は出ないとしていますが、作業員が機器を使って監視を行うとともに、空洞を埋める作業を速
政府が新型コロナウイルス感染拡大終息後の経済対策の一環として、高速道路無料化を検討していることが25日、分かった。都市部と地方を結ぶ高速道路を無料化し、感染拡大や東京五輪・パラリンピックの延期決定などで深刻な打撃を受けている地方の観光業を支援する。政府は高速道路各社への財政措置も検討しており、関係者によると、東日本高速道路(NEXCO東日本)など各社は政府の要請を受け入れる意向だ。 政府はすでに各社への打診を始めている。無料化の期間などの詳細については今後詰める。財政措置の枠組み次第では、首都高速道路でも無料化が実現する可能性がある。 新型コロナの世界的な感染拡大で、2月の訪日客は前年同月比で約6割減少。なかでも感染拡大の中心となった中国からの訪日客は約9割も減った。関西や九州など中国人観光客が多かった地方を中心に観光業界は大打撃を受けている。 また東京五輪の延期や25日に東京都が要請した
去年、東京 調布市の道路の陥没や地下の空洞が見つかった住宅街で、新たに地下の空洞とみられる場所が見つかり、東日本高速道路は、近くの住民に状況を説明し、詳しい調査を進めています。 空洞とみられる場所が見つかったのは東京 調布市の住宅街にある公園の地下で、周辺では、去年10月と11月に道路の陥没と地下の空洞2か所が見つかっています。 地下で「東京外かく環状道路」=「外環道」のトンネル掘削工事を行っている東日本高速道路によりますと、地下に穴を掘るボーリング調査をしていたところ地下16メートル付近で抵抗が少なくなった場所があり、空洞とみられるということです。 このため、担当者が付近の住民に状況を説明し、周辺を地表面の変化を捉える機器で監視をして詳しい調査を進めているということです。 東日本高速道路は、去年10月に見つかった道路の陥没と地下の空洞はトンネルの掘削工事が要因の一つである可能性が高いとし
10月、東京 調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、現場の地下深くで道路のトンネルを建設している東日本高速道路は、現場付近の地下で新たに空洞が見つかったと発表しました。 トンネル工事との因果関係は不明だが、直ちに埋める作業を行うとしています。 新たに地下に空洞が見つかったのは、東京 調布市の住宅街で10月、道路が陥没したところからおよそ40メートル北、その地下深くでは東日本高速道路が「東京外かく環状道路」のトンネルを建設しています。 東日本高速道路は、10月に見つかった陥没についてトンネル工事との関係はわからないとしたうえで、工事を中断して地盤を詳しく調べるボーリングなどの調査を続けています。 その結果、2日の調査で空洞が見つかり、位置は深さ5メートルより下で、大きさは、 ▽幅およそ4メートル ▽長さおよそ30メートル ▽空洞内の高さはおよそ3メートル あるということです。
東京外郭環状道路(外環道)工事を巡り、東京都調布市の職員が東日本高速道路など事業者側に市民の個人情報の漏えいを繰り返していた問題で、市による住民団体への初の説明会が29日、市内で開かれた。市側は、外環道の陥没現場周辺に住む市民ら13人と昨年10月に面談した際に了解なく録音し、内容を文字起こしして「面談メモ」として事業者側に提供していたと明らかにした。 面談メモは、市個人情報保護審査会が15日に公表した意見書で指摘した、個人情報部分を黒塗りせずに事業者側へ提供した26件の不適切事例のうちの1つという。説明会で代田敏彦都市整備部参事は「テープ起こしした形の記録を作っている。言った言わないにならないよう(事業者に)正確に伝えるため」と釈明した。市民らは「犯罪だ」「市民への裏切り行為」と反発した。
先日,深夜に友人と話している際に「スライドのフォントに結局 Noto Sans(≒ 源ノ角ゴシック)を選んでしまう」という話題が出ました*1.Noto Sans がオープンソースであり,Google スライド等のアプリケーションで最初から使用できるという理由も勿論あるのですが,個人的にはそれだけが理由でないように感じます. ときに,プレゼンテーション用のスライドにはどのような書体が適しているのでしょうか? 遠くから見えるように,視認性が高いフォントを使いましょう! ――という教科書的な回答はさておき,これは結構難しい問題に思えます.というのも(特に,洒落た発表ではなく研究発表のようにお堅い)スライドは,視認性のほかに,ある主の無味乾燥さが求められるように感じるからです.個人的には,「視認性」「ニュートラルさ」「デフォルト感がない」の 3 つを兼ね備えた書体が適切であると感じています.このあ
群馬県安中市の上信越道北野牧トンネル入り口付近に、高さ約70メートルの巨大な岩塊がそびえている。断崖絶壁の状態で、将来的に落石の恐れもあることから、東日本高速道路は今月から岩を撤去する工事に着手する。現在、掘削工事に向けて岩を覆うように足場が組まれており、山腹に築かれた要塞(ようさい)のようにも見える。 北野牧トンネルは、松井田妙義インターと碓氷軽井沢インター間にあり、長さ190メートル。1993年に供用が始まった。 巨大な岩塊は、トンネルの長野県側の入り口の上にある。96年に北海道で発生したトンネル崩落事故を受け、北野牧トンネルでも岩盤を調査した結果、将来的に落石のリスクが確認されたため、対策方法を検討して2014年、岩塊を除去する方針が決まった。 工事は17年から始まっている。岩塊はトンネルと反対の裏側から掘削して運び出す。撤去する岩は約9万5千立方メートルとなる見込み。 周辺は急峻(
高速道路における大雪時の「車両立ち往生」対策として、布製タイヤチェーンが活用されます。軽量で取り付けもかんたん、というメリットを生かし、立ち往生を素早く移動させるために使用するそうです。 布製タイヤチェーンを積んで立ち往生現場へ急行! NEXCO東日本は2019年12月18日(水)、小畠 徹社長の定例会見を実施し、2019年度冬の道路交通確保に向けた取り組みについて発表しました。 関東から北海道にまたがるNEXCO東日本の管轄エリアは、その6割が積雪寒冷地です。除雪作業や凍結防止作業といった従来の雪対策に加え、今年度は、大雪時における車両の立ち往生対策を強化するといいます。その一環として、立ち往生車両を素早く移動させるため、「布製カバータイプのタイヤチェーン」を活用するそうです。 布製タイヤチェーンを付けた大型車のイメージ(画像:NEXCO東日本)。 布製のタイヤチェーンは、雪や氷に薄い布
今月、東京 調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、東日本高速道路の社長は会見で「発生時は当社が主体的に周辺住民への避難の呼びかけや通行止めを決めた。関係者に大変ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」と述べました。 今月18日、東京 調布市の住宅街で道路が陥没し、付近の地下40メートルより深い場所で「東京外かく環状道路」を建設している東日本高速道路は、工事との関係はわかっていないとしていますが、作業を止めて原因の調査を始めています。 28日、東日本高速道路の定例記者会見が開かれ、この中で小畠徹社長は「地下で工事を行っていたのは事実で、陥没発生時は当社が主体的に周辺住民への避難の呼びかけや通行止めを決めた。関係者に大変ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」と述べました。 また、工事再開の判断については「調査のうえで、どのような意見が出るかは予測できないが、有識者の判断を伺い、地域住民にも十分な
東京 調布市で道路の陥没や地下の空洞が見つかった問題で、地下のトンネル工事の影響で緩んだ地盤を補修するため、トンネルの真上にある住宅の解体工事が25日から始まります。 調布市の住宅街ではおととし10月以降、道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかり、地下深くで行われていた「東京外かく環状道路」の掘削工事を行っていた東日本高速道路などはトンネルの真上の幅およそ16メートル、長さ220メートル、深さ最大およそ50メートルの範囲について、緩んだ地盤の補修を行う方針です。 東日本高速道路などは対象となる範囲の住宅の一時的な移転や買い取りを進めていて、25日から解体工事を始める予定です。 住宅の解体後、特殊な機械を使って土を固める材料を地中に注入し、地盤の強度を高める計画ですが、現時点では作業の開始時期については見通しが立っていないとしています。 一方、東日本高速道路などは1年余り中断していた「外環道
東京 調布市の住宅街で、道路の陥没が見つかってから18日で4年です。陥没の原因は地下のトンネル工事とされ、工事を行う東日本高速道路は現場周辺で地盤の補修工事を進めていますが、依然として完了のめどは立っていません。 4年前の2020年10月18日以降、調布市の住宅街で道路の陥没や地中の空洞が相次いで見つかりました。 現場の地下深くでは東日本高速道路が「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事を行っていて、会社などが設置した有識者委員会はこのトンネル工事が陥没や空洞の原因だとしています。 このため会社は、現場周辺での掘削工事を中断するとともに、トンネルの真上の幅16メートル、長さ220メートルの範囲で緩んだ地盤の補修工事を進めています。 会社によりますと、補修工事を行う範囲にある、およそ30軒のうち9割で住宅の買い取りや一時移転の交渉などを終え、これまでに19軒の建物が解体されたということです。
新潟県内の関越自動車道では大雪の影響で、16日から上りで今も立往生が続いています。東日本高速道路によりますと、午後7時の時点で、およそ260台が立往生しているということで、除雪などを進めて19日の朝には現場の通行を再開したいとしています。 東日本高速道路や警察によりますと、新潟県内の関越自動車道は大雪の影響で16日午後から多数の車が立往生し、その距離は上り・下りともに最大で15キロに達しました。 その後重機で除雪作業などが進められ、下りの立往生は18日朝、解消されましたが、上りでは立往生が続いていて、午後7時の時点でおよそ260台立往生しているということです。 一方、消防によりますと、この長時間の立往生によって体調を崩したという通報も複数、寄せられ、これまでに4人が搬送されたということです。 立往生が続く上りでは、東日本高速道路と陸上自衛隊がおにぎりやパンなどの食料やガソリン、それに毛布な
「前回同様、取扱厳重注意で」と書いた上で調布市の担当者が国土交通省東京外環国道事務所の担当者らに送信したメールの写し(一部画像処理) 東京外郭環状道路(外環道)工事を巡り、東京都調布市に情報公開請求をした男性の個人情報入り請求書の写しを市職員が漏えいした問題で、市職員が国土交通省東京外環国道事務所など3者に対し請求書を送信したメールで「前回同様、取扱厳重注意でお願いします」などと記していたことが本紙の取材で分かった。 本紙は、市職員が東京外環国道事務所、東日本高速道路、中日本高速道路の各担当課長宛てに、市内男性(74)の情報公開請求書を添付したメールを入手。発信人は市都市整備部街づくり事業課員となっている。「市民から外環に関する情報開示請求がありましたので情報提供いたします」などと記し、「請求書を添付いたします。前回同様、取扱厳重注意でお願いいたします」と念を押している。請求書には男性の氏
東京外かく環状道路のトンネル工事で緩んだ地盤の補修作業が進む東京 調布市の住宅街で、大手ゼネコンの鹿島建設は工事関係者がグループチャットで住民の様子などを不適切な表現で報告し合っていたとして、ホームページ上で謝罪しました。鹿島建設はやりとりの内容などについて明らかにしていません。 調布市では、2020年10月以降住宅街で道路の陥没や地中に空洞が見つかり、東日本高速道路が行う「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事が原因とみられることから、去年夏以降、地盤の補修工事が進んでいます。 工事の共同企業体の代表、鹿島建設は13日にホームページで「職員らが近隣の住民を監視・盗撮しているのではないかとの報道があり、工事関係者がグループチャットアプリで周辺にお住まいの方に礼節を欠いた不適切な表現で情報交換があったことを確認した」と掲載しました。 取材に対し鹿島建設は「不適切な表現」の内容ややりとりの背景
外環道は、都心から半径15キロメートルを環状に結ぶ幹線道路。東京都練馬区大泉から埼玉県を経て、千葉県市川市へつながる。完成すれば関越道、中央道、東名高速道が結ばれる計画で、都心部の渋滞緩和が期待される。 外環道の工事は「大深度」で進んでいた。大深度は地下40メートルより深い場所など一般的に利用されない深い地下だ。道路や鉄道など公益の事業は地上の地権者との用地交渉や補償をしなくても国土交通省または都道府県の認可を受けて使用できる。 限られた地下のスペースを有効活用する目的で2001年に首都圏、近畿圏、中部圏の3大都市圏に限って特別措置法が施行された。国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路、中日本高速道路は「安全対策を十分に実施することで、地表面の安全が損なわれる事象は生じないと考えられる」と説明していた。 現場の地下40メートルでは関越自動車道と東名高速道をつなぐトンネル工事が行われていた
「陥没や空洞はトンネル工事と因果関係があったと認めざるを得ない。地域の住民や関係者におわび申し上げる」 東京都調布市の東京外かく環状道路(外環道)の大深度トンネル工事現場の直上で起こった住宅地の陥没事故。東日本高速道路会社関東支社の加藤健治建設事業部長は2020年12月18日、有識者委員会(委員長:小泉淳早稲田大学名誉教授)が事故後の調査結果や分析内容の中間報告をまとめたのを受けて謝罪した。同社はこれまで「陥没・空洞とトンネル工事との関係は不明」という姿勢だったが、事故からちょうど2カ月たった段階で責任を初めて認めた。 東日本高速が陥没や空洞とトンネル工事との因果関係を認めた最大の理由は、掘進したトンネルの頂部から陥没箇所や空洞箇所まで、地盤に煙突状の緩み領域が見つかったからだ。事故後の調査で明らかになった。 住宅地を通る市道が幅3m、長さ1.5m、深さ5mにわたって陥没したのは2020年
10日以降、東京23区などでも雪が積もるおそれがあることから、首都高速道路は予防的な対応として事前の通行止めを行う可能性があると発表しました。 気象庁によりますと、関東地方は10日から11日にかけて広い範囲で雪や雨が降る見込みで、東京23区などでも雪が積もるおそれがあります。 これを踏まえ首都高速道路は10日以降、本格的に雪が積もる前から通行止めを実施する「計画的・予防的通行止め」を行う可能性があると発表しました。 通行止めを行わない場合でも、高速道路の交通量が過密にならないよう一時的に入り口を閉鎖することもあるということです。 首都高速道路では先月の大雪の際、トラックが横転する事故が起きたほか、およそ10時間にわたって立往生が発生した箇所もありました。 首都高速道路は「早めの対応を行うとともに、ドライバーの皆様には不要不急の外出を控え、雪道を走る際は冬用タイヤやチェーンの装着をお願いした
4つの高速道路会社が管理する高速道路のうち、耐震補強が必要な橋りょう部分の工事の状況を会計検査院が調査した結果、昨年度末時点で9割で完了していないことがわかりました。 会計検査院は、東日本高速道路と中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路が管理する高速道路について、橋脚によって道路部分が支えられている橋りょうの耐震状況を調べました。 橋りょうは、4社で合わせて1万7000余りあり、このうち耐震補強工事が必要な4454か所を調べたところ、昨年度末までに完了していたのは449か所で、9割にあたる4005か所で工事が完了していなかったことがわかりました。 このうち7割近い3059の橋りょうについては、工事の契約も行われていなかったということです。 一方、完了済みや、現在工事中の状況を調べたところ、上下線が分離している橋りょうで、効率的でない工事があったとしています。 会計検査院は、高
およそ1年前、東京 調布市の住宅街で地下のトンネル工事により、真上にある道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかった問題で、真上以外の場所でも地盤が緩んでいる可能性があることが、専門家による地盤の調査で分かりました。 調布市の住宅街では去年10月以降、道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかり、東日本高速道路が現場の地下で行っていた「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事の影響で地盤が緩んだとみられることが、有識者委員会の調査で明らかになっています。 地盤工学が専門で、芝浦工業大学の稲積真哉教授は先月、トンネルの真上から20メートルほど離れた地点を含む4か所で、深さ5メートル程度までの地盤の状態を調べました。 その結果、もともと軟弱で振動を増幅させやすい表層の地盤の中に、極めて緩い場所があることが分かりました。 その場所を詳しく調べると、深さ1.5メートルから3.5メートル付近で亀裂のような隙
「地上への影響はない」といわれてきた大深度地下工事の前提が崩れた。東京都調布市の東京外かく環状道路(外環道)のトンネル工事ルート上に発生した陥没などを巡り、東日本高速道路(NEXCO東日本)の有識者委員会は工事の影響を認めた。ただ、現地の住民の不信はぬぐえないまま。同様に大深度地下で建設されるリニア中央新幹線の工事で、地上の安全は確保できるのか。住民の不安は尽きない。 「同じようなことが起きるんじゃないかと、不安でいっぱいだよ」。東京都大田区に住む真保(しんぼ)雅一さん(65)はため息をつく。自宅の真下には今後、JR東海が開通を目指すリニア中央新幹線のトンネルが通る。外環道と同じく「大深度地下使用法」に基づく認可を受け、地下40メートル以上の深さをシールド工法で掘り進められる。
東京・狛江市が管理する道路で見つかった陥没を、東日本高速道路が市に無断で補修し注意を受けていたことがわかりました。 地下では3年前に「東京外かく環状道路」の掘削工事が行われ、東日本高速道路は陥没との関連性は低いとしたうえで、安全を第1に考えて補修したと説明しています。 東日本高速道路によりますと、ことし8月から今月にかけて、東京・調布市入間町でサイクリング道路が複数陥没しているのを、巡回中の担当者が見つけました。 直径は5センチから10センチ、深さはいずれも20センチほどだということです。 この道路は隣接する狛江市が管理していますが、東日本高速道路は陥没した箇所を市に連絡しないまま補修していたことを明らかにしました。 この地下では3年前に「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事が行われ、周辺に異常がないか巡回も続けられていましたが、専門家の意見も踏まえ今回の陥没と掘削工事との関連性は低いと
19日正午ごろ、宮城県大崎市の東北自動車道の下り線で、雪の影響とみられる多重事故が起き、60代の男性1人が死亡、17人が病院に搬送され、うち2人が大けがをして手当てを受けています。事故は車両およそ140台が関係していましたが、警察などが午後8時すぎにすべての車両の撤去や移動を終えました。 19日午前11時50分ごろ大崎市古川の東北自動車道下り線で、雪の影響とみられる複数の事故が起きました。 警察によりますと、これまでに普通乗用車に乗っていた岩手県一関市の須藤美洋さん(65)が全身を強く打って死亡し、17人が病院に搬送され、このうち2人が大けがをして手当てを受けています。 現場は古川インターチェンジと長者原サービスエリアの間で、およそ900メートルにわたって多くの車両が動けなくなり、事故に関連するのはおよそ140台に上りました。 仙台管区気象台によりますと、19日の宮城県は風が強く、ところに
東京 調布市の住宅街で道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかった問題で、地下のトンネル工事を行った東日本高速道路は、トンネルの真上以外で行った調査の結果「工事の振動で地盤を弱めた事実は確認されなかった」などとする見解をまとめました。今週にも住民に説明することにしています。 調布市の住宅街で去年10月以降、道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかった問題で、東日本高速道路はこれまでトンネルの真上については工事で地盤が緩んだことを認めた一方、そのほかでは「地盤は緩んでいない」と説明しています。 これに対し、住民は真上以外の地域でも詳しい調査を行うよう求めていました。 このため東日本高速道路はトンネルの真上以外の3地点でボーリング調査や採取した土の振動実験などを行ってきました。 東日本高速道路は14日午後、結果を公表し、3地点すべてで隙間が確認されたものの、数ミリ以上の特異な空洞などはないとしたほ
こんにちは、LeapMindでマーケティングを担当している坂口です。 今、AIや機械学習を活用した世の中での取り組みや事例を知ることで、自分の身の回りのどのようなことに活用できそうかを考えるきっかけや土台となるよう、昨年からはじめた AI/機械学習 NEWSのまとめ記事を今年もお届けします! ただ、「AI」という言葉を使用しているだけ、サービスをリリースしただけといったNEWSではなく、実際に現場に組み込まれた事例や実証実験を開始したものなど具体的なNEWSを厳選してピックアップしています。(※そして特に「画像認識」がメインです。) 興味のある業界だけチェックしてもよし、全部目を通して今年を振り返るもよしです! わかるものは各企業の関係なども入れてます。 業界ごとの活用マップもつけているのでぜひ見てみてください〜! ■ ダイジェスト 昨年から大きく変化した部分はないですが、自動車や交通では
東京外郭環状道路(外環道)の大深度地下トンネル掘削で陥没した東京都調布市の地盤の補修工事が、付近を流れる川で気泡が発生したとして中断されたことが、東日本高速道路への取材で分かった。この気泡と工事との関連が疑われるためで、東日本高速が調査する方針。住民からは「工事が周囲の地盤を壊しているのでは」と不安の声が出ている。 付近では2020年10月以降、地面の陥没や地中の空洞を計4カ所確認。地下40メートル以深の大深度をシールドマシンで掘削した影響とされ、一帯でも地盤の緩みが確認されたため、東日本高速は今年8月、補修材を圧縮空気とともに地中に送り込む工事に着手した。 今月2日になって現場の建設会社職員が、施工地点の東側を流れる入間川の水面1カ所で気泡を発見。この日は補修範囲のうち2カ所で作業し、気泡が見つかった地点からはそれぞれ約20メートル、80メートルほど離れていた。作業を終えると気泡は止まっ
ことし10月、東京 調布市の住宅街で見つかった陥没や空洞について、現場付近の地下で道路の建設工事を行っている東日本高速道路は18日、会見を開き、トンネルの掘削工事が要因の一つである可能性が高いと推定されるという分析結果を発表しました。 ことし10月、東京 調布市の住宅街で見つかった陥没を受け、地下で「東京外かく環状道路」=通称「外環道」のトンネル掘削工事を行っている東日本高速道路は18日夕方、専門家とともに会見を開き、調査の中間報告を発表しました。 この中で、陥没や空洞が見つかった周辺の場所では、地表付近からトンネル掘削工事を行っていた地下47メートルほどの深さまで大部分が単一の砂の層で流動化しやすい層が連続しているなど特殊な地盤だとしています。 そして陥没が見つかった後に行ったボーリング調査で、地盤が緩んでいる状態であることが確認され、緩んだ地盤は、工事を行っていたトンネルの方向に局所的
首都圏の環状道路の1つ「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事の影響で陥没した道路の周辺の住民が申し立てた仮処分について、東京地方裁判所は「具体的な再発防止策が示されていない」などとして国と東日本高速道路などに一部区間の工事の中止を命じる決定をしました。陥没が見つかった地域では工事が中断されていますが、陥没した現場を含む一部の区間は同じ工法では再開できなくなりました。 工事の中止が命じられたのは、東京外かく環状道路=通称「外環道」の東名ジャンクションから中央ジャンクション付近までのおよそ9キロの区間です。 外環道では東京 世田谷区と練馬区を結ぶ16キロの区間で地下の掘削工事が進められていましたが、おととし10月に東京 調布市で道路の陥没が見つかり東日本高速道路は工事を中断しました。 仮処分は陥没が起きる5か月前に建設予定地の周辺住民たちが申し立て「シールドマシン」という巨大な掘削機で地下深
18日、東京 調布市の住宅街で道路が幅5メートルにわたって陥没しているのが見つかりました。 付近の地下深くでは東日本高速道路がトンネルを建設する工事を行っていて、19日夕方、東日本高速道路の担当者や専門家が会見を開き、工事との因果関係はわからないとしたうえで、原因が究明できるまでは再開しない方針だと明らかにしました。 会社が専門家の意見を聞いて陥没との関係を調査することにしています。 18日午後、東京 調布市東つつじヶ丘2丁目の住宅街で住宅の前の道路が突然陥没し幅5メートル、長さ2メートル、深さ5メートルほどの穴があきました。 現場付近では、大深度地下と呼ばれる地表から40メートル以上の地下で東日本高速道路が「東京外かく環状道路」の建設工事を行っていて、会社によりますと先月中旬にトンネルを掘削する大型の機械が通過したということです。 東日本高速道路の担当者や専門家が19日夕方、会見を開き、
東京都調布市で起きた道路の陥没は、地下47メートルでのトンネル工事が原因であることが専門家らの調査で確認された。こうした大深度での工事はリニア中央新幹線をはじめ、今後も各地で予定されており、今回の事故を受けた安全対策などでスケジュールに影響する可能性もある。【山本佳孝】 土砂の過剰取り込みで地盤緩んだ結果…… 2020年10月、調布市で道路が突然、長さ5メートル、幅3メートル、深さ5メートルにわたって陥没する事故が起きた。東日本高速道路の有識者委員会(委員長、小泉淳・早稲田大名誉教授)が2月に報告書をまとめ、真下の地下47メートルで実施していた東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事と陥没の因果関係を認めた。 報告書によると、…
東北自動車道の栃木県内で最も南に位置するサービスエリアで、県内の高速道路の休憩施設としては最大規模。 同サービスエリアは上下線とも本線の西側にあり、上り線は本線をアウトパスして西側へ行く構造となっている。丘陵上にあり、下り側は本線とほぼ同じ地上高であるが上り側は7mほど高い場所に立地している。上下線が同じ施設を使用しているわけではないため、Uターン等はできないが、連絡通路(階段)の徒歩移動により売店・レストラン・トイレについては上下施設の相互利用が可能。 2008年7月24日に旅籠屋が運営する「E-NEXCO LODGE 佐野SA店」が上り線側の敷地にオープンした。国内で4例目、東日本高速道路管内では初の高速道路上の宿泊施設となった[1]。上り線側利用者は専用駐車場が建物傍にある一方、下り線利用者は下りSAにそのまま駐車し、連絡通路で上り線側に渡る形で利用する。また、2009年12月21日
去年、東京・調布市の道路の陥没や地下の空洞が見つかった住宅街で、また新たに空洞が見つかったことがわかりました。 空洞はこれで3か所目で、付近の地下でトンネルの掘削工事を行う東日本高速道路は、ただちに空洞を埋める作業を行うとしています。 新たに空洞が見つかったのは、東京・調布市の住宅街にある公園付近です。 その地下の深いところで「東京外かく環状道路」=「外環道」のトンネル掘削工事を行う東日本高速道路が、去年10月以降、道路の陥没や地下の空洞が見つかった場所のすぐ近くで、新たにボーリング調査で見つけ、公表しました。 それによりますと、空洞は地下16メートルほどのところにあり、大きさは、長さおよそ10メートル、幅およそ4メートル、内部の高さはおよそ4メートルあるということです。 東日本高速道路は、地表面の変化を捉える機器で監視をして、ただちに空洞を埋める作業を行うとしています。 この付近では去年
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